(コ)白根三山【初2泊3日縦走と初雷鳥さん】

2018年08月03日(金) ~ 2018年08月05日(日)

• GPS: 20:48
• 距離: 30.7km
• 登り: 3,006m
• 下り: 3,666m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 1:28
• 合計: 7:43

距離 9.0km 登り 1,770m 下り 393m

7:01 広河原インフォメーションセンター
7:07 7:08 広河原山荘
7:26 白根御池分岐
9:22 9:35 大樺沢二俣
11:29 11:35 草すべり分岐
11:39 11:50 小太郎尾根分岐
12:24 12:59 北岳肩ノ小屋
13:07 13:15 両俣分岐
13:38 13:43 北岳
14:00 14:03 吊尾根分岐
14:19 14:25 トラバースルート分岐
14:44 北岳山荘

2日目

• 山行: 8:03
• 休憩: 1:34
• 合計: 9:37

距離 13.9km 登り 894m 下り 2,071m

5:58 北岳山荘
6:29 6:39 中白根山
7:49 8:10 間ノ岳
9:28 9:39 農鳥小屋
10:35 10:40 西農鳥岳
11:11 11:32 農鳥岳
12:06 12:19 大門沢下降点
12:46 12:50 広河内岳
13:12 13:21 大門沢下降点
15:35 大門沢小屋

3日目

• 山行: 3:04
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:04

距離 7.9km 登り 352m 下り 1,229m

5:35 大門沢小屋
7:55 森山橋
8:22 奈良田第一発電所
8:39 奈良田駐車場
8:39 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田駐車場

写真

8/3 4:34

奈良田駐車場に深夜2時ころ到着し車中泊。金曜日のせいか駐車場は半分程度しか埋まっていませんでした

8/3 4:34

駐車場入り口にあるバス乗り場

8/3 4:34

トイレと水道（飲めません）もあります

8/3 6:51

バスは前の停留所ですでに多くの人が乗車したため我々は立って40分以上揺られてやっと広河原インフォメーションセンターに到着。男性登山客が多いせいか、男性トイレが長蛇の列で時間ロス。

8/3 7:01

すっきりして出発です

8/3 7:01

台風の影響でどうなるか心配でしたが、気持ちの良い天気になりラッキーです

8/3 7:02

8/3 7:03

早速北岳が見えてテンションアゲアゲ！

8/3 7:04

8/3 7:06

広河原山荘は止まらずにそのままスルー。ここも人が多かったです

8/3 7:07

多くの登山客が連なって登ります

8/3 7:24

流石南アルプス。最後まで渡渉が多かったです

8/3 7:31

そこら中にものすごい流量の川があります

8/3 7:37

なんと、いきなり予定(白根御池コース)とは異なる大樺沢コースに入ってしまいましたが、通行止めは解除されていますのでそのまま進みました

8/3 7:42

流石南アルプス！登山道が小さな川になっています

8/3 7:46

8/3 7:51

渡渉

8/3 7:52

こんな感じで雪解け水がたくさん流れています

8/3 7:53

またまた渡渉

8/3 8:01

北岳をバックにハイチーズ！（このあとヘロヘロになることなどこの時は知る由もなく）

8/3 8:02

水も多いですが、こんな感じで崩れたところもたくさんありました

8/3 8:19

音も見た目も迫力があります

8/3 8:20

8/3 8:27

まだまだ森林の中を歩き、じっとりと汗をかきます

8/3 8:35

ここも渡渉

8/3 8:50

見上げればそこに北岳

8/3 9:01

雪渓もあります

8/3 9:03

振り返ればそこには鳳凰三山！！自分が言った山が見えるのはうれしいものです

8/3 9:12

8/3 9:20

緑の木々、青い空、白い雪渓！！

8/3 9:23

大樺沢二俣で休憩。ここも多くの人でにぎわっていました。

8/3 9:24

8/3 9:29

8/3 9:29

トイレもあります

8/3 9:40

先は長いので小太郎尾根分岐に向けて出発です。（この後が急坂でヘロヘロに）

8/3 9:54

雪渓を横目に進みます

8/3 11:37

しかし人が多いなぁ〜〜

8/3 11:42

小太郎尾根分岐です。ここからは甲斐駒と仙丈ケ岳が大きく見えます。甲斐駒は若干雲がかかっていましたが、山頂は時折見えました

8/3 11:42

仙丈ケ岳。月末に行くから待ってろよ~（山は逃げまへん）

8/3 11:46

小太郎尾根分岐の標識

8/3 11:49

あれ？こっちも小太郎尾根分岐の標識？

8/3 11:50

これから進む北岳への険しい道

8/3 11:52

カールの向こうに仙丈ケ岳

8/3 11:55

振り返ると良い尾根です

8/3 11:57

鎖場を見上げて

8/3 11:58

岩だらけの道を手を使いながら登ります

8/3 12:00

8/3 12:00

いいね〜〜。これだから山登りは止められません〜

8/3 12:03

甲斐駒＆仙丈ケ岳のツーショット！

8/3 12:04

！

8/3 12:20

やっと肩ノ小屋に到着し、ランチタイム。山頂が近いことと暑さと苦しさを乗り越えたことのご褒美でビールを一杯！

8/3 12:45

（その後歩くのが辛くなり後悔、、、）

8/3 12:48

8/3 13:00

先が長いので出発です

8/3 13:04

歩きだしてすぐに「飲むんじゃなかった、、、辛い」

8/3 13:05

8/3 13:14

両俣分岐

8/3 13:29

岩だらけです

8/3 13:32

頂上が見えた！

ついに標高第2位の北岳頂きました！！しかし周囲はガスでほとんど見えずすぐに撤収。北岳山荘を目指します

8/3 13:33

8/3 13:38

8/3 13:59

なぜか少し下ると天気が回復

8/3 14:08

8/3 14:13

8/3 14:19

8/3 14:31

山荘が見えてきた~

8/3 14:43

着いた~

8/3 16:54

早速小屋で宴会です。今日は金曜なのに二人で布団一枚という込み具合（キャンセルがあったのか最終的には3人で布団2枚に緩和されました）。今回は2泊3日と長いのでご飯の後すぐに就寝。

8/3 21:39

夜中にトイレに行くと満点の星空！！

8/4 4:46

一夜明けて二日目。良い天気です

8/4 4:46

富士山もうっすらですが見えました

8/4 4:48

山荘で一番驚いたのが外のトイレ。一つ一つがステンレス製で、表面にはメータやらスイッチがあり、最初はトイレと気が付かずコインランドリー？電気設備？と思案。これがなんとバイオチップトイレという優れもの。小屋トイレにありがちな臭気が全くしないのです。小屋内のトイレは小屋に良くあるものらしく、毎回外のトイレを使っていました

8/4 5:00

小屋の中はこんな感じ

8/4 5:53

二日目のスタートです！

8/4 5:56

全員雲海と富士山にうっとり

8/4 5:58

まずは間ノ岳を目指します

8/4 6:07

振り返ればそこに北岳

8/4 6:12

初日の疲労で若干足取りが重いです

8/4 6:13

前を見ても振り返っても最高の景色です

8/4 6:26

お〜見えた〜（でも後程偽物と判明し全員激怒（笑））

8/4 6:28

8/4 6:38

仙丈ケ岳、甲斐駒、北岳

間ノ岳と思い到着するも中白根山(3055m)とわかりがっかり。しかしよく考えると、ここからは北岳含め仙丈ケ岳、甲斐駒が見えるので、全員一致で「ここも入れて白根四山だ！！」

8/4 6:43

間ノ岳を求めて進みます

8/4 6:43

8/4 6:43

8/4 6:44

8/4 6:45

カールをバックに

8/4 6:46

岩がすごい

8/4 6:48

8/4 6:49

8/4 6:50

8/4 6:51

8/4 6:51

8/4 6:52

8/4 6:53

8/4 6:53

8/4 6:55

バランスを崩すと大変なので注意して進みます

8/4 6:57

8/4 6:59

8/4 7:06

8/4 7:06

8/4 7:07

ここは名もないピーク（それでも3000m）

8/4 7:07

8/4 7:12

8/4 7:12

8/4 7:16

8/4 7:21

8/4 7:21

8/4 7:23

8/4 7:27

8/4 7:45

8/4 7:46

8/4 7:48

やっと間ノ岳が見えました

8/4 7:52

雄大な景色の中を登る仲間たち

8/4 7:52

あとちょっと！

8/4 7:54

間ノ岳征服！

間ノ岳

8/4 7:56

360度絶景を楽しめます〜

8/4 7:57

8/4 7:57

8/4 8:01

8/4 8:15

次は三山最後の農鳥岳！

8/4 8:16

正面に農鳥岳を見ながら農鳥小屋まで下ります

8/4 8:18

8/4 8:22

登山道には道しるべが沢山

8/4 8:24

8/4 8:27

8/4 8:36

岩だらけの道を降ります

8/4 8:36

振り返ると岩だらけ

8/4 8:40

ハイマツと岩と空のコントラストがいいね〜

8/4 9:00

8/4 9:01

農鳥小屋に到着。この先登る農鳥岳。ここを登るために早めのお昼にしました。

8/4 9:25

小屋では噂通りドラム缶にオヤジさんが座って見ていました。出発する際、オヤジさんが韓国語で話しかけてきて「韓国人かと思ったよ」と。またこの後の天気予想も親切に教えてくれました。今日は機嫌がよかったのかな？
道しるべといい、小屋の安全といい色々と気を使ってくれているのを感じるのですが、ただトイレが昔ながらの方式で一同絶句、、、できれば改善してほしいものです、、、

8/4 9:46

そして出発するとすぐに雷鳥家族と遭遇！初遭遇に全員大興奮！

8/4 9:46

しかし雷鳥さんは岩やハエマツが保護色となりカメラ越しだと見失ってしまい撮影が難しかったです

8/4 9:48

8/4 9:48

8/4 9:50

8/4 9:51

8/4 9:57

8/4 9:57

8/4 10:06

8/4 10:10

8/4 10:17

8/4 10:19

8/4 10:19

8/4 10:26

8/4 10:35

西農鳥岳3051mでは小休憩して出発（農鳥岳より高いのに狭いせいか皆さん農鳥岳に向かいます）

8/4 10:35

8/4 10:35

8/4 10:40

8/4 10:43

折角登ったのに、歩きにくい岩場を結構下ります

8/4 10:43

8/4 10:46

まだ降ります

8/4 10:48

そして当然登り返します

8/4 10:49

8/4 10:50

そしてまた下ります

8/4 10:59

頂上が見えてきました

8/4 11:02

落ちたら命は無いでしょうね

8/4 11:12

3026m農鳥岳頂きました！

本日最後の山頂で大満足の記念撮影（しかしこの後もう一座登ることになるとは、、、）

8/4 11:25

8/4 11:25

8/4 11:25

8/4 11:40

あまり天気も良くないので出発です

8/4 12:01

8/4 12:06

大門沢下降点に到着し、幸せの金を鳴らします。そしてここで2グループに分かれます。一つは予定通り大門沢小屋に下る組、もう一つは広河内岳に向かう組です。

8/4 12:17

広河内岳組はザックは大門沢下降点にデポし、必要最小限の荷物だけ持ってアタックです。

8/4 12:26

8/4 12:36

広河内岳2895m頂きました！ここは日本で38番目に高い山で、標高トップ100座制覇を目指しているリーダーがどうしても行きたいと言うのでお供した次第。でも静かで360度眺望もあり、とても良い山です。

8/4 12:46

8/4 12:46

8/4 12:46

8/4 12:46

8/4 12:46

8/4 12:47

まだまだ先には気持ちよさそうな稜線が続きます（破線道ですが）

8/4 13:11

そして大門沢下降点に戻ってザックを回収し、他のメンバーに合流すべく下山します。このあと広河内組は疲労度の違いからか下るスピードがばらばらになり、結局3つに分裂して各々大門沢小屋に向かいました。

8/4 13:40

急なのと道が荒れて滑りやすく、さらに長いためこの下りが一番大変でした。

8/4 14:41

途中で雨も降り始めレインを着用

8/4 15:08

8/4 16:33

ヘロヘロになりながらなんとか小屋に到着。小屋は混雑しており結局布団1枚に2名でした。また温水シャワーがあるのはありがたかったのですが、二台のうち直前に一台が壊れてしまい、メンバーの一部は食後にならないと使用できませんでした。シャワーは事前に専用コインを500円で購入して、シャワーブース内にある機器に投入すると4分間だけ使用できます。石鹸も置いてあります。着替えもブース内で行います。夕方からは雨もひどくなり、若干2名を除き他は早めの就寝。（しかし布団1枚に2名はきついですね）夕飯、朝食ともにとても質素な食事でした。

8/5 6:53

次の日は天気も回復。

8/5 6:59

予想以上に長い道のりに全員ヘロヘロ。

8/5 7:28

吊り橋も結構多かったです

8/5 7:49

そして無事駐車場に到着し、初の2泊3日山行も終了！

撮影機器：

DM-02H LG Electronics

L-01J LG Electronics

感想

kokiyama

初の二泊三日縦走、それも日本第2位の北岳を含む白根三山。
行くまでは何をどれだけ持って行けばよいのか?体力は持つか?小屋の混み具合は？など不安いっぱい。
天気は台風の影響でギリギリまで予報がコロコロ変わっていましたが、結局快晴に。
前日車中泊では二時間ほどしか仮眠が出来ず、さらにバスも座ることが出来ず体力への不安が。
白根三山は南アルプスらしく水と緑が豊富で、登山道は自然のまま荒々しく、小屋も昔ながらに豪快。
初日は肩の小屋までか特にきつく、遅れてしまいました。
北岳山頂では残念ながらガスのため展望はゼロでしたが、他の山頂や歩行中では絶景を堪能。
今回一番驚いたのはトイレ。結局3つの小屋のトイレをお借りしましたが、最高と最悪のトイレそれぞれに驚かされました❗
一番は何と言っても雷鳥さんに出会えたこと。
雛がそれぞれ5〜6羽いる可愛い二組の親子。(親鳥はどちらも一羽だったのでお母さん一人で育てるのかな？)
噂通り人が居ても慌てて逃げる事もなく、雛はちょこちょこ早足で歩き回っていました。
日本第2、3位の山を無事縦走し、絶景も堪能。その上雷鳥さんのご褒美まで。最高の山行になりました‼️