白峰南嶺南部周回(笊ヶ岳〜青薙山(青薙崩れ)〜山伏〜大谷嶺〜八絋嶺〜七面山)

2018年07月14日(土) ~ 2018年07月16日(月)

• GPS: 33:38
• 距離: 54.9km
• 登り: 5,878m
• 下り: 5,753m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:57
• 休憩: 0:54
• 合計: 10:51

3:27 老平駐車場
4:18 4:21 タケ沢吊橋
5:18 5:23 広河原
5:58 6:09 山ノ神
7:30 7:34 ４本桧の肩
8:56 8:56 桧横手山
11:01 11:09 布引山
11:51 11:58 笊ヶ岳
12:44 13:00 布引山
14:18 所ノ沢越

2日目

• 山行: 10:50
• 休憩: 0:48
• 合計: 11:38

4:51 所ノ沢越
6:20 6:34 稲又山
7:49 7:52 青薙山
9:34 9:36 小笹平
9:58 10:01 イタドリ山
11:16 11:16 青笹山
11:53 11:56 青枯山
12:36 12:42 三ノ沢山
13:00 13:03 水無峠山
13:47 13:47 小河内山�景�
13:59 14:00 小河内山
15:13 15:17 大笹峠
15:55 15:58 山伏
16:03 16:03 西日影沢分岐
16:11 16:17 山伏小屋
16:29 宿泊地

3日目

• 山行: 10:40
• 休憩: 0:12
• 合計: 10:52

4:02 宿泊地
4:16 4:17 西日影沢分岐
4:30 4:31 山伏
5:22 5:22 大平沢ノ頭
5:35 5:36 新窪乗越
6:26 6:27 大谷嶺
6:45 6:45 アザミ次郎の頭
7:02 7:03 五色の頭
8:03 8:08 八紘嶺
10:01 10:01 1964ｍ峰
11:07 11:07 希望峰
11:32 11:34 七面山（山頂標柱場所）
11:47 11:47 七面山
14:54 ゴール地点

天候

7/14 晴れのち霧
7/15 晴れのち霧
7/16 晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

老平駐車場

コース状況／危険箇所等

全体の90%は樹林帯歩きです。眺望は期待出来ませんが涼しい山歩きができます。

全体的に2000-2400mの間で200m前後のアップダウンがひたすら続き相当キツイです(＞＜)

二日目のルートの大半が笹藪歩きで朝露でズボンや靴の中までびしょ濡れになります。

三日目の七面山からの下山ルートはバリエーションルートでマークもケモノ道もなく急傾斜の下りが続きます。
標高1000m付近から黄色ペンキマークが多数見られこれを目印に降りて行くと最後は急斜面の沢に続きにっちもさっちも行かなくなるのでちゃんとGPSの踏み跡通り進みましょう！

水場は布引山の急登前の川
所ノ沢越
小笹平(未確認)
山伏小屋少し下
に4箇所だけです。

その他周辺情報

老平駐車場にはトイレも水場も無し

写真

7/14 3:27

老平ゲート
ここからスタート

7/14 4:53

川が見えてきました！
なかなかの水量

7/14 5:06

何とか靴を脱がずに渡渉できました。
ここで水を満タンにしていざ急登へ

7/14 6:07

山の神

7/14 6:57

リュックが重くて重くて…
軽くするために飲んじゃいます^ ^

7/14 8:08

ホットケーキにあんこかかったようなきのこ発見
カワラタケ
肉質が硬く食べられないそうです。

7/14 9:25

ギンリョウソウの群生地か！
そこら中にはえてました。

7/14 10:01

そしてまた一本…
んっまい（╹◡╹）

7/14 11:01

やっとの思いで布引山に到着
ここにリュックデポして笊ヶ岳へ

7/14 11:32

ウスタケ
下痢、吐気を催すそうです

7/14 11:56

小笊の上の富士を期待してたんだけどガスって真っ白(＞＜)

7/14 11:56

静岡県のは立派

7/14 11:56

笊ヶ岳山頂からです！

7/14 12:46

布引山山頂から20m降りた所に看板がありここが分岐のようですが、道がないので藪漕ぎするとわずかにピンクテープがある…

7/14 12:46

道どこですか…
看板の裏側です。

7/14 13:06

マークもなく踏み跡もわかりずらい(＞＜)
原生林の中をひたすら彷徨う…

7/14 13:20

崩落地のギリギリの所を歩いて行きます(＞＜)

7/14 14:18

そしてやっとの思いで所の沢越に到着！
ここから300mほど下ったテン泊予定地へ向かいます

7/14 14:23

テン泊予定地に到着
僕と沼平からあがって来られたご夫婦の2張だけでした。
お隣さんから宮崎地鶏やら焼肉を頂きました^ ^
お返しに持ってきた白霧島の焼酎で楽しい夜が過ごせました(￣∇￣)

7/14 14:23

水量豊富でめっちゃ冷たいです^ ^

7/15 5:10

二日目に突入です。
稲又山方面へ歩いてると廃墟跡が…

7/15 5:41

ずっとこんな感じ
たまにピンクテープが現れる位

7/15 6:27

稲又山着きました

7/15 6:53

わずかな隙間から見えた南アルプスの山々

7/15 7:14

雲海の上の富士山

7/15 7:15

7/15 7:30

7/15 7:52

青薙山到着でーす

7/15 7:52

青薙山山頂からはなんの眺望も期待出来ません

7/15 8:00

山伏の分岐にバッグデポしました。
この先の山伏方面はマークが全くありません！

7/15 8:09

キレイだね〜

7/15 8:09

7/15 8:09

7/15 8:11

7/15 8:11

7/15 8:37

この山行の核心部青薙崩に着きました！
事前に写真で見てた時より削られて細くなってる…(＞＜)
この写真だと平に繋がってるように見えるんですが…
違うんです結構な高さがあってしかもボロボロ崩れるんです！

7/15 8:48

覚悟を決めて細くなった先っちょに座って一か八かのジャンプをする事に…
ぼろぼろ崩れる足場に恐怖を感じてジャンプ！
なんとか成功しましたが恐怖で足がガクガクしてました((((；゜Д゜)))))))

7/15 8:48

二度と通るもんか(￣^￣)

7/15 8:48

7/15 10:02

イタドリ山に到着

7/15 11:16

青笹山到着

7/15 11:56

青枯山山頂
指標すらない
あっちもこっちも笹だらけで靴の中はビッチョリです

7/15 12:37

三の沢山山頂
指標すらない

7/15 13:03

水無峠山山頂
指標すらない

7/15 13:47

小河内山
少しだけ展望出来る所ありました

7/15 13:47

どこもかしこも笹&ガス

7/15 15:14

山伏の登山口に降りて来ました

7/15 15:14

本日最後の登りですが疲れた身体に半端なく応える
今日1番辛かった…

7/15 15:57

山伏到着

7/15 15:57

今日ここまで誰にも会いませんでした

7/15 16:13

本日の宿泊予定の小屋
本日の宿泊者は僕1人、暇つぶしにと持ってきたタブレットでダウンロードした映画を観ながら残りのお酒で晩酌です(￣∇￣)

7/16 4:25

早朝の山伏からの富士

7/16 4:54

雲海キレイでした

7/16 5:36

新窪乗越で展望がひらけました

7/16 5:42

大谷嶺の途中から

7/16 5:44

この山登りきついんですが…(＞＜)

7/16 5:51

大谷嶺はこの山だよ

7/16 6:26

大谷嶺到着
テン場スペースが2張りほどいけるかな

7/16 6:27

ハ絋嶺少し下に開けた展望スペースが…

7/16 6:27

南アルプスの山々だよ

7/16 8:04

ハ絋嶺到着

7/16 10:02

7/16 11:06

南アルプスのパノラマだよ

7/16 11:06

7/16 11:07

7/16 11:33

七面山に到着
後は下山するだけです。

7/16 11:37

下山予定のルートのはずなんですが道がありません！
覚悟を決めて山ビル対策の仕様に変身します(｀・ω・´)

7/16 11:46

七面山山頂付近には赤テープがあちらこちらに貼ってありましたが、指標らしきものは何もありません

7/16 11:47

七面山山頂付近の周辺

7/16 11:47

下山開始です。
バリルートですね

7/16 13:46

標高1000m付近から黄色ペンキマークが出現！
このまま下山出来ると思い最後までついて行くと…

7/16 14:22

ゴールは急な沢でロープで下降しないと降りれない傾斜((((；゜Д゜)))))))
マップ上で見ると最短で降りられるルートと思って頑張ったのに…
精神的ショックがハンパない。゜(゜´Д｀゜)゜。

7/16 15:19

そして迷走して最後は…
沢のガレ場中程のテラス上の所で
遭難
心折れてレスキュー要請

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

ss_creator

人生初のテン泊縦走周回コース上には小屋がありません。食料やら水、酒、テントを積み込んでリュックの重さは27kgです:(；゛゜'ω゜'):

全体を通してほぼ樹林帯での移動で涼しかったのですが展望は期待できず、ひたすら今晩の晩酌を目標に歩くと言う修行のような山行でした。
布引山から山伏方面は200mの範囲で登り下りが連続し道もわかりずらいです。
そして青薙崩ですがここは通過してはいけません！
かなり危険で逆コースからではまず登れないでしょう(´Д` )

山伏から八絋嶺までは所々で開けるので展望が楽しめます。

七面山からの僕が使ったルートは前に歩かれた方の事前情報をしっかり頭に入れ切れて無かったのと疲労と水切れで冷静な判断が出来なかったのが反省点です。
1日経って冷静に振り返ると後20mトラバースできてれば本来のルートで降りられたとわかりました。

残念な結果になりましたがいい経験になったと思います。