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Yamareco

記録ID: 1598209
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ハイキング
関東

裏岩菅 〜〜〜なだらかな尾根伝いの散歩道〜〜〜

2018年09月24日(月) ~ 2018年09月25日(火)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
20.4km
登り
1,986m
下り
1,990m

コースタイム

9/24 7:50雄仙閣―8:20発電所貯水池小屋―11:10傘帽子山手前幕営適地―13:20烏帽子岳手前幕営地
9/25 5:50幕営地出発―6:40烏帽子岳―7:10蟹の横這い―8:05裏岩菅山―9:10蟹の横這い―9:55烏帽子岳―(幕営地にて休憩・撤収)11:20出発−13:10傘帽子山手前幕営適地―15:10発電所貯水池小屋―(途中で雨に)−15:40雄仙閣
天候 9/24晴れ後曇り、9/25晴れ後一時雨
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス 切明温泉に車で
コース状況/
危険箇所等
コースはほぼ刈払いが行われたばかりでとても歩きやすいです。但し熊の生息域なので夜間の行動は控えた方が良いと思います。
その他周辺情報 切明温泉「雄仙閣」に入りました。下山してすぐ入れるのも魅力です。
雄仙閣から発電所への橋を渡ると河原の温泉の案内。通り過ぎて発電所内の左側を進むと登山口
2018年09月23日 07:49撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 7:49
雄仙閣から発電所への橋を渡ると河原の温泉の案内。通り過ぎて発電所内の左側を進むと登山口
水力発電の施設の建物を通過する
2018年09月23日 08:18撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 8:18
水力発電の施設の建物を通過する
少し進むと
2018年09月23日 08:20撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 8:20
少し進むと
貯水池の設備、これを通過する
2018年09月23日 08:21撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 8:21
貯水池の設備、これを通過する
振り返ると苗場山の南端の岩山が見える。
2018年09月23日 08:29撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 8:29
振り返ると苗場山の南端の岩山が見える。
3本連続のお助けロープ、数日来の雨の後で滑り易く助かった
2018年09月23日 08:51撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 8:51
3本連続のお助けロープ、数日来の雨の後で滑り易く助かった
暫くは景色はほぼ無し。
2018年09月23日 09:06撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/23 9:06
暫くは景色はほぼ無し。
ときどき頭上注意
2018年09月23日 09:11撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 9:11
ときどき頭上注意
やっと緩やかになってホッとする
2018年09月23日 09:24撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 9:24
やっと緩やかになってホッとする
最初の目標の傘帽子山が左端に。まだ結構あるね。
2018年09月23日 09:49撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 9:49
最初の目標の傘帽子山が左端に。まだ結構あるね。
気持ちいい緩やかな道が続く
2018年09月23日 10:03撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 10:03
気持ちいい緩やかな道が続く
青い空、緑の森、赤いナナカマドの実がいい構成
2018年09月23日 10:20撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 10:20
青い空、緑の森、赤いナナカマドの実がいい構成
こちらも
2018年09月23日 10:20撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/23 10:20
こちらも
苗場山と南端の大岩山
2018年09月23日 10:21撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/23 10:21
苗場山と南端の大岩山
左から赤倉山・ナラズ山・佐武流山
2018年09月23日 10:21撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 10:21
左から赤倉山・ナラズ山・佐武流山
ナナカマドがみごと
2018年09月23日 10:34撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 10:34
ナナカマドがみごと
相変わらず、良く刈払いされた道が続く
2018年09月23日 10:35撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 10:35
相変わらず、良く刈払いされた道が続く
傘帽子山が徐々に近づいてくる
2018年09月23日 10:51撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 10:51
傘帽子山が徐々に近づいてくる
マップにある一つ目の幕営適地。5張は張れそうだった。
2018年09月23日 11:08撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 11:08
マップにある一つ目の幕営適地。5張は張れそうだった。
青い空と森の木々。そういえば最近真上を見ることはあまりないな。
2018年09月23日 11:26撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 11:26
青い空と森の木々。そういえば最近真上を見ることはあまりないな。
森の輝き
2018年09月23日 11:26撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 11:26
森の輝き
こんな標識が結構あった。
2018年09月23日 11:37撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 11:37
こんな標識が結構あった。
こんなでかいのでキノコ汁作ったら10人分以上だが・・・
カメラのモードボタンがずれて露出オーバに。
こんなでかいのでキノコ汁作ったら10人分以上だが・・・
カメラのモードボタンがずれて露出オーバに。
右上の愛の標識には水場(↓)とあるが、根曲がり竹が密集して入れそうもない
右上の愛の標識には水場(↓)とあるが、根曲がり竹が密集して入れそうもない
漸く烏帽子岳が見えてきた。
2018年09月23日 12:12撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 12:12
漸く烏帽子岳が見えてきた。
刈払いした方々の焚火跡。後で考えたら遊びじゃなく、朝まで焚いて熊除けをしていたらしい。
2018年09月23日 12:26撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 12:26
刈払いした方々の焚火跡。後で考えたら遊びじゃなく、朝まで焚いて熊除けをしていたらしい。
ロープは無くてもいいかな
2018年09月23日 12:37撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 12:37
ロープは無くてもいいかな
本日の宿は烏帽子岳直下、あの黒い森の向う。この後の痩せ尾根の下りは少し注意要。
2018年09月23日 12:42撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 12:42
本日の宿は烏帽子岳直下、あの黒い森の向う。この後の痩せ尾根の下りは少し注意要。
漸く幕営適地に到着。
2018年09月23日 13:20撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 13:20
漸く幕営適地に到着。
前方には烏帽子岳
2018年09月23日 13:22撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 13:22
前方には烏帽子岳
登山道脇に幕営したが・・・
2018年09月23日 13:46撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 13:46
登山道脇に幕営したが・・・
分岐路の奥にほんとの幕営適地があった
2018年09月23日 14:12撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 14:12
分岐路の奥にほんとの幕営適地があった
時間は4時前だが、おつまみ作ってワインを楽しむ
2018年09月23日 15:52撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 15:52
時間は4時前だが、おつまみ作ってワインを楽しむ
コンビニのおにぎりチャーハンにベーコンと白ネギ(パック)を投入して、バッチリグレードアップ
コンビニのおにぎりチャーハンにベーコンと白ネギ(パック)を投入して、バッチリグレードアップ
5時半ごろ、烏帽子岳はガスの中
2018年09月23日 17:19撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 17:19
5時半ごろ、烏帽子岳はガスの中
翌朝、クマが怖いので明るくなってから出発
2018年09月24日 05:50撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 5:50
翌朝、クマが怖いので明るくなってから出発
もう少しで夜明け、というか東に佐武流山があるため、日の出が遅い。
2018年09月24日 05:56撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 5:56
もう少しで夜明け、というか東に佐武流山があるため、日の出が遅い。
日の出の瞬間を拝もうと思っていたが、深い根曲がり竹の壁に遮られ、なかなかチャンスが無く日の出は過ぎてしまった。
2018年09月24日 05:59撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 5:59
日の出の瞬間を拝もうと思っていたが、深い根曲がり竹の壁に遮られ、なかなかチャンスが無く日の出は過ぎてしまった。
もう烏帽子岳の山頂は近い。この後蟹の横這い付近までずっと、こんな感じの道が続く
2018年09月24日 06:36撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 6:36
もう烏帽子岳の山頂は近い。この後蟹の横這い付近までずっと、こんな感じの道が続く
烏帽子岳山頂
2018年09月24日 06:38撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 6:38
烏帽子岳山頂
いい天気に感謝
2018年09月24日 06:38撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 6:38
いい天気に感謝
来た道を振り返る。遠方は苗場山
2018年09月24日 06:38撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 6:38
来た道を振り返る。遠方は苗場山
雲海の向うに浅間山
2018年09月24日 06:39撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/24 6:39
雲海の向うに浅間山
2018年09月24日 06:39撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 6:39
少し南に移動すると目当ての裏岩菅までの稜線が良く見える。結構ありそう。
2018年09月24日 06:44撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/24 6:44
少し南に移動すると目当ての裏岩菅までの稜線が良く見える。結構ありそう。
P2236。アップダウンが少なく歩き易い道なので、あっという間に着た
2018年09月24日 07:04撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 7:04
P2236。アップダウンが少なく歩き易い道なので、あっという間に着た
蟹の横這い。5m程度の岩場でスタンス・ホールドには困らない
2018年09月24日 07:12撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/24 7:12
蟹の横這い。5m程度の岩場でスタンス・ホールドには困らない
裏岩菅山頂
2018年09月24日 08:05撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 8:05
裏岩菅山頂
南峰には岩菅山
2018年09月24日 08:05撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 8:05
南峰には岩菅山
西には焼額山
2018年09月24日 08:06撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 8:06
西には焼額山
その向こうには雲海の上に北アルプス
右から白馬三山〜唐松〜五竜〜鹿島槍
2018年09月24日 08:06撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 8:06
その向こうには雲海の上に北アルプス
右から白馬三山〜唐松〜五竜〜鹿島槍
右手には妙高・火打
2018年09月24日 08:06撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/24 8:06
右手には妙高・火打
振り返ると烏帽子岳
2018年09月24日 08:07撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 8:07
振り返ると烏帽子岳
東側 白砂山?
2018年09月24日 08:07撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 8:07
東側 白砂山?
南には横手山、そして左側に浅間山
2018年09月24日 08:07撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 8:07
南には横手山、そして左側に浅間山
槍穂も。肉眼ではほとんど見えなかったが、写真には写ってたんだね
2018年09月24日 08:07撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 8:07
槍穂も。肉眼ではほとんど見えなかったが、写真には写ってたんだね
ゴゼンタチバナの実
2018年09月24日 08:25撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 8:25
ゴゼンタチバナの実
みごとなスギヒラタケ。昔はけんちん汁にして食べたけど、今は毒性が確認され食べなくなった
2018年09月24日 08:43撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 8:43
みごとなスギヒラタケ。昔はけんちん汁にして食べたけど、今は毒性が確認され食べなくなった
烏帽子岳に向かって戻る途中から裏岩菅方面。ガスに覆われてしまった。
2018年09月24日 09:19撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 9:19
烏帽子岳に向かって戻る途中から裏岩菅方面。ガスに覆われてしまった。
烏帽子岳までは緩やかな尾根歩きが続く。
2018年09月24日 09:20撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/24 9:20
烏帽子岳までは緩やかな尾根歩きが続く。
また裏岩菅を振り返る。ガスは一時的だった
2018年09月24日 09:45撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/24 9:45
また裏岩菅を振り返る。ガスは一時的だった
秋が始まった感じ
2018年09月24日 09:47撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 9:47
秋が始まった感じ
烏帽子岳に戻った。苗場山はガスの中に
2018年09月24日 09:57撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 9:57
烏帽子岳に戻った。苗場山はガスの中に
少し下った急斜面から幕営地を見下ろす
2018年09月24日 10:13撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 10:13
少し下った急斜面から幕営地を見下ろす
土の斜面としては結構な傾斜
2018年09月24日 10:13撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 10:13
土の斜面としては結構な傾斜
高度感もある
2018年09月24日 10:13撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 10:13
高度感もある
テン場で撤収後。さて帰るか。
2018年09月24日 11:22撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 11:22
テン場で撤収後。さて帰るか。
またでかいキノコ
2018年09月24日 12:55撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 12:55
またでかいキノコ
やっと傘帽子山の迂回を終えて
2018年09月24日 12:58撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 12:58
やっと傘帽子山の迂回を終えて
幕営適地に。
2018年09月24日 13:09撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 13:09
幕営適地に。
ムシカリの実は赤と黒があるんだね
2018年09月24日 14:18撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 14:18
ムシカリの実は赤と黒があるんだね
3連のお助けロープを降りて
2018年09月24日 14:47撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 14:47
3連のお助けロープを降りて
発電所の貯水池
2018年09月24日 15:11撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 15:11
発電所の貯水池
その下でホコリタケ
2018年09月24日 15:13撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 15:13
その下でホコリタケ
同じく
2018年09月24日 15:13撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 15:13
同じく
登山口に到着
2018年09月24日 15:38撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 15:38
登山口に到着
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

 いつかは行ってみたいと思っていた切明温泉から裏岩菅山。破線ルートだったのだが最近ヤマレコの山行記録を検索してみると、今年登山道の刈払いが行われ快適に歩けるというので行ってみた。
 雄仙閣の駐車場に停めさせていただいた。ここから発電所への橋を渡り発電所の建物の左側に登山道があった。発電所の貯水池の小屋までは比較的整備された道。その後間もなく普通の登山道に。直ぐにお助けロープが3本続く、滑り易い急斜面となる。数日来の雨でロープが無ければとても登れそうな気がしなく、大いに助かった。
 標高1400m過ぎから刈払いの気持ち良い道となった。暫くは森に阻まれほとんど景色は見れなかったが、1780m付近のアップダウンの少ないところで最初の目印の傘帽子山が見えてくる。間もなく1回目の幕営適地となるが先へ進む。ここから裏岩菅まで刈払いの人達のものと思わる焚火跡が5〜6か所あった。なぜどこも念入りに焚火の木組みがされているのか不思議だったが、思いつくことは一つ。クマ除けのため朝まで火を焚いていたのだろう。
 傘帽子山は東をトラバースして迂回するが、その真東付近でキジに3m位で遭遇、まずオスが飛んで逃げて、その次にメスがあまり飛べず登山道を走るように去っていった。大きなニワトリのような立派な体格で、飛ぶ際の羽音が半端なかった。
 行く手にやっと烏帽子岳が見えてくる。この辺から烏帽子岳山頂直下まで根曲がり竹(所謂熊笹より太く高さが高い)の鬱蒼とした藪で高さは3m位、あまりに密集していて中にはいっても地に足がつかない程だ。従って景色は良くない。
 その後の傘帽子山南の痩せ尾根は踏み外せば大変なことになるので、今回のルートでは一番緊張した。ここでこの日ただ一人の対向者に会った。岩菅からで切明に下るという。
 そうこうして今日の幕営地に着いた。登山道から枝道があり5張以上張れる場所があることに後で気が付いたが、登山道の少し広い場所にテントを張った。時間は2時前だが、時間の割には登りがきつく早めに休めてちょうど良かった。幕営後水場を探しに行ったがダメだった。テント広場から50m位は根曲がり竹の間に踏み跡らしき部分があり、ところどころ竹を折ってマーキングしたが、その先は密集した竹藪。こんなこともあろうと水は十分持ってきたので安心だ。
 ワインを楽しみながらおつまみを作って・・・。少し早めに夕食にして・・・。烏帽子岳はすっかり深いガスに覆われている。クマのことが少し気になったので、ゴミはテント内に入れてから寝た。一晩中風の音がひどかったがテント場の周りはコメツガの林になっていてほとんど風は吹かなく快適だった。「明日雨だったら下山、風だったらとりあえず烏帽子岳まで?・・・クマが活発な夜明け前はテントを出ないで・・・」などと考えているうちに眠ってしまった。
 朝4時ごろ「バリバリバリッ」で目が覚めた。直ぐ近くに熊が来て根曲がり竹を漕ぎ分けている。襲われるかも・・・。「バリバリッ・・・バリッ・・・パリ・・・」良かった、去っていったようだ。もう眠くはなかったが明るくなるのを待って、食事して出発だ。
 昨夜の風が嘘のようないい天気だ。テントを出ると佐武流山付近から日の出が始まりそうだった。烏帽子岳を少し登り始めたところでもうちょっとで日の出となったが、もう少し上で拝もうと思って進んだら、ずっと根曲がり竹の壁に遮られ、烏帽子岳頂上直下まできたらすっかり日は登っていた。昨日の対向者が烏帽子の急斜面は大変だったといっていたが、確かにここをテン泊装備で下るのは結構辛そうだ。
 そうこうして山頂に、付近はなだらかで何十人も休めそう。周りの景色は、北の苗場山から右回りに佐武流山・白砂山、遠くに燧ヶ岳、・・・南側に浅間山、横手山、四阿山、西側は焼額山の向うに妙高・火打。晴れてはいるもののあまり遠望は利かない。
 少し南側に移動すると裏岩菅方面が良く見える。地図上の距離でも6kmある。実際は曲がりくねっているので10kmくらいあるはずだ。(これを書いているときに調べて)でもずっときれいに刈り払われた登山を見ると、自然と足が前に動く。
 有名な「蟹の横這い」は高さ5mほどの岩場だがスタンス・ホールドが多く苦労せず通過できる。ここから裏岩菅の山頂直下まで根曲がり竹の壁が続いた。そのせいか山頂についたら360度の絶景に一層感激した。西側には雲海の向うに北アルプスも見える。しかも白馬岳から穂高岳まで全部。前日まで雨のためもあり、くっきりとはいかなかったが。天気は薄曇りで少し風が吹いている。
 さて帰ろう。烏帽子岳の手前で対抗者に会ったが、彼は今にも走りそうな勢いで挨拶だけで通り過ぎて行った。まだ9時過ぎだというのに切明からもうここまで来たのだろうか?背後を見ると裏岩菅はガスに覆われていた。それで焦っていたのだろうか?
 烏帽子岳に来たら苗場山はガスの中だった。数日前のてんくら予報では今日はC評価だったから、大儲けだ。烏帽子の下りはそこそこ急だが、滑るようなところは無く安心して下りれた。
 テン場に帰り、休憩してから撤収。食料も水もほとんど無くなったので荷物も軽い。軽快に下山だ。傘帽子山を巻いたところで、後は下るだけなのでホッとした。テン泊の最後の下りはいつも疲労困憊だったのだが、前回の剣・立山からハイドレーションシステムを使っていて、今回は特にその効果を実感できた。15〜20分おきに立ち止まって給水すると、ほんの1〜2分しか止まっていないのに結構疲れが取れる。
 天気は暑くなったり曇ったり。例のお助けロープ3連を通過すると、発電所の貯水池はもう近い。登山口の手前30分程で雨に。ザックにカバーして、レインウェアの上だけ羽織って下りたら雨はほぼあがった。
 登山口の雄仙閣に着いたら直ぐに温泉に入れるのもうれしい。お風呂からは中津川の河原が見える。そういえば河原の温泉は自分でスコップをもっていって掘るのだそう。自分で掘った温泉も気持ちいいだろうな。
 それにしても烏帽子岳―裏岩菅ルートはアップダウンが少なく、尾根伝いで景色も良く、更に1.5〜2.0m程度の幅で良く刈払いされて、土の山としてはとても楽しいコースだった。唯一の問題は熊だな。

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無雪期ピークハント/縦走 志賀・草津・四阿山・浅間 [日帰り]
烏帽子岳(切明ルート)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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