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Yamareco

記録ID: 7416466
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

日本百名山!仙丈ヶ岳 南アルプスの女王

2024年10月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
04:55
距離
9.4km
登り
1,298m
下り
1,298m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:35
休憩
0:19
合計
4:54
6:55
23
7:56
41
8:37
8:39
26
9:05
17
9:22
9:38
7
9:45
3
9:48
9:49
9
9:58
22
10:20
36
10:56
33
11:48
1
11:49
ゴール地点
天候 快晴(午後は曇り)
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
戸台パークからは登山バス
コース状況/
危険箇所等
小仙丈ヶ岳~仙丈ヶ岳の間が少し危険箇所あり
その他周辺情報 戸台パークに銭湯あります。私は高遠町の「さくらの湯」に行きました。600円でいい泉質の温泉です。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
車中泊の車から出ると満天の星!寝る前より綺麗です。
2024年10月27日 05:02撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 5:02
車中泊の車から出ると満天の星!寝る前より綺麗です。
夜が明けてきました。右上は月です。
2024年10月27日 05:39撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 5:39
夜が明けてきました。右上は月です。
昨日と同じようにバスに揺られ、北沢峠に到着しました
2024年10月27日 06:50撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 6:50
昨日と同じようにバスに揺られ、北沢峠に到着しました
本日はこちら、仙丈ヶ岳を目指します
2024年10月27日 06:54撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 6:54
本日はこちら、仙丈ヶ岳を目指します
ゴロゴロとした岩場を登りますが、甲斐駒ヶ岳より広く登りやすいです
2024年10月27日 06:58撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 6:58
ゴロゴロとした岩場を登りますが、甲斐駒ヶ岳より広く登りやすいです
外にぶら下げていたのですが、この時8°Cでした。薄手のベースレイヤーだけだとかなり寒かったです。一つミドルレイヤーにしている薄手のパーカーを羽織りました
2024年10月27日 07:04撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 7:04
外にぶら下げていたのですが、この時8°Cでした。薄手のベースレイヤーだけだとかなり寒かったです。一つミドルレイヤーにしている薄手のパーカーを羽織りました
2024年10月27日 07:07撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 7:07
晴れています
2024年10月27日 07:15撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 7:15
晴れています
気持ちの良い道を歩きます
2024年10月27日 07:17撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 7:17
気持ちの良い道を歩きます
太陽が出てきました、一気に暖かくなります
2024年10月27日 07:17撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 7:17
太陽が出てきました、一気に暖かくなります
二号目です。ここは長兵衛小屋との分岐になります。帰りはこちらを通って登山口に戻る予定です
2024年10月27日 07:18撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 7:18
二号目です。ここは長兵衛小屋との分岐になります。帰りはこちらを通って登山口に戻る予定です
同じバスでこちらを目指している人は1人だけいましたが、そのほか誰もいません
2024年10月27日 07:24撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 7:24
同じバスでこちらを目指している人は1人だけいましたが、そのほか誰もいません
ハシゴ
2024年10月27日 07:32撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 7:32
ハシゴ
2024年10月27日 07:33撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 7:33
2024年10月27日 07:43撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 7:43
もうひたすら登ります、ここら辺はゴロゴロとガレていて歩きづらい
2024年10月27日 07:49撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 7:49
もうひたすら登ります、ここら辺はゴロゴロとガレていて歩きづらい
木が減ってきました
2024年10月27日 07:55撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 7:55
木が減ってきました
大滝の頭です。馬の背・藪沢カールの分岐はこちらです
2024年10月27日 07:56撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 7:56
大滝の頭です。馬の背・藪沢カールの分岐はこちらです
藪沢カール方面は冬季通行止めです
2024年10月27日 07:56撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 7:56
藪沢カール方面は冬季通行止めです
空が近いです
2024年10月27日 08:07撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 8:07
空が近いです
2024年10月27日 08:11撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 8:11
ついに見晴らしが良いところまで出ました
2024年10月27日 08:12撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 8:12
ついに見晴らしが良いところまで出ました
山頂方面を臨む、のっぺりとしています。ここからひたすら登ります。
2024年10月27日 08:12撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 8:12
山頂方面を臨む、のっぺりとしています。ここからひたすら登ります。
霜が降りていました、陰は結構冷えます
2024年10月27日 08:17撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 8:17
霜が降りていました、陰は結構冷えます
ハイマツの間のゴロゴロした道をゆきます
2024年10月27日 08:28撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 8:28
ハイマツの間のゴロゴロした道をゆきます
きつい登りが終わると、小仙丈ヶ岳はすぐです。
トラバースとの分岐です
2024年10月27日 08:34撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 8:34
きつい登りが終わると、小仙丈ヶ岳はすぐです。
トラバースとの分岐です
小仙丈ヶ岳に到着しました。登山口から約1時間40分かかりました。CTだとここから山頂まで45〜60分です
2024年10月27日 08:36撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 8:36
小仙丈ヶ岳に到着しました。登山口から約1時間40分かかりました。CTだとここから山頂まで45〜60分です
山頂方面を臨みます
2024年10月27日 08:36撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 8:36
山頂方面を臨みます
甲斐駒ヶ岳を臨みます
2024年10月27日 08:37撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 8:37
甲斐駒ヶ岳を臨みます
2024年10月27日 08:37撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 8:37
謎の日清食品と、三角点です
2024年10月27日 08:37撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 8:37
謎の日清食品と、三角点です
鋸岳を臨みます
2024年10月27日 08:37撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 8:37
鋸岳を臨みます
富士山が綺麗に見えます
2024年10月27日 08:37撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 8:37
富士山が綺麗に見えます
ちょっと岩場。ここがグレーディングC?
2024年10月27日 08:40撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 8:40
ちょっと岩場。ここがグレーディングC?
ここを降りてきました
2024年10月27日 08:52撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 8:52
ここを降りてきました
2024年10月27日 08:57撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 8:57
こんな感じでロープがしっかりと張ってあります
2024年10月27日 08:58撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 8:58
こんな感じでロープがしっかりと張ってあります
トラバースです
2024年10月27日 09:06撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 9:06
トラバースです
完全に植林限界まできました。山頂はもうすぐ
2024年10月27日 09:12撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 9:12
完全に植林限界まできました。山頂はもうすぐ
山頂!
2024年10月27日 09:19撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 9:19
山頂!
2024年10月27日 09:21撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 9:21
仙丈ヶ岳登頂しました!登山開始2時間20分ほどかかりました
2024年10月27日 09:22撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 9:22
仙丈ヶ岳登頂しました!登山開始2時間20分ほどかかりました
山頂より、大仙丈ヶ岳を臨みます
2024年10月27日 09:23撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 9:23
山頂より、大仙丈ヶ岳を臨みます
山頂より、先ほど通過した小ピークを振り返ります
2024年10月27日 09:23撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 9:23
山頂より、先ほど通過した小ピークを振り返ります
山頂より、甲斐駒ヶ岳を臨みます
2024年10月27日 09:24撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 9:24
山頂より、甲斐駒ヶ岳を臨みます
山頂より、カールと仙丈ヶ小屋を臨みます
2024年10月27日 09:24撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 9:24
山頂より、カールと仙丈ヶ小屋を臨みます
2024年10月27日 09:26撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 9:26
おやつを食べます、軽い朝ごはん兼お昼ご飯です
2024年10月27日 09:27撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 9:27
おやつを食べます、軽い朝ごはん兼お昼ご飯です
2024年10月27日 09:30撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 9:30
山頂は11.8°Cですが、風がありました。風から逃れる形で休みます
2024年10月27日 09:37撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 9:37
山頂は11.8°Cですが、風がありました。風から逃れる形で休みます
せっかくなので仙丈小屋を拝んで帰ります。一度降ります。
2024年10月27日 09:40撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 9:40
せっかくなので仙丈小屋を拝んで帰ります。一度降ります。
大きな穴がありました
2024年10月27日 09:41撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 9:41
大きな穴がありました
地蔵岳との分岐です
2024年10月27日 09:45撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 9:45
地蔵岳との分岐です
仙丈小屋に到着しました。非常に綺麗な山小屋とのこと。営業は10月14日で終わっています。ここから藪沢カールに下れるようですが、現在は通れないみたいです。実は行けたのかな?次はもう少し暖かい時期に期待と思います。
2024年10月27日 09:49撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 9:49
仙丈小屋に到着しました。非常に綺麗な山小屋とのこと。営業は10月14日で終わっています。ここから藪沢カールに下れるようですが、現在は通れないみたいです。実は行けたのかな?次はもう少し暖かい時期に期待と思います。
少しトラバース気味に登り直します
2024年10月27日 09:49撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 9:49
少しトラバース気味に登り直します
こちらはおそらく馬の背です。こちらは歩いて問題ないんですかね?あちらを下ることも可能です
2024年10月27日 09:54撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 9:54
こちらはおそらく馬の背です。こちらは歩いて問題ないんですかね?あちらを下ることも可能です
ライチョウがいました。行きでは10羽ほどがおり、帰りも4羽ほどをみることができました
2024年10月27日 09:58撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 9:58
ライチョウがいました。行きでは10羽ほどがおり、帰りも4羽ほどをみることができました
小仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳を臨む
2024年10月27日 10:00撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 10:00
小仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳を臨む
ちょっとした岩場です
2024年10月27日 10:10撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 10:10
ちょっとした岩場です
急登をぐんぐん下り疲れたので、小さいケルンがあるところで一度休憩しました。山頂からは1時間弱かかりました。
2024年10月27日 10:26撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 10:26
急登をぐんぐん下り疲れたので、小さいケルンがあるところで一度休憩しました。山頂からは1時間弱かかりました。
ここ、テープがなければ高確率で間違えると思います。正解はここを右に進みます
2024年10月27日 10:57撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 10:57
ここ、テープがなければ高確率で間違えると思います。正解はここを右に進みます
二合目の分岐まで戻ってきました。深田久弥はこちらから奥様と登られたそうです。
2024年10月27日 11:27撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 11:27
二合目の分岐まで戻ってきました。深田久弥はこちらから奥様と登られたそうです。
2024年10月27日 11:28撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 11:28
2024年10月27日 11:36撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 11:36
2024年10月27日 11:37撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 11:37
長兵衛小屋との分岐です。ここを真っ直ぐ進むと北沢峠です
2024年10月27日 11:42撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 11:42
長兵衛小屋との分岐です。ここを真っ直ぐ進むと北沢峠です
北沢峠に戻ってきました。ここから1分ほどで北沢峠登山口です
2024年10月27日 11:47撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 11:47
北沢峠に戻ってきました。ここから1分ほどで北沢峠登山口です
下山完了です、山頂から2時間10分程かかりました。ちょっと早すぎたかもしれません。帰りのバスは13:10です。
2024年10月27日 11:48撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 11:48
下山完了です、山頂から2時間10分程かかりました。ちょっと早すぎたかもしれません。帰りのバスは13:10です。
こもれび山荘さんに伺います。
2024年10月27日 11:55撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 11:55
こもれび山荘さんに伺います。
2024年10月27日 11:58撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 11:58
身体が冷えるので暖かい紅茶を頂きました。
2024年10月27日 12:01撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 12:01
身体が冷えるので暖かい紅茶を頂きました。
まだ時間があるので以下散策
2024年10月27日 12:20撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 12:20
まだ時間があるので以下散策
2024年10月27日 12:21撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 12:21
2024年10月27日 12:21撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 12:21
2024年10月27日 12:22撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 12:22
2024年10月27日 12:23撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 12:23
2024年10月27日 12:23撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 12:23
2024年10月27日 12:25撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 12:25
2024年10月27日 12:28撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/27 12:28
帰りのバスから今日も鹿窓をみました。iPhoneの最大アップで撮影すると、鹿窓あたりを登る人とドローンっぽいものが見えました
2024年10月27日 13:22撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 13:22
帰りのバスから今日も鹿窓をみました。iPhoneの最大アップで撮影すると、鹿窓あたりを登る人とドローンっぽいものが見えました
2024年10月27日 14:06撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 14:06
帰りはさくら湯さんにて汗を流しました
2024年10月27日 15:08撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/27 15:08
帰りはさくら湯さんにて汗を流しました

感想

昨日は土曜日、甲斐駒ヶ岳に登りました。
そんな今日は日曜日、ちなみに選挙の日です(事前投票してないので、帰ったら投票しないと)。
元々この週末の天気はよくわからなかったのですが、windyをずっと見て、日曜日はどうやら土曜日よりも少なくとも12時~13時あたりまでなら天気が良さそうということがわかりました。

昨日の甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳はCTには大きく差がないので、それなら13時の下山バスに間に合うと判断し、結局登ることにしました。

北沢峠からどちらの山も登る場合、基本的に山荘かテント泊の方が多いと思います。私は最近疲れ気味なのもあり、行く気が起きる&天気が良い、ということを直前に判断するため、戸台パークに車中泊しました。

戸台パークは5日までなら1000円でOK、一旦出てもいいよと言われたので、昨日は一旦バスで戸台パークに戻り、お風呂に入り、道の駅を散策し、スーパーで買い込みをし、戻ってきてジムニーくんの中に寝床を作りました。

といっても夜中は冷えること冷えること、あまりよくは寝れませんでしたが、寒さに耐え凌ぐこと数時間、どうにか朝を迎えることができました。

この日、私が不安だったのは、気温が昨日より5°Cほど低いこと、風が10m/sあることでした(windyでわかります)。お気楽だったので、ダウンも持ってきておらず、パンツも秋用だったのです…。ですが、快晴となればそれもどうにかなるかと腹を括り,ダメなら戻ろうと思い、起きたのは4:50。そこから昨日と同じようにバスに乗りました。

流石に土曜日よりはバスに乗る人は少なく、1番目のバスに乗車。バスのアナウンスは昨日と同じなので聞き流し、北沢峠には6:45に到着しました。

そこから身支度をして出発、甲斐駒ヶ岳より断然に歩きやすい道をぐんぐん登ると、北アルプスでもよく見るハイマツのガレ場にでます。さらに登っていくと小仙丈ヶ岳に登頂。眼前には昨日の甲斐駒ヶ岳がどっしりと見え、富士山と鳳凰三山も見えました。

そこからは稜線を緩やかに歩くのですが、グレーディングCがついており、少しだけ危険箇所がありますが丁寧に歩けばOKです。なのになぜ北沢峠~甲斐駒ヶ岳にグレーディングがないのか…不思議でたまりません。

小屋との分岐を過ぎ、風があると危険なお鉢状の稜線を歩くと、20分ほどで仙丈ヶ岳に登頂です。一応左右にロープがありました。

仙丈ヶ岳から一度仙丈ヶ小屋に降ります。いま藪沢カールの馬の背方面は冬季通行止めなので、そこから、行きと同じルートに合流します。

今回この小屋と頂上の分岐のあたりでは、今年初の雷鳥を見ることができました。南アルプスでは見るのが初めてです。

あとは黙々と下山すると、昨日よりもかなり早い12時前にバス停に到着しました。

---

コースメモ
○登山口~小仙丈ヶ岳
大変ですがぼちぼち登りましょう。危険箇所はありません。
○小仙丈ヶ岳~山頂
ちょっと岩場あり、風があると稜線を歩く場合は危険です。

☆藪沢カール
深田久弥オススメらしい。
冬季は早く通行止めになります。
たまに霜柱が降りていたので、比較的ずっと陰になっている藪沢カールは凍結や低体温が心配です。

---

さて、深田氏は仙丈ヶ岳の項目で、まずこう述べています。
「日本アルプスで好きな山は、北は鹿島槍、南では仙丈である」
「スッとしており、品がある」とのことです。これは素直にその通りだな,と私は思いました。
正直鹿島槍ヶ岳は見た目は良いですが、登頂がとても大変です。それと比較し、仙丈ヶ岳はちょうどよく登れて、なおかつ、Theアルプスという体験をさせてくれるからです。
また、特徴としてカールを挙げています。独立峰ではないものの、カールがくっきりと仙丈ヶ岳を際立たせているためです。

また、昔は伊那市からみて、甲斐駒ヶ岳に対しての前岳とも呼ばれたそうです。
さらにこの深田氏の手記では、野呂川と戸台川を結ぶ産業道路が開通することにも触れられています。これはつまり、山梨県側からの登山者のアクセスも容易になり、この北沢峠の発展を予測して書かれたものです。が、しかしいまはまた戸台からのみのアクセスになり、思ったより北沢峠が発展していないのは残念です。
また晩年奥様と登られた際には、あたらしく方向盤があったとのことですが、今回それは見当たらなかったですね。

おまけ:
仙丈ヶ岳は南アルプスの女王とも呼ばれています。伊那市方面から臨むことができる、このゆったりとした美しい山稜を女王と評しているようです。
https://www.inadanikankou.jp/special/page/id=922

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