大室山:ブナ林が魅力の茅ノ尾根↑、半袖隊長、東海自然歩道から三保ダムへ
- GPS
- 07:09
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,412m
- 下り
- 1,693m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 7:05
→→→判定「●EK40〜50未満 日帰りとしては非常にきつい」・・・暫定値
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
合計距離: 22.87km / 最高点の標高: 1562m / 最低点の標高: 198m
累積標高(上り): 1601m / 累積標高(下り): 1843m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
(注)大室山山頂から先はほぼ下り一方かつ道路歩きが長いのに、こんなに標高差があったとは思えない
天候 | 曇り 一時霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(注)は平日・土曜運行(日祭日は運休) 久保小学校の廃校に伴い、バス停名称が「久保小入口」から「みなもと体験館前」に変更されている。 /斉狠430円⊃斉狠556円I抻竜淹獲330円…いずれもIC可 http://www.yamanashibus.com/pdf/rosen/180402_tsuru/nagamata-tukiyono.pdf 【帰路】山市場15161528谷峨駅15381556松田駅新松田駅16071714登戸駅17161723地元駅 ど抻竜涵兎240円…IC可 http://www.syonan-bus.co.jp/pdf/rosen/timetable/20171005_sa.pdf http://www.syonan-bus.co.jp/pdf/rosen/fare/01_nishitan-yamakita.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況【】 ロープ・クサリなどに頼るような岩場や、路肩に注意するようなやせ尾根・トラバース(山腹道)はなく、特に際立った危険箇所なし。 ヽノ木尾根(久保吊り橋〜大室山) 標高1000m付近までは暗いスギ植林帯の中の地味な登りだが、そこを越えるとブナを中心とした明るい広葉樹林帯が山頂まで続く。 久保吊り橋を渡り登山道に入ってすぐに倒木などで踏み跡が急に不鮮明となる箇所があるが、赤テープを頼りに目の前に見えている尾根に直進し這い上がる。 また山頂近くでは幅広い斜面が広がり落ち葉で踏み跡が分かり難いが、道標の矢印通り、左の淵から円を描くように回り込む(よ〜く見れば、薄っすらながら踏み跡だと分かります)。 大室山〜犬越路 一ヶ所だけ鎖場があるが、下り場面で念のために使う程度で、全般を通してとりわけ問題となる箇所なし。 8け柤〜用木沢出合〜西丹沢ビジターセンター(東海自然歩道に指定) 下り始めて15〜20分程度は涸れ沢のガラ場歩きなので足の置き場に注意が必要だが、鎖の手すりが設置された細い山腹道を通り過ぎる落ち着く。 だ消安凜咼献拭璽札鵐拭次岨以櫂瀬燹蔽安湖)〜山市場バス停 バス運行の空白時間帯だったので歩いたが、通常であればバス乗車区間。 基本は県道歩きだが、クルマ通行量はさほど多くない。 丹沢湖BS〜湯本平BSの間は三保ダムの中の管理道を歩いた(二ヶ所のゲート・フェンスがあるがいずれも施錠されていない)。 ★水場:なし ★渡渉箇所:なし(丸太橋渡りは5〜6回) ★泥濘状況:なし ★蜘蛛の巣 :茅ノ木尾根取付き直後に多少 ☆半袖 タイム:出発点から大室山山頂下まで、大滝橋BS付近から終点まで ★半袖 出会い指数:なし ☆半袖 驚かれ指数:2(富士急山梨バス車で車中元・山ガールから、大室山山頂で青年男性ソロに) ★入山者: ヽノ木尾根…同じバスに熟年男女10人P(大室山・犬越路・西丹)、大室山…山頂で男性ソロ1(西丹基点で加入道へ周回予定) ◆糎け柤まで…3組11人(高校生?9人P)、避難小屋で男性ソロ1(西丹起点で加入道・大室山と周回中) 〜西丹まで…熟年男性コンビ2 ぁ岨鎧埔BSまで…山ガール1(バスがない時間帯なのでブナの湯まで歩くと) |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし ★トイレ:月夜野バス停、久保吊り橋入口、西丹沢ビジターセンター、丹沢湖記念館、三保ダム入口駐車場、谷峨駅 ★食料調達処:ファミリーマート(地元商店街) ★携帯 :大室山山頂手前で圏外・不通 ★酒類調達処:サンクス松田町店(駅から2分、商店街端) ★お土産処:新松田駅前に物産店あり ★飲食店:寄らず ★温泉:寄らず ★宿泊施設:日帰り |
写真
感想
【プロローグ】
天気予報がイマイチの土曜日・・・翌日はあれやこれやで山休日だったので、今日行くしかありません。
5月末期限の加奈中バス優待券があったので、定番の「橋本⇒三ヶ木⇒月夜野」と乗り継ぎ、最後は富士急バスに乗って久保まで行き、厳道峠から阿夫利山を経て奥牧野・藤野と歩く積りでした。
いや、待てよ・・・、久保つり橋を渡りブナ林が美しい茅ノ尾根を歩いて大室山に登る手もあるぞ(⇒odaxさんレコを見て予てより歩きたいと思っていました)。
それだけだと短いから、檜洞丸から石棚山稜を経て箒橋に下るかな。
でも天気は次第に崩れるし風が強いと言ってるから、標高が低い阿夫利山にする方が無難だな・・・。
気迷いながら、橋本に向かいました。
【意外と混んでいたバス】
橋本駅から三ヶ木行きのバスは天気イマイチだから空いているかと思えば、意外にもハイカー多数で立ち客もいるほどでした。
そのまま月夜野行きバスもほぼ満員・・・焼山・平丸・東野で五月雨的にハイカーが下車しましたが、なんと、終点・月夜野まで12名(拙者を含む)も乗っています・・・これは私史上、最多人数。
お一方は「乗り鉄」ならぬ「乗りバス」らしきお方です。
そして他の熟年10名は茅ノ尾根で大室山・犬越路・西丹VC(ビジターセンター)に行くのだそうです。
ムムム、拙者と同じではないか・・・阿夫利山ではなく拙者も大室山にするか!
人生、こんな風に判断ミスを犯してしまうものなのですね。
【稜線は風が強くて寒いはガスって何も見えないは・・・】
楽しみにしていたブナ林はいつになったら出てくるのだ・・・と思いながらスギ林の中を地味に登ります。
標高高1000mを過ぎると待望のブナ林となりました。
しかしまだ芽吹き前だし、曇天だし・・・冬枯れの道も青空でないと映えませんね。
山頂に達すると・・・予想していた通りですが、ガスに巻かれておりがっくり。
おまけに寒いし、偶々、逆方向から登ってきた青年ハイカーと写真を撮りあって、そそくさと山頂を辞しました。
犬越路に下る途中からガスは取れましたが、大笄はギリギリ全貌が見えるも檜洞丸の山稜には雲が掛かっています。
犬越路の避難小屋に入ると先客がお一人・・・クルマで来て朝6時半から歩き始め、西丹⇒加入道山⇒大室山⇒犬越路と来て、後は西丹に下るだけなのだと。
今からコーヒーを入れるので宜しかったらお飲みになりますか・・・と声を掛けて頂いたのに、残念ながらカップを持参しておらず、無念の辞退。
パンとおにぎりを食べながら、窓の外と地図を交互に見ながら・・・止めました、檜洞丸は。
雨が降らずとも木々に当たった霧が水滴となってポタポタ落ちて来る事が容易に想像されました。
既に歩いたことはあるし、こんな条件下で歩くより、シロヤシオが咲く頃に歩いた方がいいよな。
【県道76号線は東海自然歩道】
そうと決めたら、西丹VCまでサクッと下りました。
しかし分かっていたことですが、13時前に西丹VCに降りてもバス便がほぼ2時間ありません。
もちろん2時間もボーっとバスを待つなんて有り得ないので、まだ通しで歩いたことがない丹沢湖畔への道(県道76号線)をバスに抜かれる直線まで歩くことにします。
谷峨駅付近まで自由乗降区間なので、バスが来たら手を上げればいいだけので気が楽なんですね。
途中の看板を見てそうなんだ・・・と思いましたが、県道76号線は浅瀬入口BSまで東海自然歩道なのですね(^_^.)
そのうちに、そう言えば前回歩いた時に「三保ダムの中を歩けるよ」とyamaheroさんにコメントを頂いたことを思い出しました。
そうだ・・・三保ダムの中を歩こう・・・とGPSを見ながらここを歩くのだろうと中りを付けながら進みます。
この道でよかったのか?と思いながらでしたが、無事にゲート・フェンスを通過(手製解錠)し、山市場BSでバスに乗り込みました。
結果論ではなく、こんな天気予報なのだから、もっと低山を歩くべきでした。
やはり大室山・檜洞丸ではなく阿夫利山に行くべきでしたね。
まぁ、こんなことでもないと、西丹VCから永蔵橋(浅瀬入口BS)まで歩くことなんてなかったでしょうし、ケガの功名と考えることにしましょう。
ホントの怪我は、もう、懲り懲りですが・・・。
subaru5272さんの偵察を参考にして、新松田駅近くの焼き鳥「yaya」に行ったら、まだ仕込み中なので、ここでも無念の撤退でした
★大室山(おおむろやま)1587.4m・・・関東百・山梨百名山(3度目)
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
コメント
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半袖隊長、こんばんは。
私が茅ノ尾根を登った時は、6月でまさに緑したたる季節でしたが、
まだ完璧な冬枯れ状態なんですね。シロヤシオはまだまだ先だし。
しかもガスとは踏んだり蹴ったり、本当は富士山も見えてすごくいいコースなんですよね。
あのダムの下を通りましたか。
あそこは芝生は立ち入り禁止でショートカットできませんが、
ちゃんとクネクネ道もあるので歩く人もいるようですね。
確かに私の時もゲートが2つほどあって一瞬焦りましたが、あれは車対策用ですね。
山市場まで歩かれたのでしたら、これから大野山も不老山も楽しみですね。
既に歩かれていたら失礼。
おこんばんは〜🎵
土曜日の天気は残念でしたねぇ (T_T)
せっかくの大展望の稜線もガッスガスでは下山が正解かと (;^_^A
私の場合、山行を計画した段階で、行きたくて行きたくて気持ちを抑えられなくなってしまいます。例え天気予報が悪くても「予報がハズレるかもしれないから登山口まで行ってみよう」となります。
そして、登山口に到着すると「えいや〜!」と登ってしまう繰り返しです (-ω-;)
ガッスガスの強風のお陰で?ダムの中を歩け、赤線も延伸できたのは、まさにけがの功名ですよ (*^^*)
てか、北丹沢はヒルが少ないんですってね。お疲れさまでした〜 (´▽`)ノ
yamabeeryuさん、こんばんは。
茅ノ尾根行かれましたか。でもさすがに上半部のブナ林は新緑には早かったですね 。シロヤシオの時期あるいは頂上付近のトリカブトの時期がお勧めでしょうか。
しかし、下山してからバスがしばらくないとはいえ、延々と車道を・・・・タフ ですね。でも西丹は渓筋の車道周辺当たりが新緑や咲きだした花 で一番春らしいのでしょうか。
写真 25の大群山下り途中の遠望は、おそらくは中央左の円頂が権現山、中央右の意外に尖っているのが畦ヶ丸かと。とすると右上は菰釣?
茅ノ尾根を登るにしては中途半端だったかもしれません。
新緑はまだだし、紅葉でもないし、冬枯れでも途中での眺望はないし…。
オマケに山頂部でガスっている特れば…選択ミスでした
三保ダムにて、拙者はバスに乗り遅れちゃいかん!と斜面のクネクネ道は対象外。
一番早く着くバス停・神縄だと、すぐに三保ダムの外に出てしまう。
すると湯本平バス停につながる道を行くしかない…と考えて、スマホ地図を見ながら今回の道を辿ったのですが、閉じたゲートが見えて(;゚Д゚)びっくり。
直感的には「シマッタ!閉鎖されているのか!」と思いましたが、よ〜く見ると主導開閉出来たので助かりました。
大野山は、そこからブッツェ平を抜けるのに散々迷って遭難するかと思った懐かしい山。
不老山は、三国山から縦走してきて今回と同じ山市場バス停に下った懐かしい山。
今回の県道76号線下り完歩により、西丹VCから谷峨駅まで赤線が繋がったので、どの山からどのバス停に下っても安心してバスに乗れるようになりました
隊長
確かに微妙な天気予報の場合は、現地に行ってみないと分からない ことが多いですね。
でも今回は、悪い天気予報がほぼ確定しており、夕方に向かって気象条件が悪化することを知りながら行ってしまったのですから、自業自得でした
どうせ視界も効かないのだから、(阿夫利山のような)低山を徘徊すべきでした。
西と北にはヒルは少ないと聞きます。
多いのは東のようですね。
でもよく見掛ける道標(看板)に「ヤマビル注意 」と書かれていると、拙者が指名手配されているような錯覚に陥るます。
「ヤマビールユに注意 」なのかと…
隊長
お〜、山頂一帯にはトリカブトも多いのですか
すると紅葉を迎える前の晩夏・初秋も宜しいと言うことですね
茅ノ尾根の西隣りにある大室指から取付く尾根道にも注目しています。
「トウゴクミツバツツジ、トリカブト」と注釈があるのですが、山高地図では破線で、取付き不明瞭とか沢を渡るとか注意書きがあるので、簡単ではないのでしょうね。
25 は自分でも「左が権現、右が畦ヶ丸」かとも思いましたが、畦ヶ丸があんなに丸く見えるのか?と思ってしまいました。
右上は菰釣山の方角ですね。
すると中央奥は三国山でしょうか?
なお44 も、右が権現山で左は無名峰なのでしょうね。
隊長
こんにちわ。
ガスの中、お疲れ様です。雨には遭わなかったのですか?風が強くて寒そう。長袖隊長さんになるなんて、本当に寒かったのですね。
これからの季節は、お花が多いので楽しいです。シロヤシオも楽しみです。
新松田のやきとり屋さんは、残念でしたね。新松田って、ちょっと変わったお店があるような気がします。次回は、やきとり屋さんのレコも楽しみにしています。
大室山から犬越路に下る途中でホントに細かい霧雨が降りましたが、下るにつれて雲から解放されたので、本格的な降雨には遭いませんでした。
でも山頂部は風に流された雲で枝葉に水滴が付着し、ぽたぽたと落ちてきました。
こりゃ、檜洞丸でも同じようなことかな?と思って、縦走するのを止めた次第です。
風が吹くと急速に体感温度が下がり、我慢しすぎると、手先が凍えて、腕の骨が痛くなるんです。
そうなる怪我するの因になるんですよね。
咄嗟のときの動作も鈍って、身体のバランスを保つのが難しくなります。
だから拙者は痩せ我慢しません・・・してるだろ、いつも
シロヤシオ・・・今年はどうなんでしょうか?
桜のように開花が早まるのか?
アカヤシオのレコは既にアップされていますもんね。
焼き鳥yaya・・・ご主人と思しき方がカウンター席で串刺し作業されていました
やや 、早すぎたようです →HPを見ると17時開店でした。
隊長
ありがとうございました!!!
久々にかなり長旅(止めなければ )になります。
バリっぽいとことか、あんまり人が歩いてないようなルート調べてると、
yamabeeryuさんのレコが出てくるので、ちょくちょくログもらったり、
レコ見ています。私と違って写真と説明が分かりやすくて、
かなりお世話になっています。ありがとうございます
茅ノ木尾根、空いてて好きな場所です
橋本⇒三ヶ木⇒月夜野の乗り継ぎで道志スタートを
一度行こうと思ってるのですが、なかなか果たせないでいます
あのあたり出だしでのトイレ少ないし(笑)
月夜野バス停、久保吊り橋入口にあるんですね、メモメモ
北に行くか、南に行くか、難しいとこですねー
でもその場で考えられるなんて、さすがですね
僕はいつも予定通りのコースしか行けません
大倉に向かうバス車中でお見かけして、もう5年くらい経つのでしようか
トレッキングポールの先っぽがどこかに飛んでいってしまって……
その後は夜討ち朝駆けがお得意になられたので、ばったり遭遇することもありませんね。
お互いに非・人気コース、いやルート取りが多いので、然もありなんでしょうか
拙者も今朝から(休暇を取って)久しぶりの長旅です。
もっとも山小屋代わりに国民宿舎に泊まっての一泊二日ですから、お気楽なものです。
ただ終バス(と言っても、一日3本)に乗り遅れたら、夜道を20km追加なので緊張しています。
いつもあの計画・実績分析表を見ては、いつかそのノウハウをお聞きしたいものと願っています
半袖隊長
このバス旅ルートは、北丹沢から主脈縦走(蛭・丹・塔)の起点に行けるので一定のニーズがありますね。
三ヶ木から先は学校の生徒さん用ですから廃線となることはないとは思いますが、現状でも日曜運休。
yamaheroさんの仰るところの絶滅危惧種……に近いですよ。
トイレほ…月夜野は水洗です。
バス運転手も使うし、隣が太公望向けドライブイン(宿泊可能)ですので、それなりに維持されています。
久保つり橋のトイレは……中を検分しておりません。
次は久保から北上して藤野に向かい赤線延伸です。
今週末は外秩父縦走大会ですね……30年近く前に参加したものの、道路歩きばかりでうんざりして、途中で逃亡しました
若かった〜あの頃〜 です。
カズさんと共に、●態ぶりん遺憾なく発揮して下さい。
でも、一歩たりとも走っちゃダメですよ
拙者は北関東にて修業して参ります。
それにしても夜明けが早くなりましたね。
今日は早朝から妙に乗客が多いなと思っていたら……まだ金曜でした(⇨今日は有休)
半袖隊長
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