赤石岳・悪沢岳・荒川中岳/前岳 〜椹島から左周回


- GPS
- 23:21
- 距離
- 44.1km
- 登り
- 3,929m
- 下り
- 3,902m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 6:27
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 9:33
天候 | 雨、霧、曇、一瞬晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険はないが強いて上げると以下の箇所 1)千枚岳直下のガレ場(ハシゴあり) 2)悪沢から中岳へ向かう岩稜の急斜面 3)赤石岳から富士見平に下るガレた沢のトラバース |
その他周辺情報 | <温泉・シャワー> ・椹島ロッジ 500円 湯船のお湯入れ替え中のため シャワーのみ利用可 ボディソープ、シャンプーあり ・赤岳温泉白樺荘 料金510円 平成21年リニューアル 山小屋で一緒だった方のお薦め <食事> 椹島ロッジ ・椹島カレー 1000円 唐揚げ付きでボリューム満点。 13時頃に売り切れた人気の一品 ・椹ドック 500円 ソーセージ・レタス・オニオンを、 柔らかいコッペパンではさみこみ、 ふわシャキ感が心地よい一品。 ソフトクリームで食欲が失せた人向け ・ソフトクリーム 500円 下山後の定番。濃厚だったどうか、 すっかり忘れたがとにかくうまい。 下山中に頭の中の支配していた一品。 |
写真
感想
1週間前の予報では、その日は晴れているはずだった。
その日が近づくにつれ予報は荒天を示唆するようになる。
その日の前日は予報どおりの雨。
千枚小屋へ向かう長い尾根道をずぶ濡れになって歩いた。
それでも翌日は晴れと信じ黙々と登る。
その日の朝は霧雨。時折強い風が吹く。
奇跡的に小屋の前でご来光が拝めた。
ほんの10分程度、すぐに霧に隠れる。
稜線上は晴れてんじゃねぇと期待に胸を膨らませるが、稜線上は暴風&霧雨。
踏ん張らないと体を持っていかれそう。
暴風吹き荒ぶ中、悪沢岳での撤退を決断する。赤石避難小屋のコーヒーを楽しみにしていたleeed隊員は残念そうだったが、みんなの判断に従った。
予定を大幅に変更、その日のうちに椹島に戻って帰宅する計画。椹島14:00発のバスに向け「アフター登山」に思いを巡らし、すれ違う人々を尻目に、一気に下った。「勇気ある撤退」「素早い判断」みんな大人だった。
ところが、千枚岳目前で事態は一変。
周囲の霧が晴れ渡り、麓の森林が目に飛び込んできて、自分たちが相当高い場所にいることを知った。
上空には青空が見え始め、好天の予感。
「どうする?」
先頭を歩くhamukatsu隊員のその言葉に一同足を止める。最後端のma-ttun隊員、leeed隊員は計画の変更を主張。
すでに300m近く降りていた。14:00発のバスに乗るためには一刻の猶予もない。急遽どーする会議が開催され、採決したかどうか覚えはないが、なんとなく予定を再度変更し登り返しが決まる。
しかし、5分ほど歩くと再び霧と暴風。またまた、やめた方がいいんじゃねぇとの意見が出て、締まりがない。
登山の続行を決定的にしたのは、目の前に現れた悪沢岳と背後の富士山。下山を口にするものは、もう誰もいなかった。
結局、山行中に天気がよかったのは悪沢岳から荒川中岳に向かうわずか1〜2時間だけだったが、赤石岳、荒川中岳・前岳の見事な姿を拝め、決断の破棄は正解だった。
赤石岳避難小屋で仲良くしていただいた安田といいます。悪沢岳周辺にいた1時間半ほどの晴天ショータイムと小屋での楽しい夜があったので、天気の悪さを超えた楽しい山行だったかと思います。leeed隊員、小屋番補助をされていたIさんとはFBでつながりました。私のアドレスはhttps://www.facebook.com/isamu.yasuda.33ですので、よければ探してみてください。友達リクエストいただけると記事が見られるようになります。来年の南アルプスは聖・光を縦走しようと思います。直近では次の日曜日に山頂までのルートが解禁された御嶽山の予定です。またどこかで会いましょう!
いろいろ楽しかったですね。
またどこかでお会いすることを楽しみにしてます〜
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