鳳凰山(ドンドコ沢↑中道↓)青木鉱泉周回〜9歳子連れ
コースタイム
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:00
- 山行
- 9:52
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 12:07
天候 | 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
山梨中央交通 「鳳凰三山路線バス」で青木鉱泉で下車。(大人1,500円/子供750円、荷物代が別途200円必要) ただし、今回は台風12号の影響により、安全点検・道路修繕をおこなっていたため運休になっていました。 2018年8月4日(土) から運行再開とのこと。 現地の方の情報ですとあまり運休になることは少ないとのことでしたが、利用の際は、事前に確認した方が良いかと思います。 http://www.y-c-k.com/tozan.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
■青木鉱泉〜鳳凰小屋(ドンドコ沢) 標高差が約1500 一部、路が荒れており険しく、急登が続きます。 滑落危険箇所ありました。 南アルプスの原生林に覆われ、ドンドコ沢にかかる南精進ヶ滝、白糸の滝、五色の滝の景観が美しい渓谷。 滑りやすい岩場もあるので注意が必要。 アップダウン少なくひたすら登りが続く。 後半は、花崗岩が目立ってきます。 ■鳳凰小屋 しらびその中にあり、懐かしい昔ながらの山小屋。 スタッフの皆さんとても笑顔が素敵で、温かく迎えてくれました。小屋のまわりは花が沢山。とても大切に守られてる感じがして優しい。 夕食はカレーで、おかわり自由なのと冷たいお茶がとっても美味しかったです。 天然水は豊富、トイレはバイオトイレで綺麗でした。 小屋内の灯りは時間限定で、日中では暗いので、ヘッドライトは必要です。 ■鳳凰小屋〜地蔵岳 危険箇所なし そこそこ急登で途中から砂道です。 砂は足取られて登りにくい。 ■オベリスク クライマーならトップまで行けるのでしょう。 無理はしない方が良いです。 ■地蔵岳〜観音岳〜薬師岳 危険箇所なし 稜線歩きは、疲れも忘れて景色を眺めながら楽しめます。特に歩きにくい箇所も無いです。 この時期は、鳳凰山固有のタカネビランジが群生していました。 ■薬師岳〜青木鉱泉(中道) 標高差約1700m 林の中をひたすら下る。 景色を楽しむことはあまり期待出来ないが、途中、御座石という大きな岩がある。 コースタイムは長い。 |
その他周辺情報 | 青木鉱泉 ドンドコ沢コースの登山口には、釘を使わない挿し鴨居造りで建てられた青木鉱泉と呼ばれる宿があり、明治から続く伝統ある木造建築の雰囲気を味わえます。山菜川魚料理や馬刺しといった青木鉱泉ならではの手造りの食事付の宿泊や日帰り入浴ができ、駐車場やテントサイト、水場、トイレなど設備も整っています。 住所:山梨県韮崎市清哲町青木 青木鉱泉(現地) 070-4174-1425 営業時間:7:00〜21:00(入浴時間) 営業日: 冬期休業 例年11月17日〜 営業開始日 例年4月27日〜 料金:入浴のみ 1,000円/1泊2食付き 10,500円/素泊まり 6,500円/テントサイト 1人650円(テント泊の方の食事・入浴対応可) 泉質:緑磐泉 駐車場:100台(1日750円、宿泊客は無料) |
写真
装備
備考 | c3fit コンプレッション フュージョンアームカバーは、手の浮腫をかなり軽減してくれた。 |
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感想
毎年恒例になりつつある我が家の山の日
今年は『鳳凰山』
コースは迷ったものの、青木鉱泉からの出発。
しかし、韮崎駅に着くと台風の影響で青木鉱泉行きバスが金曜日まで運休。
宿を予約していたので、やむを得ずタクシーかと考えていたところ、同じようにタクシーを利用する方がいらして、一緒に青木鉱泉へ。
駅の案内板には7200円となっていましたが、少し安かったです。
青木鉱泉はお風呂でゆっくりしてずっとトランプして過ごしました。
登りは7時から。起きて準備したらもっと早く出れそうだったのですが、サイズアップした息子の登山靴への違和感が、拭いきれず。
ヒモなどの調整等をしていたら結局7時出発となりました。靴の調整はもちろん家ではしてましたが、低山での慣らしが不十分だったかと反省。
息子は言い訳に靴のせいにし、最初はずっと文句ばっかりでしたが、さすがの私も怒ってしまいました。怒ってからは文句は言わなくなりましたが、その後にご飯食べたらケロッと元気で笑顔に。お腹が空いててイライラしてたのかも。
青木鉱泉から鳳凰小屋までは、急登続きでした。一部は荒れており、靴の心配もあったのでそれはそれは息子が転倒したり滑落したりしないか気が気ではなかったです。
計画より1時間遅れで到着でしたが、鳳凰小屋のスタッフの方が温かく迎えてくれてホッとしましたし、また青木鉱泉で一緒だった方たち皆さんと話せて楽しく過ごせました。
さらに登りの岩場でも息子に手を差しのべてくださった方もいました。
本当に小屋泊というのはこういう出会いがあって良いものだなぁと感じました。
実は青木鉱泉から韮崎駅までのバスが運休だったため、薬師岳での到着時間次第では、中道ではなく夜叉神峠への下山も考えてました。
計画を変更しようかとなっていたのですが、青木鉱泉までマイカーでいらしてる方が、駅までお送りしますとのお声かけをいただき、お言葉に甘えさせていただきました。
中道で下山も一緒だと当初の計画通りというよりも、心強かったです。
鳳凰小屋から地蔵岳、観音岳、薬師岳の道のりは、最高と言うしかなく、稜線は苦労して登ってきた甲斐があって、余計嬉しくて楽しくてまったく疲れなんて感じることなく歩けました。
息子もあんなに文句行ってたのに『また来たい!』と言ってました。次はお友だちと一緒に来てねとだけ伝えましたけど(笑)
下山の中道は、ひたすら下る。下っても下っても最後の林道が見えて来ない。
途中で鹿にあったり、送ってくださる方たちに励まされても、やはり長いと感じるものでした。
全体的に、初心者コースと言われたり、日帰りで登られる方もいらっしゃるようですが、キツイなと我々親子は感じました。息子も人生初めての筋肉痛になってます。
ただ稜線は本当に素晴らしい!!としか言いようがないものでした。可愛いタカネビランジもめちゃくちゃ咲いてたし、ホウオウシャジンもみれました。天候にも恵まれ、やはり我が家の山の日はこの日が一番。
今年もよい想い出が出来ました。
山で出会った皆様、ありがとうございました。
※今回、動画を撮影してます。8月4日現在、旅行中のため、再来週以降に動画をUPする予定。→8月11日動画をUPしました。
hoshinoさん、こんにちは♪
標高差1600以上 !それでもよく頑張って登りましたね!!
ご褒美の稜線は、写真だけでも素晴らしさが伝わってきますが、
やっぱり実際に見てこそですよね。
オベリスクがカッコイイ〜!!(≧▽≦)
今まで登った甲斐駒、仙丈、北を眺める気分はいかがでしたでしょうか???
あれだけ苦労して辛かった登りでも、hoshirenくんに「もう一度来たい!」と言わせてしまうのですから、鳳凰三山さすがですね〜(*´ω`*)
私も行ってみたいと思っているのですけど、hoshinoさんとhoshirenくんでキツイってことですから、ちょっと気後れしちゃいます〜
おつかれさまでした!!!!!
suekさん、いつもありがとうございます。
今回は右肋軟骨を痛めてテント泊止めたのですが、痛めてなくてテント泊にしてたら後悔の嵐だったなぁと思いました。
荷物の軽量化は長時間の山行にはやはり大きな課題なんだと改めて感じてます。
re太郎が、ゲーム機を持っていかなければ水をもう少し持ってもらったのに…とか色々と思うことはありましたが、親子で楽しめたので良しとしました。
今まで登った南アルプスはもちろんのこと、八ヶ岳や槍なども見渡せる展望は、それはもう最高でした。
su太郎くんの勢いならむしろ我が家より余裕で登れると思いますよ。
教えていただいたポケモンの映画は、結局は事前に観ることは出来ませんでしたが、いつか観たいと思ってます。
hoshinoさん、お邪魔します❗️
以前、いつか鳳凰三山を・・・というお話を伺っておりましたが、ついに歩かれましたか(>_<)
ドンドコ沢からにしても夜叉神峠からにしてもとにかく長い道のり、青木鉱泉へ戻りたくなる気持ちもよーくわかります(^^;
このルートは以前ソロにて歩きましたが、日帰りだとこの時期はどうしても稜線出る頃にはガスが出てしまうので、鳳凰小屋泊からの早朝アタックというのが大正解ですね。「また行きたい!」のお言葉もこの絶景あってのことでしょう。
それにしても、一泊とはいえこの標高差と距離(私のログだと20kmはあったと思います)を本当によく頑張って歩きましたね。子連れとなるとhoshinoさんの身体的精神的負担も尋常ではなかったと思います。
今思い出してもあの中道の長い長い下山路は鮮明です。ホント、終わりが見えない感じがエグいですよね(笑)御座岩も「ふーん」て感じで過ぎちゃいますし。あの長さゆえ、何気ないあの最後のショートカットも天の救いのように思えてしまいます😁
素晴らしい山たびでしたね!堪能させて頂きました。チビワンが2年後にここに来れるとは思えませんが、自分でも苦労して登った道を子供と歩けたらそれはそれは感無量なんだろうなぁなどと妄想してしまいました。
お疲れさまでした!動画も楽しみにしております😌
shoytomoさん、いつもありがとうございます。
コースはおっしゃる通り、早朝に稜線に出たかったのと、下山後のバス時間を計算しての鳳凰小屋1泊としました。
今回、息子の登山靴の調整不足が大きな不安要素でした。そういうちょっとしたことが息子のテンションを下げてしまったことは、反省です。
re太郎は今までの親子登山をあまり覚えていないのですが、この鳳凰山は出来たら覚えておいて欲しいなぁと思ってます。
ただ少なくとも親にとって子供と一緒に苦労して達成出来たことは、一生の思い出になりますね。その思い出の中には、山小屋での大先輩な方々との会話や息子への声かけがもちろん外せないです。
re太郎が機嫌が良く登頂出来たのは、景色はもちろんのこと、山で出会った方たちの温かいお声がけは大きかったと思ってます。
辛かったけどこれからも出来るだけ一緒に子供と山に登り続けたいと改めて感じました。
今年は怪我がずっと続いて、ややトラウマになりかけてますので、これからも子供と一緒に行けるように親自身のトレーニングを強化しようと思います(笑)
hoshinoさん、hoshirenくん、こんばんは。
鳳凰三山をとても良い景観で満喫されたようですね。
私が昨年訪れた時は雲に巻かれて景色がよくなかったので羨ましい
大人でも歩くことが大変だと感じていましたが、
辛抱強く励ましながらよく登られたなと感心します。すごいです!!
我が家もいずれは夜叉神から観音岳を楽しもうと思っていましたが、
やはり地蔵岳は外せないかなぁなんて。触発されますね。
筋肉痛もあるようなのでご自愛ください。
本当にお疲れ様でした
Yama3tochiさん、いつもありがとうございます。
登りも下りも結構、追い抜かれたので、みんな凄いなぁなんて思ってました。
私はどちらかというと想像以上の辛さでしたね。
実は昨年秋に計画倒れで、そのときはアクセスの都合で、夜叉神からと思っていたのですが、やはり地蔵岳は外せなくて今なら青木鉱泉が利用出来ると思って青木鉱泉発にしました。
地蔵岳〜観音岳〜薬師岳では、息は切れても疲れたなんて微塵にも思えず、気持ち良く歩けましたので、可能なら地蔵岳までと言いたいところです。
re太郎が筋肉痛になったようですが、回復力は早くて、すでに跳び跳ねております。
一方、親はいまだに正座が辛い(^^ゞ
今週は、実家へ帰ったついでに東北の山でも登ろうかと思ってましたが、あまりの鳳凰山ショックで、少し身体を休むことにします。
hoshiren君、頑張りましたね〜。やる気スイッチがどこだか分からなくて、うちの息子も苦労しました〜?。結局、人の目って大事ですよね。同年代の子がいたりすると、辛くなさそうに格好つけたり、年配の登山客に声かけられると、「はい、余裕です!」みたいな返事したり。さっきまでブーブー言ってたくせに(笑)。でも流石に、最近は言わなくなりました。むしろ勉強するより楽しいので?!。
我が家もこのコースを日帰り計画しつつ断念してます。滝とお花。そして稜線の景色!ですよね〜。結局、うちは地蔵岳未踏で鳳凰二山なので、私は行きたいんですけど、、、。オベリスク近くで見たい!
このコースが行けるとなると、結構、どこでもいけちゃいますね。お疲れ様でした。
unchikutareoさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
人の目、本当に大事ですね〜。静かな歩きは好きですが、誰にもお会いしないと息子への刺激が足りず、上手くやる気スイッチを押せず苦労してます。
勉強するより楽しいかぁ〜うちもそうなってもらいたいです。羨ましい。
今回、鳳凰山でお会いした方々は、re太郎からみたら祖父や祖母にあたるぐらいのベテランの方々でした。色々と私も先輩方にお子さんの様子を伺ったのですが、要約すると『一緒には行かなくなったけど、よい経験になっている』とのこと。今は記憶に定着していない我が息子ですが、将来役にたって欲しいなと思いました。
unchikutareoさんのところだと、さすがにお子さんたちは、もう自分たちでしっかりと語れるほどの成長ではないでしょうか。
オベリスクは近くで観たいですよね。登りはしませんでしたが、その存在感は近くで味わえて満足でした。ぜひまた地蔵岳へ行ってみてください。うちなんかより体力的、精神的にも問題ないでしょうから、天候に恵まれればまた感動が味わえると思います。
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