富士山雪上訓練3班
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 32:10
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 799m
- 下り
- 1,382m
コースタイム
- 山行
- 2:08
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 2:22
- 山行
- 1:31
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 2:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | http://www.fuji-sensui.jp/ 日帰り入浴 泉水 ステーキガスト富士吉田店 |
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
|
写真
感想
雪山に向けての雪上訓練@富士山5合目
前泊地の富士吉田寒いだろうと思っていたけれどそれほどでもなかったです。
馬返駐車場から全体行動で5合目佐藤小屋へ移動してテント設営。
ポールは極力雪に付けないように
例年ガイライン用の石を探すのに苦労するイベントは今年も健在でした。
石は相変わらず足りなかったので、テント入口固定して、一つ置きに固定。
風は殆どなく、気温もそこまで極寒でもなくで助かりました。
「毎年訓練している場所へ」
雪を求めて上がる事が多かった為記憶が無い…今回ようやく分かりました。
3年目以上は新人さんへ教えると言う事で、今年は少し項目が増えました。
教えて貰った時に感覚的に覚えたもので(私の場合、いろんな事がそうなる…)、論理的な説明が出来ず、伝えるのに苦労します。。苦笑
ピッケルについて(各名称、持ち方)
つぼ足歩行(フラットフッティング、ハの字登下降、キックステップ、トラバース、方向転換)、
二点支持
アイゼン装着と歩行
各”項目”を伝えた感じ。足りない部分CLに(相当)補って頂く。。
他、
耐風姿勢
斜面での休憩
ピッケルのブレードでカッティングして足場作り、ザックが落ちない様にセルフをとって、防風の為に二人一組ツェルト被る。を実践。
ツェルトをアイゼンで踏まないように。ピッケルで穴空けないように!
そして最後、ツェルトを袋に入れられないお約束(笑)。積極的に使うなら少し大きめの袋を用意するのが現実的と言う事です。
テント(幕営料¥500/1人、お水¥300/2L だったかな?)
テント周りはアイゼン履いたままウロウロしない。
カナモノはまとめて外に置く(転がったり飛ばされない様に)
靴の雪落としのたわしは毛足が長目だと落としやすいかも?
テント内、角・側面に装備をまとめ真ん中は炊事用に開ける(起床時も同じ)
換気忘れずに
雪からの水作り(結露するのでマメに拭く。目が細かすぎると水がなかなか濾せないみたい)
炊事中コンロ・コッヘルから目を離さない。
ランタン下側が明るい物に買い直そうかな…。なんだか薄暗くてすみませんでした
食事当番をしてくれたお二人。準備どうもありがとうございました。美味しかったです。
アウトドア料理そう神経質にならないで大丈夫です!笑
分量は慣れがあると思うので、今後も作る時に様子みて調整してください。
2日目
5時半起床7時出発。
全班前日と同じ斜面で練習。
初期停止(ピッケル使用)、滑落停止
一部希望者ロープワークでスタンディングアックスビレイ、コンテ。
セルフ用にスノーバー使うも、雪が締まっていない&浅かった(雪掘ってもすぐ岩が出てきた)のもあり、途中で崩壊…。支点に掛かる負荷を見ました。。
アックスにつけたスリング踏み、軸になる足(今回左足)真っすぐで肩がらみ。わざと勢いをつけて滑って行くCLを流しつつ止められる。
2年前L学で練習した時はうまく流せなくてhorit氏に何度も苦しい思いをさせた事を思い出しました。ごめんね。。(今更。苦笑)
コンテもL学3月の卒業山行で練習して以来。
当時たすきにするループ作っている手が無意識に動き輪が小さくなり苦しい思いをしたので(笑)、事前に調べてみてビレイループに手をかけその手を通して輪を作る様に。快適。
道中コンテパートナーを引っ張り確保して貰ったり、自分がトップの時に確保したりして佐藤小屋まで戻りました。
テント片付け開始。
忘れ物無いかチェック後、班ごとに下山。
馬返駐車場でビーコンチェック&捜索練習
「ビーコンは1秒に1回の発信」ラジオを使って実際に確認させて貰いました。
ラジオ放送に交じってポツ・・・ポツ・・・定期的な発信音が。
雪崩に遭遇した時。
過去参加させて貰った練習の記憶では…
発生地点、巻き込まれた人の流れを追う事。
残りのメンバーは二次災害にならないと判断した場合捜索を開始する。
リミット15分(以降生存の可能性急激に下がる)
今回捜索練習
捜索をすると決定後各人の役割を指定。外部への連絡者、雪崩警戒者、捜索者…
プローブ捜索
横一列肩が組める間隔に並び、前方3点をつく。
つき方は真っすぐに。上から落とす感じにすると曲がらないそう。
埋没者にあたったら、深さを確認。
発見場所特定出来たら、斜面下側から掘り進める。
ツェルトなど埋没者の身体の下に差し入れるのも有効。
久し振りの会山行参加でした。
色々反省点あり。。
皆さまどうもありがとうございました。
いいねした人