直登ルートに手こずりながらも苔と岩とお池に癒された北八ヶ岳周回登山。北横岳〜蓼科山周回

2018年09月12日(水) ~ 2018年09月13日(木)

• GPS: 15:07
• 距離: 18.1km
• 登り: 1,374m
• 下り: 1,358m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:06
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:52

距離 6.9km 登り 827m 下り 534m

9:19 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
9:31 9:36 坪庭
10:08 10:09 三ツ岳分岐
10:16 10:32 北横岳ヒュッテ
10:43 10:50 北横岳（南峰）
10:55 北横岳
12:17 12:23 亀甲池
12:48 12:53 天祥寺原
14:51 14:53 将軍平
14:53 蓼科山荘
15:20 15:24 蓼科山荘
16:11 蓼科山頂ヒュッテ

2日目

• 山行: 7:36
• 休憩: 2:03
• 合計: 9:39

距離 11.2km 登り 556m 下り 837m

6:09 蓼科山頂ヒュッテ
6:30 6:40 蓼科山山頂
6:50 7:30 蓼科山頂ヒュッテ
7:40 7:50 蓼科山山頂
8:00 8:09 蓼科山頂ヒュッテ
8:51 8:57 蓼科山荘
8:58 将軍平
9:11 赤谷の分岐
9:25 佐久市最高地点
10:23 10:45 大河原峠
11:20 11:21 双子山
12:00 12:04 双子池
12:12 12:31 双子池ヒュッテ
12:35 12:36 双子池
14:31 雨池
14:37 14:38 雨池分岐
14:51 雨池峠方面分岐
15:23 雨池峠
15:29 縞枯山荘
15:46 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
15:48 ゴール地点

天候

曇/晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

中央道諏訪ICからビーナスラインにて北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅に向かう。
駐車場は無料。
ロープウェイにて山頂駅まで片道1,000円

コース状況／危険箇所等

ルートはよく整備され、歩きやすいが、北横岳から蓼科山へ向かう登りがガレ場の直登になっており、注意が必要。また雨池から雨池峠への登りも同様。

その他周辺情報

下山後の温泉：茅野市厚生福祉施設 「尖石温泉縄文の湯」
入泉料：市民以外大人600円。営業時間：9:00〜21:00

写真

9/12 8:16

北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅に到着。ガスッガスで視界最悪(涙)
これからロープウェイに乗ります。

9/12 8:52

ロープウェイで移動中、標高を上げていくにつれ、晴れてきました。雲海が素晴らしい。

9/12 8:55

山頂駅。坪庭に到着。

9/12 9:10

山頂駅からの眺め

9/12 9:28

先ずは坪庭を散策。

9/12 9:41

散策路を歩きます。

ロープウェイ駅を望む。

9/12 9:43

さ、北横岳へ向かいましょう。

9/12 9:59

少々ガレた登山道。

9/12 10:02

標高を上げるとこの景観。いい眺めです。

9/12 10:14

勾配も急になってきました。

9/12 10:16

三ツ岳分岐

9/12 10:22

北横岳ヒュッテに到着。看板の文字体が好きだなぁ。
今日は休業日でした。

9/12 10:49

ヒュッテから更に標高を上げていきます。振り向くと絶景。

9/12 10:49

赤岳、硫黄岳、そして権現岳、編笠山といった南八ヶ岳の山々が見えます。そしてその向こうには南アルプスが。

9/12 10:55

北横岳南峰に登頂。

9/12 10:55

三角点タッチ。

9/12 10:55

主峰赤岳をはじめとする南八ヶ岳の雄姿。

9/12 10:58

そして北側にはこれから向かう蓼科山がドーン。

9/12 11:02

北横岳、北峰に到着。

9/12 11:02

本日2座目の三角点タッチ

9/12 11:06

北横岳北峰から蓼科山を背景に記念撮影。

9/12 11:10

さ、蓼科山に向かいましょう。

9/12 11:13

一旦北横岳を下り、縦走します。

9/12 11:14

苔と岩の急勾配を下っていきます。

9/12 11:25

かなりの勾配で、ちょっと注意が必要かな。

9/12 11:29

気持ちのいい樹林帯のフラットな道もたまにあります(笑)。

9/12 11:30

やはり八ヶ岳。苔が美しい。

9/12 11:45

再びガレた下り。

9/12 11:50

しかし、一体どこまで降りていくんだろう。ロープウェイで登った分だけ降りていくような気がする…(笑)

9/12 12:07

苔生した登山道に萌え。

9/12 12:22

最低鞍部まで降りてきました。

9/12 12:23

亀甲池

9/12 12:33

天祥寺原に向かいます。

9/12 12:36

目の前に見える蓼科山。

9/12 12:39

ハクサンフウロが可愛い。

9/12 12:46

所々木の葉が赤く染まってきています。秋はもうすぐそこまで来ていますね。

9/12 12:54

天祥寺原に到着。ここで軽くランチ休憩。

9/12 13:00

足元ぬかるんでいます。

9/12 13:07

天祥寺平。蓼科山に向かって歩を進める。

9/12 13:41

将軍平に向かいます。ここから再び本格的な登り。

9/12 13:54

岩がゴロゴロしたガレ場が登山道。

9/12 13:58

9/12 14:01

大きい岩の上を踏み外さないよう慎重に登ります。

9/12 14:04

勾配が更にきつくなり、歩きにくくなってきます。

9/12 14:29

ガレ場の急登を一心不乱に登る…。かなりキツイ(苦笑)

9/12 14:55

漸く中間点将軍平が見えてきました。

9/12 14:56

将軍平に到着。

9/12 14:58

蓼科山荘で休憩。

9/12 15:05

山荘内。Tシャツ帰りに買おうね(笑)。

9/12 15:31

可愛い鳥が飛来してきました。「ウソ」という鳥だとのこと。

9/12 15:32

さ、いよいよ蓼科山頂に向かいます。

9/12 15:36

またしてもガレ場の急登。しかも直登(苦笑)。

9/12 15:59

長い急登を登り、漸く森林限界を突破。

いい眺めです。暫し眺望に癒される。

9/12 16:03

あと五分！

9/12 16:05

ガレ場の急登を最後の力を振り絞って登ります。

9/12 16:13

漸く山小屋が見えてきました。

9/12 16:13

蓼科山頂ヒュッテに到着。今晩の宿です。

9/12 16:14

9/12 16:47

小屋内に入ってびっくり。このオーディオ機器とピアノ。
団らんの場にはジャズが流れています。雰囲気いいですねぇ。

ジャズの名盤もレコードで揃っていました。
思わずニヤリ(笑)。

9/12 18:43

アットホームな雰囲気の中、美味しい晩御飯と、粋な音楽にまったり癒された山小屋の夜でした。

9/13 5:23

二日目の朝。なんと雨…(涙)。
ご来光は拝めず。

9/13 6:12

しかし朝食後 表に出たら、見事に晴れました！

9/13 6:13

ご来光ではないですが、太陽の光が嬉しい。

9/13 6:19

そしてこの景観！

9/13 6:26

雲海が素晴らしい。

9/13 6:26

山頂ヒュッテと雲海。

9/13 6:30

早速山頂へ行ってみることにしました。

9/13 6:30

一等三角点。

9/13 6:35

蓼科山山頂。

9/13 6:39

山頂のガレ場で暫く360度の景観を楽しみました。

9/13 7:38

一旦小屋に戻り、下山準備をして再び山頂へ。

9/13 7:40

そして三角点タッチ。通算3座目。

9/13 7:40

登頂記念

9/13 7:42

御嶽山が薄っすらと。

9/13 7:45

山頂、蓼科神社

9/13 7:45

祠

9/13 7:45

鳥居

9/13 7:48

方位板

9/13 7:50

北アルプスの山々？

9/13 7:50

乗鞍もうっすら。

9/13 8:13

小屋に戻って、下山前にスタッフの皆さんと記念撮影。
いい山小屋でした。また是非泊りに来たいです。

9/13 8:17

蓼科山から下山します。

9/13 8:27

将軍平まではピストン。昨日苦労して登ったガレ場を今度は下ります。

9/13 8:38

雨で滑りやすくなっているため、慎重に。

9/13 8:45

蓼科山荘に到着。Tシャツ買って帰ろうっと。

9/13 9:05

下山ルートは大河原峠を経由してお池巡り。

9/13 9:08

気持ちのいい登山道を歩きます。

9/13 9:08

振り返って蓼科山を眺めます。

9/13 9:19

赤谷分岐を大河原峠方面に

9/13 9:23

縞枯れ。素晴らしい景観。

イイ感じです。

9/13 9:24

八ヶ岳特有の縞枯れ。癒される空間です。

9/13 9:30

ここは佐久市の最高点。

9/13 9:31

再び苔生した樹林帯へ。

9/13 10:12

少々笹に覆われた登山道。

9/13 10:29

大河原峠に出ました。いきなり舗装道と駐車場が出現して少々萎えますね(苦笑)。

9/13 10:31

ここは双子山と蓼科山の登山口。

9/13 10:33

大河原峠でちょっと休憩。

9/13 10:59

双子山に向かいます。

9/13 11:04

樹林帯を直ぐに突破して気持ちいい稜線歩きとなります。

9/13 11:10

分岐もなく、道迷いのない一直線の登山道なのになぜか巨大なケルン(笑)。

9/13 11:14

振り向くと蓼科山がドーン！

9/13 11:22

山頂へアタック。

9/13 11:24

双子山登頂。

9/13 11:24

三角点タッチ。通算4座目。

9/13 11:26

登頂記念。

9/13 11:26

山頂はなだらかな山容。見晴らし最高です。

9/13 11:36

蓼科山を眺めながら歩けます。

9/13 11:40

双子山は双耳峰？
こちらの三角点は多分御料局三角点。とりあえずタッチしておこう。

9/13 11:41

頂には祠がありました。

9/13 11:48

双子山を反対側へ降りると見事な藪(笑)。

9/13 11:49

予期せぬ笹藪にテンションMAX(笑)。

9/13 11:51

藪漕ぎすると妙に笑える(笑)。楽しい〜。

頭しか見えない(笑)。

9/13 11:55

笹藪を抜けると再び苔生した樹林帯。これが北八ヶ岳ですね。

9/13 11:57

ちょっとガスってきました。
樹林帯が幻想的な景観に。

9/13 12:07

双子池ヒュッテに到着。

9/13 12:08

双子池、雌池へ。

9/13 12:09

ガスが降りてきて池が幻想的。

9/13 12:10

9/13 12:12

雄池へ。

9/13 12:13

こちらは完全にガスに覆われてしまいました。

9/13 12:14

しばらく様子見。

9/13 12:14

9/13 12:31

池と靄、イイ感じです。

9/13 12:32

少し眺望が開けました。

9/13 12:34

美しい池を暫く堪能。

9/13 12:50

双子池から最後のスポット雨池に向かいます。

9/13 13:19

暫く林道を歩きます。
途中には水場も。

9/13 13:24

雨池の指標。ここから再び山に入りますよ。

9/13 13:25

鬱蒼とした樹林帯を歩きます。

歩を進めていきますが、中々たどり着けない…
いつまで山の中を彷徨うのだろう…

9/13 14:13

漸く雨池に到着。広大な広さを持つ池。
晴れていたら、水面も奇麗なんだろうなぁ。

9/13 14:22

雨池で最後の記念撮影(笑)。

9/13 14:38

さぁ、坪庭に戻りましょう。

9/13 14:58

本日最後の登攀(笑)。雨池峠に向かいます。

9/13 15:01

これまた、再びガレ場の登攀です。

9/13 15:05

かなりキツイ勾配を登ります。これで何度目の直登？(苦笑)

9/13 15:31

漸く雨池峠に到着。

9/13 15:33

後は木道を歩いてロープウェイまで。

9/13 15:35

お洒落な縞枯山荘を通過。

9/13 15:46

ロープウェイ駅が見えてきました。勾配もなく、なだらかな木道をまったり歩きます。

9/13 15:47

木道の脇にもハクサンフウロが咲いていました。

9/13 15:48

麦草峠分岐。

9/13 15:49

観光客に交じって歩く様はやはり不思議(笑)。
今回も無事怪我無く帰ってまいりました。皆様お疲れさまでした。

撮影機器：

NIKON D3300 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

Kunisan0105

今年最後の夏山山行。北八ヶ岳、蓼科山を中心に周回登山をしてきました。
初日はロープウェイを使って、北横岳から蓼科山へ。蓼科山頂ヒュッテで一泊して、二日目は、お池巡り。
当初の計画は二日目に大岳、三ツ岳も入っていたのですが、初日の北横岳から蓼科山への縦走で思いのほかバテてしまったので、二日目はまったりとお池巡りに変更。

初日の北横岳からの縦走は、まさかロープウェイで登った分だけ山を下降するとは思いもよらず、しかもそのまま直登で蓼科を登っていくというまさにドMな登攀でした。

二日目。夜のうちの雨も朝方上がり、見事な絶景を山頂で堪能できました。
その後まったりとお池巡り…の筈だったのですが、前日同様のかなりハードなルートにヘロヘロ(笑)。二日合計の総距離18キロの大縦走。この周回縦走相当手強い(笑)。
しかしながら、山頂や縦走路から眺める眺望、八ヶ岳特有の苔や縞枯れ、そしてゴロゴロの岩に癒された楽しい山歩きでした。