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Yamareco

記録ID: 1617834
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

風雪の甲斐駒ヶ岳☃【日向八丁尾根から黒戸尾根へ日帰り周回】

2018年10月15日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
16:40
距離
24.4km
登り
2,970m
下り
2,986m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
14:59
休憩
1:37
合計
16:36
距離 24.4km 登り 2,984m 下り 2,986m
3:08
3:11
34
3:45
3:47
63
4:50
5
4:55
4:56
8
5:04
5:13
6
7:11
31
7:42
7:48
151
10:19
10:25
15
10:40
10:43
36
11:19
11:41
111
13:32
13:35
7
13:42
55
14:37
32
15:09
15:42
35
16:17
16:20
4
16:24
16:28
44
17:12
11
17:23
52
18:15
73
19:28
19:30
8
19:38
ゴール地点
 
・GPS(ガーミン・etrex 30J )のログデータをそのまま添付しています。
・各ポイントの通過時間や移動距離については、GPSのログデータ通りで、
 写真の撮影時刻と数分のズレはあるものの、当日私が実際に歩いた記録と
 ほぼ相違のないものであると思います。
(今回も全線ログ採りすることができました)

*”歩くペース”の表記が0.4〜0.5になっていますが、これは実際のペースとは
 全く異なる間違った表記なのでご注意を。

今回のコース概要 【日向八丁尾根〜甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根周回ルート】
*尾白川渓谷駐車場〜日向山〜大岩山〜烏帽子岳〜三ッ頭〜甲斐駒ヶ岳
 〜七丈小屋〜刀利天狗〜刃渡り〜竹宇駒ヶ岳神社〜尾白川渓谷駐車場戻り


・GPS距離:24.36km
(ヤマプラでの本行程の総距離は途中にバリルートが含まれているため算出できず)
・累積標高:上り、約2819m(GPS標高:上り、3192m)

■標準CT(ヤマプラの場合)
*今回の周回ルートは大岩山〜烏帽子岳〜三ッ頭の区間がバリルートの為、
 山と高原地図にはこの区間のルートの記載がありません。
 従ってヤマプラでの本行程の標準CTは算出できません。

■【今回の参考CT】
*今回は以下のCTを繋ぎ合わせて計画を立てました。
1)竹宇駒ヶ岳神社(尾白川渓谷駐車場)〜日向山〜大岩山までのヤマプラ標準CT:7時間5分
2)大岩山〜烏帽子岳〜三ッ頭まで(バリルート区間)現地道標に記載のCT:4時間0分
3)三ッ頭〜甲斐駒山頂まで(破線ルート区間)現地道標に記載のCT:2時間0分
4)甲斐駒山頂〜竹宇駒ヶ岳神社(尾白川渓谷駐車場)までのヤマプラ標準CT:5時間30分
*3)の三ッ頭から甲斐駒山頂間は破線ルートですが、三ッ頭のポイントが
 ヤマプラのルート上にない為にこの区間の標準CTが出せず、現地道標に記載のCTで計画

*上記4項目のトータルで18時間35分(1115分)休憩含まず

・今回のCT:16時間36分(内、実質歩行時間:14時間59分、休憩:1時間37分)
*参考CTに対して
 80.63%(休憩時間含まず)
 89.33%(休憩時間含む)
 
天候  
天候:早朝〜昼前まで曇りのち小雨(標高約2500m以下)
   昼頃より西からの風雪模様
  (標高約2600mから上の稜線〜甲斐駒山頂)
 風:日向八丁尾根〜八丁尾根までは無風〜微風
   鋸岳〜甲斐駒間の上部稜線上は雪交じりの西からのやや強風
  (常時10〜15m/sec前後)
 
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 
自宅出発(山行前日:10月14日、20:20)
高速:圏央道〜中央道/八王子JCT〜中央道/長坂IC
下道:長坂IC〜県道32号〜県道606号〜R20号〜県道614号
   〜尾白川渓谷駐車場、10月14日、22:15着
   <甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根ルート、竹宇登山口>
*渋滞&休憩無しの直行で自宅から約1時間55分で移動。

■下道について
・中央道/長坂ICから尾白川渓谷駐車場まで、距離:約13km
 渋滞無し、直行で約25分で移動。

■コンビニについて
・長坂ICから尾白川渓谷駐車場までの途中、R20号線沿いにあります。
 
コース状況/
危険箇所等
 
【駐車場、トイレ&山小屋、登山ポスト等】 2018/10/15 時点

1、駐車場について
・黒戸尾根/竹宇登山口のある”尾白川渓谷駐車場”を利用。
・駐車料金:無料、24h開放、トイレ、水道、自販機有り。
*日向山への登山口である矢立石登山口付近にも10〜15台程度の
 駐車場があります。
*以前、矢立石登山口までの林道が一部崩落して通行止になっていた
 ようですが、現在は復旧しているようです
(但し、当日は実際に通っていないので確認はしていません)
*矢立石登山口から先、錦滝までの林道は土砂崩落により
 現在も通行止とのことです。

2、ルート上のトイレついて
・利用可能なトイレは七丈小屋のみとなります(チップ制)
*基本的にこの周回ルートは、七丈小屋以外に
 トイレはありませんのでご注意下さい。

3、山小屋について
・今回の周回ルート上の営業小屋は黒戸尾根の七丈小屋のみとなります。
・10/15時点で通常営業中。水や食料の購入も出来ます。
*但し、今回の全行程(約24km)で営業小屋はここ以外に
 ありませんのでご注意下さい。小屋の詳細情報はこちら↓
      https://www.kaikoma.info/

【六合石室及び、その近傍の水場について】
・石室は10/15時点で特に損壊等もなく通常使用可能な状態でした。
*但し、ここにもトイレはありません。
*水場ついては、石室の少し手前(鋸岳側)の地点に赤リボンのついた
 南へ下る細い枝道がありましたが、全て下りて確認していないので
 実際に出ているかどうかは不明です。

4、登山ポストについて
・尾白川渓谷駐車場の奥にある登山口に登山ポストがあり、
 ここで記入及び提出が出来ます。


【ルート状況等】 2018/10/15 時点

1)尾白川渓谷駐車場〜矢立石登山口〜日向山
・特筆すべき問題はありません。
 ルート&踏み跡ともに明瞭そのもの、普通に歩けます。

2)日向山〜駒岩(鞍掛山分岐)
・この区間もルート&踏み跡ともに明瞭で普通に歩けます。
 ただ、日向山の山頂から雁ヶ原へ下降後、駒岩へのメインルートの
 取り付きが夜間だったこともありよく分からず、誤って南側に
 下り過ぎてしまい、メインルートである”尾根上ルート”ではない、
 山腹の細い踏み跡に入ってしまいました。ただ、薄いながらも
 踏み跡があり、GPSで見ても方角が合っていたのでそのまま進み、
 約20分ほどで尾根上のメインルートと無事合流できました。
(但し、この間には所々に別の細い踏み跡もあったのでご注意を)
 
3)駒岩(鞍掛山分岐)〜大岩山
<この区間は破線ルートになります>
・一応、破線ルートになりますが、実際には上記同様、ルート&踏み跡
 ともに明瞭そのもの。マーカーも適度についており普通に歩けます。
 
4)大岩山〜烏帽子岳〜三ッ頭分岐
<この区間は一般的な山地図(山と高原地図など)にルートの記載が
 無いバリエーションルートになります>
・大岩山の山頂を出て少し進むと急斜面の長い鎖場があります。
 しかし、バリルートとは思えないほどのしっかりと設置された
 長い鎖とハシゴがあり、整備状況としては良好でした。
 ただ、斜面自体は北アでもそうそうないような斜度と長さだったので
 転滑落には十分に注意して慎重に下る必要があります
*この急斜面(大岩山の南側斜面)の斜度は、鎖とハシゴが無ければ
 私の技量では下降が難しいと感じるほどの急斜面です。

・大岩山南側の急下降を終えると、その先は烏帽子岳〜三ッ頭分岐まで
 バリエーションルートとは思えないほどの明瞭な踏み跡がついており、
 特に問題なく歩ける印象でした。
(正直なところ、これが本当にバリルートなの?と感じるくらいに
 よく踏まれており整備もされた道でした)

5)三ッ頭〜六合石室〜甲斐駒山頂(甲斐駒〜鋸岳間の稜線)
<この区間は破線ルートになります>
・この稜線区間は三ッ頭から六合石室付近までが樹林帯の区間で、
 マーカー&赤リボンはそれなりに付いており、踏み跡もそれなりに
 明瞭ではあるのですが、所々に”いかにも”と思わせる間違った
 踏み跡が数ヶ所出てくるところが難点だと感じました。
(私も明らかに正規ルートと思って進んだ”明瞭な踏み跡”が
 実は間違っていて、稜線東側の樹林帯に引き込まれることが1回、
 六合石室より少し手前では、行く必要のない水場への踏み跡
(標識無し)へ引き込まれたことが1回あり、ある程度進んで後に
 途中で気付いて戻るを繰り返して大きなタイムロスになりました)

・六合石室から甲斐駒山頂までは樹林が切れて露岩の岩稜帯区間と
 なります。この岩稜帯上でも複数の踏み跡があり、間違った踏み跡を
 辿ると登る必要のない小岩峰や大岩を登ることになります。
 また、当日はこの付近から降雪が酷くなり、岩肌についた薄雪により
 非常に滑り易い状況となりました。その影響で間違って登った大岩
 からそのまま進行方向側へ下りることができず、また逆戻りをして
 大岩側面の巻道(正規の踏み跡)を辿り直すことを繰り返した為、
 この区間でも大幅なタイムロスと体力の消耗を強いられました。

*このように晴れてコンディションが良ければ、間違った踏み跡を辿り
 不必要な大岩登りをしても、フリクションを利用してその反対側へ
 強引に下降できますが、雨天や今回のような薄雪で岩肌が濡れて
 滑り易いと力技は通用せず戻るしかありません。
 実感として複数の踏み跡があるこの区間をスムーズに進む為には、
 やはり正しい踏み跡を見極める力が必要だと感じました。

*それと実際に現地を歩いてみての率直な感想としては、
 大岩山〜烏帽子岳〜三ッ頭分岐までのバリルート区間よりも、
 この甲斐駒山頂までの稜線区間(破線ルート)の方が遥かに迷い易く
 また踏み跡もこちらの方が歩き辛いと感じました。

6)甲斐駒山頂〜七丈小屋〜尾白川渓谷駐車場(黒戸尾根ルート)
・ここは言わずと知れた名ルート故に道標多数、ルート&踏み跡ともに
 明瞭そのもので問題なく歩ける印象。
・但し、七丈小屋から少し下にあるハシゴと鎖が連続する区間だけは
 転滑落に注意して慎重に登降する必要があります。
・また、ルート自体は踏み跡明瞭で大変整備が行き届いていますが、
 規模的には麓から山頂までの単純標高差で約2200m、距離も片道で
 約9km弱と、高標高差のロングルートであることは事実なので、
 自身の体力と移動時間を十分考慮する必要があるルートです。
 
 
その他周辺情報  
■下山後の温泉はこちら↓
 ”甲斐駒ヶ岳温泉 尾白の湯” https://www.verga.jp/onsen/
・尾白川渓谷駐車場からR20号へ向かう途中にあります。
(駐車場からクルマで5分ほどのところ)
*料金は少々高めな感じもしましたが、浴槽の広さと施設全体の
 規模はかなり大きく、施設自体もそれなりに充実している印象でした。
 
予約できる山小屋
七丈小屋
2017年の元日以来となる尾白川渓谷駐車場(黒戸尾根ルート・竹宇登山口)に到着
今日は月曜なのでガラガラ。ここに常設の登山届を車内で記入し提出しました
これから翌日3時の出発まで4時間ほど仮眠をとります
2018年10月14日 22:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/14 22:19
2017年の元日以来となる尾白川渓谷駐車場(黒戸尾根ルート・竹宇登山口)に到着
今日は月曜なのでガラガラ。ここに常設の登山届を車内で記入し提出しました
これから翌日3時の出発まで4時間ほど仮眠をとります
約4時間の仮眠後、軽く食事をとり出発の準備をします
本日のお荷物:約7.6kg(飲物:水+スポドリで1L)
この時期なので防寒着と念の為10本爪ミドルアイゼンも持参しました
2018年10月15日 03:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 3:01
約4時間の仮眠後、軽く食事をとり出発の準備をします
本日のお荷物:約7.6kg(飲物:水+スポドリで1L)
この時期なので防寒着と念の為10本爪ミドルアイゼンも持参しました
それでは予定通り午前3時、自身初となる日向八丁尾根から久々の甲斐駒へ
今日も元気にレッツらごー!(^^)!
(駐車場の奥に登山口があり、ここに登山ポストと用紙があります)
2018年10月15日 03:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
10/15 3:05
それでは予定通り午前3時、自身初となる日向八丁尾根から久々の甲斐駒へ
今日も元気にレッツらごー!(^^)!
(駐車場の奥に登山口があり、ここに登山ポストと用紙があります)
まずは駐車場から竹宇駒ヶ岳神社へ向かって5分ほど進むと
右手に日向山方面(矢立石登山口)への分岐標識が出てきます
ここを右へ入り矢立石登山口を目指します
2018年10月15日 03:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
10/15 3:10
まずは駐車場から竹宇駒ヶ岳神社へ向かって5分ほど進むと
右手に日向山方面(矢立石登山口)への分岐標識が出てきます
ここを右へ入り矢立石登山口を目指します
矢立石へ向かって暫く進むと林道に出ます。この林道を数分進むと
左手に矢立石へのショートカット路が出てきます(このまま林道歩きでも着くはず)
ちなみに矢立石までの林道が一部崩落で通行止の件は既に解消されているようです
2018年10月15日 03:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
10/15 3:39
矢立石へ向かって暫く進むと林道に出ます。この林道を数分進むと
左手に矢立石へのショートカット路が出てきます(このまま林道歩きでも着くはず)
ちなみに矢立石までの林道が一部崩落で通行止の件は既に解消されているようです
駐車場から約50分、矢立石登山口に到着。ここが日向山への登山口になります
この登山口周辺にも10〜15台程度の駐車スペースがあります
(この先の錦滝までの林道は土砂崩落により未だに通行止とのことです)
2018年10月15日 03:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
10/15 3:48
駐車場から約50分、矢立石登山口に到着。ここが日向山への登山口になります
この登山口周辺にも10〜15台程度の駐車スペースがあります
(この先の錦滝までの林道は土砂崩落により未だに通行止とのことです)
矢立石登山口より、暗闇の中を黙々と歩くこと約1時間強、日向山の山頂に到着
ここは花崗岩の白砂輝くビーチのようなところなのですが、まだ夜明け前
ハッキリ言って真っ暗では「な〜んにもわかりましぇーん…」(・_・)
2018年10月15日 04:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
10/15 4:57
矢立石登山口より、暗闇の中を黙々と歩くこと約1時間強、日向山の山頂に到着
ここは花崗岩の白砂輝くビーチのようなところなのですが、まだ夜明け前
ハッキリ言って真っ暗では「な〜んにもわかりましぇーん…」(・_・)
ここは初めて来たのですが、開けた場所故にホントに何にも見えないやん!
取りあえずこの踏み跡を頼りに「こっちだろう…」的な感じで進んでみた
(実はこれが大失敗。実際には下り過ぎてしまい、大岩山への
 メインルートとは別の取り付き口から次の尾根に入ってしまった💦)
2018年10月15日 05:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 5:01
ここは初めて来たのですが、開けた場所故にホントに何にも見えないやん!
取りあえずこの踏み跡を頼りに「こっちだろう…」的な感じで進んでみた
(実はこれが大失敗。実際には下り過ぎてしまい、大岩山への
 メインルートとは別の取り付き口から次の尾根に入ってしまった💦)
メインルートである”尾根上ルート”ではない、山腹の細い踏み跡を辿りました
ただ、薄いながらも踏み跡があり、GPSで見ても方角が合っていたので
取りあえずこのまま進むことに…(但し、所々に別の踏み跡もあったのでご注意を)
2018年10月15日 05:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 5:28
メインルートである”尾根上ルート”ではない、山腹の細い踏み跡を辿りました
ただ、薄いながらも踏み跡があり、GPSで見ても方角が合っていたので
取りあえずこのまま進むことに…(但し、所々に別の踏み跡もあったのでご注意を)
暫く進むと尾根上のメインルートと無事合流しました
(左が尾根上のメインルート、右の細い踏み跡が今来た道)
あの白砂急斜面のどこにメインルートの取り付きがあったんだろう…?
2018年10月15日 05:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
10/15 5:32
暫く進むと尾根上のメインルートと無事合流しました
(左が尾根上のメインルート、右の細い踏み跡が今来た道)
あの白砂急斜面のどこにメインルートの取り付きがあったんだろう…?
そして夜が明けました。日向山から大岩山までのルートはご覧の通りいたって明瞭
特に標高1800m過ぎからはさらに整備が行き届いている印象で非常に歩きやすかったです
2018年10月15日 06:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
10/15 6:07
そして夜が明けました。日向山から大岩山までのルートはご覧の通りいたって明瞭
特に標高1800m過ぎからはさらに整備が行き届いている印象で非常に歩きやすかったです
夜も明けて本日初の甲斐駒さまがお目見え♪
この時点ではほぼ予報通りの空模様。快晴ではないけどまぁまぁかな…
(しかしこの後トンデモない天気になるとは思いもよらず・・・)
2018年10月15日 06:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
12
10/15 6:25
夜も明けて本日初の甲斐駒さまがお目見え♪
この時点ではほぼ予報通りの空模様。快晴ではないけどまぁまぁかな…
(しかしこの後トンデモない天気になるとは思いもよらず・・・)
甲斐駒山頂を拡大。もちろんこの時点では雪付きもなく穏やかな様子
このままあの頂まで順調に進んで、12時ごろには踏めると思っていました
2018年10月15日 06:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
8
10/15 6:26
甲斐駒山頂を拡大。もちろんこの時点では雪付きもなく穏やかな様子
このままあの頂まで順調に進んで、12時ごろには踏めると思っていました
黒戸尾根の向こうには鳳凰も見えました〜
2018年10月15日 06:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
10/15 6:25
黒戸尾根の向こうには鳳凰も見えました〜
左は地蔵岳のオベリスク、右は観音岳になるのかな…(ここから薬師岳は見えず)
予報通りの高曇りだけど、風も弱く現時点で天候的には全く問題無し
これから昼にかけて曇り時々晴れの予報だし〜(と、余裕で歩いていた私…)
2018年10月15日 06:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
10/15 6:26
左は地蔵岳のオベリスク、右は観音岳になるのかな…(ここから薬師岳は見えず)
予報通りの高曇りだけど、風も弱く現時点で天候的には全く問題無し
これから昼にかけて曇り時々晴れの予報だし〜(と、余裕で歩いていた私…)
鳳凰の遥か後方には富士山も見えました♪
やっぱりさすがの富士山。既に7合目くらいまで雪化粧ですね
2018年10月15日 06:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
23
10/15 6:28
鳳凰の遥か後方には富士山も見えました♪
やっぱりさすがの富士山。既に7合目くらいまで雪化粧ですね
日向山からちょうど1時間半で駒岩(鞍掛山分岐)に到着
ここまで予定通りの行程&ペース、体調も全く問題無しで順調そのもの
ここから大岩山までは破線ルート。でも踏み跡は明瞭なのでズンズン進んで行きます
2018年10月15日 06:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
10/15 6:31
日向山からちょうど1時間半で駒岩(鞍掛山分岐)に到着
ここまで予定通りの行程&ペース、体調も全く問題無しで順調そのもの
ここから大岩山までは破線ルート。でも踏み跡は明瞭なのでズンズン進んで行きます
大岩山までの途中にこんなものが置いてありました
この区間は破線ルートですが、そうとは思えないほど整備されている印象
これがそのことを物語っていると思います
2018年10月15日 07:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
10/15 7:21
大岩山までの途中にこんなものが置いてありました
この区間は破線ルートですが、そうとは思えないほど整備されている印象
これがそのことを物語っていると思います
大岩山ピークへの最後の登り。結構な斜度ですがとても歩きやすい
暑くもなく寒くもなく、誰とも会わず独り静かに気持ち良く登っていました♪
2018年10月15日 07:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
10/15 7:35
大岩山ピークへの最後の登り。結構な斜度ですがとても歩きやすい
暑くもなく寒くもなく、誰とも会わず独り静かに気持ち良く登っていました♪
日向山から3時間弱、大岩山に到着です。特に眺望も無い山頂でした
ここで破線ルートは終了。この先は山と高原地図にはないバリエーションルートになります
2018年10月15日 07:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
10/15 7:45
日向山から3時間弱、大岩山に到着です。特に眺望も無い山頂でした
ここで破線ルートは終了。この先は山と高原地図にはないバリエーションルートになります
ここから烏帽子岳〜三ッ頭(甲斐駒〜鋸岳間の稜線分岐)までがバリルート区間
従って山と高原地図にルートがないので標準CTもありませんが、
現地の標識のCTでここから稜線まで3時間半+30分で約4時間表記でした
2018年10月15日 07:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
10/15 7:45
ここから烏帽子岳〜三ッ頭(甲斐駒〜鋸岳間の稜線分岐)までがバリルート区間
従って山と高原地図にルートがないので標準CTもありませんが、
現地の標識のCTでここから稜線まで3時間半+30分で約4時間表記でした
大岩山からバリルートに入ると、のっけからこれだけの歩きやすい道って・・・
ホントにこれがバリルートなの!?
2018年10月15日 07:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
7
10/15 7:46
大岩山からバリルートに入ると、のっけからこれだけの歩きやすい道って・・・
ホントにこれがバリルートなの!?
しかし道はバリルートとは思えないほど明瞭なのですが、大岩山から15分ほど進むとビックリするような急下降区間になります💦
2018年10月15日 07:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
10/15 7:59
しかし道はバリルートとは思えないほど明瞭なのですが、大岩山から15分ほど進むとビックリするような急下降区間になります💦
まさかの状況に少々ビビりましたが、ここにもバリルートとは思えないような鎖が設置してあり、整備状況は良好
2018年10月15日 08:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
10/15 8:00
まさかの状況に少々ビビりましたが、ここにもバリルートとは思えないような鎖が設置してあり、整備状況は良好
延々と続く鎖での急下降区間。北アでもこれだけの斜度と長さの下降区間はそうそうない印象。それと正直この鎖がなかったら私の技量でこの下降は難しいと感じるくらいの急斜面
2018年10月15日 08:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 8:03
延々と続く鎖での急下降区間。北アでもこれだけの斜度と長さの下降区間はそうそうない印象。それと正直この鎖がなかったら私の技量でこの下降は難しいと感じるくらいの急斜面
長い鎖が終わると最後はハシゴで〆
2018年10月15日 08:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
10/15 8:14
長い鎖が終わると最後はハシゴで〆
やっと鞍部に着いてひと安心。急下降開始から何だかんだで20分弱かかりました。このように大岩山から八丁尾根側への区間は強烈な急斜面ルートなのでご注意を
2018年10月15日 08:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
10/15 8:17
やっと鞍部に着いてひと安心。急下降開始から何だかんだで20分弱かかりました。このように大岩山から八丁尾根側への区間は強烈な急斜面ルートなのでご注意を
実際の踏み跡は明瞭なのですが、たまにGPSを見るとやはりルートが無いところを辿っているのでチョット不安になる…
2018年10月15日 08:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
10/15 8:38
実際の踏み跡は明瞭なのですが、たまにGPSを見るとやはりルートが無いところを辿っているのでチョット不安になる…
大岩山からの急下降が終わると暫く一般的な踏み跡が続きます
特に迷うこともなくトボトボと進んでいるとガスが酷くなってきた…
この先の尾根やピークの様子はどうなっているのか?さっぱり分からず。。。
2018年10月15日 09:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 9:33
大岩山からの急下降が終わると暫く一般的な踏み跡が続きます
特に迷うこともなくトボトボと進んでいるとガスが酷くなってきた…
この先の尾根やピークの様子はどうなっているのか?さっぱり分からず。。。
途中、鎖場もありましたが、これは一般的なレベルのもの。ここでもバリルートとは思えない整備状況の良さが感じられる
2018年10月15日 09:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
10/15 9:47
途中、鎖場もありましたが、これは一般的なレベルのもの。ここでもバリルートとは思えない整備状況の良さが感じられる
予報では昼にかけて曇り時々晴れの”徐々に良くなる方向”だったのですが、
実際には良くなるどころか逆に悪くなる感じで、チラホラ雪が降り出してきた…
(でもこの時点では進行には全く問題ないレベルでしたが)
2018年10月15日 10:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
11
10/15 10:07
予報では昼にかけて曇り時々晴れの”徐々に良くなる方向”だったのですが、
実際には良くなるどころか逆に悪くなる感じで、チラホラ雪が降り出してきた…
(でもこの時点では進行には全く問題ないレベルでしたが)
ルートは烏帽子岳に近づくにつれて少々ヤブっぽくなりました
とはいっても相変わらず足元の踏み跡は明瞭で、
ルート上に藪が被っている程度の状況です(赤テープもありました)
2018年10月15日 10:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 10:09
ルートは烏帽子岳に近づくにつれて少々ヤブっぽくなりました
とはいっても相変わらず足元の踏み跡は明瞭で、
ルート上に藪が被っている程度の状況です(赤テープもありました)
烏帽子岳手前の小ピークに到着。最初はここが烏帽子岳?と思いましたが違っていました
この小ピークから烏帽子岳〜三ッ頭分岐までは露岩の稜線が続きます
2018年10月15日 10:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 10:17
烏帽子岳手前の小ピークに到着。最初はここが烏帽子岳?と思いましたが違っていました
この小ピークから烏帽子岳〜三ッ頭分岐までは露岩の稜線が続きます
大岩山から約2時間40分ほどで烏帽子岳に到着
この区間でも現地標識のCT比で50分ほど削れていたのでペース的には順調でした
しかし周囲は既に完全なるスタジオ合成状態・・・何なんだぁ…この天気は
2018年10月15日 10:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 10:26
大岩山から約2時間40分ほどで烏帽子岳に到着
この区間でも現地標識のCT比で50分ほど削れていたのでペース的には順調でした
しかし周囲は既に完全なるスタジオ合成状態・・・何なんだぁ…この天気は
小雪がパラつく状況でハイマツなどについた小雪が
すぐに溶けて水滴となり足がびしょ濡れに…
近年の山行ではダイエットに成功したこともあって真夏でも
スパッツ着用で平気なのですが、今回は着用して大正解でした
2018年10月15日 10:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 10:29
小雪がパラつく状況でハイマツなどについた小雪が
すぐに溶けて水滴となり足がびしょ濡れに…
近年の山行ではダイエットに成功したこともあって真夏でも
スパッツ着用で平気なのですが、今回は着用して大正解でした
烏帽子岳から15分ほどで三ッ頭分岐(甲斐駒〜鋸岳間の稜線上)に到達
ここで八丁尾根&バリルートは終了。ここから甲斐駒までは破線ルートに。
この時点で10時40分。あの標識のCTをみても12時半ごろには
甲斐駒山頂に到達できる見通しだったので、正直安心していました
ところがここから先が天候の悪化も含めて想定外の連続でまさかの事態に…
2018年10月15日 10:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 10:39
烏帽子岳から15分ほどで三ッ頭分岐(甲斐駒〜鋸岳間の稜線上)に到達
ここで八丁尾根&バリルートは終了。ここから甲斐駒までは破線ルートに。
この時点で10時40分。あの標識のCTをみても12時半ごろには
甲斐駒山頂に到達できる見通しだったので、正直安心していました
ところがここから先が天候の悪化も含めて想定外の連続でまさかの事態に…
三ッ頭分岐から甲斐駒までの破線ルート区間では途中、東側の樹林帯への誤った踏み跡に引き込まれて戻るなどを数回繰り返し徐々にペースが悪化。
ここでも赤リボンが見えたので右下のハイマツの切れ目に入り、行く必要のない六合石室下の水場へ半分ほど下りまた戻りました。
あちこちにハイマツの切れ目(枝道)があり、正直私レベルでは一発正解が難しい印象。先ほどのバリルート区間の方がよっぽど迷わなかった。
2018年10月15日 11:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 11:30
三ッ頭分岐から甲斐駒までの破線ルート区間では途中、東側の樹林帯への誤った踏み跡に引き込まれて戻るなどを数回繰り返し徐々にペースが悪化。
ここでも赤リボンが見えたので右下のハイマツの切れ目に入り、行く必要のない六合石室下の水場へ半分ほど下りまた戻りました。
あちこちにハイマツの切れ目(枝道)があり、正直私レベルでは一発正解が難しい印象。先ほどのバリルート区間の方がよっぽど迷わなかった。
行き&戻りを繰り返しながら三ッ頭分岐から1時間弱で六合石室に到着
見た目にもしっかりとした造りで、これなら天候大荒れでも大丈夫そう
写真ではそうでもない感じですが、実際には徐々に雪が酷くなってきたし…
2018年10月15日 11:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 11:34
行き&戻りを繰り返しながら三ッ頭分岐から1時間弱で六合石室に到着
見た目にもしっかりとした造りで、これなら天候大荒れでも大丈夫そう
写真ではそうでもない感じですが、実際には徐々に雪が酷くなってきたし…
中はこんな感じ。板間は10人くらいが横になれる広さ
ところでこの造りって石積みの壁で囲った上に木材で屋根を載せた構造
これって雪壁で囲ってセンターポールでシートを被せる”モノポールテント”みたい?
2018年10月15日 11:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 11:35
中はこんな感じ。板間は10人くらいが横になれる広さ
ところでこの造りって石積みの壁で囲った上に木材で屋根を載せた構造
これって雪壁で囲ってセンターポールでシートを被せる”モノポールテント”みたい?
ルートは六合石室のところで行き止まり?みたいだったので、
少し来た道を戻り、ここを右へ入りメインルート(稜線上)を辿りました
(ただ、自分が見つけられなかっただけで、戻らなくても道があったかも…)
2018年10月15日 11:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 11:43
ルートは六合石室のところで行き止まり?みたいだったので、
少し来た道を戻り、ここを右へ入りメインルート(稜線上)を辿りました
(ただ、自分が見つけられなかっただけで、戻らなくても道があったかも…)
石室から先(標高約2600m)を超えると、ようやく樹林がなくなりハダカ稜線に
これでここまでのような間違った枝道への引き込まれはないのですが
この頃からジワジワと風雪が酷くなってきた💦
2018年10月15日 11:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 11:47
石室から先(標高約2600m)を超えると、ようやく樹林がなくなりハダカ稜線に
これでここまでのような間違った枝道への引き込まれはないのですが
この頃からジワジワと風雪が酷くなってきた💦
途中、長めの鎖場もありましたが、この風雪で岩肌に雪がつき始めて
非常に滑り易くなってしまい、更なるペースダウンを強いられる。
ここも滑り易くて超怖かった・・・というか、何なのこの天候の悪化は!?
曇り時々晴れで大崩れは無しだったよね?全然聞いてないし〜(;一_一)
2018年10月15日 12:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 12:31
途中、長めの鎖場もありましたが、この風雪で岩肌に雪がつき始めて
非常に滑り易くなってしまい、更なるペースダウンを強いられる。
ここも滑り易くて超怖かった・・・というか、何なのこの天候の悪化は!?
曇り時々晴れで大崩れは無しだったよね?全然聞いてないし〜(;一_一)
夏用手袋なので鎖に雪がつくと冷たくて握っていられないし・・・
(もぅ、何なのよこの状況は!・・・って感じ)
2018年10月15日 12:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 12:31
夏用手袋なので鎖に雪がつくと冷たくて握っていられないし・・・
(もぅ、何なのよこの状況は!・・・って感じ)
本格的に風雪が酷くなり出してから、たかだか20分ほどでこの様相に
取りあえず装備は万全なので、防寒着とレインウエアで防寒対策をして、
持参した10本爪アイゼンはもう少し様子見することに
2018年10月15日 12:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 12:40
本格的に風雪が酷くなり出してから、たかだか20分ほどでこの様相に
取りあえず装備は万全なので、防寒着とレインウエアで防寒対策をして、
持参した10本爪アイゼンはもう少し様子見することに
この先もこんな状態に・・・まだ甲斐駒山頂まで暫く露岩が続きそう…
この岩稜帯の登りでも、登る必要のない小岩峰や大岩に登ってしまい
そのまま進行方向に下りられず、また戻るなどを数回繰り返して更にペースが悪化する
2018年10月15日 13:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 13:12
この先もこんな状態に・・・まだ甲斐駒山頂まで暫く露岩が続きそう…
この岩稜帯の登りでも、登る必要のない小岩峰や大岩に登ってしまい
そのまま進行方向に下りられず、また戻るなどを数回繰り返して更にペースが悪化する
ガス&風雪で前方の視界が殆んどなく、
どこが甲斐駒の頂なのか?さっぱり分からないまま歩いていたのですが、
これだけ近づいてようやく見えてきた!やっとだよ〜〜〜
2018年10月15日 13:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 13:29
ガス&風雪で前方の視界が殆んどなく、
どこが甲斐駒の頂なのか?さっぱり分からないまま歩いていたのですが、
これだけ近づいてようやく見えてきた!やっとだよ〜〜〜
まさかの風雪と滑る岩肌に苦戦しつつも、何とか山頂に到達
天候の悪化と自分の道間違い多数によるペースダウンで
ナント六合石室から約2時間、三ッ頭分岐から約3時間もかかってしまった…
結局この間のCTで1時間もオーバー。もぅ完全に想定外。ヤラレましたネ。。。
2018年10月15日 13:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 13:36
まさかの風雪と滑る岩肌に苦戦しつつも、何とか山頂に到達
天候の悪化と自分の道間違い多数によるペースダウンで
ナント六合石室から約2時間、三ッ頭分岐から約3時間もかかってしまった…
結局この間のCTで1時間もオーバー。もぅ完全に想定外。ヤラレましたネ。。。
バックが真っ白でよく見えませんが、今季初の雪舞う中でのセルフ撮り
今回は完全なるスタジオ合成状態で景色は一切無し。風も強いのでそそくさと下山します
2018年10月15日 13:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 13:39
バックが真っ白でよく見えませんが、今季初の雪舞う中でのセルフ撮り
今回は完全なるスタジオ合成状態で景色は一切無し。風も強いのでそそくさと下山します
山頂直下にある”駒ヶ岳神社本宮”。ここもささっと通過し…
2018年10月15日 13:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 13:45
山頂直下にある”駒ヶ岳神社本宮”。ここもささっと通過し…
雪がついた岩面の下りは特に滑り易く手強かった。とにかく慌てず急がずゆっくりとスリップに注意して慎重に下りていきました
2018年10月15日 13:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 13:47
雪がついた岩面の下りは特に滑り易く手強かった。とにかく慌てず急がずゆっくりとスリップに注意して慎重に下りていきました
黒戸尾根といえばこの剣。かなりモヤっていますが何とか確認できました
2018年10月15日 14:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 14:12
黒戸尾根といえばこの剣。かなりモヤっていますが何とか確認できました
こういう薄雪のついた鎖場の下降が本当に滑り易くかなり怖かった
ここも焦らずゆっくりと足元を確認しながら慎重に下りました
2018年10月15日 14:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 14:34
こういう薄雪のついた鎖場の下降が本当に滑り易くかなり怖かった
ここも焦らずゆっくりと足元を確認しながら慎重に下りました
雪つきで滑る岩肌に手こずりつつも、
山頂から1時間近くかけて八合目御来迎場まで下りてきました
ここまで来ると雪は雨に変わり、今度は靴の中までズブ濡れ状態に…
2018年10月15日 14:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 14:42
雪つきで滑る岩肌に手こずりつつも、
山頂から1時間近くかけて八合目御来迎場まで下りてきました
ここまで来ると雪は雨に変わり、今度は靴の中までズブ濡れ状態に…
雪のスリップと雨でズブ濡れの中、やっとの思いで七丈小屋に到着
既に日没前下山は無理なので、ホットココアを注文して中で休ませて頂きました
小屋番さん達とまさかの天候悪化などの話で盛り上がり楽しかった♪
無理して素通りせず、ゆっくり休んで大正解。元気をもらいました☆
2018年10月15日 15:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 15:12
雪のスリップと雨でズブ濡れの中、やっとの思いで七丈小屋に到着
既に日没前下山は無理なので、ホットココアを注文して中で休ませて頂きました
小屋番さん達とまさかの天候悪化などの話で盛り上がり楽しかった♪
無理して素通りせず、ゆっくり休んで大正解。元気をもらいました☆
小屋で30分ほど休憩した後、雨の中を再び出発
いつもの鎖&ハシゴが連続するアスレチックゾーンも
今日は濡れて非常に滑りやすかったのでゆっくり慎重に下りました
2018年10月15日 15:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 15:57
小屋で30分ほど休憩した後、雨の中を再び出発
いつもの鎖&ハシゴが連続するアスレチックゾーンも
今日は濡れて非常に滑りやすかったのでゆっくり慎重に下りました
五合目〜刀利天狗〜刃渡りとズンズン下って山麓付近まで下りてきました
既に夜ですがこの暗闇の中で、しかもゴール直前でコレってナニ!?
(クマ出没の注意書き?でもハチだってヤバいでしょ!?💦)
2018年10月15日 19:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 19:17
五合目〜刀利天狗〜刃渡りとズンズン下って山麓付近まで下りてきました
既に夜ですがこの暗闇の中で、しかもゴール直前でコレってナニ!?
(クマ出没の注意書き?でもハチだってヤバいでしょ!?💦)
最後に竹宇駒ヶ岳神社の社殿裏にある吊橋を渡って終了。でも夜の吊橋ってなんか不気味だった…
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10/15 19:30
最後に竹宇駒ヶ岳神社の社殿裏にある吊橋を渡って終了。でも夜の吊橋ってなんか不気味だった…
すっかり暗くなってしまいましたが、無事に竹宇駒ヶ岳神社に到着
いろいろ予想外なこともあったけど、こうして無事に下山できたことに感謝
2018年10月15日 19:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 19:32
すっかり暗くなってしまいましたが、無事に竹宇駒ヶ岳神社に到着
いろいろ予想外なこともあったけど、こうして無事に下山できたことに感謝
神社から最後の緩い登り坂(これが意外にキツイ💦)を登り返して
プリやんの待つ尾白川渓谷駐車場に戻りました
プリやん、今日は青空も景色もなく、苦難が多かったけど、
それでも無事に歩き通せてこれはこれで楽しかったよ
こういう日もあるけれど、でもやっぱり山歩きはイイもんだね(^−^)
(あ、ザックカバー逆さだったし・・・(^^ゞ)
2018年10月15日 19:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/15 19:41
神社から最後の緩い登り坂(これが意外にキツイ💦)を登り返して
プリやんの待つ尾白川渓谷駐車場に戻りました
プリやん、今日は青空も景色もなく、苦難が多かったけど、
それでも無事に歩き通せてこれはこれで楽しかったよ
こういう日もあるけれど、でもやっぱり山歩きはイイもんだね(^−^)
(あ、ザックカバー逆さだったし・・・(^^ゞ)
撮影機器:

感想

 
これまで黒戸尾根や北沢峠などから何度も登頂している甲斐駒ヶ岳。
数ある山頂へのルートの中で、直接山頂まで繋がっているルートでは
ないのですが、以前から気になっていた白砂輝く日向山からの八丁尾根。
そして甲斐駒山頂を経て黒戸尾根を下る周回ルートを歩いてみました。

当初この週末(10/13−10/15)は、念願だった南ア南部の
ゴールデンルートを周回する予定だったのですが、
土日(13.14日)の2日間が荒天予報でまたもや断念。
「これで何回この計画を延期したんだろう・・・」と思いつつも、
15日の月曜だけは「曇り時々晴れ」で「大きな崩れはない見込み」
という比較的良い予報だったので、楽しみにしていた南ア南部山行は
お預けにして日帰りで行けるどこか良いところ…ということで、
やっぱり南ア(でも北部)の日帰り周回に変更となりました。
(それでも今季の南ア南部山行はまだ諦めてない私です(*^^)v


念願の南ア南部をお預けにして始まった今回の周回山行でしたが、
とにかく天気の大崩れはないとのことだったので、
早朝から気合いを入れてアタックしてみました。
ところが実際は予報が大きく外れて荒れ模様となり、
曇りからまさかの風雪、そして上部稜線から山頂は冬山の様相に…
装備的には何があっても良いように防寒着から10本爪のアイゼンまで
携帯していたので、想定外の天候悪化にも動じることはなく、
落ち着いて対処できましたが、ペースの方はガタ落ちで下山は日没後に…

一応、当初の計画では標準CTの無いバリルート区間を現地標識に記載の
CTを参考に加味してトータルで大よそ18時間半。
これならいつもの自分のペースで13〜14時間で周回できると見込み、
午前3時出発で16時〜17時には下山、さらにプラス1時間余裕をみて
遅くとも18時には下山できると思っていました。

ところが当日はまさかの天候悪化による降雪、そして岩肌には雪がつき、
非常に滑り易くなった岩稜帯歩きにかなり手間取り時間を要しました。
さらに自分の判断ミスにより、間違った踏み跡を何度も辿ってしまい、
その途中で気付いては戻るというタイムロスなどで大幅なペースダウンを
強いられ、結果的には全くといっていいほど目論見通りにはいきませんでした。

その中でも、今回のルートで最も楽しみにしていた大岩山からの
八丁尾根バリルート区間は「これがホントにバリルートなの?」
と思えるほど良く整備された歩きやすい道で、迷いそうになる複数の
踏み跡などもなくほぼ予定通り進めたのですが、
逆に破線ルートである甲斐駒〜鋸岳間の上部稜線区間では
複数ある明瞭な踏み跡の「正解」を見つけるのに手間取ってしまいました。
その影響で間違えては途中で戻るを繰り返し、ここまで削ってきたCTを
吐き出す結果に。この辺りの「見極める力」がまだまだダメだなぁ…と、
自分の力不足を実感した次第です。

これらの結果として予想を遥かに上回る時間を要したことは、
自身の登山者としての未熟さを露呈してしまった結果だったと思います。
やはり私ごときの今の実力は所詮この程度。
今回の山行ではそんな自分の身の丈を痛感させられました。

そんなことで反省点も多かった今回の山行でしたが、
それでも十分な装備とこれまでの経験などにより
想定外の天候悪化という事態にも落ち着いて対処できたことは
これまでの登山経験が生きた結果だったと思います。

今回は16時間半も歩いて青空も景色もほとんどなく終わってしまいましたが、
この次は抜けるような冬の青空の下で、南ア南部の巨峰に圧倒されつつも
延々と続く稜線からの絶景を眺めながら悠々と歩けたらいいなと思います。
 

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コメント

無事に帰って来られてよかった!
ワタクシ、完全なる積雪期よりも、こういうあいまいな時期が一番怖い感じがします。
下山できて良かったですよ、本当に。
読んでいて怖くなっちゃったもん”
>間違った踏み跡を何度も辿ってしまい、
その途中で気付いては戻る
その判断でよかった!
>それでも十分な装備とこれまでの経験などにより
想定外の天候悪化という事態にも落ち着いて対処できたことは
これまでの登山経験が生きた結果だったと思います。
そうですよ〜〜!
CTにこだわる必要ないっす!

事故のないよう頼みますよ〜〜!
雪の鳳凰山案内してもらうんですからね〜〜!
(でも自分の膝は完治しておりません、笑
2018/10/20 19:33
Re: 無事に帰って来られてよかった!
cocoさん、どうもです〜
そうです、その通りなんですよ。
真冬でしっかり雪がついていれば、それ相応の装備で逆に歩きやすくなるし、
(ヘタすると同じルートでも、無雪期のザレガレ&石ゴロの急斜面なんかよりも積雪期の方が全然歩きやすい場合も多々あるし
今回のように岩肌に中途半端な薄っすら雪なんていう状態の方が
よっぽど厄介ですよね
それと甲斐駒〜鋸岳間の樹林稜線上での道間違いにはホントにヤラレました…
昔から歩かれているせいか?それらしい枝道の踏み跡が何本もあって、
何度もハズレて違う方に引き込まれました。そしてその後また戻る…
こんなことをやっていたので、あの稜線で大幅なタイムロスとなっちゃいました
その手前にあるバリルート区間の方がよっぽど歩きやすく、道間違いもなかったですよ。ぶっちゃけ「どっちがバリなの?」って感じでしたよ
今回はまさかの天候悪化もあったりで、そんなこんなの山行でしたけど、
これはこれで良い経験になったと思っています。
そして無事に帰れたことが何よりですね
cocoさんもお膝を養生して膝の痛みが少ない雪山行にぜひ! snow
2018/10/20 23:07
おつかれさん
このコース日帰りは屈強のトレラン並みですよ。
体力凄いね〜〜〜
私はもうニセ烏帽子でクタクタでしたもん。
あそこ、だまされたでしょ〜〜〜〜
烏帽子ゲット〜〜と思ったら、もう一つ先のピークに山頂標識立ってるのが見えてガックリでした。
鋸〜甲斐駒間は道間違えたりしなかったけど?
そんなに枝道ありましたっけ?
ところで、予告?通り私も同ルート逆回り行ってきましたが
処々の事情で六合目小屋で撤退、北沢峠下山となりました。
詳しくは近日中公開します。
瞬間最大積雪量10cm位でした
(ほんの30分で10cm積もりました〜〜〜)
でも日曜は最高の甲斐駒頂上堪能してきましたよ。
青空に映える青い新車でピカピカのヘリがシュールでしたが・・・・
2018/10/22 12:41
Re: おつかれさん
どーもです!(えっ?こんな時間に投稿って、なんでかって??)
そうです、只今南アから戻ってきたところなんです

ニセ烏帽子?あ〜あの、烏帽子手前のピークがそれだったんですね
>もう一つ先のピークに山頂標識立ってるのが見えてガックリ
・・・いえいえ自分は大丈夫でしたよ。
だって当日は超ガスガスでその山頂標識すら見えずでしたから
ガックリどころじゃなかったですよ(逆に見えなくてガックリ
枝道の件は自分の未熟さもありますし、それ以外にも不要な岩上へ導くニセの踏み跡は、岩が乾いていればそのまま戻らず、進行方向に強引に下りられたんです。
でも、あのいやらしい雪付きではそれができず、その度に戻ったのがイタかった。
六合石室で撤退?tekuさんも相当降られたみたいですね。
でも、日曜日は大快晴でしたね!
自分も南方のだ〜れもいない2600m山小屋からから貴公子さまの姿を心眼で見ておりましたヨ
その翌日は3000m超の稜線&頂から塩見の遥か先に貴公子&女王、
その他北部のいつもの面々まで、ぜ〜んぶ見えましたよ〜〜happy02scissors
2018/10/23 14:19
暗いのはコワイ。
お疲れさまでーす!
また長時間歩いてますねぇ(*_*)走ってる??
てくちゃんの言うとおり
体力スゴいっすね。強靭(笑)
わたくし、20m走っただけで死にそうやのに。
そして、ほんと、これからも無事に帰ってきて下さいね!!
2018/10/22 22:24
Re: 暗いのはコワイ。
ちゃださん、お疲れさま〜
また長時間歩いてまいりましたヨ
20mで死にそう?
でも、ゆるだらでもコツコツ登っているうちに体力つくからね。
何ごとも継続することが大事かと思います。
一仕事済ませたらゆっくりレコみさせてください
2018/10/23 14:23
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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