横隈山から未踏の寂峰へ：藪はもうゴメンだ・・・・

2017年11月12日(日) [日帰り]

• GPS: 10:29
• 距離: 23.5km
• 登り: 1,056m
• 下り: 1,095m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:43
• 休憩: 0:41
• 合計: 10:24

7:07 野上駅
7:18 7:20 南向山萬福密寺
8:05 8:08 出牛峠
9:40 9:41 平沢峠
10:11 10:34 横隈山
13:20 13:26 茱平山
14:52 14:58 （河内）十二天山
17:31 ゴール地点

天候

たぶん日頃の行いが良かったんでしょうww
近頃にない、どピーカンでございました。

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：地元駅〜（東上線）〜小川町〜寄居〜（秩鉄）〜野上駅下車
帰り：八高線児玉駅〜小川町で乗り換える予定が、寝過ごして越生乗り換え〜坂戸〜（東上線）〜地元駅

コース状況／危険箇所等

横隈山までのアプローチは長いです。
野上駅から長い車道を歩き、峠越えをして出牛集落に出ます。
そこから再び車道を約1時間ほどでようやく登山口に至ります。
所要時間はトータルで約2時間ほど。
登山口には09:00AM着が精一杯ってことでしょうか。
これも、かたくなに公共交通機関しか使わないことに端を発してますが、それもご愛嬌、、、
アクセスの悪さには定評がある山にたとえ、北武蔵の聖岳と称してみては？

小山川西岸尾根（仮称）の稜線は、ほとんど歩かれていません。
というよりは道なんかありませぬ。
レコを検索してみても1パーティのみでした。
今回はその方々の記録を参考に予習に励みましたが、徒労に終わったようです。
横隈山から沢戸に降り、すぐに目につくのが林道っぽい道。
こっから送電鉄塔に上がるまでは藪です。
上記を皮切りに、普段より藪をかき分け進む場面が多かったように思えます。
道は無いので当然整備もされていません。

藪ばっかしで道のない二百名山に例えて、北武蔵の笈ヶ岳（おいずるがたけ）と称してみてはいかがかと？？

なんつって^^;

よって、あんましジャニはおすすめできませぬ。
もし歩かれるならば、地形図とコンパスの携行は必須。
今回の尾根、特に後半はコンパスワークの技量を必要とします。
地図ワークコンパスワークに自信のない方、さらにジャニのような行き当たりばったりの性格の方はご遠慮されたほうが懸命です。

写真

11/12 7:06

ちょっとお久しぶりの野上駅からスタート

11/12 7:06

駅から真っ直ぐ伸びる道を進む。

11/12 7:08

R140と交差し

11/12 7:08

そのまま直進

11/12 7:09

交差点の角に長瀞アルプスの看板あり

11/12 7:10

気温は+1℃くらい。
手がかじかむ感覚は久しぶりだ。

11/12 7:10

雲一つ無くて、澄んだ青い空

11/12 7:16

いい天気になりそうだ。

11/12 7:16

このあたりの標高は、135から140くらい。
そろそろ里も色づき始めたな

11/12 7:18

ここが長瀞アルプス入り口

11/12 7:18

左（北）へ進むと長瀞アルプスだが、今日は行かないよ

11/12 7:19

すぐ県道にぶち当たる

11/12 7:19

これが県道。
北上する。

11/12 7:20

県道13号線。
しばらく閑散とした、というか”うらびれた”ホテル街を通過。

11/12 7:25

沢に掛かる橋を渡る。

11/12 7:25

この橋は赤丸

11/12 7:26

この時間はまだ日が差し込まず

11/12 7:28

全体的に暗い雰囲気

11/12 7:31

沢を左に見て進む

11/12 7:33

ここが峠越えの取り付き

11/12 7:38

進むと

11/12 7:40

石垣があって

11/12 7:40

右上には巨大な溜池を囲む堤防が見える。

11/12 7:40

赤丸が取り付き。
溜池の巨大さが地図でもわかる。

11/12 7:40

では分け入る

11/12 7:44

落ち葉が深く、いかにも冬に向かう山道のようだ。

11/12 7:49

右にも道があるが、作業道なのでNG

11/12 7:50

ちょっとした休憩地っぽい場所で、上に上がる踏み跡もある。
辿ってはいけませぬよ決して。

11/12 7:51

ここは谷筋を上がると林道に上がれるが、踏み跡が交錯していてわかりづらい。

11/12 7:51

赤丸地点

11/12 7:52

なにやら人工物が見え

11/12 7:52

廃墟となった、長瀞高原ビレッジ

11/12 7:52

赤丸地点。
北の方向に破線が伸びてるが、今は訪れる人もいない

11/12 7:54

ここを左に進み、沢を渡ると

11/12 7:54

この赤テープが見えて

11/12 7:55

右に上がれる

11/12 7:55

ちょと荒れててあるきにくい

11/12 7:55

上がりきったら竹林が出迎える

11/12 7:57

ここはちょいと見迷いそうなんだが

11/12 7:59

踏み跡も明瞭で、トラロープで支持されてる箇所もあったりして、意外とわかりやすい。

11/12 7:59

竹を伐採して放置してる箇所もあって、頭上注意。

11/12 8:01

竹林を抜けしばらく山道が続く

11/12 8:06

幾度か回り込んで

11/12 8:07

明るくなって

11/12 8:07

ここが出牛峠。
以前にも書いたが、出牛とはゼウスの意味らしく、隠れキリシタンの里、という説もあるようだ。
この峠を越えて、官軍が、里に潜む困民党を襲った。

11/12 8:08

対岸に里への山道。

11/12 8:09

夏にこの道を逆に歩いた。
そのとき道標が根本から折れて打ち捨てられていた。

11/12 8:09

今はそっと横たわってる。
”西　野上樋口道”と読める

11/12 8:09

側面は日が当たって読めねぇ

11/12 8:09

更に進み

11/12 8:11

杉林が途切れる

11/12 8:14

梅林に出た。
何回も通ったが、梅の花を見たことがない。

11/12 8:16

色づき始めた木々を横目に

11/12 8:17

里が見えた

11/12 8:17

ここを上がると

11/12 8:17

社があって、安全祈願する。
この社に上がったことは無いのだジツは。

11/12 8:18

んで、畑の横を進み

11/12 8:20

再び県道

11/12 8:20

その前に西福寺の門前で、性懲りもなく安全祈願。

11/12 8:21

山門の中の紅葉が

11/12 8:21

鮮やかでっせ

11/12 8:23

対岸の森にも、金色になった木々が目立つ

11/12 8:23

さてと、県道を遡る

11/12 8:24

ん？
柿の直売？

11/12 8:25

軒先で干し柿を作ってる

11/12 8:25

箱がいくつもあって

11/12 8:25

んまそうな柿が満載だ。
買おうと思ったが、重くなるのでやめた。

11/12 8:25

やっぱ買えばヨカタ、、、よだれを垂らしながら進むと、稜線が見えた。
横隈山はあの向こうだ

11/12 8:25

本庄市に入ったぜ。

11/12 8:27

そうそう、皆野からここまでバスが出てるんだよね。
ここは終点始点で、切り返す場所。

11/12 8:28

このバス停は赤丸

11/12 8:29

もう少し進むと、またお寺。
光福寺、という。
西福寺〜光福寺、と福づいてるな、幸先いい、、って、物事は良い方に考えなきゃなww

11/12 8:30

例によって末席で拝む

11/12 8:30

この辺だいぶ前、地元の中ボーに”イノシシにきぃつけろ”と忠告された経験あり。
お寺を右折して、ふと見上げると

11/12 8:30

お〜〜青い、、、

11/12 8:31

トンビだろか？

11/12 8:31

上昇気流に乗って

11/12 8:31

ぷかぷかと気持ちよさげに

11/12 8:31

旋回してる

11/12 8:31

獲物でも探してるのか

11/12 8:31

結構でかい鳥だ

11/12 8:31

1mくらいあるのかな？
と、口をあんぐり開けて見上げていた。
傍から見ると、さぞやアホに見えるだろな

11/12 8:33

さて、なかなか山にたどり着かないんだが、まだまだでっせ

11/12 8:35

軒先の紅葉も

11/12 8:35

生け垣も、色づく

11/12 8:37

更に進む

11/12 8:40

平沢集落
山の麓の、最後の集落

11/12 8:44

銀杏も黄金色

11/12 8:45

前にも書いたが、あれは桜の木。
シーズンには潔く咲いて散る。
壮観だが、どこか切なさがある。
いまはだたのデカイ木

11/12 8:47

祠があって

11/12 8:48

拝みまくる

11/12 8:49

もうこんな時間で、少々アセる

11/12 8:51

石垣を組んでるお宅が多い。

11/12 8:51

古くはないが、しっかりした野面で、しばし見とれる。

11/12 8:51

ここを入ってはいけませぬ。
道はなくなりまっせ。

11/12 8:52

ここは赤丸地点

11/12 8:54

さらに進むと

11/12 8:56

鉄塔見えて

11/12 8:57

舗装道はここで終わり

11/12 8:58

はい、着いた。
ここが横隈山登山口

11/12 9:20

ひところは「隈」が「隅」の字だったが、ようやく定着したようだ。
メデタシメデタシ

11/12 9:20

でわでわ、分け入る

11/12 9:21

序盤は

11/12 9:25

沢沿い、というか谷筋を進む。

11/12 9:26

ちょろちょろと清水が流れる

11/12 9:26

この先

11/12 9:27

倒木が沢を埋めているので

11/12 9:27

この標識を

11/12 9:27

ジグザグに高巻いて迂回する

11/12 9:27

本来は青線の道だったが、数年前に迂回路が整備された。

11/12 9:28

迂回はするんだが、基本的に谷筋を行くのは変わらぬのだ

11/12 9:31

稜線に出るまでは

11/12 9:33

木橋を渡ったりしながらも、こんな暗さ。

11/12 9:34

ちょとだけ急登

11/12 9:34

息が切れまっせ

11/12 9:35

山腹を巻いて

11/12 9:37

このあたりはゼンマイの群生地だったが、今は見る影もなし

11/12 9:38

更に進むと

11/12 9:40

稜線に上がった。

11/12 9:40

”ここは平沢峠”
よく見ないとわからぬよ

11/12 9:40

昔々の道標
住居野への道を指してるようだが、読めませぬ、、、

11/12 9:41

ではこっから稜線歩き

11/12 9:43

なんだが、展望はありませぬ

11/12 9:45

鉄塔巡視路にもなってる道を進むと

11/12 9:46

いきなり明るくなった。
ブル道が出来てるよ

11/12 9:48

ここは赤丸

11/12 9:48

更に行くと道標が左を指し

11/12 9:48

青空が見えて

11/12 9:49

気持ちいい微風が吹く

11/12 9:49

伐採されると、こうも印象が変わるもんか？？

11/12 9:50

更に進むと、この辺が沢戸への降り口

11/12 9:51

誰かが付けた読めない指示票もひらひら

11/12 9:52

んでこの標識を通過すると

11/12 9:52

伐採地が一望できて、林道のガードレールが見える。

11/12 9:53

さらに岩の間を進む。

11/12 9:54

かなり伐採したね、木が育ったおかげだ。
と、最近では伐採に肯定的になってる。

11/12 9:56

振り返ると好展望！
南西の方角

11/12 9:56

電波塔を頂点にした城峯山だ。
山肌が色づく。

11/12 9:57

送電線が伸びてる。

11/12 9:57

この送電線は青矢印

11/12 9:58

更に進むと

11/12 9:58

さっき見えてた林道に接する。
あ、言い忘れたが、この林道を使ってクルマでアプローチする人もいるってばさ。

11/12 9:59

重機も一休みだ

11/12 9:59

さて、オラは先を急ぐ。

11/12 10:00

ひとしきり登って

11/12 10:01

また登って、てっぺんへの稜線を目指す

11/12 10:03

あの稜線だ。

11/12 10:04

着きましたぁ、展望は必見。

11/12 10:05

なのだが、最近は霞んでてはっきりしないことが多い。

11/12 10:05

赤城と本庄市街〜前橋〜高崎方面だ。
心なしか雪かぶってるな

11/12 10:05

数年前は、もっとはっきりくっきりだった気がするんだが

11/12 10:06

妙義のウネウネとした稜線

11/12 10:06

鬼石を従えた桜山あたり？

11/12 10:06

あれは鬼石の街

11/12 10:06

ん〜と、御荷鉾かな？？

11/12 10:07

では、てっぺんへ

11/12 10:08

てっぺんへの道中に

11/12 10:09

木々の間からブコーさん

11/12 10:09

あの向こうがてっぺん

11/12 10:11

三角点の柱が見えて

11/12 10:11

着いたぁ

11/12 10:11

横隈山、三度目。
神山、とも言うらしい。

11/12 10:11

二等と思ってたが、三等でしたごめんなさいです。
だいぶ早いお昼を摂る。
AM5時過ぎに食ったっきりなので腹ペコじゃ。
貪り食ったので写真なし。

11/12 10:33

あれに見えるは群馬県庁じゃあありませぬか？

11/12 10:33

群馬県民は休日になるとこぞって県庁に押しかけ、展望のきくランチ場所で飯を食うらしいぞ。

11/12 10:33

ではひとまず分岐まで戻る。

11/12 10:36

展望地まで戻った

11/12 10:45

ここが沢戸への分岐
以前つけたピンクリボンが残ってる

11/12 10:46

では下る

11/12 10:48

これは古いリボン

11/12 10:48

これはぁ、、、どっちだっけな、忘れた

11/12 10:48

このあたりから、北武蔵に好んで生息する、変態植物トゲトゲの群生地だ。

11/12 10:49

これは明らかに自分がつけたモノ

11/12 10:49

長さが足りなくて、二本結んで巻きつけた記憶あり

11/12 10:51

お。トゲトゲじゃないか、この時期は綿毛を付けて、鋭い武器を隠してる。

11/12 10:52

綿毛が目立つから

11/12 10:52

おまぃらの存在がまるわかりなんじゃww

11/12 10:53

沢戸への道は基本的に沢をたどればいい。

11/12 10:55

今はこの辺

11/12 10:55

このあたりから道がよりハッキリしてきて

11/12 10:58

あるきやすくなってくる

11/12 11:00

木漏れ日の中

11/12 11:02

快適に進む

11/12 11:04

小規模に上下降し

11/12 11:10

落ち葉もふんだんにあるが、何が隠れてるかわかんないので気をつけるべし。

11/12 11:11

より道が明瞭になってくる

11/12 11:12

今はこの辺。
鉄塔マークあるが、影も形もなし

11/12 11:13

ちょとだけ登る

11/12 11:17

ここは沢の迂回路で

11/12 11:20

倒木多し。
オラのながぁ〜い足でもまたげねぇww

11/12 11:21

またまた落ち葉だらけ

11/12 11:21

蹴りながら進むが、あまり調子こいてるとケガするぞ

11/12 11:22

んでちょとだけ開けた。

11/12 11:22

赤丸地点に出た

11/12 11:24

林道っぽくなって

11/12 11:25

集落への道

11/12 11:26

里が見えて

11/12 11:26

相変わらずの青空と鈴なりの柿

11/12 11:28

イチョウの木も黄金

11/12 11:28

更に進む

11/12 11:28

真っ黄っ黄ですねぇ

11/12 11:29

ではいったん県道に出る

11/12 11:30

てくてく

11/12 11:36

小山川西岸尾根も淡く色づく。
当初、尾根の末端から取り付く予定だったが

11/12 11:36

ふと見ると尾根末端に向かう一本の道あり

11/12 11:36

ここが入り口

11/12 11:37

最初、青丸地点から入り、取り付きを探しながら歩こうと思っていたが、赤丸に道を見つけ、これ幸いとばかりに入る。

11/12 11:38

仏様たちが勢揃い

11/12 11:38

この仏様はよく見る座り方だ

11/12 11:39

庚申塚やらなにやら

11/12 11:39

弘化二年乙巳年、ってことだな？
調べたら1845年とのこと

11/12 11:39

これは、寛文五年おなじく乙巳の年

11/12 11:39

んん？？”延享”かな？
何年かは欠けていてわからぬ

11/12 11:39

天女か？

11/12 11:41

道が二手に分かれる

11/12 11:42

上の道はお墓に通じる道だったので、失礼しました。

11/12 11:42

下の道が本道だ

11/12 11:43

歩いてると

11/12 11:49

あれ！！
知らぬ間にトゲトゲがやりやがった！！

11/12 11:49

あ〜〜もういつの間に、、
と、トゲトゲを取りながら歩く。
またやられたよ、これで3敗目、、、

11/12 11:49

必然的に注意力散漫になって、速度も低下

11/12 11:58

時間喰っちまった、、

11/12 11:58

そんなこんなしてるうちに里が見え始めて、慌ててとりつきを探す。

11/12 12:01

蹶上がった場所を見つけ、こっから這い上がる。

11/12 12:01

蹶上がったのは赤丸地点。
地名がちょと邪魔かな？？

11/12 12:02

んでも藪だったので一瞬引き返そうかと思ったが

11/12 12:02

このリボンを見て、”やっぱ人は入ってるんだ、、”と思い、進む。

11/12 12:04

ひどい藪じゃない。
背の低い立木が密集していて、速度が遅くなる。
この写真はまだいい方。

11/12 12:05

思わず見上げて息をつく

11/12 12:05

あれぇ？祠？？

11/12 12:06

お願げぇしますだ、守ってくだされぃ

11/12 12:06

そのうち藪が収まり、雑木林の中を進む

11/12 12:06

こんな風に倒木が邪魔する。

11/12 12:08

再び藪が濃くなって、両手で顔を覆って進む場面が多くなる。

11/12 12:08

なんかあるぞ

11/12 12:10

わかりにくいが、送電鉄塔

11/12 12:11

この鉄塔はたぶん赤丸。
ちょと位置が違う気もするが、、まぁよかろう。

11/12 12:12

鉄塔は、コンクリートの囲いに囲まれていて、そこを駆け上がって鉄塔を確認、そのまま進めば良いものを、わざわざまた戻っちまった。

11/12 12:14

周りを確認するため、藪に入る。
物好きだねぇ、、

11/12 12:17

んで最終的にこっから出てくると

11/12 12:17

立派な道があった。
さっきの鉄塔から続く巡視路だろう。
わざわざ回り込まなくても良かったかも。
こうやって時間を無駄に浪費する。

11/12 12:18

振り返ると横隈山だ。
こうやって改めて見るとカッコイイ

11/12 12:19

ツツジに似た花だが、季節外れ

11/12 12:19

しばらく軽快な道。
空の蒼さとあいまって、すこぶるきもちいい。

11/12 12:20

更に進むと

11/12 12:24

左に下るようだが、行くべき方角が違うように感じた。

11/12 12:24

この地点は赤丸。
ちょと考えて右の尾根筋に乗った。

11/12 12:24

こっから上がる。
後で確認したら、左の道は迂回路になっていたらしい

11/12 12:24

まぁいいや、尾根を忠実にたどることにしよう。

11/12 12:24

この状況を藪、と言わないで何と言う？？

11/12 12:25

左右に気を配り、尾根筋を外さないように、、と。

11/12 12:28

多分だが、推測の域を出てないが、赤丸の範囲だと思ってる。

11/12 12:28

じい〜〜〜っと見てると道に見えてきた、が、だまされないぞ

11/12 12:31

ん？？？

11/12 12:31

お〜〜〜道じゃんww

11/12 12:31

降りると明快な道

11/12 12:31

進行方向にも道あり

11/12 12:32

なのだが、右（東）にも踏み跡らしき跡がある

11/12 12:33

お〜微かにあるぞ踏み跡

11/12 12:34

登る

11/12 12:34

かき分けかき分け進み、んで程なく

11/12 12:36

埋もれた三角点を見つけた。

11/12 12:36

やっと着いたよ最初のピーク。
362.1P

11/12 12:37

赤丸がピーク

11/12 12:42

三角点近くにリボンを結んどいた。

11/12 12:42

入り口にも

11/12 12:42

こんな風にリボンつけといたが、訪れる人は（たぶん）いないだろな、、、

11/12 12:42

役立ってくれると良いが。

11/12 12:47

ではしばらくは道という道を進む。

11/12 12:47

地形図上の実線がその道

11/12 12:47

適当に日が当たって

11/12 12:49

気持ちいいよん

11/12 12:49

次第に道幅が細くなってきた

11/12 12:51

オレが通るときに倒れないでくれよな

11/12 12:53

気持ち良い道だ

11/12 12:55

鼻歌が出るが、とても聞かせられないぜ。
フォーチューンクッキーなら歌えるから〜〜ww
東進する。

11/12 12:57

そのまま進み、振り返ると

11/12 12:57

ブコーさんだ。
また会えた。

11/12 12:56

この付近

11/12 12:58

暫く進むと、建物だ。
中を覗くと、鉄塔整備のための資材や道具類が保管してあった。
作業小屋だな。

11/12 12:59

どっから入ろうかと、迷う。
かなりの時間（とはいっても数分だろうが）、小屋の周りを行ったり来たりして、尾根への取り付きを探すが、、

11/12 13:03

ウロウロしてるのがログでもわかる。
赤丸から取り付いた。

11/12 13:03

突入するしか無いでしょ！と意を決してヤブの中へ。

11/12 13:06

ん〜〜〜道かな？

11/12 13:08

ん〜〜〜道かも、、

11/12 13:09

急登
横から撮った。
かなりの勾配

11/12 13:11

方角を確認しながら歩いてるので遅い

11/12 13:11

ちょと緩んだが

11/12 13:11

またもや急登

11/12 13:16

頂上台地か？

11/12 13:18

そのまま進むと

11/12 13:19

ん？なんか有るぞ

11/12 13:20

灯籠のような、祠のような？
ここが茱平山

11/12 13:20

茱平山「ぐみだいらやま」と読む

11/12 13:27

さてこっからも油断はならぬ

11/12 13:28

こんなのや

11/12 13:28

あんなのを頼りにする

11/12 13:28

藪です。
かき分ける

11/12 13:31

真新しい杭がある。
最近の調査か？

11/12 13:31

ちょと明るくなって

11/12 13:33

鮮やかな紫

11/12 13:33

こういうのを見るとほっとする

11/12 13:34

さてと方角は？
あってそうだ。
ホントかな？？

11/12 13:35

点々と

11/12 13:35

こんな杭があって

11/12 13:39

坂を下る

11/12 13:40

特に杉林は方角を見失いやすいのだよ

11/12 13:41

今はこのへん（だろう）
自信がないので大きく丸を書いておいたでござる

11/12 13:42

こんな風に、どこを見回しても

11/12 13:44

おんなじような景色で

11/12 13:44

訳が分かんなくなるのだ

11/12 13:46

慎重にね、と言い聞かせるが、ドキドキ。
しかしオラのコンパスワークはこれでいいんだろか？？？

11/12 13:46

落ち葉を踏む音だけが目立つ

11/12 13:46

アンタが頼りでっせ

11/12 13:47

廃屋、てか潰れた作業小屋を通過。
こんなのも立派な目印だ

11/12 13:49

幾度めかの下り

11/12 13:50

依然黄色の杭と一緒

11/12 13:50

お？これは明らかな踏み跡じゃ。
こういう時、やたら追うんじゃなくて、方角を確認するのが先。

11/12 13:53

方角はあってるっぽかったので進むと

11/12 13:53

珍しや、お助けリボン

11/12 13:54

いつの間にか藪は消えて、杉林になる

11/12 13:55

名無しピークを通過し

11/12 13:56

下りに転じる

11/12 13:58

この坂は比較的開けてる。

11/12 13:59

もう藪はないだろな、と思うのはNG

11/12 14:00

今はこの辺
またまたごまかしで丸が大きいなww
大体合ってるww

11/12 14:01

ほら、背の低い立木が密集してきたぞ

11/12 14:04

ひたすら黄色杭を追うのだ

11/12 14:07

明るくなって

11/12 14:08

次の尾根に乗った

11/12 14:09

いまいる場所は、多分ネコ付箋あたり。
先週辺りからネコマークの付箋を地図につけて現在地付近を推測してる。
こんな感じで、半ば必死で方角を確認してるのだよ

11/12 14:09

うわぁ、これだけ見たらどっちに行っていいのか、、、

11/12 14:10

かき分けるしか無い

11/12 14:11

やっと抜けて

11/12 14:11

元の尾根筋へ

11/12 14:12

下る。
伐採予定のマーキングが古い

11/12 14:14

ここでミスらないように、と。

11/12 14:15

今はこの辺だ（確証なし）
かつ根拠は、、、、すこしある。
365Pの手前であることは確かだ

11/12 14:16

いくつか無名ピークを通過

11/12 14:16

藪が濃くなったり

11/12 14:18

開けたり

11/12 14:18

このへんかなぁ、365P

11/12 14:19

ここですだよ

11/12 14:20

間違うと痛いめに合うぞ、だからしっかり確認

11/12 14:22

この辺は比較的明るく、邪魔な立木も少ない

11/12 14:23

半分くらい？埋もれてるたぶん森林公社の杭か？？

11/12 14:25

方向、方向、、っと

11/12 14:25

藪に突入

11/12 14:26

杭はある

11/12 14:27

お決まりの下りで

11/12 14:27

また平坦になり、、そういえば休んでない

11/12 14:28

ピークを通過

11/12 14:29

再びこれがあった

11/12 14:29

このへんかな？？
ここは確証あり。
なぜかってぇと、この後プチ迷い。

11/12 14:30

んで角度にすると、ほんの10度くらい南寄りに進んでしまった。

11/12 14:34

んでどうもおかしい気がして周りを見ると北の方角に尾根がある。
なんてこったぃ！！間違っちまった！！

11/12 14:37

必死で戻る、かき分けかき分け戻る。
文字通り必死、、

11/12 14:37

10℃どころぢゃ無いのでござるよ、ほとんど直角に曲がってる。
自信なくす、、

11/12 14:38

修正を図って、本来行くべきの尾根に復帰

11/12 14:39

ゆるく下る。
残すピークはひとつのみ

11/12 14:40

頼りの杭もちゃんとあるぞ

11/12 14:40

そういえば藪をかき分けるのも慣れてきた。
いいのか悪いのか、、、

11/12 14:43

尾根が広くなった。
こういう時ルートを見失う可能性が大きい。

11/12 14:45

少し登って

11/12 14:45

微かに踏み跡。
ヤツの道か？？

11/12 14:47

ようやく平坦になって

11/12 14:47

上り下りしながら最後のピークへ向かう

11/12 14:47

この辺を、喘ぎながら歩いてる

11/12 14:49

ピークだから、当然登る

11/12 14:50

まだか、、

11/12 14:52

へ？？？、、、
ここ？？
周りを見渡すと

11/12 14:52

打ち捨てられた山名標があった。
かわいそうにな、ちゃんと立てといてやろう

11/12 14:53

十二天山。
寂蜂中の寂峰、またの名を、超ジミー山（セキミさん風）

11/12 14:58

さぁ、残り少ない山行

11/12 14:59

では慎重にね

11/12 15:00

藪が消えて

11/12 15:00

序盤よりはだいぶ歩きやすいが

11/12 15:01

道標なんぞは皆無なので

11/12 15:06

地図と磁石に頼るしか

11/12 15:07

下山する手立てはないだよ

11/12 15:10

道のような、そうでないような、、、

11/12 15:12

これは道かも、、

いや、ちげぇかも、、、

11/12 15:13

ぐんぐん降りる

11/12 15:17

お？割とはっきりした道かもよ

11/12 15:18

そのまま降りてくと

11/12 15:20

お〜〜〜！！
人の痕跡。
しいたけ畑だ

11/12 15:22

お久しぶりです、明瞭な道

11/12 15:23

では、ここに来て方角を間違えたら

11/12 15:24

いままでが水の泡でござる

11/12 15:25

ヨカタ、、
間違ってなかった、、

11/12 15:26

あそこを抜けると

11/12 15:28

電波塔があって

11/12 15:28

銀杏が色づいてる

11/12 15:29

畑だ

11/12 15:32

もうすぐ日が落ちる

11/12 15:34

やった！！
里に出た！

11/12 15:36

なんかね、花が、やたらときれいに見えるのは

11/12 15:36

気のせいかな

11/12 15:37

山吹色の中に白いコスモス

11/12 15:37

県道を目指す

11/12 15:39

あれは？

11/12 15:39

冬の果物、みかんじゃぁありませぬか！
んまそうだが、盗むわけにゃあいかぬ

11/12 15:40

県道に出た。
一安心で、小休止。

11/12 15:57

のらミケか？
飼いミケか？

11/12 15:57

少々怪訝な顔で、オラを見てた。
そういえばミケさんお元気かな？？ww

11/12 15:59

県道を下る

11/12 16:04

あの方向は、稲沢のコースだろか？

11/12 16:04

あたりでッせ。
Pandaさん、未だ竹林ロード行けてませぬよ、、

11/12 16:05

両神神社の御札がこんなところに貼ってある。
悪霊退散！！！

11/12 16:05

さらに進む。

11/12 16:08

てっきり13号線と思ってたが、44号線だった。

11/12 16:13

あの鉄塔は

11/12 16:14

赤丸地点辺りから撮った。
青丸が送電鉄塔

11/12 16:15

やたらとこの辺は

11/12 16:15

太陽光発電所が多い。

11/12 16:15

こんな感じで提供してるとは、初めて知った。

11/12 16:21

ゴールデン銀杏も暗く映る

11/12 16:23

稲沢コースを歩いた後、あのへんから出てきたんだそういえば。

11/12 16:23

神様たちにも感謝

11/12 16:32

では、この先覚悟の車道歩き

11/12 16:35

羊が気にしてくれてるのか、一言メェ〜〜と。

11/12 16:37

あの社で一休み

11/12 16:51

ここで「児玉駅」の文字が嬉しい

11/12 17:23

息絶え絶えでござる

11/12 17:27

着いたよ、、疲れた、、児玉駅到着。

11/12 17:28

最後の階段がキツい。
この後小川町を乗り過ごし、越生乗り換えで帰宅。
まぁ、いろいろ経験した一日でした。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS 1s オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ

感想

journey

この日、久しぶりに好天が期待されるってんで、夏にヘタれてルート変更を余儀なくされた山行を赤線つなぎにと、出かけました。

小山川西岸尾根（仮称）と、とりあえず自分勝手に呼んでます。
冒頭にも書きました。

ここを登る方々はハッキリ言ってHentaiでございます。
したがってかくいうワタクシも立派なその仲間でございますんで、一人よりは二人以上、三人よりは大勢が心強い、、なんつって。

中盤から後半にかけては、道と呼べるものはありませぬ。
よってそれ相応の装備と心構え、それに、んまいヒルメシを用意せねばなりませぬ。

横隈山〜小山川西岸尾根周辺には、もひとつHentai植物が潜んでおります。
その名はトゲトゲ。
またの名を『コセンダンソウ』（だっけ？）と言い、かの奥武蔵マイスター、ケダマ先生にご教示頂いたのは約3年前。
ケダマ先生、みたびトゲトゲにいぢわるされてしまいました、、

自分は、地図とコンパスだけじゃあなく、山の神様や境界杭の類、送電鉄塔、お天道さん、はたまた背後で見守ってくださっておられる奥武蔵のラスボス、ブコーさん、いろいろな方々物々に助けられ、やっとこさ無事に山行を終えられました。
どピーカンだったのがせめてもの救いってことで。

ありがたやありがたや、、、

さて、そんなことはどうでもよくww
横隈山はすこぶる展望のきく山に風変わりしておりましたよ。
皆様、奥武蔵の聖岳、と称する横隈山、ぜひおいでませ〜。

今週末は天候悪し、かつ野暮用につき山はおやすみでござる。
次週に乞うご期待！！

おわり

コメント

ケダマ

また北武蔵（笑）
ジャニさん こんばんは ケダマです
名前が出てたのでコメントを…

憶えてますよ〜外来種コセンダングサ（惜しい！）
そろそろヤツラの季節ですね
確か3年前にコメントしたのもこの辺だった様な？

僕もグループ山行で沢戸から横隈山、登りました
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-572254.html
訂正された道標もよく覚えてます
そこから先の藪漕ぎはディープ過ぎてちょっとアレですけど（笑）
お疲れ様でした

journey

ケダマさん Re: また北武蔵（笑）
ジャニです、遅くなりました。

いやぁ、またやられちまったんですよまったく。
おっしゃるとおり３年めくらいにも北武蔵を歩いたレコ中でコメント頂きました。
いつぞやはnetの中にも関わらず失礼をばいたしました。

横隈山レコ、「奥武蔵が好き！」関係ですよね？
覚えてます。
最近はあまりコラボされていないようで？？

今回の藪山はちょいとやり過ぎ感もあって、UPやめよかな？とも思ったんですが、せっかくなので、アゲちゃいました。
ディープすぎました？？ｗｗ

ニヒルなにゃんこの画像、最近変更されたようで、印象的です。

奥様リクエストシリーズも、毎回拝見してます。
自分は人大杉を避ける傾向があり山行中にお会い出来る確率もなかなか微妙ですね。

奥武蔵のシーズン到来で、一段と人大杉が懸念されるジャニでした。

コメントありがとございました！！