聖岳(東尾根)
- GPS
- 20:21
- 距離
- 43.1km
- 登り
- 3,724m
- 下り
- 3,712m
コースタイム
- 山行
- 9:36
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 9:42
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
バイル
スコップ
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ハーネス
ロックカラビナ
スリング
|
---|
感想
2週間前、強風とアイスバーンのため、2920mで断念した聖岳東尾根に再び取り付いた。アイゼンの歯を研ぎ、天候の良い週末を待ち構えていた。林道は輪行し時短した。
初日:快晴・無風
林道は自転車で進む。疲れないように登りは自転車を引いて歩く。2時間弱で聖沢登山口に到着。登山道は春山の装い。1850mから雪がつき始める。先行者のトレースがあり、それを辿って登る。前回のモナカ地獄が嘘のようだ。睡眠不足で睡魔と戦いながらダラダラ登ると、ジャンクションピークを過ぎ、やがて白蓬ノ頭に到着。ちょうどダイヤモンド聖のタイミングであったが、雲が取れなかった。無風の中、しばらく赤石岳を眺め、小さな窪地にテントを張る。夕食のあと、テントの外に出ると満天の星であった。しばらく撮影会をした後、眠りにつく。
2日目:快晴・無風〜微風
早く目が覚めてしまう。月明かりが明るい。コーヒーを淹れて朝食をとった後、暗いうちに出発する。白蓬ノ頭からしばらく二重稜線の樹林帯を通る。道迷いに注意が必要であるが、前回の記憶を辿ってスムーズに稜線に乗った。富士山のシルエットがあけぼのに浮かび上がる。長い雪稜歩きが始まる。無風。アイスバーンのところも多い。時とともに移りゆく景色を写真に収めるが、全然進まない。やがて奥聖の登りに取り付く。前回撤退した2920m付近はやはりガチガチのアイス。アイゼンを研いできてよかった。岩場は一部露出しておりホールドできた。岩場を超えると、奥聖の頂上まで雪面を登るが、亀裂がいくつも走っており、もう少し暖かくなると雪崩れると思われる。気休めだが、できるだけ端の方を登る。やがて奥聖に到着。聖岳の頂上まで、ほぼ無風の中、雪上散歩を楽しむ。頂上からの眺望は素晴らしい。正面に赤石岳が座り、南アルプスの山々、中央アルプス、御嶽、遠くは北アルプスの山々まで望むことができる。厳冬期にしては異例なほど暖かく、ゆっくりと眺望を堪能した。この日は他にソロのお二人が登頂された。下りはひたすらクライムダウンを続ける。アイスバーンは少し柔らかくなっており、ダガーで刺さったので助かった。左に赤石岳、右に上河内岳・茶臼岳、正面に富士山を望みながら、長い空中散歩を楽しんだ後、白蓬ノ頭に無事到着。エネルギー補給をしながらテントを撤収し、足早に下山。支尾根に入らないようにピンクリボンとGPSを確認しながら下る。再び自転車で林道を走り、1時間半ほどで沼平ゲートに到着。白樺荘で温泉を楽しみ、さっぱりして帰路につく。
天候に恵まれ、すばらしい雪稜歩きを堪能した。
コメント
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素晴らしい気象条件のなか、最高のピークハントが出来ました。
ペンギンさんは無事リベンジ達成できておめでとうございます。
ペンギンさんのお陰で冷や飯で寒い夜を過ごさずに済みました。本当に有難いことです。
またどこかの深山でお会い出来たらと思います。
ルベルソさん、こちらこそトレースありがとうございました。天候に恵まれ、素晴らしい山行でしたね。またどこかでお会いしましょう!
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