槍平〜南岳新道〜南岳〜中岳〜大喰岳〜槍の肩〜西鎌尾根〜小池新道(新穂高IN/OUT)

- GPS
- 104:00
- 距離
- 37.7km
- 登り
- 3,241m
- 下り
- 3,248m
コースタイム
8/12 槍平6:30〜救急箱9:40〜南岳小屋12:30(テン泊)
8/13 南岳小屋9:30〜南岳9:45〜中岳10:40〜大喰岳12:05〜槍ヶ岳山荘12:45〜殺生ヒュッテ13:45(テン泊)
8/14 殺生ヒュッテ7:00〜槍ヶ岳山荘8:10〜千丈乗越9:10〜左俣乗越11:10〜硫黄乗越12:15〜樅沢岳13:15〜双六小屋14:00(テン泊)
8/15 双六小屋8:15〜弓折乗越9:40〜弓折岳9:50〜10:40鏡平小屋11:15〜わさび平小屋14:00〜新穂高ロープウェイ15:20
| 天候 | 8/11 ガスガス 蒸し暑い たまに小雨 8/12 ガスガス 夕方一時晴れるも後に雷雨 8/13 雨風 さむい 8/14 朝は晴れ 後にガス 夕方雷、雨 8/15 午前中は概ね晴れ 後にガス、激しい雨が降る時間も (8/16までの予定だったが天気が悪いため一日短縮) |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス
新穂高〜平湯 路線バス 890円 平湯〜新宿 高速バス 5,740円 (毎日あるぺん号キャンセル料2,680円) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
★南岳新道は荒れ気味で木の階段が朽ちてたり滑りやすいが気を付ければ大丈夫 ★南岳小屋〜槍の肩までは3,000m級の稜線歩きだが雨風で何も見えず。 中岳直下に梯子がある他は歩きやすい道でした。あ〜あ、絶景見たかった… ★槍ヶ岳山荘に12時半頃に到着するもテン場は満杯…(そりゃそーか) 槍の肩から殺生ヒュッテに下る時に「雷鳥がいた」と聞いたが見れなかった ★西鎌尾根は簡単な鎖場があるだけで難易度は低いが思ったより長く感じた ★小池新道は登りたくないので下りに使いました。正解 シシウドヶ原ではシシウドが満開で、ガスってたものの圧巻でした |
| その他周辺情報 | ★槍平小屋 テント1,000円 水無料 比較的空いてた (かき氷とうどん食べたけど値段忘れた) トイレ洋式あり・紙は多分なかった 携帯(au)つながりました ★南岳小屋 テント1,000円 水1ℓ200円 (カレーライスとセイロンティー食べたけど値段忘れた) トイレ洋式・紙あり 携帯(au)小屋ではつながらずテン場ではつながった ※激しい雨が降り、下の方に張ったせいかテントが浸水… 水はけがあまり良くないかも ★殺生ヒュッテ テント1,000円位 水1ℓ200円 トイレ和式・紙あり・なるべく入りたくないレベル 携帯(au)つながりました ※槍ヶ岳山荘のテン場が一杯だったのでこちらにしましたが 見上げる槍や富士山などの景色が素晴らしかったです 雨降ったけど水はけは悪くなかった ★双六小屋 テント1,000円 水無料 トイレ洋式あり(水洗あり!)・紙あり 朝7:00〜夜7:00まで軽食があって助かる! (おでんとカルビ丼と五目ラーメン食べました) ペットボトルのお茶は売り切れ、ポカリと酒ばっか 缶ジュース(オレンジ、ネクターなど)はあるがコーラはなかった。これも売り切れ? (「ネクターとかいらないよね」と誰かが言ってた笑) 携帯(au)つながりません ※雨が降ると水はけが悪く川のように水が流れる所もあり ★鏡平小屋 かき氷500円とコーヒーフロート800円食べた ★わさび平小屋 そうめんとコーヒーフロート食べた。1500円 ちなみに槍平や双六小屋のように水が無料で自由に使えると 無駄に使う人が多く鍋を洗ったりもしていて何だかなぁと 双六ではいらなくなった水だか汁だかを 適当にその辺に捨ててる人を数回見かけました… また、広いベンチやテーブルを1人か2人で占領するのもダメだけど 後から座る人は一言挨拶してほしいです。 |
| 予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
| 備考 | ドライレイヤー、メリノウール、半袖シャツが行動着。歩く公害と自分で思うほど汗臭くなったが、夜は雨風で寒かったりしてフリース+ライトダウン+レインウェアを着た。シュラフの中で震えてた時間も。とにかく雨と汗で常に濡れていた |
|---|
感想
( ´ ∀`)ノ
毎年恒例、楽しい夏休みは北アルプス大縦走!
去年はちょっとサボりましたが、今年はとうとう槍(の肩)へ!
槍は高所恐怖症なので登りませんが、お目当てはこの3つ。
\廠尾根南岳〜槍ヶ岳の3,000m級の稜線F邀擔憩
以前登ったことのある小池新道は後回しにしたいため
初日は双六ではなく槍平にし、
新穂高起点で左回りの周遊コースです!
…しかし天気予報はかんばしくなく、迷いながらの出発。
毎日あるぺん号で新穂高に到着するも、どんより天気に気分もどんより。
西穂山荘でテン泊でもして帰ろうか、と色々検討しつつ、
どうせなら行ったことのない所に行きたいと、とりあえず槍平へ。
というわけで、間違えて左俣林道への近道に進んでしまったりしつつ、
一時間ほどウダウダした後、右俣林道から出発。
どんよりした天気ながら蒸し暑く背中の荷物は重い。
それでも双六方面の左俣林道よりは全然空いてる右俣林道、
のんびり歩きます。
途中、見逃しそうなショートカット道があったので進みますが
雨に濡れて滑りやすく、意外な難所もある上けっこう急登。
でも林道歩きよりはずっと楽しかったです。
穂高平小屋を通過。
白出沢出合ではアサギマダラがお出迎え。
軽く食べておきます。
滝谷出合の渡渉では少し難儀しましたが、
前を歩くパーティのマネをして何とか通過。
登山道はずっと似た様な感じで特に急登もなく、
道みちのお花なんかを楽しみながらも
どんより天気と蒸し暑さに辟易しながら槍平へ。
槍平ではいい場所にテントを張ることができました。
周囲はお花畑だし、お盆としては空いてる方だったと思います。
小屋でかき氷を食べたら冷え過ぎて震え、うどんを食べたら固かった。
しかも注文の受取を、もしかして前に並んでた男性を抜かしてしまった気が…
ゴメンなさいゴメンなさい(汗)
しかし夜は静かに過ごすことが出来たし満足です(^ー^)
2日目。
相変わらずどんより天気ですが、予定通り南岳新道を登ります。
人が少なそうで怖いから、迷ったけど登ります。
荒れてるから下りには推奨しないそうですが、私は登りだから問題ない。
最初は暗いですが、南沢に出てマークを頼りに対岸へ。
ここからはほぼ見晴らしが良く、山腹を巻く様に登ってゆきます。
が、空はガスガスで、晴れる気配なし。
しかし上に行くにつれ蒸し暑さはなくなり、涼しい風が吹き抜け、
30分に1回程度、人とのすれ違いもあり(下りてくる人のみ)
わりと楽しみながら登ります。
荒れた道と聞いてましたが、大したことはなし。
この程度は登山道によくあるレベル。
ただ、それがずっと続くのが南岳新道というだけ。
やがて救急箱の置かれた稜線?に出ますが、
楽しみにしていた天空の木道歩きはガスガスで真っ白。
しかも「雷が鳴ったらどうしよう…」と怖くてたまらず。
この後、ハシゴを下りると短い雪渓が!
ちょうど向こうから人が来たのでルートを誤らずにすみましたが
10m程度ながら、やっぱりちょっと怖かったです、雪渓。
この後はひたすら登りで、約5時間で南岳小屋へ。
最初に見つけた一番下の石垣のある場所にテントを張りましたが
ガスが切れて全体が見えたら、
もっと奥のあそこの方が良かったな…と思ったり。
夕方は少し晴れたので小屋から1分の常念平へ行ったり、
獅子鼻展望台で北穂のガスが切れるのを待ったり。
スマホが通じるので助かりました。
チラリと青空も見え、「明日は晴れるなー」なんてみんな言ってました。
しかし、この後…
怒濤の雷雨に突入。
山での雷が初めての私、遠くに雷鳴が聞こえた時に小屋に逃げようか迷いましたが
誰もテントから出る気配なく、大げさかな?と思ったり(←自分で判断しろ!)
しかし見る間に雷は近くなり、真上ではないもののかなり近くなり、
空はピカピカ雷ゴロゴロ、雨も激しくなりテントの中でうずくまる私。
食事はすんでいたのでただひたすら怖がるのみ。
今さら小屋に逃げるにも外に出ること自体が危ない。
いやテントの中も雷に関しては全く安全ではないのだが…
ふと気がつくと、テントの中が濡れている! まさかの浸水?!
幸いちょっと斜めってたので出入り口の左角に水が集まってくれましたが
シュラフが濡れたら凍死する…(←大げさ)と焦る私。
ザックにはレインカバーを付け、濡れたら困るものは中へ。
雷はそのうちおさまりましたが風も強く、
雨が弱まった時にすかさずトイレに行き、一晩中雨風に怯えながら
シュラフの中で震えていました。まぁみんないるけどさ。
「うう…(;_;)来なきゃ良かった…。もう帰る…。
やっぱり私には難しいルートだったンだ…」(←雷はルートに関係ないが…)
3日目。
朝からガスガスの小雨。誰だ晴れるなんて言ったのは。
昼から天気が回復するなんて予報を信じてテントを撤収、
しかし雨はやむ気配なく、時折激しくなったり、寒くてたまらん。
とりあえず小屋の中で停滞するも、小屋内はスマホ通じないし…
周囲の人の「どうする?」「下りよう」みたいな会話を聞きながら
『一人って怖い…。自分で考えなきゃ…(←当たり前)』
一番早いのは南岳新道から下ることですが…。
不安なので単独の男性に話しかけたら一人は停滞、一人は南岳新道で下ると。
私が「槍ヶ岳山荘まで行く予定なンだけど…」と話したら、
「槍までなら大丈夫なんじゃない。キレットなら無理だけど」
とアッサリ言われ、そういえばそうだ、たかが3時間程度のルート、
危険箇所もありません(だから選んだンだけど)
外に置きっぱだったストックがなくなってたのですごく焦りましたが、
誰かが小屋の中に入れてくれたようで、人の荷物のそばにありました。
グズグズ数時間も停滞したのを悔やみつつ、9時半に何とか出発します。
雷が鳴ったらどうしよう、と不安に思いつつも、
道は明瞭、軽いアップダウンのみ。
反対側から来る人がそこそこいるので寂しくもなく(?)
雨風にさらされながら、ただの白い世界である3,000mの稜線を、
ひたすら歩きます。
絶景が見れないのは残念ですが、これも経験。
飛騨乗越に着いた時はクタクタで、槍ヶ岳山荘に登るのもやっと。
テン場は混んでますが、2ヶ所ほど空いてる気が…
まだ間に合う!
山荘に飛び込むも、「テントはもういっぱいです」(T_T)
今日は天気悪いからもしかして…と期待したンだけど、
やはりウダウダ停滞するか迷ってないでさっさと出発すれば良かった!
10時とかに到着すれば、さすがに空いてただろうに…(たぶん)
山荘に泊まろうか考えるが混雑もヤダし、汗かいててくさいし…
殺生ヒュッテに下ろうと覚悟するも、間違えて飛騨乗越に下ってしまい、
もう一回山荘まで登って槍沢方面へ…(T_T)疲れてるのにさ…
明日はここにまた登って来なきゃいけないのか…イヤダナァ…
いっそ槍沢に下っちゃおうか…
そんなことを考えながら、疲れた足でとぼとぼ歩きます。
すれ違いの男性に「さっき雷鳥がいたらしいですよ」と教えてもらいましたが
雷鳥には逢えず…(T_T)
こんな天気なのだから、雷鳥には逢いやすいはずなのに…
殺生ヒュッテのテン場もそれなりに混んでいて、私の後も続々。
何とかギリギリのスペースに張りましたが、風が強くて超難儀。
小雨もずっと降っていて、体がすっかり冷えてしまいました。
頭が痛くなってしまい、おしるこで体を温めます。
「もう帰る…(T_T) 明日帰る…」←そればっか
しかも何故だか愛用のカメラのカバー?が剥がれ落ちるし…
(迷彩柄でお気に入りだったのに。もう寿命かな…)
この日も遠いながら雷が。雨も降りましたが浸水はしませんでした。
4日目。
なんか、いい天気です。
4日目にして初めての、槍の姿が臨めます。
思いがけず南アルプスの奥に富士山も見えてラッキー♪
テントを撤収し、少し明るい気分で槍ヶ岳山荘まで登ります。
こんなに天気がいいなら、どうせここまで来たのだから、
槍ヶ岳山荘のテン場で一泊のんびりしようかなぁ?
そしたら、昨日何も見えなかった大喰岳に登ったりも出来るし…
しかし、あさっての天気予報は全国的に悪い。
明日帰ってしまった方が良さそうです。
槍の景色を堪能したら、予定通り西鎌尾根で下ることにします。
槍は私でも登れそうな気はしないでもないですが
きっとまた来る機会があることでしょう。
今回は退散。
まずは千丈乗越までの下り。けっこう傾斜があります。
登ってくる人はみな辛そうです。
展望は良いですが、すでに雲が多し。
ガスがどんどん広がってきますが、道は快適です。
千丈乗越からしばらくは、道が狭く斜めってるのでちょいビビる。
大丈夫、大丈夫。
そのうち簡単な鎖場なんかありつつ、頑張って歩きます。
2回目の鎖場は下りで、難しくないけどちょっとヤラシイ感じ。
バカだから緊張しました。
その後も空はどんどんガスってゆきます。
ほとんど平坦な稜線歩きだと思い込んでいたのに、
そこは山ですから多少のアップダウンはある。
だんだん疲れてくると、自分がいかに西鎌尾根をナメていたか、
思い知らされました…。
あれは樅沢岳かしら? 時間的にもそうだよね?
そう思った時にやっと、左俣乗越に到着。
Σ(;・Д・)エェッ
まだ中間地点ではありませぬか。
(彼女に「あれ樅沢岳だよ。もうすぐ小屋だな」などと言ってた彼、
あれ左俣岳ですよ…地図見ろよ…)
その後も硫黄乗越の「双六小屋まで2時間」の標識にビビリながら
偽ピークに騙されながら何とか樅沢岳に到着。
ハイ、何も見えませン。
槍どころか、数m先もおぼつかないほどのガッスガス。
しかし雷に遭うことなく、無事双六小屋に到着出来ました。
(何故か今回は最初からやけに雷を心配した私であった)
双六小屋では前回と同じ場所にテントを張り、
山バッヂやサイコロを買うわおでんやカルビ丼を食うわ
散財しまくりです。
(※今回なぜかケーキを食べる気はしなかった)
所持金が少ないというのに湯水のごとくです。ヤケです。
ちなみにトイレにも行くたび100円払ってます。
ほんとはテン場代に入ってるはずですが、よい子なので。
寄付にもなりますから(^ー^)←じゃあもっと払えよ!
束の間の穏やかな時間を過ごしつつ…
夕方は、この山行ではすっかりおなじみとなった、
ゲリラ豪雨と雷が。
ここはたいへん水はけが悪いテン場らしく、
「そこ川みたいになってる!」
という誰かの声に、あわてて外を見る私。
川になってる!(←そのまんま)
しかも私のテントのすぐ脇です!
しかしテント自体は微妙に高い位置にあるため、
水は低い方に流れてゆきテントは問題なし。
ああ良かった。
それにしてもほんとに毎日雨が降るなぁ。
5日目。
昨日に引き続き、晴れの朝です。
貴重品を持ってトイレに行ったら、そのまま樅沢岳へ。
ストックなしで疲れますが、大した距離じゃありません。
はい、見えました、西鎌尾根越しに、槍穂高がズドーン!と目の前。
…しかし、逆光で真っ黒です(; ̄Д ̄)
まぁいいや。満足してテントへ戻ります。
撤収し、朝ごはんは小屋の五目ラーメンで。
(※ここは朝7時から夜7時まで軽食が頂けるのです)
あんかけだとは思わなかったので(←普通あんかけだろ…)ショックを受け、
目の前でカレーライスを食べてる人を見て
「カレーにすれば良かった…」と思いながら完食。
とうとう下山です。
鏡平へ向い、小池新道で下ります。
下りなのだから楽なはずだ…そう思いながら、
プチ・アップダウンに苦しみます。
槍穂の眺めは最高でしたが、ここは前回の雲ノ平縦走の時にたっぷり見ています。
まぁ、そりゃ見えないよりはいいけどさ…。
結局、楽しみにしてたルート上での眺めは全滅だったな…( ´ _`)しかしこれも山。
晴れた空の下、歩く公害の如く汗くさい自分に不快感を感じながら、
いつの間にか弓折乗越に到着。
どうせだから、歩いてすぐの弓折岳に行ってみましょう!
登りました!(・∀・)v 弓折岳登頂です!
(笠ヶ岳は雲がかかってしまいましたが…)
そしてだんだん雲が広がる中、鏡平へ向かいます。
下りだし鏡平見えてるしすぐかと思いきや、
延々と続くウザい下りに登山者も多く、鈴はリンリンうるさいしイライラ。
最後の方は人がいないのをいいことにマジでブチギレてましたが、
やっと鏡平に到着しました。
さっそくかき氷を食べます。ラーメンはさっき食べたからね。
しかし、アイスをのっけられることに後から気付き、
悔しかったのでコーヒーフロートを新たに注文。
ばかですね。
そんなことをしてるうちに槍は雲の中に。
後は下るだけです。
小池新道は下るには下りやすいので安心です。
途中のシシウドヶ原ではシシウドが満開で圧巻!
沢も綺麗で秩父小沢では顔を洗ってスッキリ!
ガスってはいるけど歩いたことのあるルートなのでそれほど不満はなし。
黙々と下ってゆきます。
し・か・し。
やはり降り出しました、雨。
このぐらいはいいやと、ザックカバーにレインウェアの上着だけでしのごうとしたら、あっという間のどしゃぶりに、今さらレインパンツ履いても無駄な状態に。
こりゃ帰りはレインパンツをじかに履くしかないな…(T_T)
しかも小池新道は樹林帯とかないンで、頭の上は常に開けた状態。
雨をしのげる場所などありませぬ。
普段なら下りやすい階段上の岩の上を、川のように流れる雨水。
体が冷える中、イライラしながら何とか林道へ。
左俣林道に出ると雨もやみ、あとは苦行のように延々と歩くだけ。
ほんとは予備日が一日あるので、わさび平でのんびり一泊したかったけど、
今日もこんなで明日の予報も悪いため、断念。
予約している明日の毎日あるぺん号はキャンセルだなー。
そのうちまた雨が降り出した頃、わさび平小屋に到着。
念願のそうめんを注文しますが、ずぶ濡れの私は中で座ることも出来ず、
外で立ち食い。
とにかく体が冷えて寒い。凍えそうです(←大げさ)
軽装の外人さんが温かいうどんを食べていて、
かつぶしが乗っかってて超ウマそうだった…。
でも名物のそうめん食べたいし…。
しかも前回飲んですごく美味しかった記憶のあるコーヒーフロートを
再び注文してしまい、寒いから特に美味しくなくとにかく寒かった。
ほとんど拷問です。
そして雨の中、ゴールの新穂高ロープウェイまで、ひたすら歩きます。
やがて、、、GOOOOOOOOoooooooooooooaL!!!(←サッカー風)
平湯へのバス待ち時間は一時間もなかったですが、
トレッキングパンツはもともと乾きやすいので、
バスに乗る頃にはタオルを敷けば何とかなる程度に乾いていました。
いやぁ、良かった良かった!
平湯に着いたら、ほんとは温泉に入りたかったけど
この濡れたデカザックに公害のような臭いの私。
風呂でも迷惑だろうと断念し、トイレの個室で一所懸命、
ウェットティッシュで体を拭いて、綺麗な服に着替えました。
これで何とかしのげるはず。
平湯からは昨日予約しておいた高速バスで新宿へ。
ちなみに、平湯では飛騨牛まん500円等を買ってしまい、
所持金はもはや150円。
サービスエリアでは何も買う事が出来なくて、お腹すいた…(T_T)
バスに乗る前に行動食の残りを出しておくべきだった…
新宿に着いたらすぐにお金を下ろし、行動食をつまみました。
ああ疲れた…とうとう終ってしまった…。
( ´ ∀`)ノ
終ってしまえば楽しい山旅、試練の旅、
汗と涙(?)と雨でびしょ濡れの5日間でした。
実はこんな状態の中、タオルを忘れて来てしまった私、
それでも何とかしのげるものですねぇ。
濡れるモンは濡れる、ひらきなおるしかないっす。
しかし歩きたいルートを歩き通せたし(もともとゆるい計画ですが)
テン泊も出来て楽しかった。
今年も本当に充実した夏休みでした!
※ただし、5日もいてずっとガスってたのに、一度も雷鳥に逢えなかったことだけは心残りでした…




















imoneeさま
早速ですが…
・レコアクセス第一号!(レコUP約1分後!)
・写真拍手第一号!(最初と最後だけだけど…)
・(総合)拍手第一号!
・コメント投稿第一号!
ということで、なんかお祝い頂戴な!
北アルプス縦走お疲れさまでした。これからゆっくり内容拝見させていただきますね!
(^^)aochanman777さんこんにちは。
毎度ありがとうございます。
今回のレコは無駄に長いので(いつも?
見てくれる人がどれだけいるか…と不安ですが
よろしくお願い致します。
え?お祝い?
imoneeさん。
いつも楽しく拝見しています。
5日間、北アルプスの洗礼を浴びたり、楽しそうな山行お疲れさまでした。
11日朝、ニアミスしていたみたいです。
気づかなかったのが残念!
(^^)vega2000さんこんにちは。
苦悩の5日間でしたが楽しかったです。
え
どうせ私不機嫌な面してたから、気付かなくて正解です
※さすがお盆、「最近の登山で会ったかも?」の数が多すぎですね
こんにちは。
画像見ながら、ええー?!なんで槍ヶ岳登らなかったの???
と思ったら高所恐怖症だったのですね。
でも、重たい(おそらく16〜7kgはありそう)テント泊ザックを背負ったまま、ハシゴとかきわどい丸太橋とか、崖っぷちたーくさん歩いている猛者なのになんでかな???
と思いました。つうか私も高所恐怖症ですけど、ガクブルしながらもけっこう行けちゃいますよ。
ただし、別な意味であの渋滞にはウンザリですけど
(^^)iga_1966さんこんにちは。
槍ヶ岳、登りたいンですけど常にあの行列ですから…
落石でも起こしたらと思うと怖くて勇気が出ません。
登るのはイケると思いますが、下りがねぇ…
もう少し場数を踏んでからにします。
imonee 様
こんにちは。いつも楽しく拝見してます。
いまさらですが、このレコを拝見しました。そして気づきました。ニアミスしてたことに。
数年前に高尾の駅で(たぶん)お見かけして以来の二度目のニアミス。たぶん、最後の日の双六テン場では、ご近所さんだったと思います♪
これまで楽しく拝見していて勝手に親近感湧いているので、これまた勝手に運命感じています(^o^) 会ったことのない子役の俳優を、親戚の子みたいに思う気持ちと似てるのかもしれません。
三度目はリアルタイムで気づけるといいなあ。たぶん無理だろうけど(^_^;)
またどこかでニアミスするのを楽しみにしてます(^-^)/
(^^)bubunaさんこんにちは♪
池のほとりに張ったってことは、確かにご近所さんですね
ニアミスしたかもと、後でお互いのレコを見返してみると面白いですね。
それにしてもブナ立尾根は…
私もいつか登りたいと思ってるのですが、体力が持つかどうか(-_-)
しかし高山病たいへんでしたね。大事に至らず何よりです。
私も木曽駒ヶ岳で高山病ぽくなったことがあります(←吐いた
私の場合、それまで元気だったのがいきなり気分が悪くなって…
最後の豪雨にはやはりやられましたね
色んな山、色んなルートがある中で、
ニアミスするのはすごい偶然だと思いますが、
またどこかの山でお会いしましょう!(←大好きな言葉
( ´ ∀`)ノ
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する