【佐渡ヶ島】金北山、ドンデン山（ドンデン山荘からピストン）

2018年05月06日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.3km
• 登り: 1,206m
• 下り: 1,205m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:28
• 休憩: 0:58
• 合計: 9:26

6:10 ドンデン山荘
6:23 金北山登山口
6:31 アオネバ十字路
7:16 マトネ
7:29 石花コース分岐
8:17 8:22 イモリ平
9:49 10:04 あやめ池
10:30 10:53 金北山
11:10 あやめ池
12:18 12:28 イモリ平
13:20 石花コース分岐
13:37 マトネ
14:09 アオネバ十字路
14:27 金北山登山口
14:32 ドンデン山方面入り口
14:56 15:01 ドンデン池
15:23 尻立山
15:36 ドンデン山荘

天候

晴れ〜曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

5/5　往路　新潟発6:00　フェリー　8:40　両津着
5/9　復路　両津発5:30　フェリー　8:00　新潟着
佐渡ヶ島内は自家用車。道の駅で車中泊。　

コース状況／危険箇所等

コース上で風が強い所あり。強風時は注意。
雪は少なくなっているが、一部迷い易い所あり。
金北山山頂直下に20mほどの雪の壁。キックステップと設置のトラロープを使用して登る。

その他周辺情報

島内に複数の日帰り温泉あり。フェリー乗り場２階の観光案内所で幾つか紹介していただいた。500円〜600円。
スーパー、コンビニは複数あり買い物には困らない。

写真

5/5 6:11

前日朝6時。新潟港発のフェリーで佐渡へ向かう。

5/5 9:32

佐渡に到着すると山は厚い雲の中。この日は佐渡観光。

5/5 11:49

二つ亀。

5/5 12:19

大野亀など自然景観に見所多い。

5/5 14:36

金山の産業遺跡も中々の物。

5/5 14:41

金山の選鉱場跡。あと、古い町並みも捨てがたい。

5/5 15:37

帰りに大佐渡スカイラインを通って白雲台へ。そこからの金北山（左）。この時間は雲が取れていた。この日の登山者は十数名。稜線は台風並みの強風だったとか。

5/6 5:27

飽けて5/6。天気も良く、ドンデン山荘から金北山を拝み、いざ出発。

5/6 6:11

車道を下って。

5/6 6:23

金北山登山口から入山。いきなり雪。

5/6 6:31

青ネバ十字路で二人を追い越す。

5/6 6:33

シラネアオイ。大量にあちこち咲いていました。

5/6 6:45

登山道はカタクリロード。とにかく凄まじいほどの量。佐渡はクマ、イノシシ、鹿など植物捕食する野生動物がいないので、カタクリもノビノビ育ってます。

5/6 6:49

イチリンソウ。

5/6 8:15

途中の真砂の峰から金北山への縦走路。1000m級の山には見えない風格。

5/6 8:17

ただし稜線は島特有の強風帯。時々、身体が持っていかれそうになる。

5/6 8:48

近づく金北山。右下は爆裂火口か？

5/6 9:22

あやめ池手前の分岐点。左の夏道は雪が多く通行困難。右の冬道を行く。

5/6 9:37

青空広がり金北山も近い。

5/6 10:04

あやめ池から山頂直下の雪壁が見える（右）。

5/6 10:13

高さ20mほどだが垂直に近い。キックステップが効き、トラロープもあって慎重に登れば問題ない。

5/6 10:16

雪壁の上部から登ってくる登山者を写す。

5/6 10:25

後はこの雪のスロープを登れば山頂。

5/6 10:28

振り返ったところ。

5/6 10:30

山頂は古いレーダ設備があちこちに（自衛隊さんの設備。今は使われていない）。

5/6 10:37

廃墟に囲まれた金北山神社。我々が動き回れる範囲は狭い。

5/6 10:35

山頂標識。背後は佐渡ヶ島南部。

5/6 10:31

三角点はこの石柱の下。

5/6 10:31

手が入らず、三角点タッチはできなかった。

5/6 10:52

風も強く、ゆっくり休む場所もない山頂なので、そそくさと下山開始。

5/6 11:02

続々と雪の壁を登って来る。この日登ってきた登山者は37名。白雲台往復が3名。
たくさんの足跡が付いて下りも問題なく行けた。

5/6 12:37

振り返って金北山。午後になっても風の強さは変わらず。

5/6 12:46

花は多いが名前の判らないのも多い。

5/6 12:47

雪割草？

5/6 13:12

エチゴキジムシロ。

5/6 13:25

アマナ。

5/6 13:25

？？

5/6 13:58

カタクリアップで。

5/6 14:03

再びシラネアオイ。

5/6 14:27

登山口まで戻って来ました。時間あるので、ドンデン山に向かう。

5/6 14:27

車道を300m北上。

5/6 14:37

この堰堤の前から登山道あり。

5/6 14:48

開けるとミズバショウが。

5/6 14:56

ドンデン池。左上が避難小屋。

5/6 15:09

さてドンデン山（尻立山）に向かいます。

5/6 15:17

北への縦走路には金剛山（こんごうせん：右）と雪畑山（左）が見える。

5/6 15:19

金剛山（962m）。いつも登っている関西の金剛山（1125m）と同名。こちらも登りたい山候補。

5/6 15:23

尻立山から金北山への縦走路。あれをピストンして来た。

5/6 15:36

ドンデン山荘に無事帰着。長かった。

撮影機器：

Canon PowerShot A4000 IS Canon

感想

abek3

　今年のGWは4/28〜5/9まで、12日間の新潟（一部長野県含む）の山を転戦へ。
　前半は山友N氏と二人で妙高高原ヒュッテに3泊し、横手山、飯綱山へ。（計画では志賀高原、妙高三田原山で山スキーだったが雪少なく断念）
　中盤は一人で新潟の山々へ。結果、角田山だけ。（計画では浅草岳、御神楽岳、摩耶山だったが天候不順で中止）
　後半は佐渡ヶ島の金北山、ドンデン山、金剛山。（こちらは計画通り）

　この日（5/6）は佐渡ヶ島の金北山、ドンデン山へ。佐渡ヶ島は初めて訪れた。

　前日フェリーで佐渡ヶ島上陸。山は厚い雲。予定通り初日は島内観光。
5/6天気も上々で金北山へ向かう。出発点のドンデン山荘に声を掛けて車を置かせてもらい、いよいよ縦走路へ。
　登山道はカタクリロード。さらに、あちこちでシラネアオイが群生。
見事な花畑を楽しめるが、縦走路の中盤は樹木のない芝生やザラ道。遮るもののない道には島特有の風が吹き抜ける。昨日より風速は落ちているものの、ときおり身体が持っていかれそうになる。
　頑張って風の通り道を抜けると、残雪の判りにくいルートへ。前日も十数名が通過しているが、雪が解けて足跡はほとんど残っていない。ピンクテープを探しながら進むが、2個所ほどわかり難い場所があって時間を取られた。最後は20mほどの雪壁登攀。ステップが切ってあり、トラロープもあるので、それほど心配はいらないが滑ったらかなり酷い事になりそう。
　ようやく到達した山頂は金北山神社の周りを廃墟となったレーダー施設が取り囲む異様な風景。落ち着いて休む場所もなく、風も吹き抜けてゆっくりできない。登った登山者同士で写真を取り合い、少しの休憩で皆さん移動していった。私も20分の滞在で山頂を後にした。
　来た道を戻る途中も続々と登山者がやって来る。この日は40人ほどが登ったと思われます。
　帰りも強風とカタクリロードを楽しみ、無事登山口へ。時間もあったので、ドンデン山・ドンデン池を周回してドンデン山荘へ帰着した。
　天候の都合でピストンとしたが、無事歩き通せて満足。縦走路の景観も見事な、花の百名山を楽しめました。

　翌、5/7は佐渡ヶ島南部の観光。5/8は金剛山に登って、佐渡ヶ島を満喫した。