御嶽山☆田の原〜継子・お鉢・お池&ブロッケンも♪
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,431m
- 下り
- 1,420m
コースタイム
2日目 6:00五の池小屋‐6:30継子岳‐9:00サイの河原‐9:20二の池‐10:00王滝頂上(休憩)‐10:40奥の院‐12:50田の原登山口
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
こもれびの湯 大人500円 洗い場が3つと小さいですが、赤茶色のぬるいとっても濃ゆい温泉です。疲れがふっとびました。 |
写真
感想
8月末に行きそびれていた念願の御嶽山です。
前夜出発し移動に5時間超。伊那I.Cから遠い〜〜
カーブに次ぐカーブをぐんぐん登っていくと、夫「今なんかいた。すげーでかいやつ」イノシシだそうです。乙事主さまのような。
田の原に着いてシュラフで仮眠。しようと思ったのに、寒くて寒くて寝られない〜
空には満天の星☆☆☆〜☆興奮と空腹と寒さに震える夜でした。
日の出と共に行動しようと思ったけど寝不足で体が動かない↴ でも日に照らされた御嶽山がバーーーンと現れてテンション↗↗↗
少し気温が上がるのを待って7時ごろから行動開始。
さすがマラソンも行われるだけあってよく整備されて歩きやすい道でした。
とにかく抜群のお天気の中、見えてるあれ!目指す王滝頂上!
3連休だし、登山客多い! どんどん遠ざかる駐車場。どんどん現れる中ア、南アと富士山も頭をだして♪
鐘があるたび鳴らしてしまいます。安全祈願です。途中の祠の中に乙事主さま発見。
そのうち少しガスがあがってきて、ようやく王滝頂上。硫黄くさい! ガスがモクモク絶えず噴出してる! 八丁たるみを経て剣ヶ峰へ。
ものすごい達成感! 疲れたけどうれしい〜〜♪ 荒涼とした火口とエメラルドグリーンの二の池、日が照ったり陰ったりで色がころころ変わる。
まわりの山々は少しガスがかかったり、雲海の中です。
人多いですが、ここでお昼の棒ラーメン。お皿忘れた↴ 私はコッヘルのフタで食べました。
みなさん登って来た階段を下りる人多いですが、私たちは裏に回ってお鉢めぐりです。大きいし広いし、険しい!
火口の反対側はキレ落ちてる個所もありかなりスリルありました。登って下りての繰り返しでかなり疲労した〜(汗)
大きなサークル。ここで大勢で手をつないでチャネリングしたら巨大なナニカが降りてきますよ♪きっと。
やっと二の池まで来て下ります。ときおり10僂らいあるつららがあったり。
サイの河原からは風が冷たくて寒くて。見渡す限りケルンだらけ。
それからははげしい登りではないですが酸欠と寝不足でもうヘトヘト。次に見える上り坂にもう音をあげました。
やはり空気が薄いですね。摩利支天乗越に到達したときにはもうはぁはぁでバテバテでした。摩利支天山? 往復40分? 絶対無理!!
なんとか小屋までたどり着かねば。もうガスで行く先が見えないですが、行くしかない。今度は黒い溶岩のガラガラする道を行く。
すると三の池、五の池とみえて、小屋! あった! 助かった!
受付して新館に通される♪きれい! となりには豆炭こたつもあって。薪ストーブにあたっておつかれチューハイタイム♪
しばらくこたつで同室のおばさまやおじさま、青年と談話。みなさんいろいろ行かれてて、山話に花が咲く。
そのうち、あれ! 晴れてるよ! きれいな夕日が差し込んできて、外に出ました。
すっかりガスも雲もとれて美しい〜〜! 360°大展望です。
しばらくうっとりしているとうっすらガスがふわ〜っと来たと思ったらえ?これってブロッケンじゃない!?
自分の影が虹の輪の中に! ものすごい感動しました! 数日前に「槍が岳開山」を読んだばかりだったし。
そして夕食。てんぷら盛り合わせ定食。かきあげがすごくカリカリにあがってて噛みごたえ抜群。疲れてるのにあごがまた大変(汗)
急いで完食してまた外へ。日の入りです。これまたすばらしく美しい〜♪白山がすごくよく見えました。行きたい!
夜は寒くて薪ストーブが大人気でしたね。
夫は熟睡しないまでもどこでも寝られるのでうらやましい。私は1時間ごとに目が覚めてうつらうつらとしか休めませんでした。
朝方、寒いのをようやく覚悟して、星を見に外にでると、たくさん見えてますが昨日の田の原の方がきれいだったなー。
朝ごはんは5時。また即効完食してご来光待ちです。この早食いが消化不良のもと?
ずいぶん冷えこんだようで10僂曚匹發△訌柱が立ってます。
突然でました。瞬間オレンジの光が突き刺すように。もうまぶしくて見ていられません。
ホントに来てよかった♪今日もお天気ばっちりです。お話したみなさんにこの先の行程を聞きあったりしてお別れ。
継子岳は北アがよく見えると聞いてすぐに出発しました。1番乗りだったようで踏み後のない霜柱の道を行く。けど激寒いです。痛いくらい。
山頂に着くとすばらしい眺めがひらけてました。北ア全て見えます。あっちからもこっちがよく見えてるだろうなぁ。
しばらく楽しんで、この先を考える。基本、ピストンて嫌いなんですね。
このまま四の池を回って三の池へ。と思い、険しい岩を下り始めますがホントに険しい! 昨日から来た道の中で最上級険しかったです。
かなり疲労して四の池の川を渡り三の池のふちを歩こうかと思ったけどもうあんなに下りたらもう絶対上がれない。
五の池の方に戻って三の池を眺めました。二の池より濃い? ホントに目の覚める美しさです。さざ波が乱反射して。
とにかくまだ歩き始めて1時間というのにすでにもう足が止まり気味。それからカメ並みの遅さでなんとか分岐まであがりました。
もうこの時点で、今日この山を降りたら移動して木曽駒に登る予定でしたがあきらめモード。もう帰りたい(惨)
でも帰るには車まで歩かなきゃね! 根性振り絞って二の池、剣ヶ峰は巻いて王滝頂上まで戻りました。
あ〜やっとここまで来た〜と思ったら少し余裕が。登ってくる人で混んでるし、奥の院経由で行きましょう♪
日の門はわかったけど月の門はどこだったんでしょ?(汗)ところどころ門柱のようなものは軒並み倒れていたので。
抜群のお天気の中、つづら折りにひとの川ができている。途中合流してからは行きかうのが大変でした。
途中白装束の人を先頭に「ざ〜んげざんげ〜〜ろっこんしょ〜じょ〜」と休みなく唱えながら行くのを見てそれがすっかり耳にこびりついてしまい、
最後までそのリズムで歩きました♪
登ってくる人に「まだ?」と聞かれて笑顔で「まだまだですよ〜」と容赦なく♪
そんなやりとりも楽しい連休の御嶽山でした。
実はずっと頭痛がしていたので高山病かと思っていて我慢してたけど下りても治らない。頭痛薬早く飲んどけばよかった! 寝不足でか?
帰りに山荘の売店で「こもれびの湯」を教えてもらって行き、大正解!
とってもいいお湯でした。
途端に元気出て、「じゃぁ、今日はもう時間ないからとりあえず駒ヶ根高原まで行ってみてそれから考えよう」ということで移動。
翌日、木曽駒ケ岳に続く。
kokoroROKKOさん、コメントありがとうございます。
まぁずいぶん古い記録と思ったらもう7年前ですね。私も懐かしく読み返しました。でも、読みながら詳細までしっかりと思い出すこともできて、こんなにムダに長文なのも自分にとってはよかったと思いました。
最近はあまり長くなるのもお目汚しかと控えてましたが、またこれを機に自分のためのレコを残したいと思います。
写真の時刻まではなかなか大変ですね^^;そういったことまで事細かに載せてるみなさん、尊敬します!
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