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Yamareco

記録ID: 186272
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

2012/04/28-30 白馬三山

2012年04月28日(土) ~ 2012年04月30日(月)
 - 拍手
GPS
52:08
距離
17.1km
登り
2,289m
下り
2,276m

コースタイム

 1日目 猿倉荘6:01-第2堰堤7:06-大雪渓-小雪渓-白馬岳頂上宿舎15:16幕営

 2日目 頂上宿舎8:06-杓子岳10:12-小鑓-鑓ヶ岳12:56
2774mピークと天狗山荘の間-鑓沢-鑓温泉と杓子沢出合手前右のコル15:16幕営

 3日目 杓子沢出合近くのコル6:15-双子岩尾根ー双子岩7:55-1824mピーク-1502mピークー猿倉荘10:12-倉下の湯
天候 4/28 快晴
4/29 晴れ
4/30 高曇り、猿倉荘駐車場で小雨
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
秦野から猿倉駐車場
コース状況/
危険箇所等
初日の大雪渓から頂上宿舎
10歩毎にべた雪を股まで踏み抜き、体力消耗。夏時間の1.5倍。
特に初日なので荷が重い。25kg程度か?。ルートは第二堰堤から
大雪渓に入り途中、白馬尻小屋の冬季撤去された小山を越え、
閉鎖中の頂上宿舎まで。葱平からが急騰できつい。
高気圧すっぽりなれど、地域風で夕方、早朝風が強い。幕営はしっかりと。
ペグでなく、風上にはピッケルや雪を詰めたスーパの袋を使いま:す。

二日目の頂上宿舎から鑓温泉下
空荷で5月連休から営業中の白馬山荘でトイレ借り白馬岳ピストン。
その後、杓子岳は私と、酔っとまんさんは巻いて小鑓へ。
小鑓頂上手前にライチョウが巣を作っている様子で、初めて冬毛のライチョウを
撮影できたのがうれしい。グルグルと低い声で鳴いていた。周りのイワヒバリの声がかわいい。
鑓へ上り、夏道の鑓温泉分岐の手前のコルから鑓沢を他のスキーヤーに習って、シリセード、カナリの距離を滑れて楽しい。でもべた雪。鑓温泉探すも今年はユキノシタに埋まっている様子。この辺りは雪崩のデブリも多く登山道に復帰する予定だったがさらに下の、杓子沢とやり沢出合い直前右の小ピークに幕営。

三日目は双子岩経由猿倉へ
鑓沢を下り杓子沢出合い部を横断しGPSで位置確認。双子岩南西尾根の右側の沢を詰め、尾根に取り付く。急な部分はキックステップで双子岩のすぐ左に出る。一般登山道に合流。スキーヤーが沢山居りテントも一つ有った。ここ双子岩と1624m峰の間で一休み。夏道は埋まっているので次の目標を、北の1502m峰に定めるが視認は出来ない。コンパスで下山、途中沢が雪で埋まっており地形図確認が難しい。GPSで右にずれているのを確認し、さらに急な沢を迂回トラバースし、左隣の沢をシリセードでくだる。小沢を横断し計測すると、予定通り1502m峰すぐ側であった。埋まった一般登山道をコンパスあわせて進み、途中一本尾根の右の沢の崖に出たので崖沿いを左に行くと再度一般登山道の尾根に合流。後は急な下りを猿倉荘まで。

交通費と朝夕食費分担金=6700円/人 (昼の行動食は各自持参)

下山後の温泉等:倉下の湯500円 貴重品コインロッカー100円。源泉ドバドバの良いお湯です。
猿倉荘6:01
2012年04月28日 05:59撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/28 5:59
猿倉荘6:01
第2堰堤7:06
大雪渓
2012年04月28日 07:03撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/28 7:03
第2堰堤7:06
大雪渓
大雪渓
2012年04月28日 07:42撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/28 7:42
大雪渓
すぐ先が、白馬尻小屋の場所です。冬季は解体されているので雪の小ピークでした。
2012年04月28日 08:11撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
1
4/28 8:11
すぐ先が、白馬尻小屋の場所です。冬季は解体されているので雪の小ピークでした。
小雪渓
村営白馬岳頂上宿舎が見えてから急騰に突風。
中々大変。
2012年04月28日 13:23撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/28 13:23
小雪渓
村営白馬岳頂上宿舎が見えてから急騰に突風。
中々大変。
白馬岳頂上宿舎15:16幕営

2012年04月28日 15:22撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/28 15:22
白馬岳頂上宿舎15:16幕営

白馬岳頂上宿舎15:16幕営
2012年04月28日 17:21撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/28 17:21
白馬岳頂上宿舎15:16幕営
白馬岳頂上宿舎15:16幕営
タケノコの土佐煮とワイン
2012年04月28日 17:35撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/28 17:35
白馬岳頂上宿舎15:16幕営
タケノコの土佐煮とワイン
スイーツはぜんざい
2012年04月28日 17:45撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/28 17:45
スイーツはぜんざい
ヒレステーキとロースステーキに焼き茄子。
2012年04月28日 17:47撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/28 17:47
ヒレステーキとロースステーキに焼き茄子。
タケノコご飯。
高地なので炊飯大変!。
2012年04月28日 18:58撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/28 18:58
タケノコご飯。
高地なので炊飯大変!。
頂上宿舎8・06
2012年04月29日 06:00撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/29 6:00
頂上宿舎8・06
白馬岳(しろうまたけ)
空荷でピストン。
2012年04月29日 06:56撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
3
4/29 6:56
白馬岳(しろうまたけ)
空荷でピストン。
杓子岳は、昨年9月行ったし、年なので巻きました。
2012年04月29日 11:12撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/29 11:12
杓子岳は、昨年9月行ったし、年なので巻きました。
2012年04月29日 11:12撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/29 11:12
ライチョウは小鑓のすぐ手前です。
2012年04月29日 11:59撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/29 11:59
ライチョウは小鑓のすぐ手前です。
鑓ヶ岳12:56
△・
2012年04月29日 12:56撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/29 12:56
鑓ヶ岳12:56
△・
鑓沢と杓子沢出合手前右のコル15:16幕営
ビバーグ準備完了。下から上の鑓沢を望む。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=364343.006&l=1374636.787
☆☆

2012年04月29日 16:35撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/29 16:35
鑓沢と杓子沢出合手前右のコル15:16幕営
ビバーグ準備完了。下から上の鑓沢を望む。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=364343.006&l=1374636.787
☆☆

鑓沢と杓子沢出合手前右のコル15:16幕営
ペンネのクリームパスタとポトフ。
フライシート色になっています。
2012年04月29日 17:06撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/29 17:06
鑓沢と杓子沢出合手前右のコル15:16幕営
ペンネのクリームパスタとポトフ。
フライシート色になっています。
鑓沢と杓子沢出合手前右のコル15:16幕営
ポトフ、たけさん撮影。
鑓沢と杓子沢出合手前右のコル15:16幕営
ポトフ、たけさん撮影。
鑓沢と杓子沢出合手前右のコル15:16幕営
撤収です。フライシートはしまいました。正面の
黒岩の左りを直進し、ピーク手前の尾根先の沢をを左に上り途中尾根へ左に詰め上げます。
2012年04月30日 05:34撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/30 5:34
鑓沢と杓子沢出合手前右のコル15:16幕営
撤収です。フライシートはしまいました。正面の
黒岩の左りを直進し、ピーク手前の尾根先の沢をを左に上り途中尾根へ左に詰め上げます。
鑓沢と杓子沢出合を渡りここで左折し双子岩を目指します。双子岩はここからだと重なって一つしか見えません。正面の樹林の沢を詰め左の双子岩南西尾根(仮称)に登り稜線に向かいます。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=364349.7186&l=1374659.2
2012年04月30日 06:57撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/30 6:57
鑓沢と杓子沢出合を渡りここで左折し双子岩を目指します。双子岩はここからだと重なって一つしか見えません。正面の樹林の沢を詰め左の双子岩南西尾根(仮称)に登り稜線に向かいます。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=364349.7186&l=1374659.2
鑓沢と杓子沢出合手前右のコル6:15出発
GPSで位置確認しこの沢から双子岩南西尾根(仮称)経由で双子岩の左の小日向のコルに有る1824m峰を目指します。
読図しコース説明をする、i_wata18.。
キックステップで上りつかれたので一休み。ここは地形図の双子岩左下1780m小ピーク辺り。
2012年04月30日 07:35撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/30 7:35
鑓沢と杓子沢出合手前右のコル6:15出発
GPSで位置確認しこの沢から双子岩南西尾根(仮称)経由で双子岩の左の小日向のコルに有る1824m峰を目指します。
読図しコース説明をする、i_wata18.。
キックステップで上りつかれたので一休み。ここは地形図の双子岩左下1780m小ピーク辺り。
CCスキーは15から20万円だそう。
小日向のコルの1824m峰に居た方の、シリセーダ525円。
これなら買える?。
2012年04月30日 08:09撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/30 8:09
CCスキーは15から20万円だそう。
小日向のコルの1824m峰に居た方の、シリセーダ525円。
これなら買える?。
7:51 双子岩左尾根の夏山登山道に登頂。8:25出発。小日向のコルにスキーヤーが幕営中。
2012年04月30日 08:25撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/30 8:25
7:51 双子岩左尾根の夏山登山道に登頂。8:25出発。小日向のコルにスキーヤーが幕営中。
たけさん、シリセードー!
この辺り、右は崖、左はスキーでないと滑らない緩斜面。シリセードーに手ごろなところ探してGO!.
2012年04月30日 08:59撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/30 8:59
たけさん、シリセードー!
この辺り、右は崖、左はスキーでないと滑らない緩斜面。シリセードーに手ごろなところ探してGO!.
9:18 このすぐ後が予定通り1502m峰だと説明する、i_wata18。
一応現在地のGPSは下記。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=364436.103&l=1374723.902
2012年04月30日 09:18撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/30 9:18
9:18 このすぐ後が予定通り1502m峰だと説明する、i_wata18。
一応現在地のGPSは下記。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=364436.103&l=1374723.902
その後、コースが右にずれるも崖沿いを左に行き無事登山道に合流。
2012年04月30日 09:58撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/30 9:58
その後、コースが右にずれるも崖沿いを左に行き無事登山道に合流。
倉下の湯で汗を流し、倉下の湯駐車場の桜の下でお昼ご飯。
2012年04月30日 12:43撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/30 12:43
倉下の湯で汗を流し、倉下の湯駐車場の桜の下でお昼ご飯。
猿倉からの帰り道、車道脇で摘んだ、フキノトウ、駐車場脇で摘んだツクシの炊き込みご飯。
初めから野菜を入れず、蒸らしのタイミングで入れるのが香りを残すポイント。ここは低地なのでおこげも無く美味しくご飯が炊けます。
2012年04月30日 12:48撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/30 12:48
猿倉からの帰り道、車道脇で摘んだ、フキノトウ、駐車場脇で摘んだツクシの炊き込みご飯。
初めから野菜を入れず、蒸らしのタイミングで入れるのが香りを残すポイント。ここは低地なのでおこげも無く美味しくご飯が炊けます。
キンメダイと玉子焼き。
2012年04月30日 12:48撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/30 12:48
キンメダイと玉子焼き。
ハルシメジの味噌汁。
2012年04月30日 12:50撮影 by  Canon IXY 600F, Canon
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4/30 12:50
ハルシメジの味噌汁。
撮影機器:

感想

今回は盛りだくさんの計画でした。
→白馬三山縦走、雪山幕営訓練、グルメ、滑落停止訓練、シリセード、雪山バリエーションルート読図、などなど。
→高気圧に覆われても、夕方と明け方はかなり局地風が吹くので幕営しっかり。
 ペグでは雪に効かないので、ピッケルと雪入りスーパの袋を使います。
 雪で地形が変わり、地形図の小ピークなどは埋もれたり小さくなってします。
 積雪時は基本、スキーヤーと同じく沢を歩くので雪で埋もれた夏道とは違う
 ところを自分でルーファイしなければならない。テープなど無し。
 GPSは時々嘘つくので、二台照合してよかった。 

経験地が、またかなりアップした気がします。

今回はあまり無い移動性高気圧にすっぽり覆われた最高の天気でした。

他の登山者はほとんどCCスキーでした。ボーダも少し。
聞いてみると、1セット15-20万円とか。ヤフオクで買うのが良さそう。
来年は欲しいなぁ。どこからか降ってこないかな。
せいぜい、525円のシリセーダかな。

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コメント

気が付かなかったっす
i_wata18 さま
tannzawa さま


まいどです。
芋亀
これ、気が付かなかったっす


今宵もへべれけなので今度ゆっくりはいけんすます

でも、勉強熱心ジャマイカ
2012/5/23 23:54
このコース、鑓沢から後は
一応、冬道、スノーバリエーションです。
2012/5/24 18:06
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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