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Yamareco

記録ID: 131157
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

千畳敷-空木岳-池山尾根

2011年08月29日(月) ~ 2011年08月30日(火)
 - 拍手
GPS
12:26
距離
19.6km
登り
1,149m
下り
2,935m

コースタイム

8/29
菅の台BC 0650バス
しらび平 0740-50RW
千畳敷 0758-0811
極楽平 0838
島田娘 0848-55
濁沢大峰 0952-1003
檜尾岳 1052-1103
2708南西コル 1206-14
熊沢岳 1225
熊沢岳東川岳コル1308-18
東川岳 1337
木曾殿越 1353
8/30
木曾殿越 0514
第一ピーク 0600
空木岳 0627-43
駒峰ヒュッテ 0649-58
駒石 0716
分岐 0733
Co.2440付近 0742-50
ヨナ沢頭 0805
迷尾根 0821
Co.2120付近 0844-51
マセナギ 0910
尻無(登山道分岐)0915
池山避難小屋 0938-49
旧池山小屋分岐1005
タカウチ場 1017
池山登山口 1037-47
林道出合(標高1250表示、駐車多数)1058
菅の台神社 1131
菅の台BC 1137
天候 8/29 晴れのち霧
8/30 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
菅の台BC駐車。一回500円。
池山尾根は以前の登山口までは車で入れない。標高1250表示の林道登山道出合に多数駐車あり。
コース状況/
危険箇所等
東川岳から木曾殿越へ下る所は左が切れているので案外危ない。
池山尾根小地獄付近で、数ヶ所、巻き道が尾根上に付け替えられているが、難易度は同じ。
好天の千畳敷
宝剣ははしょって極楽平へ
宝剣ははしょって極楽平へ
極楽平から木曽側
極楽平から木曽側
チシマギキョウ。少なかった
チシマギキョウ。少なかった
檜尾方面。段々とガスに覆われがちになる
檜尾方面。段々とガスに覆われがちになる
三ノ沢岳。これもガスに覆われがち
三ノ沢岳。これもガスに覆われがち
サルの群れ。濁沢大峰手前コル
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サルの群れ。濁沢大峰手前コル
エゾオヤマノリンドウ
エゾオヤマノリンドウ
ハクサンフウロとイワオトギリ
ハクサンフウロとイワオトギリ
段々と視界は悪化
段々と視界は悪化
ダイモンジソウ
トウヤクリンドウ。飽きるほどあった
トウヤクリンドウ。飽きるほどあった
檜尾岳から檜尾尾根方面
檜尾岳から檜尾尾根方面
たまに視界は開ける
たまに視界は開ける
イワニガナとイワオトギリ
イワニガナとイワオトギリ
ミヤマシオガマ
イワシャジン
木曾殿越から空木方面
木曾殿越から空木方面
空木への登り途中で日の出
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空木への登り途中で日の出
朝日の東川岳〜熊沢岳
朝日の東川岳〜熊沢岳
空木山頂方面
花崗岩に丸太を固定した変わったルート
花崗岩に丸太を固定した変わったルート
空木山頂より南アルプス。多分北岳から南。
空木山頂より南アルプス。多分北岳から南。
南駒方面
槍・穂高
南駒アップ
7年前は真新しかった流出防止工事。
失敗ですね
7年前は真新しかった流出防止工事。
失敗ですね
駒峰ヒュッテから北方
駒峰ヒュッテから北方
ゴゼンタチバナの実。暇なんでこんな写真も撮りました
ゴゼンタチバナの実。暇なんでこんな写真も撮りました
キツリフネ。タカウチ場上
キツリフネ。タカウチ場上
ヤマジノホトトギス。タカウチ場上
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ヤマジノホトトギス。タカウチ場上

感想

平日になった休みを利用して、7年ほどご無沙汰していた中央アルプスの縦走に。

実は、中央アルプスは良い思い出がない。木曽駒・宝剣の時は雷雨の予報で計画を縮小し、
雷雨の1時間以上前には千畳敷についてしめしめと思っていたのに、RWが順番待ち中に
落雷で運行休止。復旧後、非常ブレーキ?使用で一便数十分かかる運行となり、2時間まって
下りられた。(全員が下りるのには深夜まで掛かったようだ)
空木・南駒の時は空木山頂ガス、南駒へ向かう途中で雨となり全く展望無し。翌日も雨。
丁度大地獄あたりで腹を下し、脂汗を浮かべて悪場を下るという目にあった。

6時半頃、菅の台BCに着くと早くも人の列ができている。RWは8時始発だったが、(バスも)10分早い臨時便が出た。
当初は乗越浄土から縦走をスタートする予定だったが、前日、夕立が早かったことと、天気予報から、
宝剣を割愛して極楽平へ直行した。2週間前に結構きつい思いをしたので、今回は苦労したくないのである。
お盆から2週間たって、花は完全に秋のものになっている。
極楽平へ登り着くと、幸いにもガスが多いながらも何とか視界が利く。2711Pと濁沢大峰間のコルで
サルの群に遭遇。
このあたりから、東川岳付近まで、ちょっと見た目は花崗岩ぽくも見えるが、緻密で案外滑りやすい岩が多い。
徐々に天気は悪くなり、霧に覆われる時間の比率が段々多くなってくる。花は、トウヤクリンドウと
イワツメクサばかりが目立つが、濁沢大峰前後には小規模な草本性お花畑があって、フウロやイワオトギリなどが
咲いている。
木曾殿越の手前の下りは左が切れているので結構危ない。14時前殿越着。
前日はこの時間から夕立があったとのことだが、この日は幸いにしてこの近辺の山域では夕立はほぼなかった模様。

木曾殿山荘は前回・お盆の餓鬼岳小屋とは宿泊者の構成がずいぶん違った。(奇しくも夕食メニューがほぼ同じだったが)
私以外は15人ほどと5人の団体。到着は共に17時半過ぎ。(予約時に16時半到着と念を押される)

8/30
天気は完璧。気温低く湿度も低いので、御嶽、乗鞍、槍穂高と、登るに従って姿を現す山々を振り返って
見ながら、楽に空木岳山頂に着いてしまう。
なんといっても、ここから見る南駒の姿は素晴らしい。南アルプスも端から端まで見えている。
前回展望皆無だったのでとても嬉しい。

駒峰ヒュッテでは、掃除に来ていた人と立ち話。結局昨夜はその人達だけだったらしい。
駒石を過ぎて分岐手前付近で展望とはお別れになる。
ヒュッテで聞いていたが、小地獄付近は、巻き道を稜線へ付け替えた所が何カ所かあり、
その資材置場だったのか? 謎のテラスもあった。
池山小屋は分岐の表示に釣られて、水を汲みに立ち寄る。小屋は新しいが、あたりは草ぼうぼうで
気持ちが良いところではなかった。
前回、水を汲んだはずだが小屋の記憶がないので変だと思っていたら、
小屋まで行かなくても、分岐のすぐ下(しかも見通せる所)に水場があった。
東屋のある登山口を過ぎてからの下りは概ね林内だが、程良く風も通ってそれほど暑くなく、花も
それなりにあるし、「木陰のパノラマ遊歩道」と交錯するため若干のルートファインディングもどきも
あったりして飽きなかった。
一旦車道を少し歩いてからは菅の台神社境内を経由するのが本来のルートらしいが、標識が壊れているため
だれも気づかず、廃道化しかかっていた。通らなくても車道を100mかそこらの遠回りするだけなのだが、
タチギボウシもあったし気持ちが良かった。
お盆の時のようにばてることもなく、11:37車に戻った。この駐車場は日をまたいでも500円なのが嬉しい。
おしまい

その他咲いていた花
千畳敷カール
アキノキリンソウ、ウメバチソウ、オヤマソバ、イワツメクサ、ミヤマホツツジ、ウサギギク、イワニガナ、ヨツバシオガマ
稜線
ヤマハハコ、アキノキリンソウ、ミヤマホツツジ、オヤマソバ、モミジカラマツ(少)、ホタルブクロ(少)、
ゴゼンタチバナ(少)、イブキトラノオ、イワニガナ、トリカブト、クロトウヒレン
木曾殿越付近
トモエシオガマ、ホタルブクロ、イブキトラノオ、ヤマハハコ
池山尾根
アキノキリンソウ、カニコウモリ、エゾオヤマノリンドウ(少)、トリカブト、ヨツバヒヨドリ


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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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