丹沢主稜・主脈
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- GPS
- 08:27
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 2,298m
- 下り
- 2,531m
コースタイム
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 8:27
天候 | 曇り 風冷たい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
大倉バス停(神奈川中央交通バス)→小田急線「渋沢」駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
石棚山稜の最上部(つつじ新道との合流点近く)の崩落地が広がっていて、丹沢階段も通行止めになっていました。植生保護用のロープがあって、う回路も狭くなっていました。 檜洞丸⇔臼が岳の間の登山道もかなり荒廃しています。4-5年前に整備されたのですが、登山道を雨水が流れる構造で土が流されるようです。昨年秋の倒木が至る所にあり、大きな段差になっている箇所がたくさんありました。大倉尾根の充実とは正反対ですね。 |
写真
感想
ここ2回ほど、まずまず長さの山行きの後にも、大して筋肉痛にならなかったので「筋力が強化された?」。そこで、実証するために丹沢主稜・主脈を踏破することに。もちろん、いつものように西丹沢から入りヤビツ峠・蓑毛へ降りる予定でした。
新松田発西丹沢ビジターセンター行きのバスは到着時にそこそこの行列。どうせ座れないのなら、御殿場線で谷峨駅まで乗り、谷峨バス停から乗ったほうが200円以上お得。谷峨駅で第1便のバスを待ちましたが、満員。10分後には次の便が来るというので、そちらを選択。つつじ新道は込み合いそうだったので、箒杉公園橋から登ることに。こちらにはトイレがないのでその点は注意が必要です。
今回歩いた石棚山を歩くコースはつつじ新道よりも時間がかかりますが、石棚山への稜線に取り付いた後は、左手に富士山を見ながら、ブナの新緑・アカヤシオ・シロヤシオが楽しめるコースです。残念ながらまだ時期が早く、トウゴクミツバツツジがちらほら程度で、ブナは芽吹いてもいませんでした。あいにくと天気も曇りで、天空の散歩道とはなりませんでした。
石棚山に取り付くまでは標高差500mを越える急登ののち、数回アップダウンがあり、かなりの消耗。今回はGW奥秩父縦走の準備として、新しく購入したトレッキングポールの試用もしてみました。ところが、急登中に先端の伸縮部が抜けてしまい、紛失!慌てて戻り、探しまくったところ、偶然発見できました。ただし15分以上のタイムロス。
というわけで、檜洞丸までは3時間弱もかかってしまい、しかも予想以上に消耗。檜洞丸では休憩なしで、臼が岳へ向かいました。3度にわたって下り、臼が岳へ上り返すコースですが、ここはかなり荒廃が進んでいました。えぐれた登山道を避けて歩く人が多いのか、コバイケイソウが芽吹いているところまで踏まれています。もっとも、踏まれたところに芽吹いてきたのかもしれませんが、再整備して保存をすべきところだと思います。
神奈川県最高峰「蛭が岳」に着いたのが13:40ごろ。このペースではヤビツ・蓑毛は日没頃になるし、今日のコンディションでは三の塔の登り返しも難しいとのことで、やむなく大倉へ降りることに変更。
蛭が岳の山頂はガスガスで、視界ゼロ。おまけに風が強く、先に上っていた方は2人だけ。一人の方は背中に大きな剣を背負った外人。携帯で写真を撮ろうとしていたので、お手伝いしましょうとと声を掛けたら、アメリカから来たというかたから、お礼にアメリカから持ってきたと思われるお菓子をくれました。
蛭が岳で行動食をとった後は、一気に下山。この日は半そでで歩いていたら驚くれるくらいの寒さということもあり、水分補給もせずに歩き切りました。3時間ちょっとで降りられるというコースはやはり整備が行き届いていました。
新調のトレッキングポールですが、重さやグリップの感じはよかったのですが、手を通す部分のリングが途中で抜けてしまい、やはりアマゾンで購入した中国製の限界でしょうか。足のほうも情けなく、左右ともに蛭が岳→塔ノ岳の登りで攣ってしまいました。ただし、今回は久しぶりのポール持参ということで、上りや下りで足やひざの負担を和らげてもらい助かりました。次走の縦走では20垓瓩を背負うので、もう少しペースを緩く歩かなければと感じました。
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