富士山・御殿場口でカルピスをくれた方連絡ください
- GPS
- 09:45
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 2,378m
- 下り
- 2,380m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 9:44
天候 | 晴れ〜ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特にないけど、体力勝負! 剣が峰直下の馬の背がカラッカラに乾いていて、転ぶ人、滑り落ちる人が続出していた。 大砂走りはゲーター必須。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
時計
サングラス
タオル
カメラ
トレッキングポール
エマジェンシーシート
手袋
|
---|
感想
御殿場口・砂走りで下山中にカルピスをくれた方へ
本当にありがとうございました。
干物になる寸前でした。
どうしても御礼がしたいので、
こちらにコメントを書き込んでくれるか、
twitter:@sydkanzakiにDMください。
富士山を静岡側から登るのは初めて。
御殿場口新五合目駐車場(1400m)には7時ちょっと前に着いて、7:00登山開始。
富士登山駅伝のエイド・ステーションが準備されている(駅伝は8月5日)。鳥居をくぐるとすぐに溶岩の砂、砂がズブズブ沈んで歩きにくい。大石茶屋の先から登山道が始まる。
登山道は登りと下りに分かれていて、登りは九十九折り、下りは直線的になっている。ひたすら続く砂の道は歩きにくい。なるべく硬い所を選んで歩いて行く。
木がなくて山頂まで見える。溶岩と砂の景色がひたすら続く。登っても景色の変化がないのが辛い。
とにかく暑い(多治見で40℃超えた)、登山開始30分ぐらいで半ズボンにする。水を使いすぎないように飴を舐めながら登る。
下山してくる人達の顔が消耗しきっていて、挨拶してもまともに返ってこない。なんでだろうとここでは思っていた……。
富士登山駅伝の試走している人達が後からスゴイ速さで抜いていく。ブルトーザーより速い。歩幅を極端に小さくして、小刻みに素早く動かしている。真似てみると確かに砂地では速くて楽だ。良い感じで進んでいくが、暑くて、汗が止まらない。
新六合目(2590m)に着く頃には消耗していて、フラフラ。あまりにキツくて写真もあんまり撮ってない。とにかく3000mまでは登ろうと思って、山小屋らしきものを目指して登っていく。ここら辺からガスが上がってくる。ガスの中から雷の轟きが聞こえるが、自衛隊の砲撃らしい?。
10:50七合目(3040m)到着。すでに両脚が攣りそうだ。「3000m超えたし、もういいか」という気持ちになった。小屋(休業中?)の横で、おにぎりを食べて、砂に横になって雲を眺めていた。沸き上がって形が変わっていくのが面白い。30分ほど休憩していたら回復したので、「行ける所まで行くか」と登り出す。
七合目には山小屋が集中している。日の丸が掲示してあるのがわらじ館、その先に砂走館、少し登って赤岩八合館(3300m)。(後で山小屋が3つだと言うのが運命の別れ道……)
八合目(3400m)からガスが濃くなって真っ白に、しかもかなりガレがキツくなって登りにくい。両脚が同時に攣って休憩。横で下ってきた自衛隊も休憩している。最近の自衛隊は「女子率高いなぁ」と思って見ていた。
九合目の標識はなかったが、最後はフラフラ。周りの人達と励まし合って登る。
13:25やっと御殿場口山頂到着。山頂に着いたら、キレイに晴れていた。火口を見ると、今年は雪がほとんど残ってなくて驚く。
馬の背がカラッカラに乾いていて、転がる人が続出していた。マジでロープがいると思う。
13:55やっと剣が峰(3776m)山頂到着。リミットに設定していた14時ギリギリ。かなり外国の方が多くて、山頂の公用語は英語。写真撮ってもらって、五目いなり食べて、すぐに下山開始。ちょっと時間が遅かったので、お鉢巡りは諦めてピストンにする。また馬の背で滑り落ちる人を見る。
下山開始すると、また雲が出ていて真っ白。雷の音が聞こえる。たぶん、山梨側では雷雨なんでは。
七合目の山小屋地帯を過ぎると、下山ルートは「大砂走り」という、深い砂に潜りながら歩く(走る?)道を通る。砂に潜りながら飛ぶように下るのは面白かったけど、途中から靴に砂が入るのが苦痛になってくる。途中で長ズボンにしたけど無駄だった(大砂走りではゲーター必須です)。
最後の山小屋を過ぎて、大砂走りの手前で水がなくなった(ハイドレーションの残り量を確かめていなかった)。大砂走りは意外と運動量が多く、下るに連れて暑くなって汗もかく。しかも乾燥していて砂埃がヒドい、喉が渇いてキツイ。飴舐めても、口中が乾いているのがわかる。干物になりそうだ。
砂走りを一緒に下っていた人に、「水を余分に持っていないか」訊いてみると、残っていたカルピスを分けてくれた。本当に助かった。
砂走りでは、同じペースで下っていた人達と励まし合いながら下る。ラスト500mぐらいで駐車場が見えて、ほっとする。
16:47下山。クルマに戻って、水とお茶を飲んで、一息吐く。
カルピスをもらった人に御礼をしようと待っていたけど、降りてこなかった(下山口の茶屋で休んでいたようだ)。
累積標高が2000m(2400m)を超えるとさすがにキツイ。暑かったせいもあって消耗した。水は2.5リットル持っていたけど、それでも足りなかった。山小屋地帯の前で、残りの水の量を確認するべきだった。
御殿場口は体力勝負です!
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