記録ID: 1556804
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
新穂高〜鷲羽岳〜黒部五郎〜薬師ヶ岳〜室堂
2018年08月11日(土) ~
2018年08月15日(水)
富山県
長野県
岐阜県
- GPS
- 104:00
- 距離
- 59.1km
- 登り
- 6,049m
- 下り
- 4,697m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:31
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 10:31
17:08
2日目
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:03
3日目
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 9:07
4日目
- 山行
- 10:07
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 11:40
天候 | 8/11 曇り〜小雨 8/12 曇り〜雨 8/13 雨 8/14 曇り 一時、晴れ 8/15 晴れ 山行中、天気は優れず。最終日のみ晴れ渡った。 特に3日目は、ほぼ終日通して雨が降り続き、体力を消耗した。濡れたテン泊道具を背負っての山行でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
8/10(金) 22:30 竹橋駅 ⇒ 8/11(土) 5:40 新穂高温泉 \10,500 2018(往路)新穂高温泉スタンダード(4列) 登山バス毎日あるぺん号 https://www.maitabi.jp/bus/img/tokusyu_11.jpg 【復路】 8/15(水) 〈最終〉13:15 室堂 ⇒ 15:51 扇沢 ★盆休み最終日の為か、途中での待ちがあります。 最後の黒部平→扇沢のトロリーバスは、結局50分待ちました。 ★黒部ダムでは、放流を見れました‼ \5,860 5514便 16:10 扇沢 ⇒ 21:11 新宿バスタ \5,250 |
コース状況/ 危険箇所等 |
初めての北アルプス縦走。 5日間の日程で、距離59.1km、登り累積5,739mの山行です。 全般に渡って、特に危険箇所はありません。 薬師岳〜室堂のコースは、思いの外アップダウンがあり、4日目の疲れが貯まった事も重なって、キツい1日でした。 【8/11 新穂高温泉〜双六】 テン泊道具を背負って、一気に1,600mを登るルートですが、登りやすい坂で、初日とあって体力にも余裕ありました。時々雨に降られました。 登山者も多く、途中の山小屋も繁盛してました。 わさび平小屋で、冷たいきゅうり(100円?)を食べ、鏡平山荘で、カレー(1,000円)を頂きました。 花見平付近では、雷鳥の親子に遭遇です。 早めに双六小屋に到着したので、双六岳山頂までピストンしましたが、ガスって景観は楽しめず。 【8/12 双六〜鷲羽岳〜黒部五郎小屋】 初日に双六岳登頂は済ませたので、巻道経由で三俣山荘へ。途中、三俣蓮華岳へ寄りましたが、ここもガス。 三俣山荘にデポし、鷲羽岳へ。少しガスが晴れました。 山荘に戻り、ザックを背負って黒部五郎小屋を目指します。三俣蓮華岳の巻道を、黒部五郎小屋に向かって峠を乗り越えて行きますが、ここの下りがキツいですね。すれ違う登りの方はゼーゼー。下りでも息が上がってしまいました。この辺りまで来ると、登山者も少なくなってきます。 割と早めに着いて、いい場所にテントを張れました。 ただ、夜になると大雨。浸水を心配したり、雨音で目が覚めたりを繰り返しました。 【8/13 黒部五郎岳〜太郎平〜薬師岳山荘】 朝には雨はほぼ止んでました。ちょうど撤収時にざっと降ったので、テントはびしょ濡れ。撤退も考えましたが、快方に向かう予報だったので予定通り進む事に。 相変わらずのガスの中、黒部平のカールルートを進みます。 黒部五郎の肩までのカールルートは歩きやすい。途中降り出した雨にも挫けず、早めに進めました。肩で荷物をデポ、山頂ではガスの中、写真だけ撮って下ります。 この辺から雨足が強まります。次の休憩場所の太郎平小屋までかなり距離があり、ガスの中、試練の山行です。晴れてたら景色はいいんだろうなあ、とら想像しながら進みます。 太郎平小屋に着いて、ようやく雨が止みました。 レインウェアの中もびしょ濡れです。 暖かいおでんを頂き、折れそうな心を振るい立たせます。 雨が止んでいるうちに薬師岳山荘へ向け出発しますが、また降り始めました。 薬師峠のテン場までの下り、そこからの登り、かなりキツい坂です。雨水で沢のようになっている急登を登って行きます。さらに進んで稜線に出ると、今度は強い風にも煽られます。相当辛かった。なかなか辿り着かない、と思っていると、突如ガスの中から薬師岳山荘が姿を現しました。ホッとした瞬間です。 この日だけは小屋泊にして良かったです。 【8/14 薬師岳〜五色ヶ原】 小屋から一時間で薬師岳山頂へ。出発のガスは山頂に近づくにつれ晴れ、山頂からは北アルプス全体を見渡せました。4日目にして、待望の絶景です!! そこからは稜線沿いに、北薬師岳 - 間山 - スゴ乗越 - 越中沢岳 - 鳶山 とピークを渡って行きます。が、この稜線、思いの外キツい。特に越中沢岳の登りは、急登の段々畑。急登を登りきったと思ったら、その先にはまた急登、の繰り返しです。鳶山も同じかも。登り返しも結構堪えました。 それを過ぎると、広々した五色ヶ原の高原が一面に広がります。ポツンとある五色ヶ原山荘まではなだらかです。テン泊の受付を済ませ、テン場までは15分の木道(これも地味にシンドイ)。 テン場も広く、ゆったりとしてます。 【8/15 五色ヶ原〜室堂】 最終点 室堂を目指します。夜半の雨も上がり、いい天気でした。 五色ヶ原山荘のテン場からザラ峠→獅子が岳と、登って行きます。ザラ峠付近からは、北アルプスの朝焼けが楽しめました。陽が登るに連れて、山の色が変わっていく姿は、いつ見ても地球の自転を実感出来ます。 鬼岳の辺りから、急登近くなります。途中登り返しもありながら、進んでいきます。そのうち立山が見え始めます。急登を上がって行くと、龍王岳を巻いた所にある富山大学立山研究所に着きます。目の前に立山三山、向こうには劔岳、隣には龍王岳。振り替えると北アルプスの山々、また富山市内や遠くに能登半島も見渡せます。五日間のしんどさを忘れますね。 そこからは、浄土山経由で室堂に降ります。岩を多く、地味に疲れます。一時間強で、麓の立山室堂山荘に到着しました。 室堂山荘で温泉に入り、サッパリ。 【オマケ】 室堂からは、立山アルペンルートで扇沢へ。 黒部ダムでは、放水を見ることが出来ました。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 8/15 立山室堂山荘 下山後の温泉は、立山室堂山荘へ。(700円) 5日間の汗と汚れと疲れを、しっかり洗い流しました。 【宿泊地にした山小屋】 ■8/11 双六小屋(テン泊 \1,000) 電話 0577-34-6268 現地電話 090-3480-0434 http://www.sugorokugoya.com/sugoroku/shokai/sugoroku_shokai.html ■8/12 黒部五郎小屋(テン泊 \1,000) 連絡先は双六小屋と同じ http://www.sugorokugoya.com/kurobe/shokai/kurobe_shokai.html ★ここで、手ぬぐいを購入。 ・ここの山小屋では、小屋泊の人と、テン場利用の人を分けたサービス対応でした。テン泊の人は、小屋の土間までしか入れない、USBバッテリーの充電も小屋泊の人のみなど。は ■8/13 薬師ヶ岳山荘(小屋泊 \9,700:2食付) 山荘直通 090-8263-2523 http://www.yakushidake-sansou.com ★慢性的?に水不足のようです。ペットボトルのミネラルウォーターを販売してました。 ・大雨の日だったので、乾燥室が満杯に。結果、あまり乾かず。。。仕方ないか。 ■8/14 五色ヶ原山荘(テン泊 \700) 090-2128-1857 http://www.goshikigahara.com/f_sanso.htm ★テン泊で利用しましたが、小屋泊だと、お風呂に入れます‼ ・テン場は広く、ゆったり使えました。 ・テン場内に、水場(沢水)、トイレあり。水場は、常時流しっぱなしで、手ぬぐい洗ったり出来ました。 ・景色も綺麗で、またいつか、行ってみたいですね。 |
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M_Junさん、こんばんは。
なかなか大変でしたね。でも悪条件の中一人で計画完遂できて、達成感もひとしおだったでしょう。
またいつかご一緒させてくださいね。
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