ホテイラン・ツクモグサの季節(硫黄岳・横岳・赤岳)
- GPS
- 11:41
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,631m
- 下り
- 1,631m
コースタイム
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 11:35
天候 | 薄曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
深夜1時過ぎに到着。駐車場はまだまだガラ空き。戻ってきた13時頃には満車になってました。 ●トイレ:赤岳山荘または美濃戸山荘(有料) 行者小屋は営業前ですがトイレは使用できます(有料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山ポスト:赤岳山荘玄関前(深夜出発でも提出できます)。美濃戸山荘の登山ポストはみつけられませんでした。 ●注意箇所:各人の体力や経験によって違うので一概には言えませんが、赤岳・横岳付近は慎重に。 ●下記にまだ残雪がありますが、特に問題はないと思われます ・文三郎尾根下部 ・赤岩の頭の下森林限界の境目あたり ★美濃戸〜南沢経由〜行者小屋 ・ホテイラン保護地は踏み入らぬよう大切に見守りましょう! |
その他周辺情報 | ●下山後の入浴&食事 オーベルジュJ&N(おいしい食事と温泉ではないですがキレイなお風呂が楽しめます) http://j-and-n.jp/ ●下山後の甘味 グラスリーぺぱん(八ヶ岳に来た時はお気に入りのぺぱんが外せません) http://glacerie-pepin.cocolog-nifty.com/blog/ |
写真
感想
♪ホテイラン・ツクモグサの季節(硫黄岳・横岳・赤岳)♪
2011年からはじめ、今年で8年目になるツクモグサとホテイラン観察&撮影山行。ここ数年、天気が悪かったり、夜に用事があったりと、美濃戸からのコースを周回できていない。今年こそは久しぶりに周回するぞ!と、真夜中の八ヶ岳へ出発。今回は美濃戸からの時計回りで。
赤岳鉱泉までは、整備された道が歩きやすく非常に順調なペース。このまま硫黄岳まで行けるかと思ったが、やはりナイトハイク特有の夜明け前の眠気と、赤岩の頭までの単調な急登でヤル気が出ずペースダウン。硫黄岳山荘前で少し休憩し、横岳へと進むことにする。明け方は雲が多く太陽の光もあまり届かない感じだったが、登るにつれて太陽の暖かさが増すとヤル気度アップ。お目当てのツクモグサエリアも近づいてきた。
横岳奥の院で、ここからの岩場と撮影に専念するためストックをしまい、辺りを観察しながらゆっくり歩いていくと、本日最初のツクモグサ発見。この後は歩くにつれ数も増えていく。まだ咲き始めたばかりのツクモグサは例年以上にモッフモフでかわいらしく、オヤマノエンドウやミヤマキンバイも現れて、疲れも一気に癒される。
撮影も一通り終えたので、次は毎年恒例の赤岳登頂へ向かう。赤岳天望荘前でしばし休憩し、赤岳山頂まで一登り!山頂は思いのほか空いていて、周りの景色をしばらく楽しむ余裕があってラッキー。さて、文三郎尾根が混みあう前に下山はじめますか。
文三郎尾根も、赤岳直下の岩場では幸いすれ違いもなく、順調に分岐まで進むと、下からは大勢の方が登ってくる。それでもこの時期だからまだ少ない方なんだろう。登りの方に道を譲りながら高度を下げていくと、雪が残っているエリアへ。この雪は行者小屋に近づくほど多くなるが、もう緩んでいるし土の上を歩けるところもあるので心配はない。ただし、コケたら泥だらけになりそうだけど・・・。
行者小屋は来週の小屋明けに向け準備中の様子(トイレは使用可)。ここで最終休憩をして本日の最終目的ホテイランの観察&撮影へ。途中、至近距離でカモシカさんにも出会えてびっくり!意外と時間のかかる道を下山して、ホテイランエリア近くの橋を渡ると、お〜あった!最初の一株発見。その後いつもの保護エリアにまた今年もかわいらしい姿を見せてくれた。今年はまだ本当に咲き始めたばかりなのか?枯れているものが一つもなく、かつ保護ロープ内の斜面にもいつも以上にたくさん咲いていて嬉しかったな〜。
この時期の八ヶ岳、まだまだお花は準備中だけど、良い天気のもと今年も元気なツクモグサとホテイランに会えて、歩きがいのある一日だった。
下山後は、美濃戸口にあるちょっと気になっていたレストランへ。入浴も食事もでき、その上大好きなハスキー犬とも遊ぶことができて大満足!昔、自分でもハスキー飼っていたから大型犬と遊ぶの大好き。本日の楽しみにプラスアルファされました。
いいねした人