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Yamareco

記録ID: 1533075
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

大キレット(南岳新道〜大キレット〜白出沢)

2018年07月21日(土) ~ 2018年07月22日(日)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
47:43
距離
26.3km
登り
2,847m
下り
2,839m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:22
休憩
0:19
合計
10:41
1:50
1:50
26
2:16
2:17
42
2:59
2:59
60
3:59
4:00
7
4:07
4:09
58
5:07
5:08
110
6:58
6:59
93
8:32
8:32
8
8:40
8:45
8
8:53
9:00
87
10:27
10:28
99
12:07
12:07
1
12:08
12:08
1
北穂高岳(北峰)
12:09
北穂高小屋
2日目
山行
5:49
休憩
0:27
合計
6:16
2:30
0
北穂高小屋
2:30
2:36
109
北穂高岳(北峰)
4:25
4:28
10
4:38
4:45
105
6:30
6:30
16
荷継小屋跡
6:46
6:54
10
7:04
7:06
36
7:42
7:42
26
8:08
8:08
25
8:33
8:34
10
8:44
8:44
2
8:46
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
21:30に深山荘登山者用無料駐車場に到着。9割位埋まってました。
入口に係員がいて出入りをコントロールしてます。多分24時間。
コース状況/
危険箇所等
心配していた南岳新道はルートは分り易いです。
大キレットも迷うことはありません。
白出沢は荷継小屋跡前の30分位、マーキングが分り辛く歩きにくかったです。
マーキングが分らなくても方向は分るので進めますが、ザレてるので落石に気を使います。
南岳新道で一箇所雪渓をトラバースしますが、冬装備は不要です。
それ以外も冬装備は必要ありません。
その他周辺情報 新穂高から小一時間位かかりますが、じねんのむら飛騨高山店で「とろろめし」\980を食べるのが定番です。
予約できる山小屋
槍平小屋
林道ゲート。始まりです。ちゃんと戻ってこられますように。
林道ゲート。始まりです。ちゃんと戻ってこられますように。
夏道。歩いた感想はほんとに早いのかなって思いました。
結構時間かかった気がして。なので帰りは林道で帰りました。
帰りに夏道から降りてきた人に追いつかれたので、やはり近いし早いと実感しました。
夏道。歩いた感想はほんとに早いのかなって思いました。
結構時間かかった気がして。なので帰りは林道で帰りました。
帰りに夏道から降りてきた人に追いつかれたので、やはり近いし早いと実感しました。
滝谷出合。やはり迷いました。今回もすんなり行きません。
滝谷出合。やはり迷いました。今回もすんなり行きません。
滝谷ドーム。
気が引き締まります。
実は槍ヶ岳方面に少し歩いて戻りました。
南岳新道はヒュッテの南にあります。
気が引き締まります。
実は槍ヶ岳方面に少し歩いて戻りました。
南岳新道はヒュッテの南にあります。
水のない沢を渡ります。
大きな岩が目印で分り易い。
水のない沢を渡ります。
大きな岩が目印で分り易い。
奥丸山方面。
標高上がってきました。
1
標高上がってきました。
槍平小屋が管理しているFIRST AID KIT。
実はこの直前にハイマツに隠れた岩にむこうずねを強打し出血。
有難く使用させて頂きました。
もちろん使用と使用品連絡済。
お代は不要と怪我のお気遣いの言葉を頂きました。
今度槍平小屋に行ったらしっかり御礼させて頂きます。
槍平小屋が管理しているFIRST AID KIT。
実はこの直前にハイマツに隠れた岩にむこうずねを強打し出血。
有難く使用させて頂きました。
もちろん使用と使用品連絡済。
お代は不要と怪我のお気遣いの言葉を頂きました。
今度槍平小屋に行ったらしっかり御礼させて頂きます。
何時間後にはあの辺りにいるんだな。
何時間後にはあの辺りにいるんだな。
足元はこんな感じのハイマツで岩も隠れてます。
足元はこんな感じのハイマツで岩も隠れてます。
右俣谷。
あそこから来たんです。
右俣谷。
あそこから来たんです。
笠ヶ岳。
2年前下山中のクリヤ谷で登山道から足を踏み外してこけました。
2
笠ヶ岳。
2年前下山中のクリヤ谷で登山道から足を踏み外してこけました。
雲の平方面。
今回最初で最後の雪上歩き。
今回最初で最後の雪上歩き。
雪切りをしてくれてあります。
1
雪切りをしてくれてあります。
振り返って。
2800m。
2700と2900もありました。
2800m。
2700と2900もありました。
南岳小屋。ザックをデポして小屋で買ったお茶だけ持って、南岳頂上へ向かいます。
南岳小屋。ザックをデポして小屋で買ったお茶だけ持って、南岳頂上へ向かいます。
南岳と書いてあったらしい痕跡がありました。
南岳と書いてあったらしい痕跡がありました。
東鎌尾根。
この辺りから日差しの強さが気になりはじめました。
東鎌尾根。
この辺りから日差しの強さが気になりはじめました。
槍様。
あなたはいつも素敵ですね。
槍様。
あなたはいつも素敵ですね。
さあ、行くぞ〜!
大キレット。
1
さあ、行くぞ〜!
大キレット。
目指す北穂高岳と北穂山荘をロックオン。
2
目指す北穂高岳と北穂山荘をロックオン。
荒々しさ伝わりますか?
荒々しさ伝わりますか?
垂直に切れてます。
垂直に切れてます。
それを見ながら岩場を下ります。
鎖と○印を頼りに。
それを見ながら岩場を下ります。
鎖と○印を頼りに。
垂直はしごもあります。槍ヶ岳よりは高度感なくまし。
垂直はしごもあります。槍ヶ岳よりは高度感なくまし。
素晴らしい眺めです。
天気に感謝。
素晴らしい眺めです。
天気に感謝。
どんどん行きますよ。
どんどん行きますよ。
バラエティーに富んだコースです。
バラエティーに富んだコースです。
振り返るとこんな感じ。
こちらも格好いい。
1
振り返るとこんな感じ。
こちらも格好いい。
左のてっぺんがHピーク。
左のてっぺんがHピーク。
来ました、Hピーク。
覗いてみると言葉をなくします。
来ました、Hピーク。
覗いてみると言葉をなくします。
Hピークからしばらくが核心部ですね。
この1本の足場に助けられます。
これがないと難易度急上昇。
Hピークからしばらくが核心部ですね。
この1本の足場に助けられます。
これがないと難易度急上昇。
とにかく慎重に慎重に。
とにかく慎重に慎重に。
○印わかりますよね。
ここを下ってきました。
もちろん逆からは登りになります。
○印わかりますよね。
ここを下ってきました。
もちろん逆からは登りになります。
おっ、笠ヶ岳。
真ん中のピークに北穂山荘の屋根がちょっぴり見えます。
真ん中のピークに北穂山荘の屋根がちょっぴり見えます。
振り返ります。
左がHピーク。
3
振り返ります。
左がHピーク。
この辺りは、暑さでかなりバテてます。
この辺りは、暑さでかなりバテてます。
北穂山荘の屋根が。
なかなか近づかない。
ない日陰を探して休み、次の日陰を探して進むを繰り返します。
日陰の岩がひんやりして気持ち良いので、顔を押し当てて涼をとってました。
北穂山荘の屋根が。
なかなか近づかない。
ない日陰を探して休み、次の日陰を探して進むを繰り返します。
日陰の岩がひんやりして気持ち良いので、顔を押し当てて涼をとってました。
ルート判りますよね。
ルート判りますよね。
北穂山荘から歩いてきた大キレットを振り返ります。
うん、達成感!
5
北穂山荘から歩いてきた大キレットを振り返ります。
うん、達成感!
前穂の北尾根。
行くことはありません。
前穂の北尾根。
行くことはありません。
屏風の頭。
行くことはありません。
屏風の頭。
行くことはありません。
北穂山頂。
山荘から30秒。
北穂山頂。
山荘から30秒。
明日は奥穂方面に。
日帰りも考えてましたが、今日はゆっくり休みます。
明日は奥穂方面に。
日帰りも考えてましたが、今日はゆっくり休みます。
12時チェックイン。
もちろん一番。
12時チェックイン。
もちろん一番。
3Fの第4尾根(割り当てのスペース名)で一休み。
3Fの第4尾根(割り当てのスペース名)で一休み。
夕日に染まる奥穂、ジャンダルム。
4年前のジャンダルムもしんどかったけど、今回の大キレットきつかった。
1
夕日に染まる奥穂、ジャンダルム。
4年前のジャンダルムもしんどかったけど、今回の大キレットきつかった。
吊尾根。
疲れが飛びますね、絶景を見ると。
吊尾根。
疲れが飛びますね、絶景を見ると。
北穂山頂からの滝谷。
こんなところを登る人がいるなんて。
1
北穂山頂からの滝谷。
こんなところを登る人がいるなんて。
22日2:30。
朝食をお弁当に替えて夕食後に頂いてたので、北穂山頂で食べます。こんな時間でも全く寒くないのです。
そしてスタート。
22日2:30。
朝食をお弁当に替えて夕食後に頂いてたので、北穂山頂で食べます。こんな時間でも全く寒くないのです。
そしてスタート。
画像まで取ってるのに、涸沢方面に降りていくのでした。
近づいてくる涸沢当たりの光に気づき戻りますが、スタート直後のルート間違いにしばし打ちひしがれました。
画像まで取ってるのに、涸沢方面に降りていくのでした。
近づいてくる涸沢当たりの光に気づき戻りますが、スタート直後のルート間違いにしばし打ちひしがれました。
さあ、ここからが涸沢岳の急登が始まります。
さあ、ここからが涸沢岳の急登が始まります。
そして涸沢岳頂上。
登りの核心部、暗いので画像ありません。
というより余裕なかったです。
そして涸沢岳頂上。
登りの核心部、暗いので画像ありません。
というより余裕なかったです。
ジャンとロバの耳。
ジャンとロバの耳。
南岳といい、涸沢岳といいペンキ塗って欲しいです。
南岳といい、涸沢岳といいペンキ塗って欲しいです。
穂高岳山荘見えました。
ここからは普通の登山道。
穂高岳山荘見えました。
ここからは普通の登山道。
北穂、槍様見納め。
1
北穂、槍様見納め。
前穂北尾根も。
穂高岳山荘で日の出を迎えます。
常念岳のてっぺんから昇るお日様。
合掌。今日も一日ご安全に。
穂高岳山荘で日の出を迎えます。
常念岳のてっぺんから昇るお日様。
合掌。今日も一日ご安全に。
白出沢へ。
ルートを見失うと大変。
ザレザレで落石します。
ルートを見失うと大変。
ザレザレで落石します。
振り返って穂高岳山荘。
振り返って穂高岳山荘。
ここまではルートを見失わないことと、落石に気を使いました。
ここまではルートを見失わないことと、落石に気を使いました。
荷継沢から鉱石沢は激下り。
ということは逆は激登り。
荷継沢から鉱石沢は激下り。
ということは逆は激登り。
噂の重太郎橋が見えます。
噂の重太郎橋が見えます。
ちゃんと架かってました。
ちゃんと架かってました。
白出沢出会まで戻ってきました。
白出沢出会まで戻ってきました。
行きに使った夏道。
思ってたより長かったので帰りは林道で。
結論としては夏道のほうが早いです。
行きに使った夏道。
思ってたより長かったので帰りは林道で。
結論としては夏道のほうが早いです。

感想

念願の大キレットに行ってきました。昨年三大キレットの八峰・不帰を行き、残す大キレットの日を7/21に設定。当初日帰りで計画してましたが、安全のため北穂山荘泊も考え予約をしておきました。
予定より30分遅れでスタート。南岳までは日差しを受けず歩くためほぼ順調。この後の大キレットに入ってから、どんどん日差しが強くなり、汗は出るは水分は消費するは、あまりの暑さに大変でした。稜線上ですからほとんど日陰はありません。ほんのちょっとの日陰を探しながら進みました。ので、怖さはほとんど感じず、とにかく暑かったというのが印象です。途中すれ違った外人さんは、雪の残るコース外に危険を冒して涼を求めて降りていくくらいの状況。
3000m辺りの稜線で熱中症を気に掛けるとは予想外でした。
くれぐれも水分は多めにを、思い知らされました。
やっとのことで着いた北穂山荘でこれ以上歩くのは危険と判断し宿泊しました。
翌日歩いた涸沢岳までの行程は、大キレットにも勝る位の難所続きで、宿泊して体を休めて大正解とつくづく思いました。
状況や体調にもよりますが、今まで以上に余裕を持った計画・行動を心掛けます。

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