雁ヶ腹摺山-姥子山-ナラ立
- GPS
- 16:22
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 2,323m
- 下り
- 2,346m
コースタイム
- 山行
- 8:07
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 8:27
天候 | 両日、晴れだが、7日夜明け前から断続的に西の風強い、7日朝、テント内―5℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自転車
04:30 自宅 04:50 町田 04:56 JR横浜線、八王子行、1140円 05:21 八王子 05:35 JR中央線、大月行 06:19 大月 復路 奈良子入口 16:18、富士急山梨バス、330円 16:35 猿橋 17:09、JR中央線、970円 17:42 高尾 17:45、JR中央線快速、東京行 17:51 八王子 17:59、JR横浜線、東神奈川行 18:25 町田 18:30 18:40 自宅 |
その他周辺情報 | 前回の山、甲斐岩間-蛾ヶ岳-釈迦ヶ岳-滝戸山 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1346342.html 次回の山、芹沢入口-石保土山-藤尾山-黒川山-鶏冠山-黒川金山跡-三条橋 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1361117.html |
写真
感想
後日
前回泊まった、林道の少し上の三角点の辺りは、やはり以前より笹藪が薄くなっていた。そこよりも上へ行って、翌日楽しようと思ったのだが、朝の目覚ましに目覚めず、1時間も寝坊してしまい出発直前には、日が昇ってしまった。おかげでヘッドランプも使わなかったが、西からの風が強く目出帽をもって来なかったことを後悔する。そう言えば夜半過ぎから風が断続的に強く吹き、明日も風が強くて下山するとしたらどのルートだろうとか考えながら寝ていた。案外テントの中の音は増幅されていて、歩くのに支障をきたすほどの風ではないのだけれど、やはり気温が低く、朝、テントの中の温度計はー5℃を示していたが、水筒は凍っていなかったしすぐに朝食の用意ができたのだった。藪がだいぶ薄くなっているので、かなり先にいた鹿の親子?が逃げて行くのが見えた。いよいよ雁ヶ腹摺山の急な登りにかかるところで、踏みあとは、登山道よりに斜面を巻いて大峠方向へ大きく進んで行くのを改めて思い出す。まだ登山道には誰も居なかったし、山頂にも誰もいなかったが、写真だけ撮ってさっさと姥子山方面へ下る。温まったところで、朝のルーティンを済ます。ちょうど9時になったので、ついでに最初のパンを食べる。姥子山へ向かう林道のところに、ザックが置いてあった。
姥子山の下の神社までは行ったことがあったが、そこから先は未踏ルートになる。かなり急な斜面を立ち木を伝って降りてゆく。さらに東の小さな岩峰へ進むと間違えて、岩の裏側まで行ってしまいがけに阻まれる。これは違うと思い戻ると、岩に登る手前北側に踏み跡がしっかりとあった。途中送電線鉄塔の所で少し休む。鉄塔横の小ピークに登って姥子山を見ると南側から見る姥子山とは全く違う、崖に守られた尖塔のように感じる。この先は、送電線鉄塔の巡視路のようで、例の樹脂製の階段がずっと続いている。小ピークのすぐ下に崩落箇所があって一部階段が無くなっている。尾根から下って来たので気がつかなかったのだが、その尾根側の下りでも立ち木を伝って何とか降りてきたような感じだった。
林道を下っている途中、親子かと思われる、猟銃を持った二人とすれ違う。
ナラ立へ寄り道しようと、渡れそうな沢の大きな岩が並んでいるところを渡って行ったのだが、帰りに林道を少し下ったところに橋があるのにはびっくりである。
ナラ立まで、最初は杉の植林帯を登るが、尾根に出ると、踏み跡がはっきりしてくる。登り始めるまでは、行こうか、行くまいか少し迷っていたのだが、この長い林道を歩くこともそうそうないであろうし、ひょっとしたら二度と来ないかもしれない可能性もあるのだから、行った方がいいだろう。それにバスの時間までまだまだ、たっぷりある。杉の植林帯は、場所によって倒されて木がそのままになっていて、歩きづらい場所もあるが、ここでは、そんなことは無く、すいすいと歩けた。ザックは川原において水だけ持っているだけなので、当然だ。途中に送電線鉄塔が建っている場所を通過、もうすぐだろうと思ってもなかなか山頂は先であった。山頂は植林の立ち木がややあって、良い景色とはいかないが、木々の間から透かして姥子山や雁ヶ腹摺山、東の山並みなどが見える。もと来た辺りを下って、沢を渡った辺りを目指して歩く。10mほど東にずれたか、少し戻ってザックのところに戻って一安心。あとはひたすら林道歩きだ。ほんの少し歩くと橋のところに、通行止のゲートがあり、先ほど会った猟師?の方の車が止っていた。さらにもう少し下ると、シロイハタ集落?というか一軒しか家がないが、道を挟んで会社のような小さな建物があった。人の気配は感じられなかった。当然だがここから、電気と電話線がつながっている。
奈良子バス停のある手前の矢竹集落を通ると、人影は無いが、子猫が数匹、こちらを伺っている。カメラを向けると、咄嗟に逃げて行ってしまった。地元の住民以外にこの辺を歩く人などほとんどいないと思うので、珍しいのだろう。
奈良子バス停の向かいには、大きな春日神社がある。座ってもう一度地図を眺めてみる。バスの時間まで2時間以上あるので、奈良子入口まで歩くことにする。それでも1時間は待つことになるだろう。途中、巨木のあった場所の説明板が立っていたので、見入る。切り株のようなものが林の中にあった。
奈良子入口バス停のすぐ手前に、集落の住宅地図があったので、ちょっと眺めていたら、大月行きのバスが、通り過ぎて行ってしまった。あ、ここからはバスの本数が少し増えるのだった。すぐにバス停のところに行けば乗れたのだが、住宅地図があまりにも詳しくて見入ってしまったのだった。以前にも見て、写真も撮っているが、さらに新しく更新されていて、しかも空き家になったであろう家には、名前のところが白いテープで消されているのが人口減少を如実に物語っていた。
つづく
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