花の丹沢主稜(檜洞丸〜蛭ヶ岳〜塔ノ岳〜同角ノ頭)
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- GPS
- 13:39
- 距離
- 32.6km
- 登り
- 3,493m
- 下り
- 3,486m
コースタイム
- 山行
- 11:44
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 13:33
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・丹沢湖・玄倉方面からユーシンには行けません。 大規模な崩落が発生し、復旧までに1年かかるようです。 http://www.pref.kanagawa.jp/docs/m2g/cnt/f417344/kurokurarindoh_closed.html |
写真
感想
丹沢の主だったピークは登りましたが、ずっと気になっていた同角ノ頭は未登。
塔ノ岳と同じ標高ですが、人気の差は歴然。
それでも山容は凛々しく、丹沢で3本の指に入るのではというイケメン山です。
ルート取りが悩ましいのですが、
日の長い季節に丹沢主稜からユーシンに下って同角ノ頭を目指します。
コースタイムは19時間10分、昨年の甲斐駒ヶ岳以来のロングコースです。
今日は長丁場なので久々に4時台のスタート、
ヘッドランプなしで歩けるぐらい朝が早くなりました。
小笄手前の岩場でコイワザクラ登場、今日のもう一つのミッションクリアです。
先週見たミョウギイワザクラより2回りぐらい大きいですが、
岩場にこれでもかというぐらい咲いていました。
また、この日は春とは思えないぐらい遠望が利いて、
富士山はもちろん、南アルプスや八ヶ岳もくっきりです。
約15年前に檜洞丸に初めて登った時は眺望なくて印象良くなかったのですが、
今ではブナがきれいな雰囲気のある山と思うようになりました。
年とともに山に対する見方がだいぶ変化したようです。
昼食を食べ、同角ノ頭を横目に見ながら、次のピーク蛭ヶ岳を目指します。
この辺りから登山者と出会うようになりました。
さすが人気の丹沢、歩いている人が多いですね。
蛭ヶ岳へは一気に登り返し、まだ人もまばらな蛭ヶ岳に到着。
今日は素晴らしい展望で、2月の雪辱を果たしました。
早朝はあんなに風が強かったのに、蛭ヶ岳到着時には無風で暑い!
ここからは、4月にもかかわらずTシャツ短パンで歩きます。
蛭ヶ岳〜丹沢山で人が増え、丹沢山を過ぎるとひっきりなしにすれ違い発生。
そんな中、miruruさんに呼び止められて、2週間前のウノタワ以来の再会。
すれ違いだらけで一瞬の出来事なのに、よく気づかれたなあと感心です。
マイナーな山でレコ友と会うという伝説が生き続けていましたが、
初めて超メジャーな山での出会いでした。(自分は気づきませんでしたが)
miruruさんとは1年弱の間に3回目の遭遇、これは過去タイ記録です。
塔ノ岳は高尾山かと思うぐらいの人だったので、行動食を頬張ってすぐに出発。
この先ユーシン〜玄倉が通行止めのため誰とも会わないと思いきや、
意外にも5組ぐらいの人とすれ違いました。
そして、いよいよユーシンロッジから同角ノ頭へ向けて出発。
大石山までは丹沢では珍しい急登続き、大石山から先はアップダウンがあり、
檜洞丸までの単純標高差900m以上のタフなルートでした。
ルートは変化があり、同角ノ頭以降はブナの森が美しく、
丹沢に慣れた方にはお勧めのルートです。
ただ、疲労がたまってくる時間帯に歩くにはタフ過ぎるルートで、
ここでコースタイムを短縮するという目論見は見事に外れ、
ヘロヘロ状態で本日2回目の檜洞丸到着となりました。
2月には丹沢主脈を歩きましたが、
今回の丹沢主稜の方がルートに変化があり、眺望も素晴らしく楽しかったです。
同角ノ頭とコイワザクラ、長年狙っていたミッションもクリア。
一方で、奥多摩と違い巻道が一切なく甘えが許されない丹沢のタフさを痛感し、
標高差が大きい時の歩き方を考えさせられる山行となりました。
hirokさん、こんばんは。
コースタイム19時間超ですか...
ユーシンからの登り返し。やるなぁという感じです。
夕方の水墨画のような景色、いいかんじです。
とてつもなく歩いたことに対する、きっとごほうびでしょう。
hirokさんは、確か尖っている山が好みだったような気がするので、
てっきり、同角は登っていると思っていました。
私も未踏ですので、檜洞のシロヤシオのタイミングに行こうかと
考えていたところでした。
コイワザクラって、この時期の丹沢では
普通にあちこちにさいているのですか。
一度はみてみないと。
sat4さん、こんばんは
今のsat4さんなら、19時間は何ともないのでは。
ユーシンからの登り返しはアップダウンがあってへばりました。
先週歩かれた九鬼山〜高柄山もそうですが、
細かいアップダウンはボディーブローのように効いてきますね。
それでも美しい水墨画のような景色を見ながら、何とか登りきったという感じでした。
同角ノ頭、非常にルートが悩ましい山ですよね。
素直に玄倉からユーシン経由だと林道歩きがとてつもなく長いし。
玄倉〜ユーシンが通行止めとなって、覚悟が定まったとも言えます。
この日一番見た花がコイワザクラ、二番目がキクザキイチゲかも。
タチツボスミレやミツバツツジよりも普通に見られました。
岩場にはもれなく咲いていますが、犬越路〜檜洞丸が一番咲いてました。
hirokさん、こんばんは。
コイワザクラが可愛らしいですが、なんとも
タフなコースですね
2度目の檜洞丸到着でのヘロヘロ状態、5年前
ですが、たぶん似たような気持ちで蛭ヶ岳に
到着したことがあります
奥多摩に較べてタフなこと、同感です。このコース
は雲取山がらみの+10キロよりきついと思う。。。
しかし、充実感も比例して大きいでしょうか。
最近チャレンジングな歩きをしていないなあと
思ってしまいます。お疲れ様でした!
youtaroさん、こんばんは
タフではありますが、丹沢を代表する山を縦走する素晴らしいルートでした
人気の蛭ヶ岳〜塔ノ岳に、変化に富む犬越路〜檜洞丸〜蛭ヶ岳、
花崗岩や急登など他の丹沢では見られない同角山稜と魅力いっぱいです。
加えて、コイワザクラやキクザキイチゲが応援団のようにあちらこちらに咲いていて、
元気をもらいました
奥多摩の長沢背稜を歩くとこれぐらいの累積標高になるのですが、
こちらは数値が間違っているのでは?といつも疑問に思っていますが、
丹沢はガチですね。
おっしゃる通り、達成感も大きく、天気にも恵まれ満足の一日でした
いよいよ歯医者通いも終了とのことで、
youtaroさん得意のロングをお待ちしてますよ
hirokさん、こんばんは!
変態的な、変則八の字ルート
hirokさん的なルート取りとは言え、累積3000m越えは流石です
「疲れた〜」は、三味線でしょう?
本当に疲れれば、CTは0.8には落ちるでしょうからね
そう言えばそんな値、hirokさんのレコには無かったような...。
毎週のロングを敢行し、どんなお山を目指しているのでしょうか?
最終的にはエベレストかな
イワザクラは見事ですね!
ある所には、あるものなんですね〜
フレッシュな個体が多く、見応え十分ではありませんか!
柔な私など、イワザクラだけで満足し、同角ノ頭を回避して
帰路に着きます
tailwindさん、こんばんは
変態的な、という修飾語は余計だと思いますが
各山頂でこまめに食料補給していましたが、
それでもエネルギーが足りていなかったようです。
最後は足にもきて、檜洞丸が果てしなく遠く感じました
いよいよ本格的なロングの季節がやってきましたが、
もっと鍛えないとダメですね。
先週のミョウギイワザクラといい、今回のコイワザクラといい、
サクラソウの仲間は可愛らしいですね
ハクサンコザクラも大好きなので、
アカ・シロ・ムラサキヤシオのヤシオ3部作に加えて、
今年はサクラソウ3部作を目指そうかな
でも同角ノ頭、格好いいと思いませんか?
展望も重要ですが、山容も重要な山の要素、ようやく行けて満足でした
hirokさん こんばんは
いつも通り、どう見ても厳しいコースを歩かれていますね。
気温も高めで…とても日帰りでは歩くことができませんが、
そもそも自分ではチョイスしないだろうコースです。特に、
大石山の登り返しが厳しそうで、そのまま帰路に向かいそう
です。お疲れ様でした。
埼玉のchii
chii1961さん、こんばんは
天気が良くて、日の出前から日没まで歩けました。
朝景と夕景は日差しが柔らかく、
素敵な景色に出会える確率が高まるので、お得感があります。
確かにきついコースでしたが、達成感も大きくて。
今、ユーシンに行かれる方は、そのまま玄倉(丹沢湖)へ抜けられないので、
どこかしらの山へ登り返さないと帰れません。
退路を断たれた状況で、そういう意味では気合の入った方しか来ないのでしょうね。
それでも5〜6組の方と会ったので、
天気も良くて皆さん気合いが入っていたようです。
hirokさん、こんばんは。
おじゃま致します。
奥武蔵に続き、丹沢でバッタリ♪ 嬉しい偶然でした。
暑くてバテていたので、颯爽とされていたhirokさんから元気を頂き、とても嬉しかったです。てっきり主脈縦走かと思っていましたが、主稜の方からだったのですね。とてもハードな…眺望の良いコースですね、お花も沢山で。
この日は夕方の雲海も、とても綺麗でしたね。
また何処かでお会いできたら嬉しいです。これからも宜しくお願いいたします。
miruru(^^)
miruruさん、こんばんは
あの人が多い中、一瞬のすれ違いでよく気づかれたと感心でした。
丹沢山からは100人近くと会っていたので、注意力も散漫
声を掛けられなければ気づかずに過ぎ去ったと思いますので、ナイスプレーでした。
それにしても2週間ぶりとはすごい偶然でしたね。
この日は暑かったですね。
途中からはぱったりと風が止み、気温はグングン上昇。
結局持参した2.5Lの水に、途中で汲んだ1.5Lもほぼ飲み干してしまいました。
主稜は花好きにはお勧めです。
あと1か月もするとシロヤシオもたくさん見れますし。
3度目があれば4度目は?
楽しみにしてます。
hirokさん、こんばんは。
いつもレコを拝見していますが、コメントをするのは初めてかもしれません。
神ノ川起点の周回ルート。ここからはどのルートも急登とアップダウンが続きますね。
私も以前、神ノ川からの丹沢周回を2回した事がありますが、丹沢のアップダウンはやはりとてもハード。
特に同角山稜を終盤に登った時の大変さは・・・。
私の場合は、このまま歩けなくて帰れなくなるかと思いました
晴天の中、花や景色に励まされながらのタフなルート、お疲れ様でした!
cirrusさん、お久しぶりです。
栂海新道以来のコメントありがとうございます!
神ノ川は丹沢の登山口としては自宅から近いので利用価値が高いのですが、
おっしゃる通り、どこに行っても急登が待ち構えてますね。
犬越路が唯一楽な登山道かもしれませんが、
この季節はコイワザクラがたくさん咲いていて、楽しみが増えます。
ユーシンまではとても快調だったのですが、
同角山稜に入ってからは急にペースダウン
急登に苦しめられましたが、ルートに変化はありますし、
展望・花ともに良かったので、また行ってみたいルートです。
もう歩けないか、と思っても、一歩一歩進めば人間何とかなるもんですね
GWはどちらかに遠征されるのでしょうか、レコチェックしますね。
hirokさん
初めてコメントさせていただきます。
山行計画が面白く拝見しています、特に山梨百名山では自分のルートにも参考にさせて頂いていて、この場を借りてありがとうございます。
今回、たまたま同じような箇所を歩いたもので勝手に親近感がわきコメントさせてもらいました。
私が二日かけて歩くところを一日にで駆け抜けてしまうのには思わず
『日帰りですか!』と声が出ました(笑)
これからもレコ楽しみにしています♪
RaVieEnRoseさん、初めまして
大石山とユーシンロッジの間でお会いしましたね!
ユーシン〜玄倉が通行止めだったので、
14時過ぎで同角山稜を下ってくる方に会うとは夢にも思っていなかったので、
お会いした時は本当にびっくりでした。(大石山でもう1人お会いしましたが)
急斜面にも関わらず、思わずうれしくて話しかけてしまいました。
ユーシンか尊仏平でテントを張るとおっしゃられていたので、予定通りでしたね。
2日とも天気に恵まれて、最高の登山日和だったかと思いますが、
最後はハラハラドキドキだったのですね。
ゲイターを装着されていたのが印象に残っていて、
もしかしてヒル対策?と思ってしまいました。
そういう自分は暑さに負けて、ヒルの恐怖が頭にありながら、
短パンで歩いてしまいました
私同様、関東各地の山に出没されているようなので、
またお会いできるのを楽しみにしてます。
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