ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1537856
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

花と雪と青空!剱岳を満喫♪(^-^)

2018年07月25日(水) ~ 2018年07月27日(金)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
14.7km
登り
1,559m
下り
1,561m

コースタイム

1日目
山行
5:15
休憩
0:30
合計
5:45
9:00
10
立山室堂駅
10:10
10:30
150
13:00
13:10
60
14:05
35
14:40
2日目
山行
7:00
休憩
1:45
合計
8:45
5:30
30
6:00
6:10
70
7:20
7:30
135
9:45
10:50
70
剱岳
12:00
12:20
115
平蔵の頭手前ケルン
14:15
剣山荘
3日目
山行
3:35
休憩
3:15
合計
6:50
7:00
60
剣山荘
8:00
8:30
90
10:00
10:45
30
11:15
25
11:40
13:40
10
13:50
立山室堂駅
写真を撮ったり景色や草花を眺めたりゆっくり休んだりと、のんびりとした行程ですので健脚な方と比べてかなり遅いペースになります。
天候 7/25(水)晴れ
7/26(木)晴れ
7/27(金)晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
<往路>
京王バス
・新宿西口臨時便26番のりば→扇沢
・新宿23:15発、扇沢5:30頃着(扇沢直行バスは1日1便)
・夜行直通:6200円

<復路>
アルピコ交通または京王バス
・扇沢(路線バス)→信濃大町駅(高速バス)→バスタ新宿
・路線バス:2500円
・高速バス:4200円

<往復>
扇沢←→室堂
・関電トンネルトロリーバス→黒部ケーブルカー→立山ロープウェイ→立山トンネルトロリーバス
・往復運賃:9050円
※団体や観光客が多い場合は希望の時間の発車に乗れないことがあるので、バスの時間が限定されている方は、かなり余裕を持って早めに扇沢に降りることをお勧めします
※トロリーバスは今年で終了、来年からは電気自動車バスに変わるため来年の運賃については不明です
コース状況/
危険箇所等
■上り
<室堂→雷鳥沢>
休日は観光客の方々が多いので自分のペースで進めないかと思います。
夏休みに入ったせいか平日でもそこそこ混んでいた。
観光エリアも雷鳥沢への石段も整備されているので特に問題なし。

<雷鳥沢→劔御前小舎>
沢沿いのガレ道を尾根に向かって登っていく。
暑かったので余計に体力を消耗。登り続きで一番しんどい箇所。

<劔御前小舎→劔沢テン場>
緩やかに下っていくが少々歩きづらい道。
テン場の手前に若干雪上歩行があるがアイゼンの必要なし。

<劔沢テン場→剣山荘>
テン場から少し登った所に劔沢小屋。剣山荘までは何回か雪渓をトラバースするが、雪切りしてあるのでアイゼンの必要なし。
剣山荘手前はハイマツの中を歩く。

<剣山荘→一服劔>
山荘裏から登り始めて鎖場を2箇所通過。いずれも三点確保で大丈夫でした。

<一服劔→前劔>
登山道が徐々に険しさを増し、ガレ道、鎖場、岩場歩きに変化していく。
この辺りの鎖場は三点確保で行けるので鎖に頼らず登ることができました。

<前劔→平蔵の頭→劒岳>
いよいよ核心部。岩場歩きメインとなり、足場の細い箇所や岸壁の上り下りなど気の抜けない場所が連続する。
カニのたてばいだけは唯一鎖無しでは登れませんでした。女性には足掛かりが難しく腕の力をかなり要します。


■下り
<劔岳→平蔵の頭>
劔岳直下は上りと下りのルートが別々なところがあるので矢印に従って下山。ちなみにカニのたてばいは上り、カニのよこばいは下りのルート。

<平蔵の頭→一服劔>
下りルートは前劔をトラバースするため山頂は踏まずに通過。
この区間は下りで事故が多い場所とのこと、難所をこえて油断せず最後まで気を抜かずに。

<一服劔→剣山荘>
上りと同じルート。鎖場は譲り合って。

<剣山荘→劔御前小舎>
下りは沢沿いではなくトラバースルートを選択。雪渓トラバースの雪上歩行と岩場、ガレ道が何度か繰り返されるが、緩やかに登っていくため消耗度は低い。
雪上は雪きりしてくださってあるためアイゼンなしで通過できました。
山小屋の方には頭が下がる思いです。

<劔御前小舎→雷鳥沢>
上りで難航した箇所ですが下りはあっという間という感じ。ただし無駄に急ぐと砂利で足を滑らせて転倒などの可能性があるので、劔を往復した足の疲れを意識して下ると良いと思います。

<雷鳥沢→室堂>
石段登り返し。体力が削がれているのでなんということが無い場所ほど注意。
室堂は観光客が多く登山者への配慮もないので、疲れていても急がず怒らず静かに通り過ぎるのが吉(笑


雪上歩行について、アイゼンは必要ないと書きましたが不安な方や技量不足な方はルートを変えるか軽アイゼンを。(ここでアイゼンを使う技量の場合は剣山荘から先への登山は断念した方が良いと強く感じますが。。。)
その他周辺情報 トイレは立山室堂駅、雷鳥沢のテン場、劔御前小舎の野外トイレ、劔沢のテン場、剣山荘にあります。
場所によってはチップが必要なので100円玉を多めに用意すると良いと思います。

剣山荘に宿泊客用のシャワー有り(男性用3、女性用3)
温度調節可、シャンプー・石鹸使用不可(厳守!)

室堂のみくりが池温泉は立ち寄り湯が可能。
リンスインシャンプーとボディシャンプー有、タオルは持参。
予約できる山小屋
新宿→扇沢 直行の夜行バスはバスタ新宿ではなく26番バス乗り場より出発
1
新宿→扇沢 直行の夜行バスはバスタ新宿ではなく26番バス乗り場より出発
翌朝扇沢に到着
トロリーバスの始発まで2時間ほど待ち合わせ
1
トロリーバスの始発まで2時間ほど待ち合わせ
ご参考までに…
乗り納め。トロリーバスは今年で最後。来年からは電気自動車のバスになります
2
乗り納め。トロリーバスは今年で最後。来年からは電気自動車のバスになります
黒部ダム。放水量たっぷり
4
黒部ダム。放水量たっぷり
雪の残る立山が見えます
雪の残る立山が見えます
ダムを渡って黒部湖駅へ
ダムを渡って黒部湖駅へ
ケーブルカーで黒部平へ
2
ケーブルカーで黒部平へ
黒部平(ロープウェイ)→大観峰(トロリーバス)→立山室堂へ
2
黒部平(ロープウェイ)→大観峰(トロリーバス)→立山室堂へ
みくりが池は若干雪が残っていました
1
みくりが池は若干雪が残っていました
以前下った登山道が見えます
1
以前下った登山道が見えます
みくりが池から石段を延々降りてきて雷鳥沢のテン場が見えてきました
1
みくりが池から石段を延々降りてきて雷鳥沢のテン場が見えてきました
ひとやすみ
まずは劔御前小舎を目指します。浄土橋を渡って左へ
まずは劔御前小舎を目指します。浄土橋を渡って左へ
なだらかな登り
のどかな風景
チングルマ(稚児車)が綿毛になり始めています
1
チングルマ(稚児車)が綿毛になり始めています
トウヤクリンドウ
(当薬竜胆)
トウヤクリンドウ
(当薬竜胆)
ミヤマアキノキリンソウ 別名コガネギク
(深山秋の麒麟草)
ミヤマアキノキリンソウ 別名コガネギク
(深山秋の麒麟草)
キツイ登りを花に癒されながら尾根まで上がると劔御前小舎に到着
キツイ登りを花に癒されながら尾根まで上がると劔御前小舎に到着
ここから左へ下ります
ここから左へ下ります
せっかく登ってきたのに劔沢に向けてどんどん下って行きます。悲しい…
1
せっかく登ってきたのに劔沢に向けてどんどん下って行きます。悲しい…
ずっと下ってきて少しなだらかになった所に分岐
1
ずっと下ってきて少しなだらかになった所に分岐
劔沢のテン場が見えます。劔は雲隠れ
劔沢のテン場が見えます。劔は雲隠れ
テン場に向かって雪上歩行
テン場に向かって雪上歩行
チングルマの花
この辺りはチングルマが群生しています
3
この辺りはチングルマが群生しています
テン場と劔沢小屋は少し離れています
テン場と劔沢小屋は少し離れています
劔沢山荘を右に見て、左の道へ。画面真ん中の左上に見えるのが剣山荘
1
劔沢山荘を右に見て、左の道へ。画面真ん中の左上に見えるのが剣山荘
剣山荘へ行くには雪上トラバースが数カ所あります
剣山荘へ行くには雪上トラバースが数カ所あります
雪切りして下さってありました。ありがとうございますm(_ _)m
2
雪切りして下さってありました。ありがとうございますm(_ _)m
渡った先は大きな石がゴロゴロ
渡った先は大きな石がゴロゴロ
振り返ると劔沢小屋が
振り返ると劔沢小屋が
槍穂高!かと思ったら鹿島槍ヶ岳と五竜岳でした
3
槍穂高!かと思ったら鹿島槍ヶ岳と五竜岳でした
ハイマツの中を通った先に剣山荘
ハイマツの中を通った先に剣山荘
やっと辿り着きました
6
やっと辿り着きました
テラスで寛いでらっしゃる方々
テラスで寛いでらっしゃる方々
今日の寝床。平日は空いていて一部屋貸切状態でした
2
今日の寝床。平日は空いていて一部屋貸切状態でした
剣山荘には豊富な沢の水を使ったシャワーがあります。お湯は出ますが石鹸類使用禁止
剣山荘には豊富な沢の水を使ったシャワーがあります。お湯は出ますが石鹸類使用禁止
夕食。ご飯お代わりして美味しくいただきました(^^)
3
夕食。ご飯お代わりして美味しくいただきました(^^)
夕暮れ時
別山の上に月
翌朝、五竜岳の上に朝日が昇っています
7
翌朝、五竜岳の上に朝日が昇っています
朝ごはん前にスタート
朝ごはん前にスタート
ガレ道をゆるゆると
ガレ道をゆるゆると
やがて一服劔に到着。小休止して次へ進みます
やがて一服劔に到着。小休止して次へ進みます
早速の岩場歩きでワクワクしてきました♪ ここは鎖がなくても行けそう
1
早速の岩場歩きでワクワクしてきました♪ ここは鎖がなくても行けそう
ここも足場も掴む場所も困らないので大丈夫
ここも足場も掴む場所も困らないので大丈夫
行先の岸壁に登ってゆく人が見えます
行先の岸壁に登ってゆく人が見えます
目印の大岩
岩の下に鎖。特に問題なし
岩の下に鎖。特に問題なし
イワツメクサ
(岩爪草)
イワツメクサ
(岩爪草)
4つ目の鎖場。鎖に頼らなくても渡れました
4つ目の鎖場。鎖に頼らなくても渡れました
足場はしっかりしてるけど高度感はなかなかのもの
足場はしっかりしてるけど高度感はなかなかのもの
チシマギキョウ
(千島桔梗)
チシマギキョウ
(千島桔梗)
前劔山頂。目の前に立ちはだかる剱岳がカッコイイ!
3
前劔山頂。目の前に立ちはだかる剱岳がカッコイイ!
いよいよ核心部。ワクワクします
1
いよいよ核心部。ワクワクします
鎖場を降りた先に橋。狭い橋ですが真下が谷ではなく痩せたコルなのでちょっと安心
鎖場を降りた先に橋。狭い橋ですが真下が谷ではなく痩せたコルなのでちょっと安心
この先鎖はありますが三点確保で登れました
この先鎖はありますが三点確保で登れました
平蔵の頭の手前でひとやすみ
1
平蔵の頭の手前でひとやすみ
道も険しさを増していきます
1
道も険しさを増していきます
平蔵の頭。リーチの無い女性は最初のとっかかりに苦労しますが後は足場があるので登れます
2
平蔵の頭。リーチの無い女性は最初のとっかかりに苦労しますが後は足場があるので登れます
小渋滞待ちで見下ろしてみると結構な高度
1
小渋滞待ちで見下ろしてみると結構な高度
岩場のトラバース。こういう道は楽しい(^^)
岩場のトラバース。こういう道は楽しい(^^)
カニのたてばいを登る人が見えます
カニのたてばいを登る人が見えます
いよいよメインディッシュ。女性には足運びがキツイ箇所があるので腕の力で体を持ち上げる必要があります。ダイエットしといてよかった(^^;
5
いよいよメインディッシュ。女性には足運びがキツイ箇所があるので腕の力で体を持ち上げる必要があります。ダイエットしといてよかった(^^;
早月尾根ルート合流の標識が見えます
早月尾根ルート合流の標識が見えます
あの大きな岩の絶妙なバランスが凄い。いつかは落ちるんだろうか
あの大きな岩の絶妙なバランスが凄い。いつかは落ちるんだろうか
標識までもうちょっと
標識までもうちょっと
早月尾根ルートと合流して山頂へ。祠が見えてきました
3
早月尾根ルートと合流して山頂へ。祠が見えてきました
長い間の念願が叶いました
8
長い間の念願が叶いました
オモチャの劔があったのでお約束で(笑
9
オモチャの劔があったのでお約束で(笑
荘厳な眺め
ほぼ誰もいなかったので1時間ほど山頂で昼寝。贅沢…
1
ほぼ誰もいなかったので1時間ほど山頂で昼寝。贅沢…
よく寝て体力回復したので下山開始
1
よく寝て体力回復したので下山開始
こんな所よく登ってきたなぁ
4
こんな所よく登ってきたなぁ
カニのよこばい
たてばいより難しくなかった
2
たてばいより難しくなかった
ながーい鉄梯子。見下ろすと高度感がありますが降りている最中は足元しか見てないからテンポ良く降りられます
1
ながーい鉄梯子。見下ろすと高度感がありますが降りている最中は足元しか見てないからテンポ良く降りられます
下りも岩だらけ
(楽しい
下りも岩だらけ
(楽しい
ずっと岩だらけ
(楽しい♪
ずっと岩だらけ
(楽しい♪
上りと下りはルートが異なる箇所があります
1
上りと下りはルートが異なる箇所があります
この程度の鎖場はなんとも思わなくなってしまう
1
この程度の鎖場はなんとも思わなくなってしまう
下りはこちらを通ります(登りは下の方だった)
下りはこちらを通ります(登りは下の方だった)
足場や掴むところがたくさんあって登りやすそうです
足場や掴むところがたくさんあって登りやすそうです
真下から見るとほぼ垂直な感じ
真下から見るとほぼ垂直な感じ
前のグループが詰まってちょっと渋滞。階段状だから鎖を使わなくても登れますよ^^
1
前のグループが詰まってちょっと渋滞。階段状だから鎖を使わなくても登れますよ^^
下りルートのここから先は事故が多いそうです。最後まで気を引き締めて!
下りルートのここから先は事故が多いそうです。最後まで気を引き締めて!
ここも足場を確認しながら降りれば鎖に頼らず行けました
ここも足場を確認しながら降りれば鎖に頼らず行けました
ハクサンフウロ
(白山風露)
ハクサンフウロ
(白山風露)
前劔は下りがトラバースルートのため山頂を踏まず通り過ぎます。一服劔を経て剣山荘が見えてきました
3
前劔は下りがトラバースルートのため山頂を踏まず通り過ぎます。一服劔を経て剣山荘が見えてきました
山荘に着く頃にはお腹ペコペコ。売店で山菜うどんをオーダー
1
山荘に着く頃にはお腹ペコペコ。売店で山菜うどんをオーダー
この日も剣山荘泊。夕飯はとんかつでした
2
この日も剣山荘泊。夕飯はとんかつでした
映画「剱岳 点の記」のロケ時のサイン色紙。木村大作監督、主演の浅野忠信さんなど。左端はイモトアヤコさん。イッテQのロケで来たのかな?
1
映画「剱岳 点の記」のロケ時のサイン色紙。木村大作監督、主演の浅野忠信さんなど。左端はイモトアヤコさん。イッテQのロケで来たのかな?
翌日は朝食を食べてからゆっくり下山
1
翌日は朝食を食べてからゆっくり下山
ピーカン!
鹿島槍と五竜にお別れをしてスタート
槍穂と間違えてごめんね(>_<)
1
鹿島槍と五竜にお別れをしてスタート
槍穂と間違えてごめんね(>_<)
上りとは違うルートで
上りとは違うルートで
一服劔、前劔、剱岳はこの角度からは重なって見えますね
7
一服劔、前劔、剱岳はこの角度からは重なって見えますね
沢沿いのルートではなく上部のトラバースルートなので、まだかなり雪渓が残っています
3
沢沿いのルートではなく上部のトラバースルートなので、まだかなり雪渓が残っています
劔沢のテン場が見えました
劔沢のテン場が見えました
雪渓のトラバースは小屋の方が雪切りしてくださっているのでアイゼンは要りません
雪渓のトラバースは小屋の方が雪切りしてくださっているのでアイゼンは要りません
ハイマツの道
沢の対岸に一昨日下った道が見えます
1
沢の対岸に一昨日下った道が見えます
ガレ道、雪上、ハイマツの中を何度か繰り返しようやく劔御前小舎の屋根が見えてきました
ガレ道、雪上、ハイマツの中を何度か繰り返しようやく劔御前小舎の屋根が見えてきました
劔御前の尾根からは室堂が見渡せます
1
劔御前の尾根からは室堂が見渡せます
ひとやすみして雷鳥沢へ下ります
ひとやすみして雷鳥沢へ下ります
雷鳥沢への下山途中雷鳥さん親子に出会いました^^
5
雷鳥沢への下山途中雷鳥さん親子に出会いました^^
チビ達は全部で3匹。必死にママの後をついていきます
2
チビ達は全部で3匹。必死にママの後をついていきます
雷鳥沢のテン場に到着。下りはあっという間でした
1
雷鳥沢のテン場に到着。下りはあっという間でした
雪解け水がきれい
雪解け水がきれい
お約束のチャプチャプ♪
1
お約束のチャプチャプ♪
冷たすぎて10秒も足をつけていられなかった(>_<)
冷たすぎて10秒も足をつけていられなかった(>_<)
充分休んだ(遊んだ?)ので最後の苦行の階段上りへ
2
充分休んだ(遊んだ?)ので最後の苦行の階段上りへ
やっと雷鳥荘へ。思ったより疲れませんでした
やっと雷鳥荘へ。思ったより疲れませんでした
みどり色の雪渓と池
みどり色の雪渓と池
血の池と呼ばれている赤い池
血の池と呼ばれている赤い池
みくりが池温泉に到着。腹ペコなのでカフェで食事。ここのソフトクリームは濃厚で美味しいのです^^
3
みくりが池温泉に到着。腹ペコなのでカフェで食事。ここのソフトクリームは濃厚で美味しいのです^^
食後はみくりが池温泉で汗を流します
2
食後はみくりが池温泉で汗を流します
ここには食堂もあるのでガッツリ食べたい方はこちらがおすすめ
1
ここには食堂もあるのでガッツリ食べたい方はこちらがおすすめ
雲上温泉♪
さっぱりした後はタオルを乾かしながら炭酸で喉を潤す!
さっぱりした後はタオルを乾かしながら炭酸で喉を潤す!
青空と立山とみくりが池
3
青空と立山とみくりが池
名残惜しいけど立山室堂駅に向かいます
1
名残惜しいけど立山室堂駅に向かいます
また来るよー!
黒部ダム。放水の水しぶきに虹が
3
黒部ダム。放水の水しぶきに虹が
扇沢から新宿の直行便は16:10発。今回は信濃大町行の路線バスに乗り、信濃大町駅から新宿行の高速バスに乗車しました
扇沢から新宿の直行便は16:10発。今回は信濃大町行の路線バスに乗り、信濃大町駅から新宿行の高速バスに乗車しました
中央道渋滞のため1時間遅れて新宿に到着。都会がキラキラし過ぎて山に戻りたくなります(^^;
1
中央道渋滞のため1時間遅れて新宿に到着。都会がキラキラし過ぎて山に戻りたくなります(^^;
今回も良い山行でした。メットに今回の勲章(^^) あと両膝と右腕にも無数の痣の勲章が(^^; いつ打撲したんだろう?
5
今回も良い山行でした。メットに今回の勲章(^^) あと両膝と右腕にも無数の痣の勲章が(^^; いつ打撲したんだろう?

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー Wストック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ ヘルメット 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 スマホ 充電ケーブル 時計 タオル カメラ ティッシュ ウエットティッシュ ボディ用さらさらシート 歯ブラシ
備考 夜行バスは眠れなくて寝不足になる
サングラスを持って行くのを忘れた
帰りの室堂→扇沢間でメガネを無くした
一番大事な剱岳の三等三角点の写真を撮り忘れた(TT)

感想

7月前半の唐松岳リハビリ登山で例年よりも体力がついていることを実感したので、長年の夢である剣岳へ登ることに。
今までコツコツと日本の山 標高Best10を登って来て目標は達成したのですが、ただ一つ劔岳だけは例外として登りに行きたかった。。。
3000mまであと1m届かなかったこの山は難易度が高く、一般登山道において日本で一番危険な場所と言われています。
(自分はジャンダルムの方が難所と思いますが。。。)
なので、充分な体力と技量が付くまではと眺めるだけにとどめていました。

ここ3年ほど冬場は療養生活が続いたため、今以上に衰える前に登っておきたいと感じて決行。
登山の体力温存のために往復はマイカーではなくバスを利用することにしました。

室堂は観光で何度も行ったことがあり、雷鳥沢もテン泊経験があるので、とっかかりは特に不安はありませんでした。
前回の登山は立山を回りましたが、今回はその山並みを越えて行くので体力の消耗がないようにゆるい行程を計画。
時間に追われてただ急いで上って下りるのは勿体無いので、自然を観察しながらじっくり楽しむ登山にしました。

ちょうど花の時期だったので、劔沢一帯は一面お花畑。
青空と雪渓と花々の景色はまさに極楽浄土のようでした^^
初めて歩く登山道なのであちこち興味津々で、景色や草花をゆっくり鑑賞しながら贅沢な気分に浸れました。

剣山荘はとても清潔でスタッフの方々の対応も気持ちよく、ご飯もとっても美味しかったです。
噂に聞くシャワーも汗を流せるだけでもサッパリしてありがたく、こんな奥まった場所にあるとは思えない整った山荘でした。

劔沢から剱岳への登山路は写真とキャプションをご覧になった方がわかりやすいかと思います。
噂に違わず岩場続きのルートなのでとても楽しめて、お腹いっぱい大満足!という感じです。来てよかった。
自分としては難所と思ったのはカニのたてばい一箇所だけでした。
あとは三点確保でイケるので特に問題なかったです。

ただ、そう思えたのは過去に不帰ノ嶮、北穂→奥穂の稜線、槍ヶ岳、八峰キレットと岩場の経験を積んで来たからだと思います。
剱岳はガレ場の急登や雪上歩行、岩場の上り下りの総合的な技量が必要な山だと実感したので、経験の浅い方には難しいと感じます。
最盛期の岩場の渋滞は、人数の多さに加えて鎖に頼る登り方や足捌き手捌きに迷う為に起こるのかなと思いました。

さらに、体力の消耗も半端なく、八峰キレットの長い縦走と同じくらいの疲れを劔岳と剣山荘の往復だけで感じました。
足の疲れはさほどないのですが、腕の力が物凄く必要です。
劔から山荘に下りてきたら腕が疲労でプルプルしました^^;

自分の場合は、この疲れを引きずったまま急ぎ下山する体力はないので剣山荘でもう一泊し、充分に体を休める時間を作ることを心がけました。
「あとは下るだけ」でも体力は使います。
年齢的にも若い頃のような多少の無理はできないので、過信することなく大事を取るのは大切なことだと思います。

昨今は年配者の疲労による転倒、滑落、行動不能などが原因の遭難が増えています。
自分はまだ若いから大丈夫と思わずに、「もうちょっと大丈夫」と思うあたりで休息を取ることが無事下山の秘訣と感じました。

今回の山行の最中には、幸いにも事故に遭う方もいなくて皆さん無事に下山されたようなのでホッとしています。
翌日は台風で天気が荒れたようなので、下山時にすれ違った上りの方々が心配です。


昨年、目標に掲げた剱岳登頂がこんなに早く実現するとは思わなかったので、本当に充実した思いでいっぱいです。
劔沢の景色も、写真や動画から想像していたのとは全然違って、予想以上の素晴らしさでした。実際に目にすることができた事がとても嬉しかったです。
このまま体力を維持して来年の冬も寝たきり療養にならないよう、頑張ろうと思います^^

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1731人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [3日]
剱岳 八っ峰上部 バリエーション
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
剱岳点の記コース/剱沢〜長治郎谷〜山頂〜別山尾根 
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら