黒部五郎岳・薬師岳〜北アのドン真ん中へ:テン泊山スキー


- GPS
- 35:51
- 距離
- 45.2km
- 登り
- 3,586m
- 下り
- 3,579m
コースタイム
- 山行
- 12:33
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 13:26
- 山行
- 12:10
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 13:35
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車地付近には全く雪はなく、4年前に来た時(トンネル手前1劼泙農兩磴△)とは全く別の光景であった。危険個所は特にありませんが北ノ俣岳以降の行動は強風が吹くと厳しいものがあります。 |
写真
感想
天候にも恵まれた?今年のGW。
遠征最終章として、JUNDrさんとテント泊でのスキーツアーに出掛けることとなった。
JUNDrさんからは、小屋泊かテント泊と聞かされていたので、自分も長期遠征出発時にテント泊装備も準備はしていた。
そして、どうする?と聞かれ、「テントも準備していますから大丈夫ですよ〜」と答えたらテント泊に決定!
やっぱり、小屋泊にすればよかったと思ったのはその後出発してすぐであった。(笑)
前日の山形月山の山行から移動し、神岡の道の駅で合流後、早朝から出発の予定が雨で若干の待機となったが、雨雲レーダーを見ながら大丈夫でしょうと若干の遅れでスタート。
久し振りのテント装備に板担ぎ。毎回思うがもうやらない!と思っても何故だか同じミスを繰り返してしまう。(笑)
しかも雪が異常に少なく、アップダウンの繰り返し。
途中で音を上げそうになるが、テント場を設営したら気が楽になった。
そうなればこちらのもの。JUNDrさんが黒部まで行きます?と言うのでテントまで戻るだけなので、もちろん遅くなっても踏みましょう!と理由も分からないまま突き進む・・・
単独では尻込みしてしまうところも、強い味方がいれば鬼に金棒。
敗退の文字は微塵もなく、長〜いトラバースを繰り返して山頂に到着。
やはり、来てよかった。
帰りの長い道のりも暗くなっても平気さ〜、テントへ戻れば酒が待っている!
またもや訳のわからないこじつけによる火事場の馬鹿力によりヘッデンを使用する前に到着。
JUNDrさんはお疲れモードでお休みなさい。
自分は意気揚々、早速つまみを広げ、焼酎を割る水作りに精を出す。
いい気になってハイペースで飲んでいたら案の定、自分も当然のことながら、同様に疲れているので食事中にも関わらず知らぬ間に撃沈。
汁の入ったコッヘルを蹴飛ばさずに済んだのだけは良かった。(笑)
そして翌日、疲れの取れぬまま、薬師に向かうのであった。
3月以降、仕事や天候、様々な行事により山への時間が取れずモチベーションもガタ下がり。きっと体力も相当落ちているだろう。一方ktn92さんは単独上越・東北遠征に出かけている。山の無いGWは許されない・・・最後の2日間でGWらしい山スキー山行を計画した。山スキーヤーの憧れの地、北アルプスジャイアントこと薬師岳、北アどん真ん中の黒部五郎岳の2山の山スキー滑降に挑戦だ。まずはテン泊装備が大問題。ここ何年もテントなんて押し入れから出したことがない。使用2回目のソロテントを久々に使用だ。総重量17圈▲好ーを合わせると20圓老擇超える。久々の重荷山行にやや戸惑いながら出発。一番の衝撃は登山口に全く雪が無いことだった。以前に来た時には手前1劼ら積雪で歩き、取り付きも雪壁となっておりどこからでも稜線に乗り上げ可能であった。
雪の無い飛越新道は泥だらけ、倒木だらけでブーツがずぼる、スキーは引っ掛かり、いきなり難儀して進む。コースタイムよりはるかに時間がかかってしまう。それでも根性で進み、何とか寺地山を通過し、正面に見える北ノ俣岳はハイマツで覆われとてもスキーができる状態ではなさそうだ。愕然としたが、それでも北ノ俣岳を目指す。2300m少し上のハイマツ帯にテント設営。少し休んでいよいよ黒部五郎岳に向け出発。雪のほとんどない斜面に登山道にだけ雪が残りktn92さんは絶対にスキーを脱がない覚悟で岩の上さえもシール歩行で越えてゆく(恐れ入りました!僕ならとっくにスキーは脱いでいました)北ノ俣山頂では風ががぜん強くなりいよいよ北アど真ん中に向けて大トラバース開始。微妙なアップダウンがあるが何とか一本道を作り登り返しを少しでも楽にするようにした。中俣乗り越しからは最後の350mのアップ。風が強まり息も切れる足も重い。何とか堪えて16時に黒部五郎岳山頂ゲット。こんな時間に雪の北アドン真ん中は結構無謀でもある。テン泊ならではだ!後は大展望を見ながら肩からの滑降とロングトラバースで北ノ俣への復帰だけだ。気温はどんどん下がりクラストも始まる。今日は日没でもテントまで戻ればOKなので気持ち的には余裕。北ノ俣までは意外に長く疲労困憊して再びスキーを担いでガレ道を兼用靴で降りる。薄暗くなった7時にテント地に帰還。僕はそのまま爆睡してしまった・・・・(初日終わり)
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