黒部五郎-鷲羽-水晶-赤牛-高天原温泉2泊3日縦走

2009年08月14日(金) ~ 2009年08月16日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 53.1km
• 登り: 4,419m
• 下り: 4,421m

コースタイム

1日目　5:45飛越トンネル-8:30寺地山-9:15北ノ股避難小屋-14:45黒部五郎岳-16:40黒部五郎小屋
2日目　5:20黒部五郎小屋-7:10三俣山荘-8:20-30鷲羽岳-9:15ワリモ下分岐-9:50水晶小屋-10:25-30黒岳-11:30温泉沢の頭-13:10-15赤牛岳-16:20-17:05高天原温泉-17:25高天原山荘
3日目　5:20高天原山荘-6:00高天原峠-8:40-50薬師小屋-10:55-11:10太郎山-12:30北ノ股分岐-14:25寺地山-17:20飛越トンネル

天候

8/14晴れ
8/15晴れのち曇り
8/16晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

折立と違って有峰の飛越トンネル前から登山開始すれば有料道路代やゲートの開き時刻を気にする必要がない。その代わり飛越新道は雨が降るとぬかるみになるところが多い。

写真

12/26 22:43

まずは北ノ股岳を目指す

12/26 22:43

北ノ股岳分岐からは薬師岳がきれいに見えた。

12/26 23:14

明日上る予定の右から鷲羽岳、黒岳、赤牛岳が勢揃い。

12/26 22:43

進行方向。黒部五郎はまだ見えない。

12/26 22:44

黒岳(水晶岳)を望遠で。

12/26 22:45

沢の奥に見えるのは大天井?

12/26 23:15

薬師岳の全景が見える。

12/26 23:15

黒部五郎の上りはきつい。

12/26 23:16

黒部五郎の肩に立つ。カールを見下ろす。ここで荷物をデポして頂上にピストンします。

12/26 22:46

黒部五郎頂上。83番目。

12/26 22:46

カールを伝って下りてくるとそこはモレーン散在するの不思議な世界が広がっていた。

12/26 22:46

北アルプスの中でも、黒部五郎カールの景色は一種独特なものがある。

12/26 22:47

本日のお宿　黒部五郎小屋。

12/26 22:47

夕日に照らされる黒部五郎。

12/26 22:47

均整のとれた双六岳

12/26 22:48

北西から眺める槍ヶ岳はちょっと怖い。

12/26 22:48

鷲羽岳に向かう。

12/26 22:48

雪渓にテントがちらほら。

12/26 22:49

鷲羽池と槍。

12/26 23:12

双六方面、遠くに笠。

12/26 23:20

黒部五郎方面。

9/24 14:34

8:20鷲羽岳に到着。84番目。
ここは携帯が通じるらしく、標識の前で長電話している人がいて興覚めであった。

12/26 23:19

黒岳方面。

12/26 23:17

薬師岳方面。

12/26 23:17

湯俣川方面。左上が野口五郎岳。

12/26 23:21

槍ヶ岳の左に伸びているのが北鎌尾根。
右手前に伸びているのが西鎌尾根。

12/26 23:21

鷲羽を降りて上り返したところ。

12/26 23:21

左前方が目指す黒岳だ。

12/26 23:21

12/26 23:21

12/26 23:22

もう少し。

12/26 23:22

彼方に黒部湖が見えてきた。

12/26 23:22

12/26 23:22

12/26 23:22

1/2 0:58

10:25　黒岳登頂　85番目。

12/26 23:23

雲の平が一望に。

12/26 23:23

これから目指す赤牛方面。名前の通り赤い土でできている。

12/26 23:24

野口五郎から烏帽子にかけての白い峰々。

12/26 23:24

黒岳から赤牛までの道は登山者が急に少なくなる。

12/26 23:25

13:10　赤牛岳に到着。

12/26 23:25

黒岳から赤牛までの道

12/26 23:25

東に目をやると烏帽子岳のカール。

12/26 23:25

西に目をやると薬師岳。

12/26 23:26

ついに辿り着いた高天原温泉。
ここは露天風呂の1つ。1人しか入れない広さ。湯量も多くはない。

12/26 23:26

少し上には囲いのあるところもあるので女性もOK。

12/26 23:26

近年の土石流で露天風呂の形が変わってしまったらしい。

12/26 23:26

高天原山荘はいかにも深山にあるといった風情あるたたずまいをしています。ここで一緒に泊まっ人たちはみな和やかな表情をしていました。

12/26 23:27

黒岳方面を見上げる。

12/26 23:27

静寂をたたえた朝の高天原。

12/26 23:27

高天原峠から見る薬師岳東南稜はいかめしい。

12/26 23:27

トリカブトの青が美しい。

12/26 23:27

薬師沢に下降。さすが上の廊下に通づる流れだけあって、急峻かつ清冷な沢です。

12/26 23:28

谷が深いので8時を過ぎてもまだ沢の中までほとんど陽が当たらない。

12/26 23:28

8:40　薬師沢小屋に到着。

12/26 23:28

薬師沢から見上げる薬師岳。

12/26 23:28

稜線(太郎平)に到着。

12/26 23:29

雷鳥のお出迎え

12/26 23:29

北ノ股分岐より、また長い飛越新道をたどって帰りました。

撮影機器：

DMC-FX35 Panasonic

感想

natoshi

北アルプスの核心部にある100名山(黒部五郎、鷲羽、水晶)を一気に踏破するとともに、後から行きたくなってもなかなか行けないという200名山の赤牛にも登っておこうと考えた。
折角赤牛まで足を延ばすのなら、温泉好きの私は当然、秘湯の中の秘湯、高天原温泉にも立ち寄ることにし、今回のコース案がまとまった。
今回の山行で一箇所遭難しそうになったところがある。
赤牛から高天原温泉へ下るには温泉沢の頭という、かなり水晶岳よりに一旦戻らなければならない。
それが面倒でショートカットしたのが誤りだった。
前半の下りは森林限界以上の急ながれ場で、もし1か所でも落石を起こそうものなら、一気に落石の嵐になりそうな斜面であった。
森林帯に入ると今度は身動きがとれず沢に合流するまで藪こぎの連続であた。
こんなところで遭難したら誰も見つけてくれないだろうと思うと結構焦ってしまった。
　必死になって辿り着いた高天原温泉は、思ったほど広くはなかったが喜びもひとしおであった。