四阿山〜浦倉山〜根子岳周回予定が登山道崩落により途中撤退
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- GPS
- 10:58
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 1,646m
- 下り
- 1,653m
コースタイム
- 山行
- 10:19
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 10:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
土曜19時頃到着。駐車場には他1台。日曜13時頃戻ってきた時はほぼ満車になってました。路駐もあり。 ●トイレ:第一駐車場すぐ上にあります(無料。水洗で綺麗です。トイレットペーパーあります)。登山道の道中にはトイレはありません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山ポスト:第一駐車場すぐ上にあります(登山届の記入用紙もあります)。 ●四阿山までは整備された一本道で迷う箇所、危険個所はないように感じますが、各人の体力や経験によって違うのでいつでも集中力は必要です。 ●四阿山−浦倉山間は、倒木によりくぐる、またぐ、藪漕ぎで巻く箇所もあり、一部荒れています。 ●浦倉山−米子瀑布間。私たちは標高1,735mの沢を渡る崩落地点でその先の登山道を見つけることができず引き返しました(後日調べたところ下記の様な情報を得ました)。 https://www.city.suzaka.nagano.jp/contents/event/event.php?p=b&id=12810&joho=oshi |
その他周辺情報 | ●登山前の食事:いたこ庵(上田) くるみそば(900円)をいただきました。こしのあるお蕎麦が美味しかったです。 ●下山後の甘味:菅平牧場ソフトクリーム¥300 バニラ、コーヒー&バニラ、ストロベリー&バニラがあります |
写真
感想
♪四阿山〜浦倉山〜根子岳周回予定が登山道崩落により途中撤退♪
ついに7週連続となった山歩き。今回はトレーニングも兼ねて通常の四阿山〜根子岳周回よりもっと大きな周回の予定。ロングルートにつき本当は土曜日に登りたかったのだが天気が悪そうだったので、晴れの予報が出ている日曜日に。翌日は仕事だから辛いかな〜?
土曜日の夜、早めに菅平入りして登山道の下見をし、ナイトハイクに備えて車中泊。深夜起床すると夜空には満天の星々。予報通り天気は上々。久々にきれいなご来光が拝めるかな?
それにしても前回四阿山を訪れてからだいぶ月日が経ってしまった。登山道の記憶も薄れてしまっていたが、それでも急登の少ない登山道は歩きやすく、薄明の頃には山頂付近の眺めの良いところに出られた。うわ〜キレイだな!富士山、南アルプス、八ヶ岳、浅間連峰、先週登った篭ノ塔・湯ノ丸、そして北アルプス・・・、ぐるり360度朝日を浴びて素晴らしい景色。これぞナイトハイクの醍醐味、誰もいない静かな山頂で絶景を見ながら食べるコンビニおにぎりの美味しいこと!しかしこの時の山頂気温は何と1℃、6月中旬というのに手がかじかむ寒さだ。
景色を十分に楽しんだのち、浦倉山方面へと向かいしばらく歩くと、登山道をカモシカさんが登って来るではないか!しかもあちらさんは全く気付いていない様子。熊鈴も鳴らしていたのに、そんなことはお構いなしでどんどん近づいてくる。これがクマだったら恐ろしいことだが・・・。3mくらいの距離になって初めてカモシカさんも気づいたようだがまだモソモソと葉っぱを食べている。こちらは登山道を譲る態勢に入って「お先にどうぞ」とカモシカさんに声をかける。カモシカさん、しばらく怪訝そうにしていたが、登山道をそれて崖の方へ降りて行った。
ここからは、倒木の多い道を歩きパルコール嬬恋スキー場上部を経て浦倉山へ。ここまで非常に順調なペース。少し休憩をして米子瀑布・根子岳分岐方面に向かったが・・・。
登山道はテープや踏み跡もしっかりあり歩きやすい道だった、問題の崩落地点までは。崩落個所の前後にははっきりと赤テープが確認でき、正規の登山道に間違いないのだが、崩落個所の向こう側に本来あるべき登山道の続きが見つからない。もしかしたら途中で分岐を見逃した可能性もあるかと、一度もと来た道を引き返すがそのような分岐もなく、間違いなくこの道で合っている。「山と高原地図」には”沢筋に迷い込まないよう注意”と書いてあることからも、この地点を沢沿いに下るのはどう考えてもおかしい。しかも沢沿いは倒木だらけだ。しばらく辺りを探したが一向に道は見つからず時間だけが過ぎる。
これ以上タイムロスをし、仮に更に突っ込んで戻るに戻れなくなってからでは遅い。ここは非常に残念だが、もと来た道を引き返し菅平牧場に戻る決断を下した。時刻は8:30。幸い早い時間から行動しているので時間的には余裕があるし、食料も水も十分に持っている。ざっくり計算すると、四阿山には12:30には戻れるだろう。
もと来た道(しかも倒木多し)を引き返すのは面白みはないが、どのみちロングコーストレーニングだったのだし、気持ちを切り替えて本日2回目の四阿山を目指そう!
そして、四阿山には予定よりだいぶ早く戻ってくることができたが、山頂及び登山道は大渋滞。大人数での登山が多いのか?登りの方に道を譲ると次から次へとすごい数。いや〜さすがに有名な百名山。2回目の四阿山に戻ってくるまでは、カモシカさん以外に誰にも会わなかったのに・・・。そんな渋滞の合間を縫ってもと来た道を足早に下り、予定よりだいぶ早く牧場に戻ることができた。
今まで悪天候で予定していた日程を断念したりルート変更をしたことはあったが、今回のようなことは初めての経験。撤退判断のタイミングや気持ちの切り替え方など、ある意味良い勉強をさせてもらったと考えよう。
しかし、戻ってきた牧場の登山口にも通行止めに関することは何もなかったな〜?浦倉山にもここから先通行禁止の札もなかったし。ちょっと腑に落ちない一日だった。
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