燕岳〜大天井岳〜常念岳(中房温泉発→大天荘テント泊→一の沢下山)
- GPS
- 28:17
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 2,610m
- 下り
- 2,739m
コースタイム
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 6:46
天候 | 2日間ともおおむね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
穂高駅駐車場まで自家用車、そこから乗合タクシーで中房温泉まで。(料金=約7,000円÷人数) 帰り: 一の沢から穂高駅駐車場までタクシー。(料金=約5,000円) タクシーは常念小屋で予約。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況は良好。コース上に積雪はなし。 |
写真
感想
燕岳から大天井岳を経て、常念岳までの縦走を1泊2日で行ってきました。
1日目は穂高駅駐車場に車を置いて、乗り合いタクシーで中房温泉にアクセスし、7時半頃登山開始。バスより値段は高くつきますが、予定のバスより1時間半ほど早くスタートできたことは大きかったです。というのも平日だというのに、合戦尾根はなかなかの混雑。特に第一ベンチから富士見ベンチまでは集団で登る年配のグループの方も多く、これが8時55分中房温泉着のバスだったらどれだけ大変だったのだろう?土日なんて相当なのだろうな、と思いながら登っていました。
合戦尾根から先は、登山道も花崗岩の上を歩き、周囲も少しずつ開けてきて雰囲気が一変します。そして、燕山荘前からみた北アルプスの山々は本当に絶景でした。燕山荘もバッジ&ドリンク購入のため少しだけよらせていただきましたが、とてもきれいで雰囲気のよさそうな山小屋でした。
その後、燕岳を往復したのち、大天井へ向けて初めての表銀座歩き。右側から正面に北アルプスの山々を眺めながら、コマクサの群生も見事で、本当に贅沢な稜線歩きでした。
ただ、この日は日差しが強く、特に大天井に向けての両線歩きの後半は途中から暑さとの戦いになりました。私もいつも以上に何度も休憩をはさみつつ、同じように大天荘を目指す方々と声を掛け合いながら、だいぶ消耗しましたが何とか大天荘にたどり着いた次第です。
大天荘のテント場は、広くて景色もよく、高山植物に囲まれており、トイレもきれいで本当に良いところでした。ただ、午後はずっとガスが濃く立ち込めており、周囲の景色がほとんど見れなかったことだけが唯一残念でしたが。。ちなみに私はドコモの携帯ですが、テント場は電波が入ったり入らなかったり、という感じでした。小屋近辺ならほぼ確実に電波が入るので、スマホは小屋前のベンチでいじってました。
翌日早朝は、日の出とともに、日の光に照らされた素晴らしい景色を堪能することができました。大天井岳からの絶景は本当に見事で、降りるのがもったいなくてなかなか降りられなかったくらいです。
その後常念岳に向けての稜線歩きも、東側はきれいに顔を出した槍&穂高連峰の絶景を楽しみつつ、西側は見事な雲海で、とても充実した稜線歩きでした。この時間はまだ比較的涼しく、また、常念方面への稜線歩きは下り基調ですので、さほど苦労することなく常念小屋に到着しました。
その後は、ザックを小屋前の広場にデポして常念岳へ。本当は蝶が岳まで足を延ばしたかったのですが、前日の暑さで思ったより疲労していたため、無理せず一の沢へ下山することにした次第です。ですのでこの日、蝶が岳へ向かう方々(荷物の多さでそれと分かるので)を羨望のまなざしでみておりました。。
常念岳で絶景を堪能したのち、常念小屋まで戻り、小屋でタクシーを手配して下山開始。土曜日とあって登ってくるたくさんの登山者さんとすれ違いましたが、合戦尾根と比べればまだ登山道は道幅がありすれ違いやすかったかなと思います。
一の沢までは延々と沢沿いを歩いて下山しますが、途中で沢の中を歩くところが何か所かあったりと、変化に富んだコースが続きなかなか楽しめました。私は疲れがたまっていたせいか、道中何度か足を滑らせましたが、幸いけがもなく無事に一の沢登山口へ下山し、今回の山行を終了しました。
こうして、楽しく、本当に充実した縦走となりました。北アルプスは今回がまだ3回目の初心者ですので、ミーハーかもしれませんが、やっぱり北アルプスはいいですね(笑)。今度は蝶が岳までの縦走を目指してぜひまた再訪したいです。
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