鈴鹿全縦走敗退 2days 68km (柏原駅〜霊仙山〜三国岳〜鈴北岳〜御池岳〜藤原岳〜竜ヶ岳〜三池岳〜八風キャンプ場)
- GPS
- 23:44
- 距離
- 65.2km
- 登り
- 5,822m
- 下り
- 5,791m
コースタイム
- 山行
- 16:23
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 18:08
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 5:34
所要時間 1日と8時間31分44秒
総移動時間 23時間44分12秒
1日目:
移動距離 43.67km
移動時間 18:09:35 (0:00〜18:09)
平均ペース 24分 /km
累積上昇 3,476m
累積下降 2,658m
最高標高 1,247m (御池岳)
最低標高 171m (柏原出発点)
2日目:
*ハンディGPSが使えず腕時計の920XTJも不具合発生でGPSの測位が飛びまくりで精度がかなり低くなってて移動距離やペース、累積上昇/下降は不正確です
移動距離 24.31km
移動時間 5時間34分37秒 (2:57〜8:31)
平均ペース 13分 /km
累積上昇 500m
累積下降 1,249m
最高標高 1,099m (竜ヶ岳)
最低標高 211m (ゴール地点)
区間タイム
*[]内、山と高原地図基準タイム比
*休憩時間は除外
一日目
【柏原〜霊仙山】
3時間06分 [-2:07]、10km
柏原駅 - 一合目(二本杉) 約64分 [-56] 4.4km
一合目(二本杉) - 四丁横崖 約92分 [-28] 4.4km
四丁横崖 - 霊仙山山頂 約27分 [-13] 1.4km -11
霊仙山山頂 - 霊仙山最高点 約07分 [--] 0.5km -1
【霊仙山最高点〜五僧】
3時間25分 [--]、9.4km -42
霊仙山最高点 - 四丁横崖 約019分 [--] 1.4km -1
四丁横崖 - 谷山 約012分 [-9] 0.3km -6
谷山 - 五僧 約170分 [-45] 7.9km -39
【五僧〜三国岳】
2時間40分[-55、74%]、5.9km -56
*東ヨコネは未登頂
*三国岳三角点未登頂
【三国岳〜御池岳】
2時間49分[-21, 88%] 5.4km
三国岳 - 鞍掛峠 約52分 [-08] 2.4km *焼尾山未踏 +7
鞍掛峠 - 鈴北岳 約59分 [-21] 2.0km +10
鈴北岳 - 御池岳 約49分 [-01] 1.7km *ランチ21分込
【御池岳〜藤原岳】
2時間28分 [-32、82%] 6.7km +7
御池岳 - カタクリ峠 約29分 [-06] 1.4km
カタクリ峠 - 頭陀ヶ平 約60分 [-05] 2.4km *仮眠10分
頭陀ヶ平 - 藤原岳展望丘 約55分 [-35] 2.9km
【藤原岳〜静ヶ岳ビバーク】
2時間48分[-49、79%] 6.0km
藤原岳展望丘 - 治田峠 約77分 [+27] 2.8km *仮眠10分 +12
治田峠 - 銚子岳分岐 約43分 [+03] 1.2km +1
銚子岳分岐 - 静ヶ岳分岐 約27分 [-03] 0.8km *銚子岳未踏 +6
静ヶ岳分岐 - ビバーク 約21分 [---] 0.8km
二日目
【ビバーク〜竜ヶ岳〜三池岳】
5時間34分[-93、69%]、24.31km
【治田峠分岐〜八風キャンプ場】
4時間57分 [-8、97%] 16km
ビバーク - 治田峠分岐 約14分 [---] 0.4km *分岐は通らず
治田峠分岐 - 竜ヶ岳 約15分 [-00] 0.6km +4
竜ヶ岳 - 石榑峠 約61分 [+13] 1.8km +23
石榑峠 - 三池岳山頂 約111分 [-29] 3.0km +29
三池岳山頂 - 八風キャンプ場 約74分 [-26] 8.8km
【標高データ】
柏原駅 171m
霊仙山最高点 1,094m
四丁崖横 902m
谷山 993m
鞍部 541m
P656 656m
五僧峠 505m
ダイラの頭 803m
鞍部 706m
三国岳最高点 911m
鞍部 761m
焼尾山付近 899m
鞍掛峠 800m
鈴北岳 1,182m
御池岳 1,247m
カタクリ峠 945m
荷ヶ岳 1,054m
白瀬峠 1,005m
頭陀ヶ平 1,143m
天狗岩分岐 1,157m
藤原山荘 1,090m
藤原展望丘 1,140m
治田峠 760m
銚子岳付近 1,003m
鞍部 891m
静ヶ岳分岐 1,003m
大井谷乗越 927m
ビバーク 989m
竜ヶ岳 1,099m
石榑峠 689m
三池岳 976m
八風キャンプ場 370m
ゴール 211m
天候 | 23日:未明は晴れ、日中は曇り、午後からガス時々ポツポツ 24日:濃霧時々小雨&時々暴風、下山したら雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://mb.jorudan.co.jp/os/eki/kashiwabara_shiga/ 八風キャンプ場 菰野町コミュニティバス 新森福王山線「江平」または「柳原」 路線図 https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1P4qC25jfyO_9k6F9pt3XMNYva1s&ll=35.0455040984417%2C136.51793554999995&z=13 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【柏原道】柏原駅〜霊仙山 特に問題なし 林道が交差してたり広尾根があったり迷う可能性のある個所はあるので夜間は特に注意が必要(なんで夜間やねん) 【県界尾根】八合目「四丁横崖」〜谷山〜五僧峠 バリエーションルート テープの目印はあるにはあるが完全ではない 基本的に尾根通しだけど支尾根に迷い込まないように注意が必要 鹿避けネットが倒壊してて足をひっかける危険あり (障害物競争フェチにはたまらないアトラクション) 藪漕ぎ、倒木多数 五僧峠〜三国岳 バリエーションルート 東ヨコネまでは割と道はよいが東ヨコネから強烈な藪漕ぎ 東ヨコネは巻ける ダイラの頭はテープが乱立してるがどこでもいいから高いところを目指せばいい 三国岳三角点は通らないので寄りたければ別途寄り道(分岐点に標識無し) 三国岳〜藤原岳 よく踏まれていて危険個所もほぼなし 三国までを思ったらここからは高速道路 三国岳も焼尾山も激坂 鈴北岳への登りの途中で滋賀県側に巻き道があるが下山するバリエーションなので要注意 藤原岳〜治田峠 藤原岳からの山腹道の下りは滑りやすくえげつないトラバースになる。 以前に通った時は倒木が道をふさいでた 山腹道に入らず稜線沿いに多志田山経由で行った方が分かりやすく安全なのかも。 今回は多志田山経由にしたけど多志田山までの下りは落石必至な岩稜帯なので要注意 治田峠〜三池岳 一般ルート 目印、標識を見落とさなければ問題ないかと 三池岳への登りでガレのすぐ脇を通るような危険個所あり 【尾根道】三池岳〜三角点〜お菊池〜八風キャンプ場 一般ルートだけど上部はかなりの激坂 下りで使うべきではないルート(なら使うなよ) |
写真
装備
MYアイテム |
78podory
重量:-kg
|
---|---|
個人装備 |
ヘッドランプ 2 BDストーム 旧型(ドム)100g, 現行型62g
予備乾電池 単三x6, 単四x4
地図 1 山と高原地図(45)'19
GPS 1 253g Garmin GPSmap 62SCJ *エネジャイザー込
携行食 忍者めし、ラムネ、チョコ、ミックスナッツ
医薬品
携帯 1 iPhone XS
防寒着 2 TNF ライトヒートジャケット195g, Nangaダウンパンツ297g
時計 1 Garmin 920XTJ
ツェルト 1 255g ヘリテイジ ストックシェルター
シュラフ 1 580g mont-bell ULスパイラルダウンハガー#3
シュラフカバー 1 200g mont-bell モンベルブリーズドライテック
携帯用予備バッテリー 1 Anker 10,000mAh
サングラス 1
予備衣類 1 シャツ、ショートパンツ、アンダーウェア、靴下2足
薄手のグローブ 1 RealMethod ライトゲーム
防水グローブ 1 Extremities Waterproof Sticky Power Liner
エマージェンシーシート 1 106g SOL
無線機(バッテリー大)+GPS+マイクスピーカー 1 435g VX-8D (GPS、マイク, アンテナSRH789)
ストック 1 232g ヘリテイジ ULトレイルポール 110cm *バスケット&石突カバー未着装
浄水器 1 60g ソーヤーmini
レインジャケット 1 211g TNF Endurance Hoodie
レインパンツ 1 204g TNF Endurance Pants
ザック 1 340g 山と道mini
無線機用予備バッテリー 2 SBR-14LI x1(120g), FNB-101LI x1(99g)
ボトルホルダー 2 61g TNF TRボトルポケット, 52g グラナイトギア ボトルホルスター
マット ザックの背面パッドを兼用
ウェストポケット 2 32g 山と道 ZIP pack
ジェル系 10 マグオン、ヴェスパプロ
ツール 1 25g スノーピーク トゥーバ
財布 1 BBP
レトルト食品
帽子 1 忍者トレイル
アクションカメラ 1 AS200V
熊鈴 1
ウェストポーチ 2 32g 山と道 ZIP pack
トレランシューズ 1 HOKA EVO MAFATE *インソール:スーパーフィートブルー
サコッシュ 1 ロウロウマウンテンワークス
ヘッドバンド 1 フーディニ
スポーツタオル 1
920XTJ用充電クレードル 1
|
感想
二年前に三泊五日でチャレンジ
「鈴鹿全縦走 103km (柏原〜霊仙山〜五僧・横根・荷ヶ岳・仙香山・錐山・油日岳〜柘植駅)」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1132379.html
これに気をよくして今度は二泊三日で三度目のチャレンジを挑んだのだけど
二日目の朝に敗退下山〜
初回は三日目の朝だったけど
「鈴鹿全山縦走北半分(柏原〜霊仙〜三国岳〜鈴北〜御池〜藤原〜銚子〜竜ヶ岳〜三池〜釈迦〜国見〜御在所岳〜武平峠)」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-869562.html
今度も朝に早々と下山(笑
やはり練習不足と経験不足
夜通しナイトハイクの経験はあるけど18時間も行動する事は初めてだったし
今回初めて使う道具があってそれが不具合があったり
シェルターの設置が甘かったり
防水対策が甘かったり
雨の経験が足りなかったり
ちょっと準備不足だったね
初日で43km、竜の手前まで行けたのは自分でも驚いたけどそれがオーバーワークだったみたいで二日目は睡眠時間が充分とってあったにも関わらず脚が重く続行する自信がなく雨の中でまたビバークする不安もあり三池岳を登りながら自分の余力と相談して三池に着く前には下山を決断
色々と課題の残った縦走でした
下山してから色々と不具合が出てきて縦走を中断して良かった
次回があるかどうかは分からないけど事前準備は万全にしないとね
色々と応援ありがとうございました。
一日目
午前0時にスタート
なんかTJARみたいでカッコいいと自分に酔ってた(笑
霊仙山は順調に通過して谷山から県界尾根へ
ここでは小ピークがたくさんあるけど今回もいかに小ピークを巻くか
いくつかチャレンジして成功したりダメだったり
そしていつもランチしてるポイントでまさかの道間違い
目の前にテープがありそれにつられて行ってしまったが数mで異変に気付いて事なきを得たけど初見で来た人は間違いに気づかずそのまま行ってしまう恐れがある
五僧峠で下調べしておいた廃村の水場で給水しようとしたら水が枯れてた
でも大丈夫、岐阜県側もチェック済みだったからそっちへ
水量が少なかったけどなんとか給水
ここで給水できるかどうかは死活問題だから
五僧からは激藪ルート
東ヨコネはいつもは寄ってたけど今回はパス
相変わらずの藪をかき分けて三国に着くとホッとするね
三国からは高速道路、かといってペースが上がるわけじゃないけどね
鈴北に登ってる時にふと巻き道に目が行った
派手に目印をつけてたから
てっきり上でつながるのかと思って行ってみたらなんと行きつく先は急峻な谷
そして目印は谷の下へ続いてる、、、
どうやら下山ルートだったみたいで無駄足だった
御池岳への分岐で風が弱かったからランチにして御池岳登頂
すぐに藤原岳を目指す
藤原までの稜線歩きはアップダウンも少なく楽しいルートのはずだけど天気が微妙で雨が降りそうだし強烈な眠気に襲われて楽しくない(笑
余りの眠さに頭陀ヶ平の手前で初めて仮眠したった
たった10分だったけどそれでもスッキリして先を急ぐ
だーれもいない藤原岳を足早に去り
倒木が多かった山腹道は避けて多志田山経由で治田峠へ
そしたら治田峠付近からなんとチェーンソーで整備した痕跡が
こないだ整備されてると話を聞いたけど信じがたくでも実際に目の当たりにして驚いた
藤原から竜までの縦走路は未だかつて整備された事がなかったのにこんな事は初めて
ありがたい事です
そして当初の目的地であった銚子岳分岐へ到着するも時間が早いからと更に先へ
この調子だと日没くらいには石榑峠まで行けるんじゃないか
水場のある風のしのげそうなテン場のある石榑峠まで行けたらラクだぞと考えてたけど
一日目で普段以上に行動し続けてたし雨も降りそうで降られる前に幕営した方が賢いし
早くビバークしたならその分早く起きて行動すりゃいいだろうと竜まで行かずにビバークする事に
静ヶ岳なら南風に対して竜ヶ岳の陰になって風も強くあたらないだろうという判断もあった
尾根の陰に適地を定めて幕営
風は思った通り暴風にさらされる事は無かったけど
振り続ける雨にストックシェルターは毎度の事ながら浸水
これも織り込み済みだったけど詰めが甘くて浸水してそこにザックがあったから当然ザックも浸水
シュラフカバーも浸水してシュラフも濡れる
夜中にトイレに行きたくなって起きるも外は雨だから外に出たくなくて我慢して起床時間の2時を待ち準備する
外に出ると意外に小雨でさっさと撤収して二日目スタート
二日目
夜のせいもあるけど視界1mの濃霧
ヘッデン点けたら光が乱反射して余計に見えない
ヘッデン消した方が見えるから無灯火のまま先へ進む
こんな事は知ってるルートだったからこそできる事
すぐ目の前の地形が分かるから暗闇でも歩ける
そうでなければ道迷い必至
でもそれも竜ヶ岳の表道の激下りが始まるまで
さすがに激下りは足元が見えてないと厳しいからヘッデンで足元だけを照らしてゆっくりゆっくり進む
手にもって足元を照らせば良かったのに頭に付けたままだから前かがみになって中腰で歩いてたから今は脚より腰が痛いw
三池へ登り始めると足が重くてペースが明らかに遅い
こんなんじゃ先が思いやられるからこりゃ中断した方がいいなと思い始める
けどそれでも御在所までいってロープウェイでセレブ下山して温泉入って帰る事を妄想しながらナチュールでの食事を励みに歩いてたけど三池岳に登頂する頃には釈迦すら厳しいだろうと判断して下山へ
歩ける内に下山しないといけないから
さて下山は色々とルートがあるけど石榑峠へ戻るくらいなら直接麓へ下山した方が早い
でも他で利用した事があるのは福王山難路だけ
あそこをこんな時に使いたくない
で、八風峠経由か尾根道
下山を決めた今となってはもうこれ以上先へ進みたくないという思いから尾根道で降りる事に
行ってみたら福王山難路にひけをとらない激下りやんけ
でもまあ福王山難路に比べたら歩けるからどーにかこーにか下山し実家の家族へ電話して無事回収されましたとさ
八風キャンプ場に着く頃からレインが浸水し始め脚はベタベタ
ジャケットも胸の辺りが濡れてきて下山して良かった
帰宅後荷物を片付けてたらザックの浸水は思ってた以上に酷く
中の防水バッグすら浸水してて防寒着も濡れてた
結果的に下山の判断は懸命だった
まだまだ雨には弱いみたいで経験不足が露呈した山行でした
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