ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1557113
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

千丈沢から槍ヶ岳(ルートミスであわや遭難・・・)

2018年08月12日(日) ~ 2018年08月15日(水)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
30:25
距離
34.6km
登り
4,485m
下り
4,794m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:00
休憩
0:10
合計
3:10
12:10
70
高瀬ダム
13:20
13:30
110
林道終点
15:20
湯俣温泉晴嵐荘
2日目
山行
12:40
休憩
0:00
合計
12:40
6:20
150
湯俣温泉晴嵐荘
8:50
8:50
250
千天出合
13:00
13:00
360
沢分岐
19:00
2700m付近ビバーク
3日目
山行
11:41
休憩
0:00
合計
11:41
5:51
573
宿泊2700m付近ビバーク
15:24
15:24
26
15:50
15:50
102
17:32
4日目
山行
5:11
休憩
0:18
合計
5:29
6:46
77
8:03
8:13
155
10:48
10:48
20
11:08
11:13
10
11:23
11:23
10
11:33
11:33
12
11:45
11:45
15
12:09
12:09
6
天候 晴れのち曇り雨の毎日
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路
8:39 JR名古屋(千種駅)発 しなの18号
11:39 JR信濃大町駅 着
12:10 高瀬ダム 着 タクシー乗車にて(信濃大町駅から¥8200也)
復路
13:47 新穂高温泉バスターミナル 発
15:35 JR高山駅 着
16:36 JR高山駅 発 ひだ18号
19:06 JR名古屋駅 着

コース状況/
危険箇所等
GPSログは一部のところで不安定になっていますが、修正はしてありません。
予約できる山小屋
槍平小屋
高瀬ダム着。タクシーでしかここまで入れない。オヤジの特権(?)で信濃大町から快適タクシー乗車(笑)同乗者がいればもっと良かったけどね〜
2018年08月12日 12:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 12:06
高瀬ダム着。タクシーでしかここまで入れない。オヤジの特権(?)で信濃大町から快適タクシー乗車(笑)同乗者がいればもっと良かったけどね〜
ここから湯俣温泉まで3時間ちょっとの林道歩き。烏帽子方面に向かう人の方が多いようで、こちらは少ないですね。
2018年08月12日 12:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 12:06
ここから湯俣温泉まで3時間ちょっとの林道歩き。烏帽子方面に向かう人の方が多いようで、こちらは少ないですね。
高曇り、暑くなくてよかった。
2018年08月12日 12:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 12:33
高曇り、暑くなくてよかった。
遠くに見えているのは北鎌尾根だろうか。
2018年08月12日 12:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 12:35
遠くに見えているのは北鎌尾根だろうか。
船窪岳、針ノ木岳方面
2018年08月12日 12:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 12:46
船窪岳、針ノ木岳方面
槍ヶ岳への道標。ここから槍に登る人はあまりいないだろうな。
2018年08月12日 12:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/12 12:51
槍ヶ岳への道標。ここから槍に登る人はあまりいないだろうな。
1時間ちょっとで林道終点、登山道入口。
2018年08月12日 13:43撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 13:43
1時間ちょっとで林道終点、登山道入口。
登山道は整備されてました。
2018年08月12日 13:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 13:48
登山道は整備されてました。
名無避難小屋も使用可能でした。
2018年08月12日 14:07撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 14:07
名無避難小屋も使用可能でした。
湯俣温泉まではハイキング気分で歩くことができる。
2018年08月12日 14:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 14:08
湯俣温泉まではハイキング気分で歩くことができる。
落石注意の看板あり。
2018年08月12日 14:15撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 14:15
落石注意の看板あり。
前方に北鎌尾根が見えている。
2018年08月12日 14:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 14:53
前方に北鎌尾根が見えている。
でかい石が木道を破壊していた。巻いて通過。
2018年08月12日 15:03撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 15:03
でかい石が木道を破壊していた。巻いて通過。
林道横に大きな貯水池があったので、覗いてみた。
2018年08月12日 15:09撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/12 15:09
林道横に大きな貯水池があったので、覗いてみた。
湯俣温泉周辺の水量を調整しているのかな?結構な勢いで水が流入していた。
2018年08月12日 15:09撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 15:09
湯俣温泉周辺の水量を調整しているのかな?結構な勢いで水が流入していた。
湯俣温泉晴嵐荘に到着。綺麗な小屋でした。河原を掘るとお湯が湧いてくると言う。確かに河原を掘った露天風呂がありました。晴嵐荘に内湯もありました。テント泊でも¥500で入れました。テント泊は¥700也
2018年08月12日 15:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 15:18
湯俣温泉晴嵐荘に到着。綺麗な小屋でした。河原を掘るとお湯が湧いてくると言う。確かに河原を掘った露天風呂がありました。晴嵐荘に内湯もありました。テント泊でも¥500で入れました。テント泊は¥700也
対岸の湯俣山荘は営業はしていない。
2018年08月12日 15:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 15:21
対岸の湯俣山荘は営業はしていない。
テン場は空いてリラックスできます。テントは今年新調したファイントラックのカミナドーム 2。軽くて天井が高いのが良いです。値段も高いが・・・
2018年08月12日 15:49撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/12 15:49
テン場は空いてリラックスできます。テントは今年新調したファイントラックのカミナドーム 2。軽くて天井が高いのが良いです。値段も高いが・・・
時間もあるので周辺散歩。湯俣川を少し行くといたる所から熱湯が吹き出ている。そのままだと火傷しますね。
2018年08月12日 16:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/12 16:11
時間もあるので周辺散歩。湯俣川を少し行くといたる所から熱湯が吹き出ている。そのままだと火傷しますね。
墳湯丘と言うらしい。お湯が吹き出て温泉成分が鍾乳石の逆で上に堆積して行くとこうなる。冷えて固まってしまったものや、痕跡がたくさんありました。
2018年08月12日 16:30撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 16:30
墳湯丘と言うらしい。お湯が吹き出て温泉成分が鍾乳石の逆で上に堆積して行くとこうなる。冷えて固まってしまったものや、痕跡がたくさんありました。
結構でかい、2mくらいはあるかな。
2018年08月12日 16:31撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 16:31
結構でかい、2mくらいはあるかな。
誰か登った跡が・・・何を考えているのか、天然記念物なんだけど・・・ちょっとガッカリ。
2018年08月12日 16:32撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/12 16:32
誰か登った跡が・・・何を考えているのか、天然記念物なんだけど・・・ちょっとガッカリ。
大切にしましょう。
2018年08月12日 16:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 16:33
大切にしましょう。
湯俣川と水俣川の分岐。伊藤新道も辿ってっみたい。
2018年08月12日 16:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 16:46
湯俣川と水俣川の分岐。伊藤新道も辿ってっみたい。
左側に降りて水俣川に入ります。
2018年08月13日 06:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 6:27
左側に降りて水俣川に入ります。
道標のようなものが埋め込まれてましたが、位置が高くてよく見えない。
2018年08月13日 06:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 6:28
道標のようなものが埋め込まれてましたが、位置が高くてよく見えない。
水俣川から分岐の吊り橋を振り返る。こちらはお湯は出ていないようだ。
2018年08月13日 06:31撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 6:31
水俣川から分岐の吊り橋を振り返る。こちらはお湯は出ていないようだ。
晴嵐荘スタッフによると、最近は雨が降っていないので水量は少なめとのこと。
2018年08月13日 07:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 7:28
晴嵐荘スタッフによると、最近は雨が降っていないので水量は少なめとのこと。
渡渉はたくさんあるが、基本河原歩きです。沢グツは必要。
2018年08月13日 07:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 7:39
渡渉はたくさんあるが、基本河原歩きです。沢グツは必要。
誰もいない静かな遡行です。
2018年08月13日 07:43撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 7:43
誰もいない静かな遡行です。
時々巻いたりする。
2018年08月13日 08:01撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:01
時々巻いたりする。
深くて膝上ぐらいの渡渉だが、それなりの水圧はありますね。
2018年08月13日 08:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:08
深くて膝上ぐらいの渡渉だが、それなりの水圧はありますね。
腰上くらいのヘツリもあったが無問題。
2018年08月13日 08:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:08
腰上くらいのヘツリもあったが無問題。
涼しくて快適。そんなに水温も低くないしね。
2018年08月13日 08:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:35
涼しくて快適。そんなに水温も低くないしね。
2018年08月13日 08:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:38
2018年08月13日 08:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:39
2018年08月13日 08:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:47
2018年08月13日 08:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:47
千天出合。今回は右の千丈沢を遡行します。左は天井沢方面。
2018年08月13日 08:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:51
千天出合。今回は右の千丈沢を遡行します。左は天井沢方面。
良い雰囲気、特に問題なく通過できる。
2018年08月13日 08:54撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:54
良い雰囲気、特に問題なく通過できる。
2018年08月13日 08:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:56
2018年08月13日 08:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:56
2018年08月13日 09:31撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 9:31
赤岳の一部だろうか。
2018年08月13日 09:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 9:33
赤岳の一部だろうか。
北鎌方面からの沢。
2018年08月13日 10:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 10:40
北鎌方面からの沢。
2018年08月13日 12:13撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 12:13
北鎌尾根千丈沢側の岸壁が見えてきた。
2018年08月13日 12:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 12:16
北鎌尾根千丈沢側の岸壁が見えてきた。
遠くに千丈沢乗越も見えてきた。
2018年08月13日 12:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/13 12:24
遠くに千丈沢乗越も見えてきた。
振り返ると燕岳方面も見えていた。
2018年08月13日 12:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 12:38
振り返ると燕岳方面も見えていた。
ほんの少しだが大槍と小槍の姿が見えた。
2018年08月13日 12:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 12:55
ほんの少しだが大槍と小槍の姿が見えた。
岩小屋沢と思い込んで(多分、五ノ沢だろう)ここから北鎌平を目指して登りだした。フリクションが効くので沢グツままで行きました。間違いの始まり。
2018年08月13日 13:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 13:04
岩小屋沢と思い込んで(多分、五ノ沢だろう)ここから北鎌平を目指して登りだした。フリクションが効くので沢グツままで行きました。間違いの始まり。
右の尾根は乗り越えないといけないな〜と思いながら、そのまま登ってしまった。回り込むルートがあるものだと何故だか思っていた。今、思い返しても何故そう思ったのかよくわからない。都合のいい解釈をしてしまうということだろうか?
2018年08月13日 14:17撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 14:17
右の尾根は乗り越えないといけないな〜と思いながら、そのまま登ってしまった。回り込むルートがあるものだと何故だか思っていた。今、思い返しても何故そう思ったのかよくわからない。都合のいい解釈をしてしまうということだろうか?
こんな岩小屋いくつかあったので、「なるほど岩小屋沢だわ」などとこれも勝手に連想していた。
2018年08月13日 14:29撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/13 14:29
こんな岩小屋いくつかあったので、「なるほど岩小屋沢だわ」などとこれも勝手に連想していた。
ガレて浮き石が多くて登りにくいが、登れてしまうのが後から思うと大きな落とし穴だった。
2018年08月13日 14:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/13 14:57
ガレて浮き石が多くて登りにくいが、登れてしまうのが後から思うと大きな落とし穴だった。
このまま詰めていけば大槍の根元付近に出るのだと思い込んでいた。
2018年08月13日 15:03撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 15:03
このまま詰めていけば大槍の根元付近に出るのだと思い込んでいた。
登れるのでドンドン登ってしまった。
2018年08月13日 15:36撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 15:36
登れるのでドンドン登ってしまった。
だんだんと悪い感じになってきて、これはルートを間違っていると思った。しかし、登り切れば北鎌尾根に出れるとも思い込んでいたし、不安定なガレ場は降りたくなかった。
2018年08月13日 15:36撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 15:36
だんだんと悪い感じになってきて、これはルートを間違っていると思った。しかし、登り切れば北鎌尾根に出れるとも思い込んでいたし、不安定なガレ場は降りたくなかった。
ドンドン狭くなってくるが、尾根上に登りたい一心で登り続けた。
2018年08月13日 16:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/13 16:26
ドンドン狭くなってくるが、尾根上に登りたい一心で登り続けた。
まだ、この岩小屋でビバークでも良いか、なんて気楽に思っていた。
2018年08月13日 16:31撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/13 16:31
まだ、この岩小屋でビバークでも良いか、なんて気楽に思っていた。
ますます悪くなってきたが・・・思い込んでしまっているので進みました。
2018年08月13日 16:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 16:39
ますます悪くなってきたが・・・思い込んでしまっているので進みました。
ガレガレのこんな沢を降りたくないという気持ちも強かったですね。どれ一つとして信用できる石がない!
2018年08月13日 17:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/13 17:16
ガレガレのこんな沢を降りたくないという気持ちも強かったですね。どれ一つとして信用できる石がない!
ふと横を見ると鋭い岩峰が・・・!!!!気がついたらこんなところにきてしまっていた。完璧に行き詰まりだ。
2018年08月13日 17:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 17:53
ふと横を見ると鋭い岩峰が・・・!!!!気がついたらこんなところにきてしまっていた。完璧に行き詰まりだ。
ビバークしたテラスから赤岳方面を望む。空荷フリーだったら突破できるのでは、とチャレンジしたが自分の技量ではとても無理だとわかった時点でビバークを決意した。
2018年08月13日 18:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/13 18:14
ビバークしたテラスから赤岳方面を望む。空荷フリーだったら突破できるのでは、とチャレンジしたが自分の技量ではとても無理だとわかった時点でビバークを決意した。
翌朝、ビバーク地点から降りてきて何とかなりそうだと思ったときの一枚。この間は、写真なんか撮っている余裕はなかった。
2018年08月14日 07:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 7:16
翌朝、ビバーク地点から降りてきて何とかなりそうだと思ったときの一枚。この間は、写真なんか撮っている余裕はなかった。
生きて降りてこれてよかった。
2018年08月14日 09:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 9:51
生きて降りてこれてよかった。
大槍、小槍がはっきりと見えた。左側の沢を2700mくらいまで登ってしまったようだ。無事だったのは幸運だったとしか言いようがない。
2018年08月14日 10:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 10:02
大槍、小槍がはっきりと見えた。左側の沢を2700mくらいまで登ってしまったようだ。無事だったのは幸運だったとしか言いようがない。
中央の千丈沢乗越を目指して登り再開です。
2018年08月14日 10:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 10:48
中央の千丈沢乗越を目指して登り再開です。
この槍の姿が見たかった
2018年08月14日 11:13撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/14 11:13
この槍の姿が見たかった
大槍の根元付近の沢を詰めないと北鎌平に出ることができないのがわかる。それでもルートは複雑そうだ。心は完全に折れているので行く気にもならなかった。
2018年08月14日 11:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 11:39
大槍の根元付近の沢を詰めないと北鎌平に出ることができないのがわかる。それでもルートは複雑そうだ。心は完全に折れているので行く気にもならなかった。
千丈沢を詰めていけば西鎌尾根だが、ビバークの疲労からか足が全く上がらない。
2018年08月14日 12:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 12:18
千丈沢を詰めていけば西鎌尾根だが、ビバークの疲労からか足が全く上がらない。
2018年08月14日 12:29撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 12:29
上部には雪渓も残っていたが、ガレ場より歩きやすかった。
2018年08月14日 13:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 13:08
上部には雪渓も残っていたが、ガレ場より歩きやすかった。
雄大な沢だが、何しろ歩きにくい。
2018年08月14日 14:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 14:26
雄大な沢だが、何しろ歩きにくい。
斜度も結構なものだ。奥は大槍、小槍、景色は最高だ。
2018年08月14日 14:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 14:26
斜度も結構なものだ。奥は大槍、小槍、景色は最高だ。
北鎌方面。あんな所を登ってしまうなんて大バカでした。
2018年08月14日 14:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 14:26
北鎌方面。あんな所を登ってしまうなんて大バカでした。
息も絶え絶えで西鎌尾根登山道に登りあげました。
2018年08月14日 15:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 15:02
息も絶え絶えで西鎌尾根登山道に登りあげました。
槍平に降りることにしました。
2018年08月14日 15:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 15:25
槍平に降りることにしました。
千丈沢への下降ルートの痕跡。
2018年08月14日 15:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 15:25
千丈沢への下降ルートの痕跡。
飛騨沢に合流。
2018年08月14日 15:52撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 15:52
飛騨沢に合流。
槍平から奥丸山への渡渉ポイント。橋がかかってました。
2018年08月15日 06:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 6:45
槍平から奥丸山への渡渉ポイント。橋がかかってました。
中崎尾根に登り上げた。
2018年08月15日 07:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/15 7:44
中崎尾根に登り上げた。
奥丸山山頂から。槍穂、西鎌、双六、笠ヶ岳の絶景。しばし、まったりする。ここは携帯(au)も普通に通じました。
2018年08月15日 08:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 8:05
奥丸山山頂から。槍穂、西鎌、双六、笠ヶ岳の絶景。しばし、まったりする。ここは携帯(au)も普通に通じました。
朝の早いうちは天気がいいが、10時過ぎると曇ってきて、雨が降ってくるというここ数日。
2018年08月15日 08:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 8:05
朝の早いうちは天気がいいが、10時過ぎると曇ってきて、雨が降ってくるというここ数日。
左端に槍ヶ岳。
2018年08月15日 08:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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左端に槍ヶ岳。
西鎌尾根方面。
2018年08月15日 08:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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西鎌尾根方面。
弓折岳方面。
2018年08月15日 08:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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弓折岳方面。
笠ヶ岳方面。
2018年08月15日 08:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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笠ヶ岳方面。
中崎尾根途中からの穂高連峰。
2018年08月15日 09:07撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 9:07
中崎尾根途中からの穂高連峰。
中崎尾根をそのまま新穂高温泉に降りようかとも考えましたが、やめときました(笑)中崎山方面は笹薮で覆われていて、行くのなら秋の方が良いかな。
2018年08月15日 09:12撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 9:12
中崎尾根をそのまま新穂高温泉に降りようかとも考えましたが、やめときました(笑)中崎山方面は笹薮で覆われていて、行くのなら秋の方が良いかな。
木の根がよく滑る登山道を左俣谷に向けて下降開始。
2018年08月15日 09:12撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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木の根がよく滑る登山道を左俣谷に向けて下降開始。
2018年08月15日 09:29撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 9:29
良い色のキノコだ。
2018年08月15日 10:01撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 10:01
良い色のキノコだ。
登山口に無事到着。いろいろあったがホッとした。
2018年08月15日 10:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 10:44
登山口に無事到着。いろいろあったがホッとした。
小池新道方面。空はもう曇りだした。
2018年08月15日 10:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 10:44
小池新道方面。空はもう曇りだした。
中崎尾根を望む。ここもいつか歩いてみたい。
2018年08月15日 10:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 10:47
中崎尾根を望む。ここもいつか歩いてみたい。
わさび平小屋で冷しトマトを食して下山しました。パラパラ雨に降られたがギリギリセーフでした。
2018年08月15日 10:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 10:47
わさび平小屋で冷しトマトを食して下山しました。パラパラ雨に降られたがギリギリセーフでした。

装備

備考 当然なのだがルートの確認をしっかりする。短くてもフローティングロープくらい持っていけばよかった。何にしても、思い込みの恐さを知りました。

感想

これから記す山行記録は大変恥ずかしくて、アホな大バカ山行で投稿するのはやめようかなとも考えた。しかし、遭難しかけた反省から、この失敗談を少しでも参考にしてくれる人がいるかもしれないと思いあえて公開します。中で「岳人」の記事について言及していますが、何ら他意はありませんし、登山は一般道、バリエーションルートを問わず、結果自己責任です。よろしくお願いします。

2017年9月号「岳人」の槍ヶ岳特集で、「千丈沢から登る槍ヶ岳」という記事があり、いたく興味を惹かれた。岩小屋沢から北鎌平、槍に登り上げるというルートであったがノーロープで大丈夫ということもあり、長期縦走を兼ねてチャレンジしてみることにした。うまく進むことができれば西鎌尾根を経由して、黒部源流から赤木沢を遡行して折立に下山するという、今思えば身の程知らずの計画だった。

1日目 高瀬ダムから湯俣温泉まではハイキングの部類に入る登山道で、湯俣温泉では野趣溢れる河原の露天風呂とか墳湯丘とかを楽しむことができる。お盆休みでも人は少ないのでリラックスした雰囲気だった。時間も早いが今日はここでテントを張って、のんびりと過ごした。星空見上げると神秘的な天の川が見える、さらにびっくりしたのは火星の明るさだった。地球に最接近中とは聞いていたが、都会でみるものとはまるで別物の赤い星だった。

2日目 水俣川へ入渓して遡行開始。渡渉は多いが沢登りというより河原歩きだ。今日は誰も行かないようで、一人だけの遡行が始まる。晴嵐荘スタッフによると最近は雨が降っていなかったとのことで、水量は少なめらしく膝くらいの渡渉が続く。一箇所腰までのヘツリがあったがウェストベルトを外しながらクリア。ゴルジュのようなところもあるがそのまま通過できた。巻道も明確だ。2時間半位で千天出合に着く、右の沢が千丈沢だ。左へ行くと天上沢だ。ここからも問題なく遡行できるが、滝もないので基本ゴーロの河原歩きというところか。沢登りを期待するとがっかりするかもしれない。

北鎌尾根からの涸れ沢を何本か通過して(これを確実に把握しておく必要があった)、地形図の2020m(GPSウォッチで確認)の涸れ沢との分岐に着き、岳人の記事にある岩小屋沢はここだと判断した。今、冷静になって地形図を確認すると標高差で20m位下の沢の入り口だった訳でGPSウォッチで判断するのは無理があったと思う。持参したGPSウォッチはかなり正確な数値を出すとはいえ誤差はあるからだ。周りの地形、上部の様子などを見て総合的に判断する必要があった。この失敗が今回のドタバタの全てであった。大バカとしか言いようがない。

この沢の登り自体はガレて不安定だが困難でもなく沢グツのまま(フリクションを期待して)詰めていけたが、だんだんと沢が狭くなってきてルートがよくわからなくなってきた。枝沢も左右にある。しかし、登り切れば北鎌尾根ルートに合流できるものだと思っていたし、不安定なガレ場を重荷で降りるのは嫌だった。頑張って北鎌尾根まで行こうと少しでも登りやすいルートを登ってしまう。2700m付近でどうにも行き詰まって、とりあえず空荷で北鎌尾根まで登り、荷物は小分けして運ぼうなどとバカなことを思いつく。チムニー状の岩場をフリーで登るもこれも直ぐに行き詰まり、一手間違えば転落という局面。周りを冷静に見回すととんがった岩峰だらけの岩壁だらけ!ひょっとするとこの上はトンガっているのかもしれない!!!登攀具は一切持ってきていないし、これはもう観念するしかない。日没も迫って暗くなってきたし、荷物をおいた岩壁の小さなテラスでビバークするしかなくなった。テントを設営するスペースはなかったし、風で飛ばされそうなので上下のダウンを着込んでフライシートを体に巻きつけて何とか横になれるスペースを作った。水もほとんど残ってなかったし緊張と不安で食欲もなかったが、体力温存のためカロリーメイトやオレンジをかじったりした。ひょっとするとこれは遭難てやつだろうかと思い始めて(思いっきり遭難してますね)、ああすればこうすればと後悔の嵐。日が落ちると気温も下がり、風と少し雨も降ってきた。それでも不思議なもので現実逃避現象なのか睡魔はやってくる。とても寒いがウトウト寝て覚めてを繰り返す。すると小さな石がフライシートに落ちてきた! マジか〜!!!こんなテラスで落石を避ける手立てはない。確かにテラスにはコブシ大の落石が落ちていた。直接当たれば致命的だが、この59年間いろいろあったが生き抜いてこれた悪運を信じて落石のことは考えないようにするしかない。またウトウトしていると今度は家の食卓にいる夢を見た。「あ〜遭難は夢だったんだ〜」と安心した瞬間に夢から覚めて目を開けると寒風吹き抜ける岩場のテラス。「あ〜クソっ〜〜何でこうなった」と思ってもあとの祭り。空を見上げると満点の星空で、ここも天の川が素敵だ、流れ星も時々流れる。明るくなるのを待ち続けた。

3日目 何とか無事に朝を迎え、気を取り直して下降だ。落ちて行動不能なり死んだら本当の遭難になってしまう。慎重に慎重に降りる。どうしてもザックを背負ったまま降りることが出来ないところは、ザックを先に落として空荷で飛び降りたりもした。途中、防災ヘリ(と思われる)が頭上を何回も通り過ぎる。ひょっとして気がついているのかなと思ったが、呼びかけもないし、他の救助かもしれない。気づいているのなら、まじロープ下ろしてほしかったわ。しばらくすると帰還していったようだった。何とか上部の悪いところを降りると残りは不安定なガレ場ではあるが死ぬようなところは無い。下降し始めて2時間半で千丈沢に合流した。ホッとした。沢の水に頭から突っ込んでクールダウン。助かった。本当の岩小屋沢はもう一つ上部の沢でそこまで行っていれば容易に判断できるものだったのが、わかったのはそこから少し登った沢との分岐だった。昨日は大槍小槍が雲の彼方に見えていたこともあり、沢を登り槍の根元付近に回り込むものだと思い込んでしまった。ここまでくると槍の根元に行くルートは明確だ。上部はちょっと複雑そうだが・・・何にしても再チャレンジする気力は残っていなかったので、そのまま千丈沢のガレた歩きにくい斜面を登って西鎌尾根登山道に合流した。計画通り黒部源流に向かおうと歩き出したが登り斜面でまったく足が出ない。自分でもびっくりするくらいだが、岩場でのビバークは思ったより体力を奪っていたようだ。これでは、双六小屋に着く前にまたしてもビバークすることになりそうだ。仕方がない、槍平なら下りのみだから何とか降りられるだろう、と千丈乗越から槍平に向かった。途中から、本降りの雨になって、雨の中でテントを張る気力もなかったので素泊まりを申し込んで、小屋の中で1日ぶりに暖かいラーメンを作って食べることが出来た。小屋の布団はもちろん岩場のテラスより千倍も快適だった。

4日目 このまま、下山するというのは達成感が無さすぎる。しかも、午後から明日は下り坂だという。せめて奥丸山を経由して、左俣谷を経由して新穂高温泉に下山しよう。体力はだいぶ回復したようで、5〜6時間くらいの歩きなら耐えられそうだ。奥丸山の頂上からは穂高連峰、槍ヶ岳、西鎌尾根、双六、弓折岳、笠ヶ岳までの眺望が素晴らしい。天気も最高で、涼しい風も吹いて超快適だ。しばし、周りの稜線を眺めながらまったりする。思えば見えている稜線は全て歩いたことがある。一つ一つを思い出しながら楽しんだ。奥丸山から左俣谷への下降路は木の根が滑る結構な急坂であったが、まあ死ぬようなことはないので安心だ。わさび平小屋で冷水に浮かんだトマトを頂いて、最後の1時間ほどの林道歩きで新穂高温泉に無事下山した。

結果オーライということなのですが、岩場で落ちて死んでいたらこれを書くこともできなかった訳でどうやって死んだかのかも解らない。今回の行動についてバカな奴だなと思う方が大半だと思うし、自分でもそう思います。でも、遭難談を読んで実際の行動に反映できるのだろうか?できたのだろうか? だから、だから遭難て無くならないのだと思います。山は一つのミスが致命的になりうること身を以て知りました。それでも、楽しい山ライフは続けたいと思います。

失礼いたしました。

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コメント

ご無事で何より
赤兎山以来ご無沙汰しております。貴重な記録の掲載ありがとうございます。
私もルートミスはちょくちょくありまして、何せチャオに滑るつもりがマイアに行ってしまうくらいで、あの時はGPSのリフト線の表示がマイアのなのにチャオと思い込み、GPSに自分の登ってきたトレースがないのは「トレース消えた」と決めつけてました。
今回も変に岩小屋があったのが痛かったですね。
人間の脳って、自分が思ったことが正しいという情報を集め、それ以外の情報は無視するって機能があるんです(笑)
ルートはもっとこまめにチェックしようと思いました。改めてお礼申し上げます。
2018/8/17 7:32
Re: ご無事で何より
コメントありがとうございます。レコはいつも楽しく拝見しているのでご無沙汰感はあまりないですが(笑)唯一無二のチャレンジにはいつもビックリしております。

今回は怪我もなく下山できて幸運でした。被害はザックを落とした時にサングラスケースが割れたくらいでした。それにしても、引き返すという行為の何と難しいことか。前進する理由付けは何故かいくつも出てくるし強力なんですよね。今回は崖を転がり落ちていく自分のイメージがやばいところになると浮かんできて不安になってしまったんです。登る方が気持ち的に楽だったんでしょうね。

これからも、お互いヤバイ(?)ところには行く機会も多いと思いますので(笑)慎重さを欠かさないように楽しんで行きましょうね。
2018/8/17 11:48
お疲れ様・・・
高瀬ダムから北鎌尾根かと・・・思い読んでいたら、あらあら、全く予想もしなかったルート取りをされたのですね。ご無事で何よりでした。さらさら書いていらっしゃいますが、その時点ではかなり追い詰められたのだろうとお察しいたします。
僕も北鎌でルートちょんぼしてスリングつないで降りて残置してしまったり、雪崩で吹っ飛ばされたり・・・苦い思い出があります。GPSは最後の手段でやはり地形図読みが一番の方法なのでしょうね。また何処かでお会いできれば色々聞かせてください。
2018/8/18 7:52
Re: お疲れ様・・・
お恥ずかしい限りのチョンボでした。スキルのある方なら登下降に問題はなかったかもしれませんが、問題はルートミスですね。正解な地形の判断ができなかったということと、間違いに気付いた時点で引き返せなかったという基本が出来てないお粗末な行動でした。いろいろな遭難談を読んだり見たり(JUNDrさんの鹿島槍とか焼岳のビデオを拝見した時は心拍数が上がり過ぎてトラウマになったくらいです)して、頭ではわかっていたつもりだったのですが・・・思い込みというのは本当に厄介ですね。

でも、経験値は少し上がったかな、やっぱり山は素敵なところですものね、リベンジしたいです。

こちらこそ、いろいろ教えていただきたいです。ありがとうございました。
2018/8/18 23:33
ご無事で何よりです
貴重な記録を有難うございます。
昨夏に湯俣からの北鎌をやりましたが、調査準備の折にhigaeriの達人さんの「千丈沢乗越から下ってのP2からの北鎌」の記録を見て驚いたのでしたが、北鎌平に直接上がるルートなんてものも有るのですね。
何よりご無事でお怪我が無くて良かったです。
ヘリは、、日時的に私が同日早朝にお世話になった機体なのかもしれません、すみません。
北鎌の要救と共に搬送されました。

私も自責自戒の念に駆られて事故レコを上げましたが、セルフリカバリー出来た「あわや遭難」と、多くの方々に迷惑を掛け生命を救って頂いた「遭難救助」とでは雲泥の差です。
療養で自分と向き合う時間を過ごす中で、何故あのような判断ミスを重ねてしまったのかを繰り返し考え反省しています。
2018/8/29 11:15
Re: ご無事で何よりです
アクセスランキングにあったhatsuさんのレコを拝見して、当日出動していたヘリの目的がわかりました。ご当人からコメントをいただくとは思いも寄らなかったのですが、何よりご無事に生還されて良かったです。療養中とのことですが、お怪我の早期回復をお祈りしております。

遭難から生還された方の記録は本当に貴重なもので、辛い思いもあったとは存じますが、記録を公開していただき本当にありがとうございます。自分のルートミスも含めて色々改めて感じるところがありました。その場面、その時点では最良の選択だと自分では思ってしまっているんですよね。もっと、客感的に判断できないと同じことを繰り返してしまうかもしれないとも思いました。ちょっと面倒だなという感覚も危ないとも思いました。自分自身と向き合うというのは本当に難しいですね。

自分もソロクライミングに憧れてはいたのですが、リスクのあまりの大きさに行動には移せないでいます。その点でhatsuさんの山行は自分が憧れているものですね。明神岳もいつかは行ってみたいとは思っていました。しかし、トレーニングもしてはいないので妄想の類になるのですが・・・でも、痺れるような魅力があるのも事実ですね。

今回、自分の場合、岩場で足がホールドから外れて、転がり落ちて行く自分が頭の中を駆け巡り、あと一歩一手が出ず進むことが出来なくなって下山を決めることが出来て結果オーライ、何とか無事下りることができました。登れるイメージを持って変に強気だったら落ちていたでしょう。

色々取り留めもなく書いてしまって申し訳ありませんでしたが、hatsuさんの山にかける気持ちもよく分かるような気がして・・・近々、北鎌尾根は通常ルートで歩いて自分なりに検証して見たいと思っています。これからもお互い、良い登山を目指して素晴らしい体験が出来るといいですね。
2018/8/30 23:09
プロフィール画像
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