袖平山、蛭ヶ岳、檜洞丸（神ノ川からの15km周回）

2018年11月23日(金) [日帰り]

• GPS: 09:24
• 距離: 16.9km
• 登り: 2,122m
• 下り: 2,129m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:14
• 休憩: 1:10
• 合計: 9:24

距離 16.9km 登り 2,136m 下り 2,129m

6:51 神ノ川ヒュッテゲート前登山口
6:58 6:59 矢駄尾根登山口
8:02 風巻ノ頭
9:10 9:18 袖平山
9:26 萩ノ丸
9:30 9:33 姫次
9:44 原小屋平
9:51 9:52 地蔵平道標
10:00 地蔵平
10:14 ポッチノ頭
10:36 10:37 小御岳
10:48 10:57 蛭ヶ岳
11:00 蛭ヶ岳山荘
11:10 蛭ヶ岳
11:12 11:39 蛭ヶ岳山荘
11:44 11:45 蛭ヶ岳
12:20 ミカゲ沢ノ頭
12:42 12:46 臼ヶ岳
13:21 13:22 神ノ川乗越
13:43 金山谷乗越
13:46 13:47 源蔵尾根下降点
14:18 14:23 青ヶ岳山荘
14:30 14:38 檜洞丸
15:01 熊笹ノ峰
16:07 矢駄尾根登山口
16:13 神ノ川ヒュッテゲート前登山口
16:15 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道相模湖ICから国道413号へ。相模原市青根地区の一部で土砂崩れによる通行止めにより、迂回路をにて神の川ヒュッテ オートキャンプ場へ。日陰沢橋手前の駐車場スペース(8台停められるか）を利用。道路を下れば駐車スペースは何か所もありました。

コース状況／危険箇所等

階段に土嚢が積んである所がありますが、濡れていると滑ります。
山頂近辺の木段は霜で滑りました。
蛭ヶ岳から檜洞丸へ向かう最初の下りが急で鎖場もあり慎重に下りたいところです。
熊笹ノ峰から神の川へ下るルートは途中急な所もあり、足場も崩れる場所があるので注意したいところです。
その他は歩きやすいと思いました。

その他周辺情報

バッジ：檜洞丸青ヶ岳山荘にて缶バッジ(300円)
トイレ：日陰沢橋を渡った先に公衆トイレ(無料・夜間利用可）
温泉：天然温泉 いやしの湯 - 緑の休暇村センター(700円)

写真

11/23 23:32

丹沢に行ってきました。先週は西丹沢20km周回。今日は袖平山、蛭ヶ岳、檜洞丸の15km周回。筋肉疲労が回復してなかった…。

11/23 6:33

日陰沢橋手前の駐車スペース（右側）車を停めました。8台くらいはいけるか？といった感じ。この先の左カーブの先に日陰沢橋があります。ここに着いたときの気温が0℃。寒いのでフリースにウィンドウシェルを重ねて着ます。

11/23 6:37

日陰沢橋を渡った所に水洗の公衆トイレがあります。

11/23 6:46

トイレからすぐ先にゲート。

11/23 6:50

始めはアスファルトの道路を進みます。奥に見えている山が今日最初に目指すピークの風巻ノ頭。

11/23 6:55

途中右側に登って行ける道が。荒れてるなぁ。帰りはここから降りてくるんだけど、上の方はどうなっていることやら。

11/23 6:58

さらに道路を進むと左に標識が。階段を降りて行きます。

11/23 7:00

階段を下りて橋を渡ります。

11/23 7:04

尾根に乗るために斜面を横に登って行きます。

11/23 7:12

尾根に乗りました。ここから風巻ノ頭まで尾根伝いに登って行きます。緩やであれば楽なのですが、

11/23 7:17

そんな甘くはありませんね。がっつり急登が現れます。

11/23 7:28

標高差50m程の急登をこなすと、しばらく緩やかに。暑くなってフリースとウィンドウシェルを脱ぎます。

11/23 7:35

標高800m辺りから再び急になりはじめ、風巻ノ頭まで200mほどの標高差を一気に登って行きます。

11/23 7:47

ふーっ。足がなかなか前にでません。

11/23 7:56

もうちょっとだ、頑張ろう！

11/23 8:00

風巻ノ頭に到着しました。ベンチと東屋があります。

11/23 8:03

風巻ノ頭から一旦下ります。

11/23 8:12

岩場にクサリがかかっています。難しい感じではありませんでした。

11/23 8:13

クッサリ場を越えた標高1,000mから急登にさしかかかります。ここは50mほどの標高差を頑張ります。

11/23 8:23

ふぅ、急登を終えて緩やかな道に。冷たい風が吹いてきて寒くなってきたので、ウィンドウシェルを着ます。

11/23 8:46

前方の袖平山に向かって緩やかに登って行きます。

11/23 8:53

袖平山の西側の斜面が大きく崩れています。

11/23 8:54

その脇の階段を登って行きます。階段を登るにつれて視界が開け、西側のすばらしい景色を一望することができます。

11/23 9:03

手前に先週登った大室山、左奥におなじみの富士山。右奥に南アルプスが見えています。空はとてもクリアです。

11/23 9:03

富士山のアップ。先週より雪のラインが下に降りています。昨日の降った雪かな。

11/23 9:05

袖平山に到着しました。

11/23 9:07

北東方向に関東平野の街並みを見ることができました。奥に見えるのは筑波山。

11/23 9:09

袖平山に到着しました。と言いましたがピークはこの上。踏み跡をたどって登ります。

11/23 9:11

ここが袖平山山頂。今日目指す最初のピーク。手元の温度計で7℃。

11/23 9:12

三角点も。埋まってるね。

11/23 9:12

袖平山から南アルプスの白峰三山。先週は白くなかったけど、今日は白いですね。それにしても空気が澄んでいて、南アルプスが近く見えます。

11/23 9:19

すぐそこに見えるお隣の姫次に向かいます。

11/23 9:24

と思ったら、そこは姫次ではなく手前のピーク。いつもの丹沢あるあるです。登山詳細図を見るとここは萩ノ丸とのこと。

11/23 9:27

今度は姫次に到着しました。少し広いスペースがありベンチがいくつかあります。焼山から登ってくる人が多いよう。ここから人に会い始めます。

11/23 9:34

姫次から丹沢主脈に入り蛭ヶ岳を目指します。姫次から蛭ヶ岳まで3.2km。緩やかな歩きやすい道が続きます。

11/23 9:40

かなり開けた場所に出てきました。ここは原小屋平。登山詳細図によると水場があるようです。

11/23 9:45

蛭ヶ岳への道のほとんどはこんな感じの森の中を進みます。ずっと平坦というわけではありませんが、歩きやすいのですぐに蛭ヶ岳が近づいてくる印象です。

11/23 9:48

地蔵平に到着しました。原小屋平とは異なり、ここは森の中。蛭ヶ岳まで2.0km。

11/23 10:09

地蔵平から先は蛭ヶ岳に向けて小規模のアップダウンを繰り返して標高を上げて行きます。ここはポッチノ頭に登っている所。

11/23 10:19

蛭ヶ岳直前から斜度が急になりますが、少しずつ木々が薄れ、視界が開けてきます。木段を登るのは大変ですが、景色がすばらしいので大変さを忘れます。

11/23 10:22

蛭ヶ岳から檜洞丸まで続く稜線と富士山。
ん？

11/23 10:20

檜洞丸と富士山が重なってる！！

11/23 10:25

北の方を見ると、10月に登った赤城山がうっすらと見えています。

11/23 10:31

蛭ヶ岳山頂までもう少しです。

11/23 10:44

着いたー！

11/23 10:45

富士山をバックに。3回目の蛭ヶ岳を制覇しました。過去2回は雲の中。今日は最高だ！気温は10℃。ぽかぽかです。

11/23 10:48

山頂からの眺望。富士山と南アルプス。

11/23 10:51

左から奥に八ヶ岳。少し右手前に金峰山。その少し右手前に大菩薩嶺。ずっと右に行って雲取山。

11/23 10:46

東側に向かってみると、関東平野が一望！全部見える！すごい！
横浜方面。

11/23 10:54

都心方面。

11/23 10:55

宮ケ瀬ダムと関東の街並み。奥に筑波山。

11/23 10:56

丹沢主脈の丹沢山塔ノ岳方面。塔ノ岳が雲に攻められています。

11/23 10:57

今日はカレーを食べに来たのです。昨年は2℃という寒い中。外のベンチでラーメンを作って食べているときに見たカレーライスの貼り紙。次は食べると心に決めていたのです。

11/23 11:08

カレーライス！パチパチパチー拍手ー！800円。
バッジは2種類売ってました。両方とも持っているため購入せず。

11/23 11:45

蛭ヶ岳から檜洞丸へ向かいます。最初は緩やかに降り始めます。

11/23 11:53

しかし、すぐに急斜面に。石がゴロゴロで足場も悪いので慎重に下ります。

11/23 11:57

クサリが出てきました。

11/23 12:00

道幅が狭くサイドの落ち込みの激しこと。絶対に転べない急斜面。

11/23 12:02

11/23 12:06

急斜面をクリアして一安心。この後いくつものアップダウンを繰り返します。

11/23 12:07

この花はなんだろう。

11/23 12:17

ミカゲ沢ノ頭に到着。

11/23 12:25

臼ヶ岳が見えて来ました。

11/23 12:35

臼ヶ岳へ登っている途中、振り返ると蛭ヶ岳がすぐ目の前に見えます。

11/23 12:39

臼ヶ岳に到着しました。道標のすぐ横にベンチがあったので、コーヒータイムに。

11/23 13:17

臼ヶ岳をどんどん下り、神ノ川乗越に到着。150mほど標高を下げました。

11/23 13:23

神ノ川乗越から登り返していきます。

11/23 13:25

ピークに到着。

11/23 13:29

お隣のピークへ向けて下って登ります。

11/23 13:33

そのお隣に到着。ここから金山谷乗越に向けて下って行きます。

11/23 13:38

金山谷乗越に到着しました。崩落が激しく、回り込むように道が作られています。

11/23 13:42

金山谷乗越から登り返している途中で蛭ヶ岳と歩いてきた稜線が見えました。

11/23 13:43

源蔵尾根入口に到着。

11/23 13:58

源蔵尾根入口から先はアップダウンはなく、標高差300mあまりをひたすら登って行きます。

11/23 14:07

標高を上げるにつれ、再び視界が開けてきます。蛭ヶ岳や丹沢山が遠くなりました。

11/23 14:15

青ヶ岳山荘に到着しました。今日は富士山の写真の缶バッジ(300円)を購入。

11/23 14:16

南を見ると真鶴半島や初島。伊豆半島の奥には天城山が見えました。先週は真鶴半島だけしか見えませんでした。

11/23 14:24

先週も青ヶ岳山荘上の木段の途中で撮った丹沢主脈。今日も綺麗です。

11/23 14:27

そして檜洞丸に到着しました。先週もきたよー。

11/23 14:35

先週登って来た熊笹ノ峰方向に下って行きます。

11/23 14:38

おわー、すごいー。

11/23 14:39

八ヶ岳の雲が取れてよく見えます。金峰山、朝日岳、国師ヶ岳。

11/23 14:49

熊笹ノ峰に向かって下って登ります。

11/23 14:57

笹に覆われた峰。

11/23 14:59

熊笹ノ峰から見える神ノ川への分岐地点。すぐそこです。

11/23 15:00

先週写真だけ撮った分岐の先を1週間後に歩くとは思っていなかったなぁ。

11/23 15:03

分岐からの下りは歩きやすく、サクサク降りて行けました。
最初は笹が広がり、ときおり木段が混じる登山道。

11/23 15:23

笹が見られなくなり、落ち葉がいっぱいの道に。

11/23 15:24

植生の境に到着。

11/23 15:26

足場が悪い急斜面になってきました。落ち葉に隠れた小石が崩れて滑りやすいので慎重に下ります。

11/23 15:44

林道を横切って再び登山道に入ります。

11/23 15:48

尾根伝いにどんどん降りて行きます。

11/23 16:00

登山道わきに草が増えて着たらもうあとちょっと。

11/23 16:03

林道まで降りてきました。分岐からの下り、ここが一番滑った。落ち葉は湿り、その落ち葉の下に石がゴロゴロで、一歩一歩足場が崩れて大変。

11/23 16:08

林道ゲートに無事戻ってきました。

撮影機器：

FinePix F100fd FUJIFILM

感想

しろたんきゅ２

　南八ヶ岳20kmの縦走周回、OMM2日間で35km、西丹沢20km周回、と毎週歩き倒してからの丹沢。最初は西丹沢ビジターセンターからの20km周回にしようかと思っていたのですが、疲れが心配だったので時間に余裕のある神ノ川からの15km周回にしました。やっぱり最初の急登の風巻尾根にて一歩一歩が重く大変でした。
　袖平山手前の木段からの景色はとても良く。少し登っては写真を撮ってはじっくり眺め、疲れを忘れるひと時でした。姫次から蛭ヶ岳への道は歩きやすく、眺望も急登もなかったのでペースを保って登ことができました。
　蛭ヶ岳は3回目でしたが、過去2回は雲の中。今日の澄んだ空気の中見る景色はどこまでも遠くまで見ることができました。蛭ヶ岳山頂からの景色は東西で全く異なり、東は関東平野全域が見渡せる文明世界、西は富士山を含め山々が連なる自然世界、北はその異世界の境界。それにしても関東平野が全部見えるとは、夜景はきれいだろうなぁ。どんな夜景スポットよりもきれいだろうなぁ。
　蛭ヶ岳山荘のカレーライスをとても楽しみにしていて、今回食べることができてよかったです。おいしかったー。次から次へとやってくる方々もカレーライスを頼んでいて、私たちの後はご飯の炊き待ちになっていたみたいです。
　蛭ヶ岳と檜洞丸を結ぶ稜線は、昨年檜洞丸から歩いてきましたが、今日は逆方向。下り最初の急斜面はかなり慎重に下りました。危ない危ない。稜線歩きは昨年に比べて楽に歩けた気がします。
　熊笹ノ峰からの下山は歩きやすかったのですが、途中急になる所は足場が悪く、慎重に下らないとな感じ。これ逆に登るの嫌だなぁという斜度が長く続きました。それよりも林道に降りる最後の最後の数mがが一番嫌でした。足場が崩れる崩れる…。