【奥秩父縦走】3days 甲武信ヶ岳・国師ヶ岳・金峰山
- GPS
- 24:31
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 3,388m
- 下り
- 2,951m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:33
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 9:43
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 6:14
天候 | 晴れたり曇ったり雪降ったり。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
なし |
写真
装備
個人装備 |
・レジャーシート<br />・ガチャ類<br />・テントマット<br />・エアマット<br />・シュラフ(夏用)<br />・シュラフカバー<br />・ダウン上下
ぞう足<br />・カラトリ
ナイフ<br />・水袋<br />・テルモス<br />・タオル<br />・新聞紙<br />・ゴミ袋<br />・トレペ<br />・地図
地形図
コンパス<br />・熊鈴<br />・ヘッドライト(予備電池含)<br />・ストック<br />・レイン上下<br />・グリップ手袋<br />・ゲイター<br />・ザックカバー<br />・日焼け止め
歯ブラシ<br />・充電池
ケーブル<br />・カメラ
・軽アイゼンorチェーンスパイク
ランタン
|
---|---|
共同装備 |
・テント<br />・ロープ30m<br />・テルモス<br />・エマージェンシーキット<br />・コッヘル×1
バーナー
ガス
ライター
|
感想
大型GW後半は、東アルプス縦走。以前より少しずつ行って来た、奥多摩駅〜みずがき山荘迄の縦走路で、一番の核心を持つ甲武信ヶ岳〜国師ヶ岳を含むルートです。
前・中盤は、アルパイン中心の山行だったのでこなれた山域でのんびりと歩いて来ました。
5/3
09:54 雁坂峠登山道入口 10:10 雁坂トンネル有料道路料金所駐車場 10:44沓切沢橋 11:21沓切沢出合 11:58 井戸ノ沢出合 13:11雁坂峠13:19 13:40 雁坂小屋 14:03 雁坂峠 14:49 雁坂嶺 15:56 東破風山 16:38 破風山 17:27破風山避難小屋
塩山駅からバスで道の駅みとみへ。普段電車・バスを使わない自分にとっては、そこまで人が居ないだろうと舐めていました。所がどっこい。GWの半ばという事もあるのでしょうがものすごい人でした。その前の八王子→塩山の中央線もホームから落ちそうな位の人が居て、みんな高尾山で降りるだろうと思っていましたが、所がどっこいで、大月辺りまでは色んな乗客で賑わっておりました。
話を戻して、8:30塩山駅発のバスがありますが、7:45塩山駅着の電車に乗って行くのが良いですね。
乾徳山に行く人も沢山おり、どちらかというと日帰りの乾徳山の登山者が多かった感じです。
道の駅みとみもごった返しており、入り口で交通整理をしておりました。登山者が車を放置して入山する例が多いようで、我々も車を…と在らぬ疑いをかけられました。(笑)
道の駅から入山です。入るとすぐにキャンプ場があり、沢山の人が釣り堀で釣りをしておりました。ここからしばらくは明瞭なアスファルトの林道歩きになります。雁坂トンネル道を眼下に見ながら登っていきます。枝垂桜が奇麗です。
小一時間ほど歩くとアスファルト道が終わり登山道になります。ようやく登山開始と言った感じ。途中ナメラ沢への下降点を通過し、踏切沢を渡渉します。しばらくは沢沿いを歩きつづら折りの坂道を登っていくと雁坂峠に到着です。
5パーティ程の登山者が休憩をしておりました。みんな思い思いの方角からやってこられたようです。
我々は破風山避難小屋泊の為、雁坂小屋へ水を貰いに行きます。北面は、まだ残雪があり登ってくる登山者とのすれ違いに苦労します。雁坂小屋はのんびりとした小屋で良い所ですね。お水を一人3.5リッター頂き先を目指します。雁坂嶺までの地味な登りが続きます。破風山方面からはソロの登山者が降りてきます。雁坂嶺から先。戸渡尾根までは未踏の為、ワクワクです。
この辺は意外と岩場があってかつ、岩が大きいので歩きにくいです。東破風への登りも雪が着いていて軽アイゼンでもあると安心です。東破風から西破風も地味な岩場が続きます。150m程高度をあげますが、この辺はあまり気にならないです。西破風を越えると、避難小屋までは一気に250m程落とすため、目の間に景色が広がります。テントは見えないので、小屋には人が少ないのかな。
近くまで来ると小屋から煙が出ており、中で登山者が焚火をしているようです。小屋は意外と広く2パーティ4名の登山者が居りました。挨拶をして場所を少し分けて頂き今日の山行はおしまいです。水も潤沢にあり、暖かい小屋でのんびり出来ました。
5/4
04:31 破風山避難小屋 05:40 木賊山まき道分岐 05:46 戸渡尾根分岐 05:54 木賊山 06:11 甲武信小屋 06:58 甲武信ヶ岳 07:23 2353m地点 07:38 水師 08:20 富士見 08:52 両門ノ頭 10:00 東梓 10:43 国師ノタル 13:08 国師ヶ岳 13:18 三繋平 13:26 北奥千丈岳 13:31 三繋平 13:36 前国師ヶ岳 13:56 夢の庭園 14:14大弛峠泊
この日はこの山行一番の核心。この尾根上で一番地味で長いルートの歩きになります。とにかく気持ちを切らさないように歩くしかないのですが… 自分が一番苦手な林道歩きとなり頑張って歩いて行こうと思います。
頑張れば、大弛峠の快適なテン場でのんびり出来る為、早朝からの行動とします。
避難小屋から木賊山を目指します。登り始めてすぐに日の出にあい、甲武信ヶ岳小屋からの沢山の登山者が降りてきます。みんな今日は笠取小屋辺りまで目指すようです。途中の賽の河原では朝日に映る景色を楽しみます。無風で快晴で好天を疑わない天気です。
甲武信ヶ岳小屋への巻き道は使わず木賊山を目指します。戸渡尾根・徳ちゃん新道の出合を過ぎ、木賊尾根の出合を過ぎ木賊山を越え甲武信ヶ岳小屋に到着です。歩き慣れた道が続きます。甲武信ヶ岳小屋には沢山の登山者がおりテラスで食事をとっています。我々もテラスで一本立て、甲武信ヶ岳を目指します。甲武信ヶ岳を過ぎいよいよ林道です。ここからはしばらくは雪もありそうなので、チェーンスパイクを履いて、歩きます。スパイクが程良く効いて快適に下っていけます。ここから先はとにかく地味で書くことも無いほどの道が続きます。たまに南側が開けて景色を見たり自分たちが移動をしているなという事を確認することが出来ます。
水師→冨士見→両門ノ頭→東梓→国師ノタル→国師ヶ岳 とつないで行きます。国師ノタルから登りになっていて、約300m程度の登りがあります。快晴だった空も段々と雲がかかって行きます。国師ヶ岳の稜線に出るころには灰色の空に。一雨来るかなと思っていたら遠くで雷が鳴りだし、雪あられが降ってきました。甲武信ヶ岳方面は真っ暗です。すぐに止むだろうと思っておりましたが、なかなか収まらない。あられもだいぶ振ってくるようになり、雷も近づいてきました。
その間に、国師ヶ岳のピークを踏み、北奥仙丈ヶ岳に着きました。出合に置いておいたザックは雪が着いて真っ白になっています。雷が近づいてきた事とあられが雪に変わって来たので早々に大弛小屋に向かいます。
小屋に着いた頃には、銀世界になっていました。小屋に着いて雷はだいぶ収まって来てはいますが、雪がしんしんと冬の様に降っています。気温も下がって来て服も濡れだして寒いので慌ててテントを建てて中に避難をしました。
夜半前まで降り続けましたが、夜には星が奇麗に出て、翌日も快晴になりそうです。
5/5
04:46 大弛峠 05:24 朝日峠 05:50 朝日岳前の展望岩場 06:09 朝日岳 06:42 鉄山 07:32 金峰山 07:48 五丈石 08:11 金峰山小屋分岐 08:21 千代の吹上 08:29 砂払いノ頭 09:45 大日小屋 09:56 鷹見岩分岐 10:26 富士見平小屋 10:35 富士見平林道終点 10:47 富士見平林道交差 11:00 瑞牆山荘G
大弛峠からみずがき山荘までの道は自分は過去に厳冬期も含めて何回も歩いている道の為、ただの下山道となる道である。
朝日岳で朝日をみようと少し早めに起床をするが、出発時にちょっとしたトラブルが発生し出発が遅れる。
朝日岳の岩場は、何回訪れても素晴らしい眺望である。今回も天候に恵まれ西に南アルプス。東に北奥仙丈ヶ岳。南に富士山を見て取れる。朝日岳を越えると金峰山までの地味な登り。鉄山を過ぎ、シャクナゲ帯を越えると金峰山の稜線に飛び出す。ここもまた素晴らしい景色を堪能できる場所で、眼前に八ヶ岳が広がり、眼下には瑞牆山を見る事が出来る。
金峰山に近づくと沢山の登山者が居り、賑わいを味わう事が出来る。朝から山頂付近は沢山の登山者が居る。
また、富士見平泊であろう軽装の登山者がちらほらと出て来る。この山行最後のピーク金峰山で記念写真を撮り、五丈岩のふもとで一本立てる。昨日の寒気の影響か山頂付近は風もあり寒さを感じる。 二人ともここから先の道は歩いたことがある為、休憩もほどほどに早々に下山をする。稜線上は、山頂を目指す登山者が続々と上がってくる。砂払の頭を過ぎると親子連れの家族も。子供たちはアイゼン無しで上がってくる。2200m辺りからみんなアイゼンを付けているが、そこから下はみんな登山靴で登っている。我々は大日岩を過ぎた辺りでチェーンスパイクを脱ぐ。昨日の甲武信ヶ岳からチェーンスパイクを付けていたがようやく解放される。
大日小屋を過ぎ、富士見平小屋へ着くと小屋には沢山の登山者が居た。これから登ろうとして居る者やテントの準備をしているもの。チェーンスパイクで登頂出来るか?と聞いてくる方も居る。バスの時間が怪しい為、11時までにはバス停に着きたいので、休憩もそこそこに下山を急ぐ。無事にみずがき山荘に到着。お疲れ様でした。
初めてのバスでの下山に韮崎駅までビールで乾杯をして最後までのんびりである。
韮崎駅では電車が来るまで1時間程余裕があり、スーパで買物をして電車に乗ったが、GWということもあり、沢山の帰宅者が居り、立っての乗車となった。
おわり。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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あと少しでコンプリート!
感動のフィナーレなるか(*´-`)
ここまで長かったね❗後少し頑張ろう。
次も長いのが待ってるよ〜(笑)
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