勝手に夏山合宿2018 大天井から常念・蝶が岳
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- GPS
- --:--
- 距離
- 30.8km
- 登り
- 2,719m
- 下り
- 2,659m
コースタイム
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 7:30
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:55
天候 | 20日快晴、21日霧、雨、曇り、22日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:アルピコ交通 上高地BT〜新島々駅〜松本駅、JR中央線 |
コース状況/ 危険箇所等 |
まるで一級国道並 |
その他周辺情報 | 合戦小屋のスイカは、行程中第一の目的です。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
「勝手に夏山合宿」も5回を迎えたので、会山行に昇格できないものかとメンバーを募りましたが、結局はいつものメンバー。今年も勝手に行って来ました。
当初の予報では、この三日間まずまずの天気だったので、「今度こそ、槍・穂の眺望を存分に楽しむぞ」と、軽量化を心掛けたはずなのに予想以上に重くなったザックを肩に集合場所の新宿に向かいました。
8月20日 快晴→午後から曇り→夕方 雨
合戦尾根は、3大急登といわれていますが、非常に歩きやすいルートです。
中でも合戦小屋は絶好の休憩ポイント。名物のスイカだけではなくここを過ぎれば、眺望もそして花も増えてきます。
でも、ここの気象掲示板に「今日の午後から天気が崩れる」「明日は雨」の嫌な予報が・・「直接の影響ではないが、台風の余波」との事。
燕山荘から大天井までの稜線は、本当に気持ちがいい。昨年、真っ盛りだったコマクサがほとんど終わってしまていたのは意外でした。これも記録的猛暑の影響か?
あれほど晴れていたのに、大天荘に着いた頃には雲に覆われ、眺望も聞かなくなってしまいました。せっかくなので、昨年逃した山頂を往復しましたが、もちろん眺望は無し。山頂の祠にH田さんがお賽銭を入れ「明日の天気回復を」祈念しておりました。小生は、ちょっと疲れ気味。微かな頭痛と食欲不振(2900mでどうしちゃったんだろう)
8月21日 霧・小雨・強風→曇り
今日が今回のハイライトのはずだったのに、朝から凄い風と霧、時々、雨音が・・
でも、長丁場。夜明け前にカッパを羽織って出発です。
ヘッデンの光が、霧で拡散しかえって見えづらい。
夜が明けても天候は変わらず。でも、霧が薄くなってきたような・・ついつい期待してしまいます。
でもこの天候が幸いしてか、雷鳥の親子を見ることが出来ました。
常念小屋の前で風をよけながら朝食を食べ、今日一番の急登、常念山頂を目指します。この登りが一番応えました。山頂も風が強く早々に退散です。
蝶槍に登り返して、常念を振り返ると山頂は雲の中ですが、どっしりとした山容で風格のある山です。「前、来た時も常念が見られなかった」そうで「何とか山頂を拝みたいと」、渋るS藤さんを急き立て蝶が岳へ向かいました。
穂高連峰も頂上付近は雲の中、「晴れていればさぞかし素晴らしい眺めだろう」ちょっと拗ねつつも、明日に一縷の望みをつなげます。
夜中に起き外に出てみると、雲が多いものの星も出ている。湿気が多いのが気になりましたが、ちょっと安心。
8月22日 霧→晴れ
夜明け前に起きだすと、外は一面の霧。時々雨も交じります。
それでも未練がましく、一応カメラをもって夜明けを待ちました。
東の雲が少し黄色ぽくなったと思ったら、どんどん雲が薄くなっていきます。
思わずシャッターを押し、西に振り向くと穂高連峰にかかっていた雲も急激に薄れていきます。東、西、東、西とシャッターを押すの忙しく、2人を呼びに行く事もできませんでした。
全てが報われた気分です。
小屋で朝食を済ませ、のんびり出発です。。
二人はかつて駈けまわった岩や稜線を指しながら、小生は初めての穂高の眺望を堪能し、上高地を目指し蝶が岳の山頂を後にしました。
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