東日原バス停をスタート。
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東日原バス停をスタート。
小川谷橋を渡り、日原川沿いの林道を歩く。
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小川谷橋を渡り、日原川沿いの林道を歩く。
八丁橋を渡ると天祖山登山口がある。
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八丁橋を渡ると天祖山登山口がある。
急斜面に付けられた九十九折りの登山道。登り口こそ石がゴロゴロしていたが、天祖神社への参拝道だからか、路肩に石積みがしっかりと組まれていた。
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急斜面に付けられた九十九折りの登山道。登り口こそ石がゴロゴロしていたが、天祖神社への参拝道だからか、路肩に石積みがしっかりと組まれていた。
九十九折りを過ぎると尾根沿いの道に出る。
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九十九折りを過ぎると尾根沿いの道に出る。
道標を見ると「水場20m」と書かれている。
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道標を見ると「水場20m」と書かれている。
たしかに水がちょろちょろと流れ出ていたが、土が覆いかぶさって汲めるような状態ではなかった。
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たしかに水がちょろちょろと流れ出ていたが、土が覆いかぶさって汲めるような状態ではなかった。
標高を上げるにつれて、残雪が現れ始める。
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標高を上げるにつれて、残雪が現れ始める。
ロボット雨量計。説明書きによると「天祖山雨量局」といい、小河内ダムの管理のためのものらしい。
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ロボット雨量計。説明書きによると「天祖山雨量局」といい、小河内ダムの管理のためのものらしい。
杉の木が一列に並んだ参道のような道を進むと・・・。
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杉の木が一列に並んだ参道のような道を進むと・・・。
半ば廃屋と化した大日神社(大日大神)が現れた。
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半ば廃屋と化した大日神社(大日大神)が現れた。
荒れた建物の中には、こけしのような人形が一体。
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荒れた建物の中には、こけしのような人形が一体。
雲の中に入ったのか、あたりはガスに包まれてきた。
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雲の中に入ったのか、あたりはガスに包まれてきた。
天祖神社の社務所が現れた。
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天祖神社の社務所が現れた。
社務所の表へ回る。一見もう使われていないようだが、建物の隅にあるトイレはきれいに掃除され、ティッシュボックスまで置かれていた。ちゃんと管理はされているようだ。軒下を借りて一休み。
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社務所の表へ回る。一見もう使われていないようだが、建物の隅にあるトイレはきれいに掃除され、ティッシュボックスまで置かれていた。ちゃんと管理はされているようだ。軒下を借りて一休み。
社務所の少し先、木の間に結ばれたしめ縄をくぐると天祖神社がある。
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社務所の少し先、木の間に結ばれたしめ縄をくぐると天祖神社がある。
天祖神社の前が天祖山山頂。ここまではほぼ無雪期のコースタイムどおりだ。
今回はマイナーなルートを通るので、地図読みの練習を兼ねて2万5千分の1の地形図を入れたマップケースを首から下げてきた。この先これが大いに役立つことになる。
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天祖神社の前が天祖山山頂。ここまではほぼ無雪期のコースタイムどおりだ。
今回はマイナーなルートを通るので、地図読みの練習を兼ねて2万5千分の1の地形図を入れたマップケースを首から下げてきた。この先これが大いに役立つことになる。
天祖山山頂を過ぎると雨が降り出した。積雪が増えて道も判然としなくなり、ペースが落ちる。地形図とコンパスを確認しながら、わずかに残る踏み跡や人工物を頼りに進む。
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天祖山山頂を過ぎると雨が降り出した。積雪が増えて道も判然としなくなり、ペースが落ちる。地形図とコンパスを確認しながら、わずかに残る踏み跡や人工物を頼りに進む。
梯子坂ノクビレ。
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梯子坂ノクビレ。
ほとんど木に食われかけた看板。一体いつのものだろう。
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ほとんど木に食われかけた看板。一体いつのものだろう。
地形図上で長沢背稜の雲取山方面(西)と酉谷山方面(東)へ分岐するあたりに出た。しかし、周囲を見渡しても道標が見当たらない。東側のはっきりした稜線を進むと、しばらくしてようやく道標があった。
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地形図上で長沢背稜の雲取山方面(西)と酉谷山方面(東)へ分岐するあたりに出た。しかし、周囲を見渡しても道標が見当たらない。東側のはっきりした稜線を進むと、しばらくしてようやく道標があった。
「山と高原地図」やガイドブックの地図を見ると、地形図とは少し違うところに登山道の分岐があったようだ。
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「山と高原地図」やガイドブックの地図を見ると、地形図とは少し違うところに登山道の分岐があったようだ。
長沢背稜のこのあたりは、わずかなくぼみを挟んで二重山稜になっている。
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長沢背稜のこのあたりは、わずかなくぼみを挟んで二重山稜になっている。
水松山山頂は二重山稜の北側にあった。
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水松山山頂は二重山稜の北側にあった。
いつも北風が吹くのか、稜線の南側に小さな雪庇ができている。
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いつも北風が吹くのか、稜線の南側に小さな雪庇ができている。
トレースのない稜線を不安な思いで進んでいくと、突然開けた場所に出た。斜面が柵で補強され、奥のほうには看板らしきものも見える。
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トレースのない稜線を不安な思いで進んでいくと、突然開けた場所に出た。斜面が柵で補強され、奥のほうには看板らしきものも見える。
看板には「滝谷ノ峰ヘリポート」と書かれていた。こんなところにヘリポートがあったのか。
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看板には「滝谷ノ峰ヘリポート」と書かれていた。こんなところにヘリポートがあったのか。
ヘリポートから先は登山道が明瞭になり、トレースも付いていた。
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ヘリポートから先は登山道が明瞭になり、トレースも付いていた。
急な斜面をトラバースするところもあって気は抜けない。
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急な斜面をトラバースするところもあって気は抜けない。
タワ尾根分岐に到着。せっかくなので、タワ尾根ノ頭に登っていくことにする。
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タワ尾根分岐に到着。せっかくなので、タワ尾根ノ頭に登っていくことにする。
ピークを示すものは見当たらず、これ以上進むと下りになるところで木の幹に赤いペイントがあったので、そこで引き返す。
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ピークを示すものは見当たらず、これ以上進むと下りになるところで木の幹に赤いペイントがあったので、そこで引き返す。
タワ尾根分岐に戻り、酉谷山へ向かおうとしたところで道がわからなくなってしまった。
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タワ尾根分岐に戻り、酉谷山へ向かおうとしたところで道がわからなくなってしまった。
写真のように明瞭な踏み跡が2本あったが、どちらもすぐに途切れてしまった(間違いだと判断して引き返したのだろう)。地形図で見当をつけてトレースのない方向にも進んでみたが、谷に行く手を阻まれてしまう。30分ほど探したが、一面の雪原の中でどこを進めばいいのかまったくわからなくなってしまった。
「遭難」「救助要請」そんな言葉が頭に浮かぶ。さあどうする!? ひとつの方法としては来た道を引き返すことだが、天祖神社まで戻るにもかなり時間がかかるだろう。かといって、樹林の中をやみくもに進んだら間違いなく現在位置を見失う。
すでに夕方になり、ゆっくり考えている暇はない。結局、もう一度タワ尾根ノ頭へ登って都県境の稜線を酉谷山へ向かうのが最善の策だろう・・・と判断した。稜線ならば、とにかく一番高いところを辿っていけばいいはずだ。
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写真のように明瞭な踏み跡が2本あったが、どちらもすぐに途切れてしまった(間違いだと判断して引き返したのだろう)。地形図で見当をつけてトレースのない方向にも進んでみたが、谷に行く手を阻まれてしまう。30分ほど探したが、一面の雪原の中でどこを進めばいいのかまったくわからなくなってしまった。
「遭難」「救助要請」そんな言葉が頭に浮かぶ。さあどうする!? ひとつの方法としては来た道を引き返すことだが、天祖神社まで戻るにもかなり時間がかかるだろう。かといって、樹林の中をやみくもに進んだら間違いなく現在位置を見失う。
すでに夕方になり、ゆっくり考えている暇はない。結局、もう一度タワ尾根ノ頭へ登って都県境の稜線を酉谷山へ向かうのが最善の策だろう・・・と判断した。稜線ならば、とにかく一番高いところを辿っていけばいいはずだ。
再び木の幹に赤いペイントがあるところまで登ったが、酉谷山方向への分岐が見つからない。コンパスは西を指していて、すでに雲取山方向へ来過ぎている。もっと手前に分岐があるはずだ。でも、地形図を見ると尾根の分岐の凸が最初はわずかで、見分けることが難しそうだ。
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再び木の幹に赤いペイントがあるところまで登ったが、酉谷山方向への分岐が見つからない。コンパスは西を指していて、すでに雲取山方向へ来過ぎている。もっと手前に分岐があるはずだ。でも、地形図を見ると尾根の分岐の凸が最初はわずかで、見分けることが難しそうだ。
一体どこだ・・・と東側の斜面を凝視しながら戻っていくと、これまで3度通っても気づかなかった踏み跡があった! 方角的にも酉谷山方面からのものだ。これで間違いない、この踏み跡に命運を賭けよう。
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一体どこだ・・・と東側の斜面を凝視しながら戻っていくと、これまで3度通っても気づかなかった踏み跡があった! 方角的にも酉谷山方面からのものだ。これで間違いない、この踏み跡に命運を賭けよう。
踏み跡を辿っていくと、最初は平坦だった斜面が次第にはっきりした稜線に変わっていった。今日付けられたと思われる明瞭な踏み跡は迷うことなく続いている。ときどき逆方向に進んだりして不安にさせられるが、それは急な箇所を避けて通るためで、再び正しい方向へと戻っていく。これはこのルートを良く知った人のものに違いない。
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踏み跡を辿っていくと、最初は平坦だった斜面が次第にはっきりした稜線に変わっていった。今日付けられたと思われる明瞭な踏み跡は迷うことなく続いている。ときどき逆方向に進んだりして不安にさせられるが、それは急な箇所を避けて通るためで、再び正しい方向へと戻っていく。これはこのルートを良く知った人のものに違いない。
ようやく人工物が現れたときには、心底ほっとした。
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ようやく人工物が現れたときには、心底ほっとした。
「あと少しだ、頑張れよ!」と励ますように、一瞬日が差した。太陽があの高さだと、暗くなるまでまだ1時間はありそうだ。
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「あと少しだ、頑張れよ!」と励ますように、一瞬日が差した。太陽があの高さだと、暗くなるまでまだ1時間はありそうだ。
やがて酉谷山避難小屋と酉谷山山頂との分岐に出た。ここがおそらく行福ノタオだろう。この期に及んでなお「山頂に寄っていこうか?」と思ったが、今はそれどころじゃないはずだ。避難小屋方向へと進む。
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やがて酉谷山避難小屋と酉谷山山頂との分岐に出た。ここがおそらく行福ノタオだろう。この期に及んでなお「山頂に寄っていこうか?」と思ったが、今はそれどころじゃないはずだ。避難小屋方向へと進む。
分岐から先は複数の踏み跡が付いていた。変化のないなだらかな斜面で、踏み跡がなければ絶対に道を見分けられそうにない。
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分岐から先は複数の踏み跡が付いていた。変化のないなだらかな斜面で、踏み跡がなければ絶対に道を見分けられそうにない。
18時過ぎ、なんとか暗くなる前に酉谷山避難小屋への分岐に辿り着いた。わずかに下って避難小屋の扉を開けると、先客が1人いた。
元々避難小屋に泊まる予定だったが、まさか本当に遭難すれすれで逃げ込むことになるとは・・・。とにかく無事でよかった。
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18時過ぎ、なんとか暗くなる前に酉谷山避難小屋への分岐に辿り着いた。わずかに下って避難小屋の扉を開けると、先客が1人いた。
元々避難小屋に泊まる予定だったが、まさか本当に遭難すれすれで逃げ込むことになるとは・・・。とにかく無事でよかった。
明けて翌朝。昨日のぐずついた天気が嘘のように、周囲の山々がすっきりと見渡せた。
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明けて翌朝。昨日のぐずついた天気が嘘のように、周囲の山々がすっきりと見渡せた。
酉谷山避難小屋は6畳くらい(?)の広さで、荷物を広げれば2人、荷物を寄せてシュラフを並べても5〜6人が泊まれる程度か。
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酉谷山避難小屋は6畳くらい(?)の広さで、荷物を広げれば2人、荷物を寄せてシュラフを並べても5〜6人が泊まれる程度か。
入口のすぐ前にある水場の流れは、多いというほどではないが十分な量があった。
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入口のすぐ前にある水場の流れは、多いというほどではないが十分な量があった。
南の方角には富士山が頭を出している。
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南の方角には富士山が頭を出している。
7時過ぎに避難小屋を出発。
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7時過ぎに避難小屋を出発。
分岐から酉谷山山頂へ登っていく。
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分岐から酉谷山山頂へ登っていく。
酉谷山山頂に到着。これで先週のリベンジが果たせた。
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酉谷山山頂に到着。これで先週のリベンジが果たせた。
山頂には味のある手作りの標識も。
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山頂には味のある手作りの標識も。
山頂付近からは、富士山が一層よく見えた。
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山頂付近からは、富士山が一層よく見えた。
分岐へ戻り、三ツドッケ(天目山)へ向かう。こちらの道はしっかりトレースが付いていた。水松山方面と比べて、それだけ歩く人が多いということだろう。
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分岐へ戻り、三ツドッケ(天目山)へ向かう。こちらの道はしっかりトレースが付いていた。水松山方面と比べて、それだけ歩く人が多いということだろう。
崖に付けられた桟橋を渡る。
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崖に付けられた桟橋を渡る。
桟橋を渡りきって振り返るとこんな感じ。
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桟橋を渡りきって振り返るとこんな感じ。
七跳山山頂と巻き道の分岐。巻き道から山頂へ登ることもできるが、ここは直接山頂へ向かう。
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七跳山山頂と巻き道の分岐。巻き道から山頂へ登ることもできるが、ここは直接山頂へ向かう。
振り返ると、踏み跡とその主がいた。
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振り返ると、踏み跡とその主がいた。
にせピークに何度か騙されながら、七跳山山頂に到着。
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にせピークに何度か騙されながら、七跳山山頂に到着。
手書きで「七ハネ山」と書かれている。
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手書きで「七ハネ山」と書かれている。
山頂から尾根を下り、巻き道との分岐に出た。ここから山頂へ登る場合は、写真のピンクリボンのある方向へ登っていけばいい。
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山頂から尾根を下り、巻き道との分岐に出た。ここから山頂へ登る場合は、写真のピンクリボンのある方向へ登っていけばいい。
七跳尾根方面。明瞭な尾根筋で、ここを下ると小川谷林道(最短の下山ルート)に出るが、しつこいくらいあちこちに「小川谷林道は通行不可」の掲示があるので、さすがに踏み跡はなかった。
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七跳尾根方面。明瞭な尾根筋で、ここを下ると小川谷林道(最短の下山ルート)に出るが、しつこいくらいあちこちに「小川谷林道は通行不可」の掲示があるので、さすがに踏み跡はなかった。
七跳山の先にも細い桟橋が。横木が細く、軽アイゼンを履いているので歩きにくい。すぐ下に古い桟橋が崩れ落ちているのが恐ろしげだ。
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七跳山の先にも細い桟橋が。横木が細く、軽アイゼンを履いているので歩きにくい。すぐ下に古い桟橋が崩れ落ちているのが恐ろしげだ。
途中の大栗山にも登っていきたいと思っていたが、いつの間にか通り過ぎてハナド岩に出た。南西方向にある山々がほぼ180度、一望にできる。
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途中の大栗山にも登っていきたいと思っていたが、いつの間にか通り過ぎてハナド岩に出た。南西方向にある山々がほぼ180度、一望にできる。
左が鷹ノ巣山、右が雲取山。その手前にある尾根のピーク(右側)が、昨日登った天祖山だ。
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左が鷹ノ巣山、右が雲取山。その手前にある尾根のピーク(右側)が、昨日登った天祖山だ。
写真の一番右端が酉谷山で、昨日はそこから左へ続く稜線(長沢背稜)を歩いてきた。
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写真の一番右端が酉谷山で、昨日はそこから左へ続く稜線(長沢背稜)を歩いてきた。
三ツドッケ山頂と巻き道の分岐。先週に比べてかなり雪が少なくなっている。
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三ツドッケ山頂と巻き道の分岐。先週に比べてかなり雪が少なくなっている。
三ツドッケ山頂。2週間で3回も登頂し、奥多摩で一番多く登った山になってしまった。
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三ツドッケ山頂。2週間で3回も登頂し、奥多摩で一番多く登った山になってしまった。
三ツドッケ山頂から西(雲取山、芋ノ木ドッケ、白岩山など)の眺め。
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三ツドッケ山頂から西(雲取山、芋ノ木ドッケ、白岩山など)の眺め。
東にはこれから向かう蕎麦粒山と、その右に川苔山。登山道が白い筋になってくっきり見えるのは、この時季ならではか。
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東にはこれから向かう蕎麦粒山と、その右に川苔山。登山道が白い筋になってくっきり見えるのは、この時季ならではか。
一杯水避難小屋で大休止。
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一杯水避難小屋で大休止。
分岐から一杯水避難小屋を見上げる。
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分岐から一杯水避難小屋を見上げる。
1週間前(3/11)はこういう状態だった。
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1週間前(3/11)はこういう状態だった。
蕎麦粒山へ向かう。
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蕎麦粒山へ向かう。
日当たりがよく、まったく雪が残っていないところも。
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日当たりがよく、まったく雪が残っていないところも。
分岐から仙元峠へ登る。
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分岐から仙元峠へ登る。
仙元峠。峠というより山頂という感じだ。
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仙元峠。峠というより山頂という感じだ。
仙元峠のいわれが書かれていた。
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仙元峠のいわれが書かれていた。
蕎麦粒山山頂と巻き道の分岐。ここも直接山頂へ向かう。
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蕎麦粒山山頂と巻き道の分岐。ここも直接山頂へ向かう。
蕎麦粒山山頂。大きな岩がいくつもあった。
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蕎麦粒山山頂。大きな岩がいくつもあった。
蕎麦粒山山頂から川苔山方面を望む。
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蕎麦粒山山頂から川苔山方面を望む。
どのルートで下山しようか決めかねつつ、ひとまず分岐まで下る。
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どのルートで下山しようか決めかねつつ、ひとまず分岐まで下る。
意外にも、メジャールートだと予想した川苔山方向(左)にはまったく踏み跡がなく、地形図には何の線も引かれていない鳥屋戸尾根(右)には多数の踏み跡があった。おそらく何人かのグループが歩いたのだろう。ここは踏み跡の多いほうを選ぶことにした。
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意外にも、メジャールートだと予想した川苔山方向(左)にはまったく踏み跡がなく、地形図には何の線も引かれていない鳥屋戸尾根(右)には多数の踏み跡があった。おそらく何人かのグループが歩いたのだろう。ここは踏み跡の多いほうを選ぶことにした。
目印の黄色いリボンが適度な間隔で付けられていた。どこかの山岳会が付けているのだろうか。本当に有難い。
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目印の黄色いリボンが適度な間隔で付けられていた。どこかの山岳会が付けているのだろうか。本当に有難い。
地形図にも書かれていないルートなので迷うのではないかと心配したが、思った以上に道筋がはっきりしている。結構通る人が多いということか。
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地形図にも書かれていないルートなので迷うのではないかと心配したが、思った以上に道筋がはっきりしている。結構通る人が多いということか。
鳥屋戸尾根からは樹林越しに三ツドッケが見えた。三つの「ドッケ」があるから三ツドッケ、ということがよくわかる。
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鳥屋戸尾根からは樹林越しに三ツドッケが見えた。三つの「ドッケ」があるから三ツドッケ、ということがよくわかる。
途中に何度も小さなピークがあり、そのたびに「ここが笙ノ岩山か?」と騙されながら、ようやく本当の笙ノ岩山に到着した。地形図を持っていても、自分の歩いた距離感がなかなかつかめず、実際よりも長く歩いたように錯覚してしまう。
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途中に何度も小さなピークがあり、そのたびに「ここが笙ノ岩山か?」と騙されながら、ようやく本当の笙ノ岩山に到着した。地形図を持っていても、自分の歩いた距離感がなかなかつかめず、実際よりも長く歩いたように錯覚してしまう。
手書きの看板が山に似合っている。
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手書きの看板が山に似合っている。
笙ノ岩山から先は、何度か尾根が分岐する迷いやすいところがある。要注意だぞ、と地形図やコンパスを見ていると・・・。
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笙ノ岩山から先は、何度か尾根が分岐する迷いやすいところがある。要注意だぞ、と地形図やコンパスを見ていると・・・。
なんと親切なことに、バス停の方向を示す道標があった!
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なんと親切なことに、バス停の方向を示す道標があった!
その先にも「川乗山バス停→」の道標が。
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その先にも「川乗山バス停→」の道標が。
「川乗山バス停→」の道標は(自分が気付いた限りで)全部で3ヶ所にあった。ここから先は、うっそうとした杉林の急斜面をぐんぐん下る。
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「川乗山バス停→」の道標は(自分が気付いた限りで)全部で3ヶ所にあった。ここから先は、うっそうとした杉林の急斜面をぐんぐん下る。
ひたすら下り続け、最後のほうは脚がガクガクに。ようやく下のほうに舗装路が見え、下山口に降り立つことができた。
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ひたすら下り続け、最後のほうは脚がガクガクに。ようやく下のほうに舗装路が見え、下山口に降り立つことができた。
下山口(蕎麦粒山への登山口)は、川乗橋バス停から川乗林道へ少し入ったところにある。
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下山口(蕎麦粒山への登山口)は、川乗橋バス停から川乗林道へ少し入ったところにある。
あとはわずかに歩けば川乗橋バス停のゲートに到着。2日とも行動時間が10時間以上という、ハードな山行になってしまった。
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あとはわずかに歩けば川乗橋バス停のゲートに到着。2日とも行動時間が10時間以上という、ハードな山行になってしまった。
相変わらずハードな山行をされていますね。
ご無事で何よりです。
私は道迷いを何より恐れていて、地形図、コンパスの携帯はもちろんのこと、地図読みの講習に参加したり、本で勉強したりしましたが、一般登山しか歩いていないためか地図読みが一向に上達しないので、もっぱらGPSに頼っています。
あっ、そうそう、岩登りですが、私はガイドさんの講習に申し込んでいるのと、都岳連の初心者教室に申し込もうかと思っています。
ジムで練習しておいた方がいいと思いますよー。
geraniumさん、こんにちは。
メジャーコース以外を歩こうとすると、地形図と地図読みの技術は
必要ですよね〜。
私も本を何冊か読んだのですが、実際に山に行くと距離感(見える
山との距離と、自分の歩いた距離)がなかなかつかめません。
岩登り、結構入れ込んでますね!
今後、バリエーションルートなどに挑戦するためでしょうか。
やっぱり練習しておいたほうがいいですか〜。
今はクライミングジムもあちこちにありますし、行ってみるべきかな。
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