記録ID: 1778440
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積雪期ピークハント/縦走
日高山脈
春メイン2年班 十勝幌尻岳〜札内岳〜エサオマントッタベツ〜神威岳
2019年03月09日(土) ~
2019年03月14日(木)
- GPS
- 128:00
- 距離
- 38.8km
- 登り
- 2,334m
- 下り
- 2,330m
コースタイム
3/9 晴→曇 車(730)尾根取り付き(900)Co1580(1430)=Ω1
車は日高小屋の少し奥まで入れた。林道はオピリネップ林道入り口まで綺麗に作り直されていた。オピリネップ林道を少し歩いて尾根に取り付く。雪は意外と締まっておらず、時折ズボズボ。気温高くアヒアヒになりながら登る。尾根に上がると気にならない風。Co1450から東側に小さい樹林内雪庇。子の辺りから時折気になる風。Co1580辺りの吹き溜まりで雪洞。狭いが暖かい。
3/10 快晴 Ω1(600)十勝幌尻岳(700-710)札内岳(1245-1300)Co1580最低コル(1415)=Ω2
カチポロまでは強めの気にならない風。カチポロに上がると日高の山々が全て見渡せた。やっぱカチポロはこうでなくちゃ。ピークから少し下り東西稜線に入ると風はなくなった。雪庇は最初は主に南側、・1710を境に北側が主体となる。・1602付近は少し細く岩が出ていたが難しくはない。他は太い。札内岳の登りで一瞬急でステップも決まらずスノーシューで登れないのでEPにしたが、すぐにズボズボとなったのでスノーシューに戻した。札内岳で格好いいエサオマンやナメワッカJP〜カムエクの稜線を眺め、最低コルへ下る。札内岳の下りはそんなに急ではなかった。最低コルでイグルー。停滞が予想されたので快適なのを作った。
3/11 ガス Ω2=Ω3
ちょっと期待して出ると視界はあったが風もあった。悪化傾向なので停滞とする。イグルー補強とトイレを作った。片方のイグルーは将棋に興じていた。夜は風が強そうだった。
3/12 ガス Ω3=Ω4
停滞。睡眠と読書で1日終了。デリシャスペンタゴン。
3/13 快晴→雪 Ω4(500)JP(645)エサオマン(730-745)神威北東尾根頭(1100)神威岳(1115-1130)頭(1145-1200)尾根末端(1400)トッタベツヒュッテ(1730)=C5
LとLの中間の好天を利用してのっこしをかける。最低コルからの登りを終えてしばらく行くと細くなり岩が出てくる。スノーシューで行けそうだが落ちたらまずいのでスノーシューピッケルで行く。いくつか岩の上を行ってアイゼンのほうが良さそうだったのでアイゼンに履き替えた。しかしズボズボ。あっという間に核心は終わり、JPについた。東側の北東カールの崖に気を付けながらアイゼンを効かせてピーク。素晴らしい展望。暫くピークを堪能し、北へ下る。肩からの下りは急だったがズボズボで西側にハイマツも出ていたので前を向いて下りられた。ズボズボがうざくなったところでスノーシューストックにする。北へ進むと段々と東側の雪庇が大きくなってきた。判断は難しくはないが踏み抜くとまずいので寄りすぎないように注意して行く。何とも言えない倦怠感を覚える稜線。振り返ると両側にカールを従えたエサオマンが堂々とそびえていて美しい。北東尾根頭から神威岳をサッとAtして、北東尾根を下りる。時間あるので今日中にトッタベツヒュッテへ行くことにする。尾根は下りる分には割と快適。しかし下部は藪とズボズボでうざかった。林道は時折脛〜膝下まで潜るが概ね快調。林道を歩いていると段々と雪が降ってきた。途中で昭和の沢林道の橋を渡り右岸に移り、そこから暫く沢沿いを歩いた。一ヶ所岩をへつった。作業道を利用して林道に合流。しかし落ちている戸蔦別橋のところは普通に雪を繋いで川を渡れそうだったので無駄な苦労だった。後は林道を歩いてトッタベツヒュッテへ。ストーブ炊いて全てを乾かす。パー食大解放によって雑炊が別次元の食物へと変貌を遂げた。
3/14 晴 C5(800)車(900)
復活している林道をスタスタ歩いて車まで。これから全く同じルートを行くという女性二人とすれ違った。帯広を経由して2回戦へ直行。
車は日高小屋の少し奥まで入れた。林道はオピリネップ林道入り口まで綺麗に作り直されていた。オピリネップ林道を少し歩いて尾根に取り付く。雪は意外と締まっておらず、時折ズボズボ。気温高くアヒアヒになりながら登る。尾根に上がると気にならない風。Co1450から東側に小さい樹林内雪庇。子の辺りから時折気になる風。Co1580辺りの吹き溜まりで雪洞。狭いが暖かい。
3/10 快晴 Ω1(600)十勝幌尻岳(700-710)札内岳(1245-1300)Co1580最低コル(1415)=Ω2
カチポロまでは強めの気にならない風。カチポロに上がると日高の山々が全て見渡せた。やっぱカチポロはこうでなくちゃ。ピークから少し下り東西稜線に入ると風はなくなった。雪庇は最初は主に南側、・1710を境に北側が主体となる。・1602付近は少し細く岩が出ていたが難しくはない。他は太い。札内岳の登りで一瞬急でステップも決まらずスノーシューで登れないのでEPにしたが、すぐにズボズボとなったのでスノーシューに戻した。札内岳で格好いいエサオマンやナメワッカJP〜カムエクの稜線を眺め、最低コルへ下る。札内岳の下りはそんなに急ではなかった。最低コルでイグルー。停滞が予想されたので快適なのを作った。
3/11 ガス Ω2=Ω3
ちょっと期待して出ると視界はあったが風もあった。悪化傾向なので停滞とする。イグルー補強とトイレを作った。片方のイグルーは将棋に興じていた。夜は風が強そうだった。
3/12 ガス Ω3=Ω4
停滞。睡眠と読書で1日終了。デリシャスペンタゴン。
3/13 快晴→雪 Ω4(500)JP(645)エサオマン(730-745)神威北東尾根頭(1100)神威岳(1115-1130)頭(1145-1200)尾根末端(1400)トッタベツヒュッテ(1730)=C5
LとLの中間の好天を利用してのっこしをかける。最低コルからの登りを終えてしばらく行くと細くなり岩が出てくる。スノーシューで行けそうだが落ちたらまずいのでスノーシューピッケルで行く。いくつか岩の上を行ってアイゼンのほうが良さそうだったのでアイゼンに履き替えた。しかしズボズボ。あっという間に核心は終わり、JPについた。東側の北東カールの崖に気を付けながらアイゼンを効かせてピーク。素晴らしい展望。暫くピークを堪能し、北へ下る。肩からの下りは急だったがズボズボで西側にハイマツも出ていたので前を向いて下りられた。ズボズボがうざくなったところでスノーシューストックにする。北へ進むと段々と東側の雪庇が大きくなってきた。判断は難しくはないが踏み抜くとまずいので寄りすぎないように注意して行く。何とも言えない倦怠感を覚える稜線。振り返ると両側にカールを従えたエサオマンが堂々とそびえていて美しい。北東尾根頭から神威岳をサッとAtして、北東尾根を下りる。時間あるので今日中にトッタベツヒュッテへ行くことにする。尾根は下りる分には割と快適。しかし下部は藪とズボズボでうざかった。林道は時折脛〜膝下まで潜るが概ね快調。林道を歩いていると段々と雪が降ってきた。途中で昭和の沢林道の橋を渡り右岸に移り、そこから暫く沢沿いを歩いた。一ヶ所岩をへつった。作業道を利用して林道に合流。しかし落ちている戸蔦別橋のところは普通に雪を繋いで川を渡れそうだったので無駄な苦労だった。後は林道を歩いてトッタベツヒュッテへ。ストーブ炊いて全てを乾かす。パー食大解放によって雑炊が別次元の食物へと変貌を遂げた。
3/14 晴 C5(800)車(900)
復活している林道をスタスタ歩いて車まで。これから全く同じルートを行くという女性二人とすれ違った。帯広を経由して2回戦へ直行。
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感想
悪天の日はイグルーでダラダラ過ごし、好天の日にさくっと行った。快適な旅でした。
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