西穂高〜奥穂高〜前穂高☆穂高の難関ルートに挑戦☆
- GPS
- 49:39
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 2,054m
- 下り
- 2,683m
コースタイム
- 山行
- 8:58
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 10:42
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 9:57
天候 | 17日曇り 18日晴れ 19日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
※上高地〜松本からあずさ |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 西穂〜奥穂はさすがに穂高岳最難関の縦走路でした、危ないところだらけです。 ※岩稜帯歩きの経験が必要なのは当たり前ですが、特にクライムダウン技術が必要です。 ※ルートも判りづらいところありましたので、ルートファイデング能力か必要。 |
写真
感想
17日 曇り
3年前にNさんとこのコースに挑戦するために西穂山荘に来ましたが、天気予報士の支配人さんのお話を聞いて中止にし焼岳縦走に切り替えた。今回はそのリベンジ、今日は展望台からの景色は何も見えなかったが明日の天気を期待して西穂山荘までやってきました。夕食時の支配人さんのお話では、明日からは晴天が続くとのこと。今回宿泊している人達の半分くらいが奥穂を目指すらしく落石・浮き石には注意して下さいと言われた。窓の外を見るとガスが取れ笠ヶ岳が綺麗に見えている。
18日 快晴
まだ暗いが独標までは危ないところはないので奥穂に向かう人達がヘッデンを着けて続々と出発していく私達も4時30分出発、登って行くとヘッデンの明かり連なっているのが見える。独標で日の出を迎え西穂まで一気に歩く、西穂山頂でお弁当を食べていいよいよ核心部に踏み込む。西穂からのルートは正直夢中で歩いていたのであまり記憶が無い、そんな中でもルートミスをしそうになり先行している人に注意して貰った。また先行していた人がルートを間違いその後に居た2人も付いていってしまい私達が着いた時に戻ってくるところだった。私にも経験が有るけど、人って無意識に前の人に付いて行く傾向があるので気を付けないとね。
天狗のコルを過ぎると岳沢から登ってきた人達がいて聞くとこのコース3回目とのこと、その人曰く風も無くこんなに天気が良いのは初めてだと言っていました。その方にこの先のジャンダルムの登り方やルートの注意点など教えて貰う、そしていよいよジャンダルムが見えました。教えて貰ったように左に回り込み登頂!!ジャンダルムの天使が輝いて迎えてくれました。山頂は思っていたよりも広く、奥穂から槍ヶ岳まで360度の展望です。でも、ここで気を緩めてはいけません、これから奥穂まで気を引き締めて歩かなければ。
ジャンダルムから慎重に下りて奥穂に向かいます。初めはジャンダルムの基部を慎重にトラバースし、ロバの耳の通過では1カ所下りで難しいところが有りましたがなんとかロープを出さずに下ることが出来た。馬の背のリッジも慎重に歩いてやっとのことで奥穂高山頂に着きました・・・あ〜あ怖かった!! 奥穂山頂は山の会の夏合宿で来て以来13年振り、山頂の祠が石の祠に変わっていた。山頂でほっとひと息入れ穂高岳山荘に向かい無事山荘到着〜小屋はそこそこ混んでいましたが平日なので一部屋に3人だったのでゆっくり出来ました。
19日 今日も快晴〜
本当は昨日あまりにも疲れたので今日前穂に行くの考えたのですが、前回キレット越えしたときにも北穂から穂高岳山荘に着いたときに奥穂から前穂を歩く予定を止めにした。前穂は唯一残っていた穂高岳だったので今回歩かないともう前穂には行けないと思い、天気も良いしこれは行くしか無いと覚悟を決めました(おおげさ)
5時に穂高岳山荘を出発、朝一の登りはきついことやっとのことで奥穂高山頂に着きました。でも天気は最高で疲れも吹き飛ぶ、ジャンダルムに行く登山者を見ながら吊り尾根に入ります。ここも岩稜帯でしたが昨日に競べれば普通に歩けます、紀美子平に着いてい前穂高岳に登りやっと宿題を終わらせられました。紀美子平に戻り穂高岳山荘のお弁当を食べてから岳沢に向けて重太郎新道を下る。この登山道も事故が多いと聞いて慎重に下り岳沢ヒユッテに到着〜ほっとして大休止を取る。この後は歩きやすい登山道を下り無事上高地BTに着きました。
西穂から奥穂間と吊り尾根からの前穂は本当に厳しく危ないコースでした。今回お天気に恵まれたことと、一緒に歩いてくれたNさんが先を歩いて私を引っ張ってくれたことで歩き通すことが出来ました。ありがとうございました。
良い天気に恵まれて本当によかったですね!
私もずいぶん前に一度チャレンジして、悪天で焼岳縦走に切り替え、2度目で目的を果たしたという全くmoguさんと同じようなことの経緯を思い出しました。やはり天気がよくないと行きたくないルートですね。最近はみなさん縦走でもヘルメットしているようですが、私もこのルートはさすがにヘルメット必須と思いました。私は久しく本格的に山に登っていなかったので、また復活して、こういうダイナミックなルートに登れるようになりたいと思うものでした。素敵なお写真一杯ありがとうございます!
MINMINさん、ありがとうございます。MINMINさんも同じような工程を経験していたのですね。このコースは雨では歩きたくないです!!(笑) MINMINさんなら直ぐに山に復帰できると思います、またどこかでお会いしたいですね
moguさん、ヤリましたね!ジャンダルム登頂達成おめでとうございます!凄いなぁ...。好天が絶対条件の縦走ルートでしょうが、お天気に恵まれ何よりでした。逆層スラブに馬の背にと難所に次ぐ難所かと思いますが、写真からもそのデンジャラスさが伝わってくるようです。あー行ってみたいなぁ...。どうでしょう、槍北穂間の大キレット縦走と比較しての難易度というのはどのくらい違うものでしたか?
ryo555 さん、こんばんは〜はい、遂にやりました
そうですねぇ〜大キレットの3倍は大変かと(時間と体力と難易度)、一緒に行った友達は私よりもベテランのクライマーなのですがその彼女も緊張したと言っていました。奥穂からジャンダルムまで行く人も多いけど、ロバの耳と馬の背が一番大変でした。もし挑戦したいのなら単独はお勧めしません、ぜひ経験者と行って下さいね。
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