氷ノ山(三の丸→氷ノ山越) 〜霧と小雨の中を歩く〜
- GPS
- 05:04
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 822m
- 下り
- 817m
コースタイム
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 5:04
天候 | 曇 → 小雨 → 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
若桜駅から𣇃米(つくよね)までは町営の路線バスもありますが、1〜2時間に1本なので、時間をよく確認しておきましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された登山道で危険個所はありません。途中、鎖やロープのかかっているところもありますが、注意して歩けば問題ないでしょう。 昨日までの雨で稜線にはぬかるんでいるところがありました。 |
その他周辺情報 | 宿泊は、「氷ノ山キャンプ場」(バンガロー、常設テント、オートキャンプ場あり)や、「高原の宿氷太くん」などロッジをご利用ください(要予約)。また、登山を終わって若桜駅方面へ向かう途中には町営の「若桜ゆはら温泉ふれあいの湯」があります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
レインウエア(雨合羽)
靴下
サポーティングタイツ
グローブ
日よけ帽子(キャップ)
靴
サブザック
トレッキングポール
昼食(カプめん)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー他)
飲料(お茶500mL
水900mL)
シングルバーナー
OD缶
コッヘル
箸
地図(地形図)
iPhone(GPS+カメラ)
iPad mini
サブバッテリー
カメラ
携帯電話
腕時計
ラジオ
手拭い
ティシューペーパー
|
---|
感想
連休中の山歩き第2弾は「氷ノ山」だ。
今年、我が校の山岳部には数名の新入生が入部した。その生徒達の「新歓登山」という名目で、当初1泊する予定を立てていたのだが、諸般の事情で日帰りの登山となった。朝6:40に集合して氷ノ山へ車を走らせた。一部の生徒は列車で若桜駅へ来るので、それをピストン輸送して、8時半過ぎに登山を開始した。
残念なことに、天気は曇りで霧雨が降るため、雨合羽(レインウエア)を着て歩くことになった。霧というか、雲がかかっているため視界はあまり良くない。カメラが防水機能付なのが心強い。
今回の登山は、6月に行われる県総体の下見が大きな目的だ。なので、ただ単に山頂目指して歩くのではなく、地図を見てポイントを確認しながら進んでいった。私はiPhoneのGPSに頼ってばかりで、地形図から現在のポイントを判断することはあまり得意ではない。おまけに、国土地理院の地図に記されているルートが必ずしも実際の登山ルートと一致していないところもあるものだから、さらに厄介だ。
この季節は様々な花が咲いていて新緑も美しい時期なのだが、天気が悪いためなかなかそれを楽しむこともできない。それでも目についた花をいくつか写真に収めてきた。ただ、曇りや雨の日は花があまり開いていないため、後で植物名を同定するのになかなか苦労した。
昼食は山頂の避難小屋でカップラーメン「ラ王」を食べた。昨日、スーパーにあった一番高いカップラーメンがこれだったのだ。生徒達はみんなパンをかじっていたが、せめて顧問は「こんな楽しみもできるんだぜ」ということを教える必要もあるかと思って、敢えて荷物がかさばるのを承知でコッヘルやバーナーを担いで上がったのだ。本当は生徒達にあったかいカップラーメンを振舞ってやることができれば私の株も上がったのかもしれないが、そこまでの余裕はなかった。
あまり良い天気ではなかったが、さすがに名峰だけあって、比較的多くの登山者とすれ違った。若いカップルもいればお年寄りの集団もあって、それぞれの楽しみ方をしているようだった。
我が隊の1年生にとっては、合羽を着ての登山は決して楽しいものではなかったかもしれない。けれども、山では悪天候が避けられないこともよくある。安全に登山を行うためにはそれなりの装備と技術が必要であるということを知る良い機会となっただろう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する