白馬三山縦走、天気晴朗なれども風強し(北ア)
- GPS
- 27:01
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,929m
- 下り
- 2,538m
コースタイム
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 5:38
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:43
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ〜ガス〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り 猿倉荘から八方第5駐車場までアルピコ交通のバスで料金930円。 登山者を想定したバスの運行は10月9日で終了しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
栂池高原〜白馬岳 特に危険な箇所は無いと思います。 白馬岳〜白馬鑓温泉分岐 特に危険な箇所はありませんが、杓子岳の稜線は長野県側がスッパリと切れ落ちています。 白馬鑓温泉分岐〜白馬鑓温泉 白馬鑓温泉手前の閃緑岩の岩場は鎖で整備されていますが、雨で濡れているとかなり滑り易いです。 白馬鑓温泉〜猿倉 白馬鑓温泉からしばらくは登山道が狭く谷側に崩落気味の箇所があります。 |
写真
感想
【感想/記録】
急に寒くなったせいか、不覚にも鼻風邪をひいてしまい鼻水が止まらなくなりました。葛根湯をガンガン飲んで何とか風邪を抑え込み山行の準備を完了。三連休の初日は雨模様で2泊で行こうと思っていた後立山連峰の縦走は断念し、白馬岳から不帰ノ険を経由して唐松岳まで縦走する事に。
■1日目 活動時間:5時間46分 活動距離:9.76km 高低差:1,094m 累積標高上り/下り:1,333m/463m 消費カロリー:2302kcal
車は無料の八方第5駐車場に停めて、始発のバスで栂池に移動。連休で好天の予報のためか栂池パノラマウェイの乗り場は長蛇の列。栂池の駐車場も混み合ってすぐに満車になったようです。ロープウェイはこれまで来た中では、最も混みあっていました。7時から始発便が出始め、30分待って8時過ぎに栂池高原に到着し、準備をして20分には出発。
最初の樹林帯は風もなく日差しがあり気温が高めなので、すぐに暑くて汗だくに。新しく整備され歩きやすくなった天狗原の木道を過ぎると、大きな岩でゴロゴロの登山道になります。ここを登りきると白馬乗鞍岳に到着。休まないで白馬大池に向かいます。白馬大池で野営場はもうテントでかなり埋まっておりました。
昼食を食べてから船越ノ頭から小蓮華山に到着しちょっと休息。細かいピークを乗り越えて、13時15分過ぎに白馬岳へ到着。お天気は晴れて稜線上でも微風で、穏やかなお天気です。北アルプスの山々、立山〜剱岳まで見えます。しばらく撮影をしてから混まないうちに、早くテントの設営をしたいので野営場へ下ります。2時過ぎに到着した野営場は、テントで結構埋まっていましたが、幸い平らな場所にテントを設営できました。
白馬岳頂上宿舎は小屋締め前のセールで、生ビールが半額セールを開催中でしたので迷わず注文。お代わりをしたかったのに、すぐに売り切れになりました。チョコレートなどのお菓子類も半額でしたので、持ってきていなければ買ったのに残念。早目に夕食を食べてから夕日を撮影しに、野営場裏の小高い丘へ移動。少し雲はありましたが、幸い雲海に夕日が沈む光景を見ることができました。まだ辺りはうるさかったけど寝れないのを覚悟で6時半過ぎには寝ました。
■2日目 活動時間:6時間47分 活動距離:11.3km 高低差:1,652m 累積標高上り/下り:666m/2,129m 消費カロリー: 2739kcal
翌朝は2時45分頃に起床し、お湯を沸かし朝食の準備し、寒かったけどフリースとダウンの上下を脱ぎシュラフも片付け、朝食を食べてからテントを撤収。夜半から風でテントが少し揺れていましたが、風がちょっと吹いている中、何とか無事テントをザックへ収納する事ができました。杓子岳でご来光を見るために、まだ暗い4時半過ぎに頃に出発。ヘッデンの灯りを頼りに登山道を進み、5時半頃に杓子岳頂上に到着。風が強くて寒いけど徐々に明るくなる東の空を眺めながら、しばらく待っていると、無事ご来光を迎える事ができました。
撮影をしたら一旦下って登り返し白馬鑓ヶ岳に到着。ここからは立山〜剱岳、北アルプスの山々が見えましたが、更に風が強くなり寒い。唐松岳へ行く予定でしたが、富山県側からの強風で、追い風だと体がふらついて持っていかれそう。不帰ノ険を歩くには少し危険そうなので、白馬鑓温泉から猿倉へ下山する事に予定を変更。ソフトシェル、ビーニー、防寒グローブを外し、帽子とクライミンググローブに装備を換装。
予想通り少し標高を下げると風は穏やかになり、暑くて途中でジャケットも脱ぎ、少しザレた登山道を進むと噂の滑り易い閃緑岩の岩場が登場。幸い乾いていたので大丈夫でしたが、湧き水で濡れた箇所ではアッサリと滑りました。鑓温泉は営業を終了したのに、沢山の方々が幕営し温泉につかっている方も多数。更衣室も無いのに皆さんワイルドです。女性の方は水着を着用されておられましたが、どこで着替えたのでしょう。
ここで昼食を食べながらふと上を見上げると、青空と白馬鑓ヶ岳の稜線と紅葉の絶景が広がり撮影タイムとなりました。下山する頃には少しガスりましたが、下山途中でもこの光景が見られて、唐松岳へ行かなくて良かったかもと思いました。ここからはあとは下るだけと思っていたら、細かいアップダウンが続き標高を中々下げられない。登山道は狭く崩落気味の箇所は慎重に進むと、緩やかな登山道になり標高も下げられました。途中では赤、黄、緑の紅葉地帯が見られましたが、ちょうど曇り空で発色は今ひとつ。晴れていれば絶景だったのに残念。11時20分頃にようやく猿倉荘へ到着。長かったけどエスケープルートとして歩いた白馬鑓温泉のルート、歩く予定は無かったのですが、素晴らしい紅葉が見られて良かったです。でもバスが来るまで1時間ほど時間が空いて暇でしたが、バスがあるだけ良かったです。
先週の立山はテントの結露が凍っていましたが、今回は気温が高く凍結や霜柱も無くこの時期としては気温がかなり高かったようです。不帰ノ険から唐松岳までは3年前に登山グループの隊長と一緒に歩きましたが、今回は1人でこのルートを歩いてみたかったけど、また来年ですね。
余談ですが、帰りの北陸自動車道、富山県に入ってからしばらくすると前方に白いクラウンを発見。何か危険を予知して、追越車線から走行車線へ変更し、白いクラウンを追走していると、後ろから追い抜いたプリウスが速度オーバーで捕まっていました( ̄◇ ̄;)。この後は特に安全運転で帰りましたとさ。
【注意点や反省点】
八方BTから栂池高原行きの始発バスは6:35発だと思っていたら6:05発でした。早目に到着してインフォメーションで確認して良かった。時刻表が複雑で分かりにくいです。
白馬岳頂上宿舎は10月9日で営業を終了しています。野営場は一泊千円でしたが、野営場のトイレと水場も終了です。ここはペグが効きづらいのが残念ですね。
水分500mlを含むザック、カメラバッグ、ウエストポーチの重さは約15.5kg。
【Apple Watch等による計測結果】
ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)
784
848
エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)
44
52
スタンド(1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)
15
14
登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)
267
177
ウォーキングの距離(km)
20.7
22.6
歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)
29,588
30,958
心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)
56〜138
56〜129
体重
62.3 -> 61.5
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