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Yamareco

記録ID: 1335363
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

ふかふかの新雪と岩を這いつくばって 甲斐駒ケ岳 黒戸尾根

2017年12月14日(木) ~ 2017年12月15日(金)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
16.9km
登り
2,411m
下り
2,413m

コースタイム

1日目
山行
6:57
休憩
0:15
合計
7:12
6:50
6:52
230
10:42
10:45
95
12:20
12:30
87
13:57
七丈小屋
2日目
山行
10:03
休憩
1:12
合計
11:15
4:30
117
七丈小屋
6:27
6:35
125
八合目御来迎場
8:40
9:05
42
9:47
9:50
37
10:27
10:50
70
12:00
12:10
43
12:53
12:55
165
15:40
15:41
4
五合目小屋跡前の一旦下りは、帰りは登り返しでしんどかった。
宿泊の七丈小屋から上は、トレースもなく、腰ぐらいまでハマることも。
八合目から上はこちらも新雪ふかふかで、急斜面は何度もすべりながら這い上がりました。頂上はとても寒かったですが、360度の快晴大パノラマで、
苦労して、小屋から通常の倍、5時間かけて登っただけのご褒美でした!
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白川渓谷のきれいなトイレのある広い駐車場に停めて、駒ヶ岳神社を通り過ぎ吊橋を渡って登山口へ
コース状況/
危険箇所等
刀利天狗の手前のはしごや鎖場、五合目を過ぎて信仰登山の雰囲気の垂直のはしごや鎖場の連続、慎重に進めば問題無し。それよりも七丈小屋から上、キャンプ場から上は新雪で腰ぐらいまでずぼーとはまる感じ。15日はまだ夏道が使えたのでそちらを探して回り込んでなんとか八合目までいけました。そこから先、再び新雪の雪と岩場の急登が大変。
剣のささった岩の近くの急登は、急斜面に新雪ふかふかがかなり積もっていたので、ピッケルもアイゼンも効かず、一歩足を上げても、そのままずるずるー、と下がってしまう、、。
その他周辺情報 尾白の湯(尾白川河岸の地下深くより湧き出でる超高濃度の温泉は、多様なミネラルを豊富に含み 、疲労回復・温熱効果等による総合的生態調整作用が期待できます。入浴料, 市外:大人820円 小人420円. 市内:大人410円 小人200円)
予約できる山小屋
七丈小屋
尾白川渓谷の駐車場。アスファルトで広く、夜も使えるとてもきれいなトイレあり。ここで登山ポストに入れて出発。
2017年12月14日 06:39撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/14 6:39
尾白川渓谷の駐車場。アスファルトで広く、夜も使えるとてもきれいなトイレあり。ここで登山ポストに入れて出発。
しばらく進むと竹宇駒ケ岳神社。旅の安全祈願をして出発。
2017年12月14日 06:51撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/14 6:51
しばらく進むと竹宇駒ケ岳神社。旅の安全祈願をして出発。
吊橋を渡る。尾白川渓谷。水がとてもきれい。
2017年12月14日 06:55撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/14 6:55
吊橋を渡る。尾白川渓谷。水がとてもきれい。
吊橋を渡るといよいよ登山口。ここから笹の平までいきなり標高差800mの登り。小屋までの標高差の約半分。落ち葉が登山道にたまっていて、ふかふかですが滑りやすく歩きにくく、枯葉のないところを選んで歩きました。
2017年12月14日 06:57撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/14 6:57
吊橋を渡るといよいよ登山口。ここから笹の平までいきなり標高差800mの登り。小屋までの標高差の約半分。落ち葉が登山道にたまっていて、ふかふかですが滑りやすく歩きにくく、枯葉のないところを選んで歩きました。
すこし平になったところで朝日が!
2017年12月14日 07:26撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/14 7:26
すこし平になったところで朝日が!
小さな祠で休憩。木々の間から茅ヶ岳を望む。そうえば「日本百名山」の著者・深田久弥氏も「ここが日本アルプスで1番きついルート」と言っていたな、、と思いながら休憩していました。
2017年12月14日 08:15撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/14 8:15
小さな祠で休憩。木々の間から茅ヶ岳を望む。そうえば「日本百名山」の著者・深田久弥氏も「ここが日本アルプスで1番きついルート」と言っていたな、、と思いながら休憩していました。
木々の間から、遠く雪山が。
2017年12月14日 08:42撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/14 8:42
木々の間から、遠く雪山が。
笹の平を通り過ぎて八丁坂の手前。坂の手前の観音様に願掛けして急登を一歩一歩進みます。
2017年12月14日 09:19撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/14 9:19
笹の平を通り過ぎて八丁坂の手前。坂の手前の観音様に願掛けして急登を一歩一歩進みます。
すこし開けたところ。木の根元に座ると富士山が!
一気にエネルギーチャージして再び登りに向かいます。
2017年12月14日 10:23撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/14 10:23
すこし開けたところ。木の根元に座ると富士山が!
一気にエネルギーチャージして再び登りに向かいます。
いよいよ刃渡り。頂上までの中間地点。両側が切れている大きな岩の狭いところですが、鎖もしっかりあるし、なんら問題ありません。それより、そこからの景色が素晴らしい。
2017年12月14日 10:42撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
4
12/14 10:42
いよいよ刃渡り。頂上までの中間地点。両側が切れている大きな岩の狭いところですが、鎖もしっかりあるし、なんら問題ありません。それより、そこからの景色が素晴らしい。
八ヶ岳や
2017年12月14日 10:42撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/14 10:42
八ヶ岳や
地蔵岳・観音岳・ 薬師岳の3山の総称としての鳳凰三山と富士山
2017年12月14日 10:43撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/14 10:43
地蔵岳・観音岳・ 薬師岳の3山の総称としての鳳凰三山と富士山
もう一回八ヶ岳方面!
2017年12月14日 10:46撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/14 10:46
もう一回八ヶ岳方面!
いよいよハシゴと鎖場が登場。これを登ると刀利天狗。
登りきったところで携帯はフリーズ。マイナス10度近く。
ここからiphoneは胸のポケットに入れて温めていきました。
2017年12月14日 11:05撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/14 11:05
いよいよハシゴと鎖場が登場。これを登ると刀利天狗。
登りきったところで携帯はフリーズ。マイナス10度近く。
ここからiphoneは胸のポケットに入れて温めていきました。
せっかく登ったのに、がんがん下がって、やっと5合目。やっと頂上付近まで仰ぎ見ることができます、、。がここからが信仰登山の歴史を感じさせられるところ。垂直なハシゴや、鎖場の連続。一旦終わったかな、と思いきや、すこし下がって、危なっかしい木の橋を渡り再びハシゴと鎖場。特に、岩肌に大きな鎖がついただけのところが、一番肝を冷やしたところでした。
雪は積もっていますが、ハシゴも鎖もしっかり使えるので慎重に進めが大丈夫でした。
2017年12月14日 12:22撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/14 12:22
せっかく登ったのに、がんがん下がって、やっと5合目。やっと頂上付近まで仰ぎ見ることができます、、。がここからが信仰登山の歴史を感じさせられるところ。垂直なハシゴや、鎖場の連続。一旦終わったかな、と思いきや、すこし下がって、危なっかしい木の橋を渡り再びハシゴと鎖場。特に、岩肌に大きな鎖がついただけのところが、一番肝を冷やしたところでした。
雪は積もっていますが、ハシゴも鎖もしっかり使えるので慎重に進めが大丈夫でした。
やっとの思いで、突然山小屋が!
小屋は小さいですが、入口から階段登って、靴脱ぐ場所があって、すぐ絨毯が敷いてある小屋内部の部屋です。
最初わからないので開けて靴を脱ごうとしたりして、ここから先は絨毯だから靴脱いで、すぐ閉めて!と叱られてしまいました!
すみません!!
ここで、本日二人だけの宿泊で、神奈川から来られた方と色々な山の話ができて、とても参考になりました。翌朝は4時頃には出発されるとのことでしたので、私も自分の体力から考えて同じくらいに出ようと、早めに寝ました。
冬季は暖房代に800円掛かるのですが、2つのストーブで温めていて、寝るときに寒さはそれでもありましたが、快適でした。
2017年12月14日 14:01撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1
12/14 14:01
やっとの思いで、突然山小屋が!
小屋は小さいですが、入口から階段登って、靴脱ぐ場所があって、すぐ絨毯が敷いてある小屋内部の部屋です。
最初わからないので開けて靴を脱ごうとしたりして、ここから先は絨毯だから靴脱いで、すぐ閉めて!と叱られてしまいました!
すみません!!
ここで、本日二人だけの宿泊で、神奈川から来られた方と色々な山の話ができて、とても参考になりました。翌朝は4時頃には出発されるとのことでしたので、私も自分の体力から考えて同じくらいに出ようと、早めに寝ました。
冬季は暖房代に800円掛かるのですが、2つのストーブで温めていて、寝るときに寒さはそれでもありましたが、快適でした。
小屋を4時半頃でて、キャンプ場のあたりはすでに新雪ふかふかが腰くらいまでありました。暗く、マークも見当たらず、先頭をスノーシューで一緒に泊まられた方が進んでくれたのでとても助かったのですが、ルートがわからなくなり、私はこのまま行ったらとても登れないと思い、夏道を探すと、登っていたところからは右手に夏道がかろうじてわかりました。よく見ると、所々に大きな岩があり、岩の横を通るようにルートが付いている様でした、
なんとかそちらを進み、硬くしまった雪のところまで着きました。そして八合目。富士山と鳳凰三山。
2017年12月15日 06:37撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 6:37
小屋を4時半頃でて、キャンプ場のあたりはすでに新雪ふかふかが腰くらいまでありました。暗く、マークも見当たらず、先頭をスノーシューで一緒に泊まられた方が進んでくれたのでとても助かったのですが、ルートがわからなくなり、私はこのまま行ったらとても登れないと思い、夏道を探すと、登っていたところからは右手に夏道がかろうじてわかりました。よく見ると、所々に大きな岩があり、岩の横を通るようにルートが付いている様でした、
なんとかそちらを進み、硬くしまった雪のところまで着きました。そして八合目。富士山と鳳凰三山。
七丈小屋からダケカンバの林を抜けた所が森林限界で、ハイマツ帯に入ると展望が開け、八合目御来迎場に到着。
八日合目御来迎場からは甲斐駒ケ岳の山頂部が眺められます。
2017年12月15日 06:38撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1
12/15 6:38
七丈小屋からダケカンバの林を抜けた所が森林限界で、ハイマツ帯に入ると展望が開け、八合目御来迎場に到着。
八日合目御来迎場からは甲斐駒ケ岳の山頂部が眺められます。
雪と岩の山頂方面
2017年12月15日 06:38撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/15 6:38
雪と岩の山頂方面
展望のところから進んで行くと、吹き溜まりがあり再び新雪のふかふかずぼずぼ状態。富士山を眺めながらしばし息抜き。
2017年12月15日 07:06撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/15 7:06
展望のところから進んで行くと、吹き溜まりがあり再び新雪のふかふかずぼずぼ状態。富士山を眺めながらしばし息抜き。
だんだんと剣の岩のところに向かって行きます。
2017年12月15日 07:13撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 7:13
だんだんと剣の岩のところに向かって行きます。
岩場をなんとかクリアしていきます。
2017年12月15日 07:19撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/15 7:19
岩場をなんとかクリアしていきます。
北岳も綺麗に見えています。
2017年12月15日 07:19撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 7:19
北岳も綺麗に見えています。
すっかり上がった朝日と、鳳凰三山、富士山。
美しい、幻想的。
2017年12月15日 07:51撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 7:51
すっかり上がった朝日と、鳳凰三山、富士山。
美しい、幻想的。
どんどん上がって北岳、間ノ岳方面も見え、摩利支天の約2820メートルと同じくらいになってきました。
2017年12月15日 07:51撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/15 7:51
どんどん上がって北岳、間ノ岳方面も見え、摩利支天の約2820メートルと同じくらいになってきました。
そして二本の鉄剣が刺さっている9合目の岩を左から巻き進みます。修験道が盛んであったことを物語っています。
2017年12月15日 08:00撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
4
12/15 8:00
そして二本の鉄剣が刺さっている9合目の岩を左から巻き進みます。修験道が盛んであったことを物語っています。
二本の鉄剣、鳳凰三山、富士山、ご来光と
修験道の道を思わせます。
あれ?少しの間に、剣の刺さった岩の雪がずれ落ちている!
2017年12月15日 08:00撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 8:00
二本の鉄剣、鳳凰三山、富士山、ご来光と
修験道の道を思わせます。
あれ?少しの間に、剣の刺さった岩の雪がずれ落ちている!
どんどん上がります。
2017年12月15日 08:00撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/15 8:00
どんどん上がります。
鳳凰三山の後ろの富士山も全体が見える様になってきました!
2017年12月15日 08:08撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 8:08
鳳凰三山の後ろの富士山も全体が見える様になってきました!
いよいよ山頂マジか
2017年12月15日 08:35撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 8:35
いよいよ山頂マジか
そして山頂に到着です。
先行していただいた方と私と二人だけ。
マイナス20度近くあったか、風もありかなりの寒さでしたが
360度の大パノラマに快晴の青空。
しばしの時間、360度の風景に見入りました!
2017年12月15日 08:49撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 8:49
そして山頂に到着です。
先行していただいた方と私と二人だけ。
マイナス20度近くあったか、風もありかなりの寒さでしたが
360度の大パノラマに快晴の青空。
しばしの時間、360度の風景に見入りました!
中央アルプス
2017年12月15日 08:49撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 8:49
中央アルプス
北アルプス
2017年12月15日 08:49撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 8:49
北アルプス
八ヶ岳
2017年12月15日 08:49撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/15 8:49
八ヶ岳
仙丈ヶ岳
2017年12月15日 08:50撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 8:50
仙丈ヶ岳
北岳
2017年12月15日 08:50撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 8:50
北岳
そして鳳凰三山と富士山
2017年12月15日 08:51撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 8:51
そして鳳凰三山と富士山
頂上の祠

寒さのため、一眼カメラのバッテリーも
すぐフリーズ。息を吹きかけながら温めて撮影。
iphoneは抱っこしてました。
2017年12月15日 08:51撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 8:51
頂上の祠

寒さのため、一眼カメラのバッテリーも
すぐフリーズ。息を吹きかけながら温めて撮影。
iphoneは抱っこしてました。
下山。
積もった雪を滑る様にどんどん下ります。
途中イルカ岩??
2017年12月15日 09:22撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1
12/15 9:22
下山。
積もった雪を滑る様にどんどん下ります。
途中イルカ岩??
何度みてもいい!
2017年12月15日 09:22撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/15 9:22
何度みてもいい!
八合目まで戻ってきました。
登りはまだ陽ができる前だったので空はあまり青く
なかったですが、下山時は素晴らしいブルーバックの
駒ヶ岳でした。
2017年12月15日 09:52撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
2
12/15 9:52
八合目まで戻ってきました。
登りはまだ陽ができる前だったので空はあまり青く
なかったですが、下山時は素晴らしいブルーバックの
駒ヶ岳でした。
何度も撮ってしまいます!
2017年12月15日 09:53撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/15 9:53
何度も撮ってしまいます!
八合目から下る途中。
この辺は雪が固まっていてとても歩きやすいです。
2017年12月15日 09:53撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/15 9:53
八合目から下る途中。
この辺は雪が固まっていてとても歩きやすいです。
七丈小屋まで、お尻で滑り台みたいに途中滑ったりしながら
がんがん降りてきて、小屋で置いていった荷物を詰め、下山開始。さてここからさらに長いです。
修験道の道へ。
頑丈にできたハシゴはしっかり握れば怖くは無いですが、
唯一垂直な岩肌に、足場のステップがあり大きな鎖がついた岩場、ここは慎重におりました。
2017年12月15日 11:15撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/15 11:15
七丈小屋まで、お尻で滑り台みたいに途中滑ったりしながら
がんがん降りてきて、小屋で置いていった荷物を詰め、下山開始。さてここからさらに長いです。
修験道の道へ。
頑丈にできたハシゴはしっかり握れば怖くは無いですが、
唯一垂直な岩肌に、足場のステップがあり大きな鎖がついた岩場、ここは慎重におりました。
ほぼ垂直なハシゴがいくつも。
隣に昔のハシゴや、古〜い鎖が垂れ下がっていました。
昔はもっとすごかったんだろうな、、
2017年12月15日 11:22撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
12/15 11:22
ほぼ垂直なハシゴがいくつも。
隣に昔のハシゴや、古〜い鎖が垂れ下がっていました。
昔はもっとすごかったんだろうな、、
5合目まで降りてきました。
ハシゴや鎖場も終わり。
一息入れて休憩です。
ここから登り返し!!
2017年12月15日 12:09撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 12:09
5合目まで降りてきました。
ハシゴや鎖場も終わり。
一息入れて休憩です。
ここから登り返し!!
登りで、携帯がフリーズして撮れなかった刀利天狗。
ここからまたハシゴと鎖場!
そのあとも、ひたすら長〜い下山道が続きます。
2017年12月15日 12:53撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 12:53
登りで、携帯がフリーズして撮れなかった刀利天狗。
ここからまたハシゴと鎖場!
そのあとも、ひたすら長〜い下山道が続きます。
暗くなる前になんとか駐車場までたどり着きました。
車に荷物をまとめて、尾白の湯へGO!
そのあとは、恒例、頂を踏めたら、最後は”頂”のラーメン。
今日は塩とんこつ。
油を濃〜ックしてもらて、さらににんにく大量投入!
2017年12月15日 19:07撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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12/15 19:07
暗くなる前になんとか駐車場までたどり着きました。
車に荷物をまとめて、尾白の湯へGO!
そのあとは、恒例、頂を踏めたら、最後は”頂”のラーメン。
今日は塩とんこつ。
油を濃〜ックしてもらて、さらににんにく大量投入!
撮影機器:

感想

黒戸尾根をずっと挑戦してみたく、しかも冬に行きたいと思っていました。
休みの予定と、天気予報が合い、決行。
長い長い登山道をアイスクライミングに行く3人組と
抜かれたり抜いたりしながら、5合目まで。
そこから修験道の道へ一人入っていきました。
冬とはいえ、まだしっかりハシゴも鎖もあり慎重にいけば大丈夫。
なんとか小屋につけて、暖かい部屋で快適に過ごせました。
そこで、神奈川からいらしたという方と宿泊は二人だけで、ゆっくり山の話ができ
いろいろ参考にさせて頂き、有意義な時間を過ごさせていただきました。
その方が、ラッセルを考えると翌朝4時頃には出るとのことでしたので、
歩みの遅い自分も同じ頃に出ないと帰ってこれないと思い、
早めに就寝。
翌朝4時半には私も出発しました。
案の定、テント場から上は場所によっては腰ぐらいまでずぼー。
神奈川の方がスノーシューで先行していただき、本当に助かりましたが、
暗さのためルートが判明しにくく、スノーシューの先行の方は
がんがん直登していきますが、アイゼンだけの私はとても無理で、
夏道をなんとか探し、なんとか八合目まで到着しました。
八合目手前、森林限界を過ぎると寒さで雪が硬くしまっており、
八合目までは快適に歩けました。
八合目で明るくなってきて、しばし休憩。
ご来光方面は少し曇っており、綺麗な御日様が上がるのは見れませんでしたが、
次第に登る太陽も観れ、鳳凰三山の奥の富士山も観れ、
エネルギーをチャージして山頂へむけてGO
八合目から上も、神奈川の方が先に行っていただき、本当に助かりました。
途中の急斜面、鎖場のところでは、新雪がかなり積もっていたため、
アイゼンもピッケルもなにも役立たず、少し上っては、その倍滑ってしまうの繰り返し。
それでも、先行者の姿を追いかけ、必死に這い上がっていきました。
そして剣の刺さった岩まできて、鳳凰三山、富士山を見れて本当に良かったでした。
山頂へも雪が続きましたが、頂の祠を目指し、ひたすら足を前に動かして、
快晴、紺碧の青空の下、山頂へ立てました。
先行していただいた方に感謝感謝です。

甲斐駒ケ岳は2度目。
1回目は御嶽が噴火した翌日でした。多くの方が山頂から煙の上がる
御嶽の山頂を心配そうに見ていたのを今も覚えています。
来年は花を持って行ってみたいと思いました。

帰りは、急斜面は無理ですが、ある程度の斜面はお尻で
滑り台の様に滑走していきました!
なかなか楽しい!

最高の甲斐駒ケ岳、黒戸尾根でした!

ちなみに、こんな記事が紹介されているサイトもありますね。
すごいですね。
甲斐駒の一等三角点(2965.6m)設置工事の際に偶然縄文時代の無紋土器が発見された。この土器は約4000~2400年前・縄文時代後期の遺物であり、日本最高所の発見でもある。縄文人が当時追っていたシカやイノシシはこんな高所には棲息していず、山頂までの道は原始林と岩壁である。縄文人は好奇心と石器のみで甲斐駒を極めたのである。

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コメント

お二方のトレースに感謝
七丈小屋下でお会いした者です。
山頂の眺め、私が登頂した翌日とはエライ違いですね〜。
ラッセルされたご褒美でしょうか
2017/12/17 8:41
Re: お二方のトレースに感謝
先日はお疲れ様でした。
小屋から上はほんと大変でした。
スノーシューで直登された方も
あの斜面を苦労して登られていて、
私はアイゼンなので深い雪にハマり
このままでは私は無理だと思い
何とか残っていた夏道を探して登りました。
でも1人でなく、前に先行者が居ると
本当に心が楽になります。
1人では八合目の途中で、
あるいは八合目の展望で断念してしまったかもです。
天気が良かったのも頑張れた要因ですね。
達成感で苦労しても
また山を目指したくなります!^ ^
2017/12/17 13:35
天気も良く、最高でしたね。
kaorukapapaさん、小屋泊と頂上までずっとご一緒させて頂いた者です。平日なのでラッセルは覚悟していましたが、頑張ったご褒美の晴天とほぼ無風というベストコンディションで頂上は最高でしたね。今回の山行で、一番きつかったのは小屋から駐車場までの下山でした。ラッセルの方がまだマシと思いながら下山しました。麓の「尾白の湯」温泉で疲れも吹っ飛び、達成感、満足感一杯の山行でしたね。Facebookは、ID:川嶋政義で自慢大会しています(^o^)。
2017/12/17 14:09
Re: 天気も良く、最高でしたね。
先日は本当にありがとうございました。
小屋では色々お話をお聞きすることができ
良かったです。
私は何と言っても
二本の剣のあたりの急斜面が一番しんどかったです。
経験し不足もあり
新雪にズルズル滑って
どうなる事かと思いました。

本当に天気良くて
コンディション良くて良かったです。

私も温泉行きました。
濃〜い方の露天風呂にしっかり入りました。

その後の下道で静岡まで下る道
眠くて大変でした!

来年雪が☃積もったら
塔の岳、丹沢、鍋割に行こうと思います!
西丹沢も良いですね。
静かで。
檜洞丸の小屋にも一度行ってみたいです!
2017/12/18 0:03
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この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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