富士山(御殿場⇒富士宮ルート)
- GPS
- 14:49
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,679m
- 下り
- 2,657m
コースタイム
- 山行
- 13:21
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 14:42
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
0時半ごろ着きましたが、第二駐車場は満車ぽかったので その下にある第三駐車場にしました。ここは2〜3割ぐらいの埋まり具合でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース概要(あくまで個人的感想)> ☆全体的に 鎖場や滑落しそうな箇所はありません。 むしろ、気象状況や高度に気を遣う必要があると思います。 〇御殿場コース(登り) 距離は長いが急登はなく緩やかにジグザグ登ります。(傾斜は山頂に近づくにつれてそれなりに急になります)また道も広いです。ただ、小石が多いので踏み込むとずるっと滑って、前に進まない感じも一部あります。7合目までは小屋もないので健脚者向きだと思います。 〇富士宮コース(下り) 距離は4コースの中で一番短いですが、その分急登かな岩が多くて段差が大きいところもあります。幅が狭いところもあり、登りと下りが同じコースなので渋滞しますね。 ※八合目の池田館から御殿場コースに戻る計画でしたが、 立ち入り禁止となっていました。山と高原の地図にはルートがあるので 念のため、小屋の方に確認したところ、 「ルートは教えられません。自分で探してください。なお、通るのは自己責任です」との回答でした。ブルドーザー道は立ち入り禁止だからですね。 仕方がないので、宝永山経由で御殿場ルートに戻ることにしました。 〇富士宮六合目〜宝永山 宝永第一火口縁までは、トラバースするので標高差はないので楽でした。 ただし、宝永山の登りはザレているので、登っては少し滑って戻る感じで 進んだ感じがなかなかしないですね。 〇宝永山〜御殿場新五合目(御殿場コース(下り)) 大砂走。これに尽きますね。富士山登山の神髄と感じました。 ほぼ一直線に下降します。走れば、1歩が1m〜2mになります。 調子に乗るとスピードが出すぎて足の回転が追い付かなくなるので セーブしながら走ります。個人的なコツはかかとから足を降ろすといいかもです。 なお、あんなに時間をかけた登りがばかばかしくなるくらい早く進みますね。 |
その他周辺情報 | あしがら温泉(500円 3時間まで) http://www.ashigaraonsen.com/index.html |
予約できる山小屋 |
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写真
装備
備考 | <高山病について> 今回の御殿場ルートは標高1,440mから開始しましたが、高山病の気配はまったくありませんでした。先週の登山、鹿島槍と五竜で順応したのかも?! ただ、登山中に高山病だろうなと思われる人を見かけたので、御殿場ルート以外の場合、体を慣らしてから(休憩を取ってから)出発したほうがよいとおもいます。 |
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感想
二回目の富士山のため、少々事情がわかりますので、
今回登山をするにあたり希望をあげてみます。
<希望>
1.ご来光を見る。
2.いつもは富士山が見える山から富士山を見ていますが、
今回はその逆、つまり、富士山から今まで登ってきた山々を見たい。
(昨年は山頂からの遠望はなかったため)
3.混雑っぷりも感じたい。
<対応案>
1は、山小屋に泊まればよいのですが、日帰りとなるとマイカー規制中は、御殿場ルート以外は5合目までバスでいかなくてはいけないため、必然的に御殿場ルートとなる。
2は、できるだけ空気の澄んだ早い時間に山頂に登る(晴れることを祈る)
これも御殿場ルートなら可能である。
3は、富士宮ルートを下山時に使うことで感じられるかな
ということで今回は御殿場ルートから登ることにしました。
さてさて、御殿場新五合目登山口に0:30頃着でした。より高いところでのご来光を望むのであればもっと早くがよいのでしょうが、ま、いいでしょう。
ということで、深夜1時から登山開始です。
たぶん、初めての深夜開始の登山です。ちょっと暗いと不安でしたが、
御殿場ルートは樹林帯がないので視界が開けています。
暗くても月明りで富士山が正面にあるのがわかります。
が、やはり暗いのでもくもくとジグザグの登山道を歩きました。
御殿場ルートは4つのルート中でも人は少ないとのことですが、ヘッドランプの明かりがポツポツと見えていましたよ。むしろ、驚いたのはこんな時間でも下山者がいることですね。なんででしょうね。
そして、もくもくと歩いた結果六合目でご来光を迎えることになります。
でも、標高は高いので十分にご来光を見ることができましたね〜。
その後ももくもくと歩いて山頂へ。そして、剣ヶ峰へ。
剣ヶ峰では、山頂標識での記念撮影のため、30人ほど並んでいたので
列に加わりました。前の人が撮影するときは後ろの人がカメラマンになってましたね〜ある意味いい慣習になればよいかも。
山頂からの展望ですが、一番見たい西側(南アルプス)や北西側(北アルプス)は
剣ヶ峰からだと観測所があって見えないんですね〜。西側が開けている場所まで移動しました。すると、南アルプス、その後ろに中央アルプス、そのさらに後ろに御嶽山と重なってみえて、八ヶ岳も。その南アルプスと八ヶ岳の間に見えるはずの北アルプスは・・・雲がかかってみえませんでしたね。でも、さすが富士山です。
圧倒的な高さがあるので、3000m級の山々でも低く見えますねぇ。ちなみに高尾山を探してみましたが、よくわからず無理ですね。。。富士山は見えてもその逆ってわけにはいかないものですね。(当たり前かな)
お鉢巡りも終えて、富士宮ルートで下山します。最短ルートなだけあって、どんどん人が登ってきますね。八合目まで下ってコース状況に記載しましたが誤算が生じます。御殿場ルートへの道は立ち入り禁止ですか!です。はい。
宝永山経由にするかそのまま富士宮ルートで下山して水ヶ塚公園からバスで御殿場新五合目のバスがあるので悩みましたが、気を取り直して宝永山経由にします。
宝永山ですが、そこまでの登りが滑るので疲れた体には答えますね。
でも、登ってしまえばあとは下りなので気が楽になりました。
そして、お楽しみの大砂走・・・いや〜快適でした。
ずぶっとハマるほぼ砂状の下山道ですが、まるで新雪が50cmぐらい
積もった山にみえましたね。それは、かつて、伊吹山で下山したときのように、
勢いがあるけど雪に埋まるのでブレーキが効くかんじを思い出しましたよ。
夏山では他では経験したことないので、楽しかったですね〜。
そして、そのまま下山したのでした。
今回は、御殿場ルートの距離と標高差を経験したこと。真夜中開始の登山、ご来光、お鉢巡りでの展望、富士宮ルート、宝永山、大砂走といろいろと感じられたのが収穫ですね。あとは須走ルートからも登ってみたくなりましたね。ま、来年以降かなぁ。
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