ドイツの友人とミヤマキリシマと九重連山

2018年05月28日(月) ~ 2018年05月29日(火)

• GPS: 16:39
• 距離: 27.4km
• 登り: 1,715m
• 下り: 1,699m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:56
• 休憩: 1:05
• 合計: 6:01

距離 12.5km 登り 826m 下り 593m

10:37 長者原
11:55 雨ヶ池越
12:39 13:28 法華院温泉
13:38 13:39 坊ガツル
13:42 坊がつる避難小屋
14:26 大戸越
15:11 15:24 平治岳
15:48 15:49 大戸越
16:22 坊がつる避難小屋
16:26 16:27 坊ガツル
16:38 法華院温泉

2日目

• 山行: 5:49
• 休憩: 0:47
• 合計: 6:36

距離 14.9km 登り 891m 下り 1,126m

7:18 法華院温泉
7:51 諏蛾守越分岐
7:55 7:56 北千里浜
8:25 8:29 久住分れ
8:55 8:57 天狗ヶ城
9:17 九重山
9:32 中岳分岐
9:41 分岐
10:01 10:02 久住山
10:16 久住分れ
11:18 11:28 星生山
11:51 扇ヶ鼻分岐
12:01 12:02 ブロッコリーの丘
12:24 沓掛山
12:34 12:38 第一展望所
12:42 13:06 牧ノ戸峠
13:43 寒の地獄温泉
13:50 長者原
13:54 ゴール地点

ドイツから友人が訪ねて来てくれ、ハイキングに行きたい。とのリクエストだったので梅雨入りした九重連山にミヤマキリシマを見に行く計画を立てた。
湿原を抜け坊ガツルに到着するも霧で視界は良くなかった。
お昼ご飯を食べて山小屋の方に開花の状況を教えてもらって、初日は平治岳へ登ることに決定。
平治岳のミヤマキリシマは満開でとても素晴らしかった。
ドイツの友人も霧の中、何十枚も写真を撮っていた。
時々霧が晴れて九重連山が見え、初日からテンションは上げ上げ。
宿泊させて頂いた法華院温泉山荘は温泉のある貴重なお宿。
イビキ渦巻く大部屋を抜けて早朝風呂を楽しんだ。
2日目は霧雨の夜明けだったけど、6時過ぎには青空もみえた。
が、すぐに曇り断続的な小雨の天気。
ドイツの友人は景色は見えなくても中岳と久住山に登りたい。とのことで大好きな西千里浜から中岳から久住山へ。
途中、団体さんと同じコースとなり渋滞か？と思ったけど、コーディネーターの方が無線で交信して道を譲ってくださり、サクサクっと追い抜きをさせて頂けた。
ありがとうございました。
霧雨の中岳山頂ではメガネに水滴が張り付いて視界不良。
メガネを外しての下降となり、少々怖かった。
久住山の山頂では道を譲って頂いた団体のみなさんが賑やかに記念撮影と昼食を取っていたのだが、ここでも快く山頂標識の前に立たせて頂き有り難かった。
ドイツ人効果か？
霧で何も見えない中、バビューンと下山して久住分れの避難小屋で軽食。
友人と相談して星生山にも登ることにした。
彼は幼い頃からロッククライミングをしているので、大きなザックを背負っていても岩のリッジラインも物ともせず軽快に進む。
晴れていたら最高なんだけど、ガスでもとても楽しい稜線歩きだった。
最後の沓掛山で記念撮影をして下山。
遊歩道を通って長者原まで27kmの行程。
はるばる来てくれた友人も九重連山の魅力を存分に楽しんでもらえたと思う。

天候

曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

九州四国国道フェリーを利用
復路は濃霧のため湯布院インターから大分インター間が通行止め。
国道260号線に変更したが狭間で渋滞。
5時のフェリーには乗り遅れてしまった。

コース状況／危険箇所等

九重連山の登山道は結構な急斜面でも泥濘な箇所があり、雨の日はとてもスリッピー。
よく整備された登山道のおかけで危険な箇所は無く、注意すれば転倒しないと思うけど、スピードは控え目に。が安全かも？

ミヤマキリシマの季節なので平日でも山荘は大にぎわい。
団体さんが多数あり、朝食は席の確保が出来ず出発が遅れた。
けど、登山道では快く追い抜きをさせて頂き有り難かった。m(_ _)m

久住分れから星生山を経由して牧ノ戸登山口へ降りたので、泥濘な登山道に悩まされることなく、快適だった。
もし晴れていたら岩稜地帯の素晴らしい景観を堪能出来たと思う。
晴れた日にまた登ってみたい。

その他周辺情報

下山後、法華院温泉別館に寄って日帰り入浴500円！

写真

5/28 10:37

長者原から出発

5/28 10:40

ビジターセンターは綺麗な建物です。

5/28 10:42

湿原の中の木道を進みます。

5/28 11:03

ミュンヘンから来たD君
ザック前面にミラーレスカメラを収納。

5/28 11:35

第一ミヤマキリシマ発見！

5/28 11:37

カメラ小僧。

5/28 11:43

雨ケ池にもたくさん咲いています。

5/28 11:43

モデルが違うだけで景色も違って見える・・・

5/28 12:22

緑の草原に変わっていました。

5/28 12:31

そこここにミヤマキリシマ

5/28 12:39

雨が降っているので、まずは今夜の宿へ直行

5/28 13:00

遅めの昼食はカレーライス
ぬるめのカレーが美味しゅうございました。
チェックインは午後2時からの予定でしたが、早めに受け付けて頂きました。

5/28 13:40

腹ごしらえが済んだのでいざ平治岳へ。

5/28 14:22

山がピンク色に染まっています。

5/28 14:26

平治岳の取り付き

5/28 14:36

登って行く内に霧が流れて連山が見え始めた。

5/28 14:38

思わずシャッターを切ってしまう美しさ。

5/28 14:52

こんなの見たの初めて！

5/28 14:52

大船山と平治岳の谷

5/28 14:52

同じような写真ですが、どれも捨てがたい。

5/28 14:55

D君とミヤマキリシマ

5/28 15:11

平治岳に登頂の記念撮影

5/28 15:16

終日、雨の予報でしたがこの時ばかりは予報が外れたみたい。
ラッキーな日でした。

5/28 15:28

小さな花

5/28 15:37

ミヤマキリシマ？のアルビノ？

5/28 15:47

登山道入口に戻って来たぞ。
写真撮ってばかりで、結構な時間が掛かってしまった。

5/28 16:12

平治岳の登山道は結構、マッディでした。

5/28 16:12

D君の靴もドロドロ。

5/28 16:18

1個持って登りました。

5/28 16:28

ピンク色の山頂が少しガスの切れ間に見えました。

5/28 16:31

お宿へ向かいます。

5/28 16:37

お宿に帰ったらビックリ。
大部屋はほぼ満室。
布団を確保していなかったため、えらいこっちゃに。

5/28 17:27

ま、寝るところさえあれば良いので、プロースト！
さすが若者、3杯連続。
「安い！美味しい！」と絶賛しています。

団体さんがたくさん居て真ん中の囲炉裏？だけ空いていた。
ここでD君と私の食事の時間が来るまで飲みました。
ミヤマキリシマの頃ってこんなに賑やかなのね。
両隣の方のいびきがすごく眠れなくて、早朝風呂にも行けました。感謝すべき？

5/29 6:21

翌朝5時ごろまでは霧雨でしたが、天気は回復？
梅雨入りしたとの報道もありました。

5/29 6:32

青空も見えました。
（この日の青空はこの瞬間だけでした）

5/29 7:33

三股の断崖もピンク色。

5/29 7:33

振り返り、大船山と平治岳

5/29 7:40

途中、団体さんに道を譲って頂き、20分でここまで来た。

5/29 7:53

D君に歩いてもらいたかった西千里浜。

5/29 8:07

崩れそうな岩。
地震が無いことを祈ります。

5/29 8:21

霧が掛かって、良い雰囲気です。

5/29 8:26

稜線に出た。
南側は霧の中。
何も見えない・・・

5/29 8:38

天狗ケ城に向かいます。

5/29 8:46

御池が薄っすら見えました。

5/29 8:47

雲の中を登ります。

5/29 8:49

途中の岩から振り返るが、何も見えない・・・

5/29 8:50

岩好き。

5/29 8:52

ここにもミヤマキリシマ。

5/29 8:52

天狗ケ城に到着。
この後は中岳だね。

5/29 8:57

意外と急な下り。

5/29 9:03

何か白い花。

5/29 9:11

中岳到着。
おめでとう！

5/29 9:12

霧で前が見えません。
メガネを外すと近眼なので前が見えません。
どうすりゃいいの？

5/29 9:20

D君、靴を締め直し、気合いを入れます。
ここから少々、ロックな箇所。

5/29 9:30

ふう。降りて来た。

5/29 9:37

稲星山はパスして、久住山を目指します。
ロープを張ってもらってて、霧の中でも迷うことなく進めました。

5/29 9:41

ここから上りです。
D君、スピードアップするので、かれこれしんどい。

5/29 9:51

久住山の稜線に出た。
ここもミヤマキリシマが見事です。

5/29 9:51

これからが見頃かな？

5/29 9:51

美しい・・・

5/29 9:55

山頂には大勢の登山者が撮影中。
しばらくケルンの前で待機。

5/29 10:01

100名山　久住山に登頂。気温は10度。
親切なみなさんがD君に順番を譲ってくれました。
良かったね。

5/29 10:13

ささっと降って、少し早めのお昼にしましょう。

5/29 10:40

避難小屋でビスケット、おかき、チョコを補給。
さあ、星生山に出発。

5/29 10:44

ダイナミックな山肌。

5/29 10:50

岩が見えてきた。

5/29 10:50

そこは登るところじゃ、ありません。

5/29 10:53

次々に岩が出てくるので、テンション上げ上げのD君でした。

5/29 10:56

嬉しそうに振り向くD君。
「楽しい。」と日本語で何度も呟いていました。

5/29 10:58

「気持ちいい！」と雨具を脱ぎ捨てました。

5/29 11:01

トンネル発見。

5/29 11:01

行ってみよう。

5/29 11:03

私も岩に登ってみました。

5/29 11:05

お花の向こうに薄っすらと山影が見える。
山頂はどこだ？

5/29 11:07

美しい稜線を下って・・・

5/29 11:15

ピークを超えたらピラミダルな山影が・・・
あれが山頂かな？

5/29 11:17

岩稜の前でポーズ。

5/29 11:21

はい。星生山に到着です。
山頂にはご夫婦が1組おられました。

5/29 11:37

しばらく美しい草原を歩いたら、急な下り坂が見えた。

5/29 11:41

池塘が薄っすらと見えてる。

5/29 11:46

降りて来ました。
幻想的な風景。

5/29 11:48

乾いた登山道が嬉しい。

5/29 11:50

本線と合流。
楽しかったね！
霧でも楽しい星生山。
今度は晴れた日に登ってみたい！

5/29 11:54

牧ノ戸登山口を目指します。

5/29 11:57

高度が下がってきて、視界が良好になる。

5/29 12:09

あれが本日、最後のピーク。
沓掛山かな。

5/29 12:19

階段は嫌いなD君。
岩の方を進みます。

5/29 12:20

沓掛山のステップ。

5/29 12:21

沓掛山山頂に到着。
はしゃいでいます。

5/29 12:22

来た道を振り返る。

5/29 12:22

ほら、阿蘇山も綺麗・・・

5/29 12:29

おじさんもポーズ。
良く若者に付いて歩きました。

5/29 12:31

もうすぐ登山口です。
コンクリートの歩道が厳しい・・・

5/29 12:53

牧ノ戸のレストハウスで豚まんをほう張ります。
お腹、空いたよね。

5/29 13:06

休憩したら、長者原まで散歩です。

5/29 13:26

林の中の遊歩道が気持ちいい。

5/29 13:49

長者原に到着。

5/29 13:50

D君、お疲れ様でした。
楽しかったね！

5/29 14:36

法華院温泉山荘の別館でお風呂に入り、さあ帰りましょう。
（濃霧で湯布院I.C.〜大分I.C.が閉鎖中とは思わなかった）
フェリーは1便、遅れたけど大きなトラブルも無く、楽しい山行でした。
D君、ありがとう。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

RICOH WG-5 GPS RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ゴミ袋 カメラ 　水

感想

uckyoei

楽しい山行になりました。
ドイツから2年前の北岳で交わした言葉を忘れずに、はるばる愛媛に来てくれた友人。
天候は梅雨入り直後であまり良くなかったけど、大変満足した様子で案内した私もホッとしました。
ミヤマキリシマに覆われた山腹は圧巻でした。
また来年も見てみたいな。