薬師岳(薬師沢右俣から)
- GPS
- 14:03
- 距離
- 65.0km
- 登り
- 4,967m
- 下り
- 4,963m
コースタイム
- 山行
- 13:05
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 14:03
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
薬師沢右俣は雪渓もなく快適遡行、藪漕ぎなく東南尾根に出た |
写真
感想
笠ヶ岳の疲労もあるが天気は持ちそうなので水曜恒例チャリミネンコするしかない、まだ見ぬ景色に会いに行こう!薬師沢右俣から薬師岳を目指そう。仕事から帰宅して少し仮眠して深夜23時に自宅を出た。有峰林道ゲートに着くと駐車場には車が何台も、車中泊に、テントもある。駐車場は大賑わいである。
寝ている人を起こさないように静かにチャリでスタートした。折立まで20km、標高差1000m毎度のこと重荷を背負ってのチャリは楽ではない。クルクルペダルを回したいが得意のダンシングが出来ず足も重い。ここで頑張りすぎると後に響くので無理しない。最後のトンネルを抜けてアリミネンコの明かりが見えるとホッとする。もうすぐだ、頑張ろう。アリミネンコから時計回りにチャリを漕ぐと最後の激坂、気合で漕ぐしかない。折立手前のトンネルを抜けると平坦になる。
ようやく折立が見えた。車は少なめだ、明日から台風が来るので山は敬遠されたようだ。チャリを見えない場所にデポして大休止、今日は最初から沢靴でスタート、足は重かった。笠の疲れが残っている。重りのような足で登って行く。ダメだ、エネルギー補給しなければ、アミノ酸ゼリーを飲むと少し足が軽くなった。三角点まで1時間弱、太郎平小屋まで2時間半で着いた。小屋前には前泊の登山者がたくさんいた。日が昇る時間が遅くなってきた。
休憩もそこそこに薬師沢へ下降、ガシガシ下って第三渡渉点で大休止、ここから薬師沢右俣を目指す。右俣手前で沢屋が二名テン泊して焚き木をしていた。いいですね。さあ右俣へ稜線まで標高差800mである。
右俣は水量も多くなく心配した雪渓も皆無で快適に遡行できた。大きな滝もなく楽しい小滝が続く、貸し切りですね。初めての沢は何が出てくるかわからないからワクワク、ドキドキだ。とても良い雰囲気で今日も来て良かった。日が昇り沢に日が射すと水もキラキラして涼やかな快適な遡行ができた。小滝はほとんど直登できた。シャワークライムが心地よい、途中から暑くなってきたので水に全身ジャボンした。
さあ正面に東南尾根も見えてきた。振り返れば黒部五郎。水は徐々に細り2500mの二又到着、右は水は多かったが水のない左に入ってそのまま東南尾根に登りあげた。薬師岳までもうちょいだ。スタートして10時間、ようやくピークに着いた。少し雲も増えてきたので雨が降らないうちに急いで帰ろう。帰りはダッシュだ。
暑い暑すぎる。薬師峠手前の水場でシャツを脱いで水でびしょ濡れにして着た。これで涼しい、風が吹くとさらに気化熱が奪われ心地よい。
太郎平小屋でもう一度シャツを濡らして後は折立へ飛ばした。折立からはチャリで飛ばした。締めて14時間の完全燃焼だった。初めての沢はとても素敵だ。右俣もお気に入りだな!
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