日暮沢〜狐穴小屋〜大朝日岳〜日暮沢
- GPS
- 20:02
- 距離
- 29.6km
- 登り
- 2,698m
- 下り
- 2,735m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 7:02
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 2:33
- 合計
- 7:14
天候 | 6/8 晴れ 6/9 雨のち霧(風強し) 6/10 雲海快晴 標高1300m以下は曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
レンタカー(山形より) 帰りは新幹線。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
シェラフ
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感想
6/8
働き方改革推進行事プラスワン休暇となった前日、夜行バスを利用して都合3泊で山へ。特段朝日連峰にこだわったわけでありません。小屋泊まりしかできずに最盛期の混雑時には避けたい山でしたが、この入梅のこの時期は多分に空いているのでは、そして高山植物もこれからが最盛期だろうとの期待から、さらには3列シートの夜行バスで7時間余りでかつ交通費も節約できるなど好条件に後押しされました。
山形にて2時間ほど時間をつぶした後、ネットで予約した格安レンタカーを借りて登山口日暮沢へと向かう。当初計画では古寺鉱泉からを考えたのですが、馬蹄形に巡れる日暮沢口から登山開始。
登山口入り口駐車場には釣り客らしき車が1台のみで、東北しかも平日の山とあっては登山客は見あたらない。登山口には水場がバケツで用意されており、この近辺の山小屋はどこも同様に整備されており管理の良さが有りがたい。
最初尾根へ急激に乗り詰め、そこからはほぼ尾根どおりに急登が続く。1,000m付近で残雪が現れるため、この時期はまだゴロビツの水は使えない。1,200mを超えところで大きな雪面を乗り越すと緩やかの尾根がこの後竜門山まで続き、展望が一気に開ける。幸い、天気は好転し、大朝日、そして時間とともに以東岳も見渡せるまでに天気は回復。天候の回復もうれしいが、残雪踏んで行く尾根に咲き誇る高山植物に心を洗われる。
例年の積雪量は分からないが、標高を上げるに従いその量に圧倒される。さすが、東北日本海側のこの時期の山は他では体験できない積雪量だ。
明日は雨天、強風と予想されたので、この日の内に尾根縦走を楽しんでおこうとの思いから狐穴小屋を目指す。
尾根筋はほぼ積雪がないものの、そこをはずすと東面斜面にはかなりの部分で残雪は豊富だ。高山植物もこの時期は最盛期、数も種類も豊富ですばらしい。
本日の宿、狐穴小屋前にも水がホースで引かれ、また竜門小屋と同様、狐穴小屋も整備が行き届きほんとうに有りがたい。この日は、だれも宿泊客はなく静かな一夜となったが、夜半より予想通り風雨が強まり、翌朝目が覚めるとかなり風雨であったが、テント泊と違い山小屋だと雨をきにせずゆっくりできるので有りがたい。
6/9
以東岳まで向かい往復する予定であったが、この雨では流石に気が投げた。時間の経過とともに大分雨脚が弱まったので、7:30に小雨〜霧の中小屋を出発。昨日とは全く異なり、この日は全く展望のない中を竜門小屋、そしてさらに大朝日を目指す。昨日同様、この日も誰にも会わずに稜線を進む。
寒江山頂上のスマホ圏内となった場所で天気予報を確認すると、午後からは若干雲が抜ける期待が持てたので、竜門小屋で1時間30分程の大休止。そこから先も、休息に時間をとり、そして歩行もスローダウンするも、結局この日は一日霧の中の歩行。さらに、金玉水鞍部から先は急速に風が強くなった中を大朝日小屋へ到着。この日は先客2人に、あとから2名の合計5名の宿泊となりました。やはり、入梅のこの時期は入山者は少ないですね。(天気予報も芳しくありませんでしたし)
なお、この時期金玉水は雪渓の下に隠れており、採取不能なので要注意です。幸い、このことを予想し竜門小屋にて水を補給していたので助かりました。
6/10
この日の日の出は4:15分。3:30に起床、朝食中に次第に赤らむ東の空を見て、急ぎ食事を終えて大朝日岳頂上を目指す。
雲海そしてそこに浮かぶ峰々が、日の出間近の太陽に照らされた荘厳な気分で大朝日頂上を目指す。途中日の出を迎え一休み、そして頂上へ到着。雲海にうかぶ360度の峰々の展望に暫しの時を過ごす。
昨日一日の鬱憤をはらす大展望に感激。
朝日小屋から下山途中の尾根からも昨日の縦走路を眺めながら、残雪模様にスキールートを想像すると、是非今度は春スキーにとの思いに。古寺山下部の1,400m付近より下部は雲の中へ。途中、この山行中唯一の登山者(小屋の4人を除いて)にあっただけの、静かな山行でした。
ganbarukenさん、はじめまして
土曜日に朝日連峰を訪れた者です。大朝日小屋から西朝日岳に向かう予定が
ガスとホワイトアウトで引き返してしまいました。もし西朝日岳まで進んでたら
お会いしてたかもしれません。自分も朝日鉱泉から大朝日〜西朝日手前と
この辺では誰とも会いませんでした。静かで大きな山行には最適ですね(笑)
それにしても日暮沢から2泊はうらやましいです
なお大朝日小屋から小朝日岳の古寺ルートは結構、登山者とすれ違いました
鳥原山の方も、人が居ましたね。日暮沢からの周回も考えたんですけど・・・
自分は景色が見られなかったもので、稜線の写真ありがとうございました
3日のうちどこかで晴れれば良いなと思って埼玉浦和から向かったのですが、上り始めると結構天気が気になりました。1日目の午後から青空が見えましたがこれは予想していなかったのでラッキーでした。おまけに縦走路も小屋もだれもおらず、本当に静かな山を楽しめました。2日目は午後から天気が回復するするかもと途中電波圏内の地点のたびに天気予報をチェックしたのですが、淡い期待むなしく結局土曜日は残念ながら終日霧の中、そして朝日小屋に近づくと結構な風でしたね。
そして最終日、雲海に日の出を拝むことができラッキーでした。多分最終日も午前中の早い時間に稜線は雲の中だったと思います。
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