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Yamareco

記録ID: 1507472
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

佐武流山・苗場山

2018年06月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
12:45
距離
31.1km
登り
2,311m
下り
2,323m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:06
休憩
0:32
合計
12:38
距離 31.1km 登り 2,329m 下り 2,323m
6:44
6:45
18
7:41
7:42
42
8:24
8:26
43
9:09
28
9:37
9:38
10
9:48
31
10:19
10:37
23
11:00
6
11:06
153
13:39
103
15:22
15:23
15
15:38
15:43
40
16:23
16:26
146
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ドロノキ平登山口前の、広い路肩に駐車。トイレ無し。水場あり。冷たくて美味いです。
コース状況/
危険箇所等
<ドロノキ平〜佐武流山>
林道から檜俣川に下降する道は、細いトラバース道で、草で足元が見えづらい上に浮き石あり、慎重に。
渡渉地点はしっかりしたロープが渡してあるので、増水してなければ問題ないと思います。
渡渉後はワルサ峰まで急登がつづきます。
苗場山分岐から佐武流山までは、ぬかるみ多めですが問題ありません。

<苗場山分岐〜赤倉山>
分岐の所に「水場赤倉山方面に10分」とありましたが、確認できませんでした。
初めのうちは登山道不明瞭ですが、踏み跡がはっきり分かり、見失うことはありませんでした。鞍部からナラズ山への登り返しは、薮が深くなり気づくとルートを外して藪漕ぎ。しばらくしてルートに戻る。の繰り返し。ナラズ山手前の薮はひどかったです。途中で何度引き返そうと思ったことか。
ナラズ山からのくだりは、登山道はまずまず明瞭で、苗場山や谷川岳方面の展望が開け、気持ち良く歩けるようになります。
鞍部から赤倉山への登り返しは、斜度は大したことはありませんが、ますます登山道が不明瞭で、藪漕ぎの繰り返し。ここまで来たらもう引き返すことはできず、とにかく漕ぎました。赤倉山手前は、平坦なのになかなか進まず、苦労しました。結果的にはコースタイム4時間のところ、2時間半ほどで赤倉山に着きましたが、もっと余裕をもった計画をして、ルートを外したら慎重に探すようにすれは、もう少し楽に通過できたと思います。

<赤倉山〜苗場山〜平太郎尾根手前>
とても良く整備されていて歩きやすいです。木道脇は花が咲き始め気持ち良く歩けます。

<平太郎尾根〜和山登山口>
5合目まで物凄い急斜面が続きます。5合目から4合目の間はいったん緩やかになりますが、 栃川に向かって、また急な降りになります。
栃川渡渉後は緩やかなアップダウンを繰り返し登山口へ。草で足元が見えづらいので転倒注意です。
全体的に目印すくなめで、何度か分かりづらい箇所がありました。
6:00頃の駐車スペース。自分の車含めて6台でした。
6:00頃の駐車スペース。自分の車含めて6台でした。
スタートします。
スタートします。
ヤグルマソウ
エンレイソウ
まずまず整備されていますが、朝露で足元が少々濡れます。
まずまず整備されていますが、朝露で足元が少々濡れます。
ツクバネソウ
シラネニンジン
しばらく林道を歩きます。
しばらく林道を歩きます。
沢へ降ります。この斜面は方斜面で歩きづらかったです。
沢へ降ります。この斜面は方斜面で歩きづらかったです。
オオカメノキ
いよいよ渡渉です。裸足で渡りました。思ったより水量が少なくて良かったです。
いよいよ渡渉です。裸足で渡りました。思ったより水量が少なくて良かったです。
ギンリョウソウ
オオヤマレンゲ。後で調べて分かりました。
オオヤマレンゲ。後で調べて分かりました。
ゴゼンタチバナ。このあともたくさん咲いてました。
ゴゼンタチバナ。このあともたくさん咲いてました。
シャクナゲ
ワルサ峰
いい天気です。
アカモノ
タニウツギ
マイヅルソウ
ツマトリソウ
ユキザサ
カタバミ
分岐まで来ました。あと少し。この時点では佐武流山ピストンのつもりでしたが。
分岐まで来ました。あと少し。この時点では佐武流山ピストンのつもりでしたが。
山頂目指します。
山頂目指します。
サンカヨウ
イワナシ
ツガザクラ
ミツバオウレン
イワカガミ
山頂に到着。
おもったより展望がありませんでした。
おもったより展望がありませんでした。
少し降って山頂を振り返ります。
少し降って山頂を振り返ります。
苗場山が綺麗に見えたので、急遽苗場山まで縦走することにしました。情報では「整備されておらず、やぶ漕ぎ」とありましたが、場所によりますが大変な藪漕ぎでした。
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苗場山が綺麗に見えたので、急遽苗場山まで縦走することにしました。情報では「整備されておらず、やぶ漕ぎ」とありましたが、場所によりますが大変な藪漕ぎでした。
でも縦走したおかげで、ナエバキスミレや
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でも縦走したおかげで、ナエバキスミレや
シラネアオイも見ることができました。
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シラネアオイも見ることができました。
苦労してようやく赤倉山。ここからはしっかり整備されて歩きやすい道です。
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苦労してようやく赤倉山。ここからはしっかり整備されて歩きやすい道です。
キヌガサソウ
登山道の脇には花がたくさんで疲れた体を癒やしてくれました。
登山道の脇には花がたくさんで疲れた体を癒やしてくれました。
ツバメオモト
登山道脇のコバイケイソウ。よけて歩くのが大変なくらいたくさん咲いてました。
登山道脇のコバイケイソウ。よけて歩くのが大変なくらいたくさん咲いてました。
ニッコウキスゲかな
ニッコウキスゲかな
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
イワイチョウ
木道に出ました。景色を眺めながら気持ち良く歩けました。
木道に出ました。景色を眺めながら気持ち良く歩けました。
山頂が見えます。
山頂が見えます。
ワタスゲ
木道脇にチングルマ
木道脇にチングルマ
今年初チングルマ
今年初チングルマ
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
苗場山山頂
ベニサラサドウダン
ベニサラサドウダン
ヒメシャクナゲかな
ヒメシャクナゲかな
和山への分岐を過ぎると、小さな湿原が数箇所ありました。イワイチョウの葉でいっぱいでした。満開の頃来たいですね。
和山への分岐を過ぎると、小さな湿原が数箇所ありました。イワイチョウの葉でいっぱいでした。満開の頃来たいですね。
帰りの登山道も花がたくさんでした。
帰りの登山道も花がたくさんでした。
湿原を過ぎると平太郎尾根の急斜面。もの凄く急でした。終盤は疲れがピークでヘロヘロ状態でした。
湿原を過ぎると平太郎尾根の急斜面。もの凄く急でした。終盤は疲れがピークでヘロヘロ状態でした。
登山道が終わり、林道を歩きます。
登山道が終わり、林道を歩きます。
和山登山口に着きました。
和山登山口に着きました。
ここから国道を5キロほど歩きます。
ここから国道を5キロほど歩きます。
無事に駐車スペースに着きました。車は一台だけでした。
無事に駐車スペースに着きました。車は一台だけでした。

感想

梅雨の晴れ間を狙い佐武流山に登りました。渡渉箇所は水量が少なめで助かりました。天気が良く山頂から苗場山が綺麗に見えました。

登る前から気になっていた苗場山までの縦走ですが、天気が良く、時間的にも大丈夫だろうと判断して決行しました。赤倉山までは整備されていないとの情報通り、登山道らしき道を歩いていても、すぐに外れて薮の中へ。というのが何度もありました。必死の藪漕ぎの末ようやく赤倉山に着きました。大変ではありましたが、歩きやすい箇所もあり、他では見られなかったナエバキスミレも見られて良かったと、自分に言い聞かせています。

苗場山に近づくと木道が出てきて、景色と花を眺めながら気持ち良く歩けました。夕方になりガスが多くなりましたが、山頂からの景色は最高でした。

下山で利用した平太郎尾根の急斜面はとても凄く、この尾根を登るのは大変だろうなと思いながら下山しました。

藪漕ぎは予想以上でしたが、概ね予定通りで、明るいうちに駐車スペースに戻れました。

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