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Yamareco

記録ID: 1728553
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳

2019年02月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
ryosk_hs その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:29
距離
14.7km
登り
1,489m
下り
1,487m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:55
休憩
1:20
合計
7:15
6:45
55
第3駐車場
9:15
9:30
45
分岐
10:15
10:30
90
肩の小屋口バス停
12:00
12:05
35
12:40
12:55
15
肩の小屋口バス停
13:10
13:10
50
分岐
14:00
第3駐車場
天候 駐車場に着くまでは雪。
駐車場に着いてからは終始晴れ。稜線は強風のため、撤退する人も。
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
3連休を利用し、安曇野の親戚宅でお泊まり会。
親戚宅を4時過ぎに出て、途中、松本駅で知り合いを拾う。今日は2人で乗鞍へ。
土曜昼から降り続く雪はこの時間になっても止まず。路面は凍結等してないので、チェーンなしでも無事スキー場第3駐車場まで。
コース状況/
危険箇所等
第3駐車場の目の前にあるゲレンデから3本のリフト沿いを登っていく。ちょうど圧雪車の作業中なので、邪魔にならないように。
かもしかリフト終点でゲレンデ登りが終わるので、雪深くなりワカンを装着するも、すぐさま急登でアイゼンにチェンジし、そのまま登頂、下山まで。

トレースは基本的にはあるが、強風ですぐ消えたりするため、要注意。幸い天気がよく先行者も見えたため登りの道迷いはなかったが、下りのゲレンデが危なかった。
スキー客が大勢で朝と景色が変わり、どこから登ってきたかGPSに頼るはめとなった。

肩ノ小屋口バス停付近と、そこから鞍部までの登りは部分的にクラストしてるのでアイゼンがよく効く。他は深いところで膝まで沈む。

バス停で不要な荷物をデポし、ストックからピッケルにチェンジ。下りはシリセードしながらなのでそのままピッケル使用。

稜線はかなりの強風のため、無理に逆らわず耐風姿勢で呼吸を合わせる。
その他周辺情報 第3駐車場は無料。更衣室とトイレあり。便座は温かいがウォシュレットはなし。
6時半頃の到着時点で車は30台ほど。

下山後は湯けむり館にて日帰り温泉。720円タオル別。ネットで検索すると割引券で540円に!?利用しなかったが、3月31日までとのこと。

帰りに石井スポーツの松本店に立寄るも知り合いのスタッフさんには会えず普通にお買い物。
チェーンなし、四駆の通常走行で大丈夫!
2019年02月10日 06:37撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/10 6:37
チェーンなし、四駆の通常走行で大丈夫!
駐車場は早朝にも関わらず登山客やスキー客でいっぱい。
右手の建物がトイレと更衣室棟。
2019年02月10日 06:38撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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駐車場は早朝にも関わらず登山客やスキー客でいっぱい。
右手の建物がトイレと更衣室棟。
一本目のりくら山麓リフトに沿ってゲレンデ登り。
2019年02月10日 06:46撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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一本目のりくら山麓リフトに沿ってゲレンデ登り。
振り返る。
2019年02月10日 06:48撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/10 6:48
振り返る。
圧雪車。カッコイイ!
2019年02月10日 06:48撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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圧雪車。カッコイイ!
雪煙を立てて作業する後ろ姿はカッコイイ!
2019年02月10日 06:48撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/10 6:48
雪煙を立てて作業する後ろ姿はカッコイイ!
一本目を登った後は、少し下り、2本目の夢の平クワッド。
2019年02月10日 06:52撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/10 6:52
一本目を登った後は、少し下り、2本目の夢の平クワッド。
最初は左手にリフトを眺めながら登る。
2019年02月10日 06:55撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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最初は左手にリフトを眺めながら登る。
先に見えるリフトをくぐり今度は右手に眺めながら登る。
2019年02月10日 07:09撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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先に見えるリフトをくぐり今度は右手に眺めながら登る。
振り返る。見えるのは今回の同行者。
2019年02月10日 07:17撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/10 7:17
振り返る。見えるのは今回の同行者。
圧雪車がつくりだす造形もまた美しい!
2019年02月10日 07:17撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/10 7:17
圧雪車がつくりだす造形もまた美しい!
2本目が終わると三本滝レストハウス。
2019年02月10日 07:20撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2本目が終わると三本滝レストハウス。
最後の3本目はかもしかリフト。
2019年02月10日 07:20撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/10 7:20
最後の3本目はかもしかリフト。
少し急勾配だが、爪なしでも大丈夫。
この辺りからスノーシューとスキーの跡が出始める。
2019年02月10日 07:22撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/10 7:22
少し急勾配だが、爪なしでも大丈夫。
この辺りからスノーシューとスキーの跡が出始める。
3本目が終われば雪が深くなる。ワカン装着。
2019年02月10日 07:38撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3本目が終われば雪が深くなる。ワカン装着。
踏跡もバッチリ。
2019年02月10日 07:57撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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踏跡もバッチリ。
急登!何度かチャレンジするもワカンじゃ厳しく、アイゼンに履き替える。
2019年02月10日 08:27撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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急登!何度かチャレンジするもワカンじゃ厳しく、アイゼンに履き替える。
急登を越えた先にテン場ポイント。三張ほど。
2019年02月10日 08:29撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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急登を越えた先にテン場ポイント。三張ほど。
緩やかな登りが続く。
2019年02月10日 08:33撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/10 8:33
緩やかな登りが続く。
樹木に「6」の看板を見つけたらそろそろ分岐。
2019年02月10日 09:07撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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樹木に「6」の看板を見つけたらそろそろ分岐。
分岐が見えてきた。
2019年02月10日 09:14撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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分岐が見えてきた。
右折が位ヶ原山荘。
直進が肩ノ小屋。今回はピストンのため直進する。
2019年02月10日 09:17撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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右折が位ヶ原山荘。
直進が肩ノ小屋。今回はピストンのため直進する。
きれいな斜面。
2019年02月10日 09:33撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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きれいな斜面。
先に見える先行者の方の踏跡が道標。
2019年02月10日 09:33撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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先に見える先行者の方の踏跡が道標。
真ん中辺りの鞍部に肩ノ小屋。そこから右下に見える建物が肩の小屋口バス停。
2019年02月10日 09:57撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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真ん中辺りの鞍部に肩ノ小屋。そこから右下に見える建物が肩の小屋口バス停。
クラストしてるため、アイゼンがよく効く。
2019年02月10日 09:57撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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クラストしてるため、アイゼンがよく効く。
スキーの人は一度稜線に出てから進むが、アイゼンであれば割りと直登ルートを選択しても大丈夫。
2019年02月10日 10:10撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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スキーの人は一度稜線に出てから進むが、アイゼンであれば割りと直登ルートを選択しても大丈夫。
乗鞍コロナ観測所。
2019年02月10日 11:14撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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乗鞍コロナ観測所。
足元を確かめつつ、登りやすいルートを各自で選択。
頂上は左手鞍部の先。
2019年02月10日 11:14撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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足元を確かめつつ、登りやすいルートを各自で選択。
頂上は左手鞍部の先。
シュカブラも美しい。
2019年02月10日 11:14撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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シュカブラも美しい。
ここを越えると鳥居が見えてくる。
2019年02月10日 11:47撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ここを越えると鳥居が見えてくる。
見えるはトップ!この辺りで何度も耐風姿勢を余儀なくされる。
2019年02月10日 11:52撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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見えるはトップ!この辺りで何度も耐風姿勢を余儀なくされる。
社は雪化粧。
2019年02月10日 12:00撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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社は雪化粧。
鳥居はそこまで雪が付いていない。
2019年02月10日 12:01撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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鳥居はそこまで雪が付いていない。
剣ヶ峰。
2019年02月10日 12:01撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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剣ヶ峰。
風が強すぎて連写の中の一枚。
2019年02月10日 12:01撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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風が強すぎて連写の中の一枚。
鳥居越しに。
2019年02月10日 12:01撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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鳥居越しに。
登頂!
2019年02月10日 12:06撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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登頂!
撮影機器:

装備

個人装備
ニット帽 バラクラバ ヘルメット 眼鏡 ゴーグル インナー Tシャツ 中間着(シャツ類) インサレーション(ダウン) ハードシェル 雨具 下着 タイツ ロングパンツ ゲイター 靴下 アイゼン(12本) ワカン グローブ バックパック サコッシュ ピッケル ストック ヘッドランプ 火器類 燃料 クッカー カトラリー ヒーター ファーストエイドキット 地図 コンパス スマホ バッテリー 食料 行動食 飲料 魔法瓶 その他
備考 手袋!!いいやつがほしい!!

感想

予報通りのお天気具合と強風の山頂。厳しさと楽しさが相まった山行となった。

4時に起床し、遊びに来ていた安曇野から松本駅で知り合いを拾い、乗鞍高原スキー場へと向かう。

雪が止まぬ中、ドキドキしながら運転してたものの、結局チェーンの出番はなし。有難いことではあるが、万が一に備えて装着練習したかった。
スキー場までは舗装路が続く。荒れ道もないので、ランクル80のオールテレーンで問題なく辿り着けた。

準備をして目の前のゲレンデからスタート。この時点で雪は止み、星も見えたので晴れることを願い歩き始める。
3本のリフト沿いをひたすら登り、圧雪車に遭遇。作業終盤のためか、1本目でしか遭遇せず。

2本目あたりから先行者と思われるスノーシューとスキーの踏み跡が見え始め、安堵。
3本目が終わるまではゲレンデをひたすら登るだけなので、爪の類は装着せず。ゲレンデが終わり、久々のワカンに気分が高まるも、10分ほど歩いて終了。急登を何度かチャレンジしたが無理。諦めてアイゼンに変更。

ここを登りきった先がテン場ポイントらしく、三張ほど。ローカスも見かける。

緩やかな上りを進めていくと、今日初めての下山客に遭遇。話を伺うと位ヶ原山荘に宿泊し、御来光アタックのつもりが、あまりにも強風のため諦めて下山してきたとのこと。

樹木に設置された「6」の看板を過ぎると、位ヶ原山荘と肩ノ小屋の分岐はすぐ見えてくる。今回は直進して肩の小屋バス停経由で頂上を目指す。

この辺りの登りでは深いところで膝まで沈む。
少し登ると、遠くにバス停、小屋が見え、傾斜は緩やかに。雪面もクラストし始め、アイゼンだと歩きやすい。

バス停では皆さんデポし、頂上アタックに向かっている模様。風が強く、アタックの準備をするのも一苦労。ストックとワカンはデポ。ピッケルにする。
スキーで登る人と、アイゼンで登る人は選択するルートが異なるので注意。

空が晴れ、稜線がくっきり見えているおかげで道迷いはないが、本当に風が強いので注意。気温は-10℃ほどだと思うが、体感はそれ以上。

その一方で自ら登るルートを選択していく楽しさはあるので、達成感は得られる。

稜線に出ると風が強さを増し、何度か体がみっていかれそうになる。呼吸を合わせて少しずつ進み、頂上の鳥居が視界に入る。
頂上までは所々で岩が露出しているので、歩く際は爪を引っかけないように注意。

頂上は一人占め。ただ風がすごい。写真を撮るのも一苦労。何枚も連写し、無事撮れてることを願う。

下山はシリセードを駆使し、足早に。ゲレンデでは大勢のスキー客で賑わう。登ってきた3本のリフト沿いをただ下るだけだが、今朝と景色が変わっているため、道を間違えそうになる。

GPSで現在地を確認して一安心。

下山後は日帰り入浴で体を温め松本へ。

今回の山行の代償として、人生初の軽い凍傷。右手小指他が今も痺れてる。手袋のレイヤー考え直さないと!

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