仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳 テント泊
- GPS
- 07:49
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,236m
- 下り
- 2,211m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 5:14
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:55
ほんとは 2:40 登山開始、6時前登頂。
天候 | 1日目、雲、霧雨。2日目、快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
テント泊で仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳に行ってきました。
100名山を2つ制覇。これにて12座目!
北沢峠はバス停近くに山小屋とテント場があります。ここを拠点に荷物をデポして仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳の2座をピストンできます。
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0〜1日目
金曜の夜に5人で集まり車で移動、芦安駐車場で車中泊、
乗り合いタクシーで広河原へ移動、約1時間。
広河原では雨がザーザー降っていた。今日の山行はムリか?予定に暗雲が、、。
ちなみに広河原は3週間前に北岳、間ノ岳でテント泊した場所。1ヶ月内に再訪するとは、、。
広河原でバスに乗り替えて北沢峠へ、約30分、7時過ぎ着。遠かった。
さいわい、雨は上がっていた。
長衛小屋でテント設営、すでにテントはいっぱい。意外。
天気が良くないし、雨で登山道の状態を考慮して、初日は仙丈ヶ岳に予定変更。
この判断は正しかった。
8時40分、仙丈ヶ岳へ向けて出発。
今日の行程は余裕がある。午後早いうちに下山して、テント場でゆったりくつろげる。楽しみ!
テント場の標高は2000m、ここから約1000m登る。
天気は曇り、霧雨混じり。ガスで白い。
眺望なくいまいち気分が盛り上がらない。道中の記憶があまりない。
小仙丈ヶ岳経由で登る。
2500m越えると呼吸が苦しくなる。いつものこと。
雷鳥にも遭遇、でもガスでよく見えない。
天気が良ければ絶景が続く楽しい尾根歩きのはず。
11時20分、仙丈ヶ岳に登頂。3032m。あいかわらずガスで真っ白。
晴れてれば北岳、間ノ岳、富士山、甲斐駒ヶ岳など、山々が見えるはずなんだけど、、残念。
寒いので下山することに。仙丈小屋に立ち寄り、馬の瀬ヒュッテ経由で。
少し視界が晴れてきた。途中、沢渡りもあり、わいわい楽しかった。
14時過ぎ、テント場に下山。
ビールで乾杯!コーヒーも煎れる。テントでゆったり、至福の時。
やることないので早めに夕食にする。
メニューは恒例の鍋、肉たっぷり。ワインも飲む。
一人は山小屋泊、夕食後、別れる。
明日は出発が早いので20時過ぎ、早めの就寝。
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2日目
まずまずよく眠れた。
1時半起床、暗い中、朝食は鍋の残りのスープで雑炊。
山小屋泊の一人も合流。
2時過ぎ、甲斐駒ヶ岳に向けて出発。
真っ暗な中、ヘッドライトで歩く。
昨日はガスで真っ白、今日は真っ暗な登山。
なぜこんな未明に登るのか?それは帰りのバスが限られてるから。1日4便のみ。
9時台の次は13時台になる。帰りの中央道の渋滞を避けるため、なんとか9時台のバスに乗りたい。
沢沿いの仙水峠ルートを行く。暗い中、沢渡りが何度もありスリリング。
非日常なナイトハイク、なんかテンション高い。元気だ。
仙水峠では大きな岩のガレ場に苦戦した。
仙水峠を過ぎると延々と続く急登。
暗いと急登も先が見えないので、精神的なツラさを感じない。
4時頃から徐々に東の空が明るくなってくる。
山々の姿が徐々に明らかになってくる。
山々が徐々に色づいてくる。
駒津峰で5時、夜が明けた。美しい。
富士山、鳳凰三山、北岳、間ノ岳、仙丈ヶ岳などなど。
甲斐駒の山頂も白くくっきり、摩利支天もくっきりと。
しばらく尾根歩き、風が強い。
そして頂上手前で直登コースと巻き道の分岐点、
迷わず直登コースへ。
ロッククライミングかと思うくらいの岩登り。
三点支持を意識して登る。楽しかった!
5:50 甲斐駒ヶ岳に登頂!2967m!3時間半かかる。
360度ぐるりと絶景。美しい山々。
鳳凰三山、富士山、北岳、間ノ岳、昨日登った仙丈ヶ岳など南アルプスの山々。
西は御嶽山か?中央アルプス?
東は八ヶ岳連峰、そして甲府の街も見える。
サイコーの景色だった!
6時過ぎ、下山開始。
バスが9:45 、テント撤収とバス停まで徒歩移動で1時間ちょいとすると、下山のリミットは8時半だ。
2時間半もない。
でもまぁなんとかなるだろう、と自分は焦りはなかった。
急いだところで走れるルートじゃない。
テント撤収を急げばなんとかなるだろう、くらいに考えていた。
下山も自分は直登ルート。岩場が最高に楽しい!
(巻き道ルートも最高だったらしい、景色が)
駒津峰からの延々と続く下りにうんざり。
仙水峠では大きな岩がごろごろ。登りでは暗くて景色が見えてなかった。時刻は8時、まずまず。
いいペースで下ってきた。傾斜も緩くなってきたので、走れるとこは走る。
すると、なんと8時半ジャストに下山できた。
予定どおり、いちおう。
無事に下山で安堵してしまい、ちょっとくつろいでテント撤収をのんびりしてしまう。
そして9:45 のバスに、間に合ったというか、いや、間に合わなかったというのか、ドタバタ劇。
バス停はテント場から徒歩10分弱。てきぱき撤収完了した一人がバス停に先行し、チケットを人数分購入、運転手さんと話をつけてくれて、
間に合わずにとぼとぼ歩いてる我々を拾ってくれた。
山小屋泊の一人は、山頂から別行動だったけどバスに乗ってた。
携帯の電波が通じない中、機転と連携でうまく乗り切れたものだ。
バスで5人そろう。いや〜、なんとかなった。
全員無事に下山、無事にバスに乗れた。
その喜びでみんなでわいわい、テンション高い。
30分で広河原に到着。北岳の堂々とした勇姿が!
乗り合いタクシーもちょうど来ていた。
芦安駐車場まで移動、1時間。
温泉があるけど、ぐっと我慢。入ってると中央道の渋滞に巻き込まれる。
11 時過ぎ、車で帰路へ。
多少の渋滞はあったものの、2時間ちょいで帰ってきた。
結果論?いや、予定どおり?
1日目の仙丈ヶ岳は残念だった。終始ガスの中で記憶があまりない。
うって変わって2日目は最高。ナイトハイクも楽しかった。
夜明け、日ノ出、360度パノラマ眺望!
テント泊も楽しかった!
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