行くぜ北ア60キロ! 室堂→新穂高 (立山-薬師-黒部五郎-三俣蓮華-笠)
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- GPS
- 77:50
- 距離
- 56.8km
- 登り
- 4,783m
- 下り
- 6,136m
コースタイム
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:42
- 山行
- 9:24
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 10:00
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 9:07
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:07
天候 | いやぁ、ひどかった(笑) もうちょっと晴れてほしかったな…。 8/10(金) 霧後晴れ・夕方より雨、気温15度程度(五色ヶ原) 8/11(土) 風雨後・昼前より晴れ時々曇り、夕方より曇り、気温15度(薬師峠) 8/12(日) 曇り・昼過ぎより時々晴れ、夕方一時雷雨、気温12度(双六小屋) 8/13(月) 小雨・昼過ぎより曇り。夕方一時強雨。 ※気温はすべて幕営地の日の入り頃の気温目安。 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
毎日あるぺん号 室堂行き。\15000-16000。 狭いけど寝ていけます。着いたら室堂、それもアルペンルート営業前なので、相当楽です。バスはあまり使わないけどこれは便利だと思いました。 ■復路(新穂高ロープウェイ→都内) 新穂高→平湯温泉 : 濃尾バスorアルピコ。\890 平湯温泉→新宿 : 濃尾バスor京王バス。\5860 または 平湯温泉→松本ICバス停 : 濃尾バスorアルピコ。\2700 松本ICバス停→都内(新宿) : 京王高速バス。\3600-3800(繁忙期価格) 今回は平湯から松本までの直行便が満席だったので、一旦松本ICバス停まで行き、中央道の高速バスを利用して帰宅です。恒例の中央道渋滞のため大幅遅れでしたが、、 ※新穂高→平湯温泉→松本 バス (濃尾バスHP) https://www.nouhibus.co.jp/highwaybus/matsumoto/ ※平湯温泉→新宿 バス (濃尾バスHP) https://www.nouhibus.co.jp/highwaybus/shinjuku/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
まず、水平距離は合計60キロなくて、58キロです(笑) コース全体として整備状況は基本良好ですが、室堂→新穂高という全体を踏まえて注意すべき難所を挙げるとすると、下記だと感じました。 ・龍王岳〜鬼岳間の雪渓と岩稜帯(通過に注意) ・北薬師岳〜薬師岳間の岩稜帯(多少高度感ある箇所あり) ・笠新道(主に岩稜の下り長すぎ) 各コースの詳細に関しては、他のレコをご覧になれた方がいいかもしれません(笑) 一応、全体に対しての各箇所の印象を記載します。 ■立山周辺 遊歩道です。雄山直下は空身なので何も気にする事はないでしょう。 ただ、山頂へは参拝料500円が必要なので忘れずに。 ■一ノ越〜五色ヶ原 鬼岳周辺の雪渓・岩稜帯は少し注意が必要です。 五色ヶ原のテント場は受付が山荘なので、一旦山荘へ行った後にテント場へ行く必要があります。 ■五色ヶ原〜スゴ乗越小屋 特に困難な箇所はありませんが、越中沢岳の手前は荒天時道迷い注意です。っていうか、間違えかけました。✕の印をちゃんと見て下さい。 スゴの頭付近のアップダウンを含め、地図より細かいアップダウンがイメージでした。 ■スゴ乗越小屋〜北薬師岳 北薬師岳直下が少し岩稜帯の登りになります。それ以外は快適な稜線です。 ■北薬師岳〜薬師岳 前半が岩稜帯で、一部多少の高度感がある箇所があります。 ■薬師岳〜薬師峠 薬師岳山荘以降の樹林帯に入る頃からの岩稜帯の下りに少し気をつける必要はあります。意外と長く感じます。 ■薬師峠〜黒部五郎岳 赤木岳周辺と黒部五郎岳直下が岩稜帯ですが、高度感等は無いです。 ■黒部五郎岳〜黒部五郎小舎 黒部五郎岳からカールへの下りが少し急ですが、それ以外は特に快適な登山道です。 ■黒部五郎小舎〜三俣蓮華岳 最初の登りがそこそこ急登できついです。 また、三俣蓮華岳付近は岩稜のトラバースになるので、多少の注意は必要です。 ■三俣蓮華岳〜双六小屋 最短ルートは巻道ルート一択です。今回中道を使いましたが、コースタイムが短いですが、実際はとっても長いです。景色はいいのかもですが、、 ■双六小屋〜笠新道分岐 秩父平直下が急登です。登山道自体の整備はよくされています。 ■笠新道分岐〜笠ヶ岳 特に危険な箇所はないですが、笠山荘直下は岩稜帯なのでご注意下さい。 ■笠新道 かなり低い標高まで岩をメインとした登山道なので、雨天時スリップ注意です。 また、各山荘グルメを下記にまとめました。 主に実際に頂いたものを記載していますが、一部見ただけ、とかになります。 ■五色ヶ原山荘 最高のロケーションが全てです。 「おにぎり」白米の美味しそうなおにぎりが売ってました。 ■スゴ乗越小屋 アジアン風な一風変わった小屋。一度泊まってみたい…。 「日替わり限定カレー」AM10時販売開始。一日5〜8食という激戦区。 「こだわりうどん」鰹節が沢山のってて美味しそうでした。 ■薬師岳山荘 毎回通過なので実際食べてないですが、、水不足らしいのでご注意下さい。 「日本酒 薬師岳」是非ここで飲んでみて下さい。 「白玉あんみつ」一度食べてみたい…。 ■薬師峠キャンプ場 太郎平小屋の出張売店・テント受付かあり、ビールや数種のジュースが手に入ります。 PM6時までかな? ■太郎平小屋 折立からの起点の小屋なので、充実しています。軽食はPM3時まで(のはず)。 「太郎ラーメン」次郎ラーメンならぬ太郎ラーメン。行者にんにく入り。 「生ビール マムートジョッキ」ジョッキが有名らしい! ■黒部五郎小舎 ここは何はともあれ、生野菜・果物ですね。 「とまと」「きゅうり」「りんご」水で冷やされていてそのまま食べる! 「ジュース類」なんだか種類がすごく豊富です。 ■双六小屋 軽食がAM7時〜PM7時まで、というとんでもない小屋。 喫茶はAM5時〜PM8時。朝5時から生ビールが飲めます。 「カルビ丼」山の中では濃いもの食べたくなるんだよなー。 「ケーキセット」紅茶とセットで日替わりケーキが食べられます。 ■笠ヶ岳山荘 標高2900というとんでもない場所にある小屋。水入手も大変な場所です。 「おでん」美味しそうでした…。 |
その他周辺情報 | ■温泉 中崎山荘 奥飛騨の湯 (800円、9:00〜18:00・最終受付17:00) 新穂高の日帰り温泉といえばここ。食事処もあるし、のんびり出来るし、いつも利用させてもらってます。下山即温泉はマジ便利です。 |
写真
感想
去年のお盆に雲ノ平に行って、折立から5日間かけてぐるっと一周してきて、地理的にも時間的にもこのエリア次来る機会はしばらく先なんだろうなぁ、と思っていたら、春先に「お盆に折立〜新穂高やりませんか」とRintaさんからお誘いが! そんなお誘いに「せっかくなら室堂〜新穂高にしませんか?」と返した結果、距離が無事大幅に伸びて(笑)計画決定。なんと水平移動距離58キロ。
よくもまぁ気軽にオッケーって言ってくれたなぁ、とは思いつつ、何だかんだで行きたいって人が周りに何人かいるってのが、みんな山バカかと。60キロだぞ?(笑) まぁ結果はMachiさん加えた3人で遂行決定!
ただ、、実際は、出発直前は距離長い準備どうするんだ、云々の話どころではなく、天気予報とにらめっこの日々。もう天気予報がマジ最悪。出発予定日は台風突撃日でそもそもバス動くのか、都内の高速バス乗り場までが核心部だ、とか、そもそも登山道中も予報雨ばっかじゃないか、、という、行っても修行じゃね?、という状態。
結果的には…台風は早く過ぎ去り、予報もボチボチマシになったんで、出発はしたものの、天気はマジでクルクル変わる、ザ・山の天気。1日も雨が降らない日は無く(泣)、なかなか修行系ではあったけど、要所では晴れもしてくれて思い返すと辛くも楽しい4日間でした。
しかし、今回は3人で行けたことが今回は一番デカかった! 全員ソロでなんでも出来ちゃう屈強なメンバーってのもあるけど、ロングでも安心感が凄い。てかぶっちゃけ気遣いゼロ(笑)。ペースも安定して早いし、登ってる時もよく喋るし、マジ楽しく登れました! ホントありがとうです!
ただ、、さすがにスゴ乗越のあたりの4時間大雨はみんな無言だったけど……。あ、でも雷鳥に癒やされたかな。雨多かったからか、今回の雷鳥遭遇率は異常。4日間1日も雷鳥を見てない日はなく、トータル30匹…もっと!!??
2年連続でこの山域来て、また色々思い出が出来たけど、次はもっと晴れてる時に来たいなぁ(笑) 晴れてる雲ノ平でのんびり、とかね。
長いようであっという間の4日間。ほぼ毎日CT10時間越えという体力ありきの設定だったけど、絶妙なルート設定で思いきり楽しめました(*^^*)
お天気がな〜、、今ひとつで残念。晴れたら最高の稜線ルート、お花畑なんだろうな、と思う箇所がいっぱい。ただ、山は雨が降るもの!雨対策の必要性感じられたし精神力鍛えられてこれはこれで良かったです。
今回は山慣れした二人についていけるのか問題があり、急遽、軽量化してスピードアップをはかりました。これが結果的に大正解◎なんとかついていけてよかったです。ソロじゃない安心感。地図読みもペースもお任せっきりで楽させていただきました。登りで足引っぱるくせに下りで飛ばす、という迷惑な人でごめんなさい(^◇^;)みんなであれは何山だ、と稜線見ながら話すのは楽しかったな♪♪
見所多い北アルプスですが、あまり人の来ない立山〜薬師間はのんびり稜線を楽しめてお勧めなルートだと思います(^_^)/
いつも目標なしに適当に山を登るんですが、
今年は珍しく行く山をあらかじめ決めてました。
春くらいからhayanariさんに薬師から新穂高まで縦走しましょうと声かけしたら
まさかの立山スタートの逆提案w
結果これはある意味正解でした。
立山から薬師の稜線は五色ヶ原など素晴らしいところが多かったです。
ただ雨が降っていたのが残念ですが。
景色について
いつもと違う方角から北アルプス見ながらの縦走も楽しかったです。
行ったことある山も方角が違うとあれなんの山だっけ?ってなって
いろいろ会話出来たのは楽しかったです。
山好きで北アルプスを歩いたことないとなかなか盛り上がらない内容だなって。
でも次回行くときは晴れてほしいなw
日の出も、星空も少ししか見れなかったので。
心残りは太郎小屋で太郎ラーメンとマムートジョッキが呑めなかったことかな。
コースについて
特に難所はなく体力勝負だなって感じですかね。
特に二日目の五色ヶ原から薬師までが少し長いなって。
コースだけのこと考えると、やっぱり一日目の理想はスゴ乗越かな。
五色ヶ原のテント場はすばらしいから捨て難いですが。
あと最終日の笠新の下りは雨だと少し岩が滑りやすい。
足にも来てたし、そのせいもあり3回ほど派手にこけました。
下りは晴れてる人をおすすめします。
全体を通して晴れていれば
きっと北アルプスの素晴らしい景色を
ずっと見ながら歩けるんだろうなって思いました。
装備について
今回はみんな山に慣れている人でふざけたものなど一切持っていかず
軽量化にこだわりました。
直前に山と道のONEを購入し、登山靴と迷ったけど、トラレンシューズにしました。
いつもはご飯はアルファ米は食べないのですが、
モンベルのリゾッタとアルファ米、棒ラーメン、サラダパスタを持参
その代わりカレー、パスタソースなどはレトルトを持っていったり
ご飯はバランスが取れていました。
ちなみにモンベルリゾッタは3分で出来てしかもおいしいです。
でも無駄な衣類も削ったのにカメラのレンズ2本を持っていったから軽量化出来ていないという説も・・・w
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