黒部名水マラソン翌日の立山縦走。
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- GPS
- 07:35
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,052m
- 下り
- 1,040m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 7:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
立山〜美女平;ケーブルカー約7分乗車 美女平〜室堂;大型バス約40分乗車 往復4,310円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●室堂〜みくりが池〜雷鳥荘; 少し下りもありながらの、石畳ルート。観光客用という感じです。 ●雷鳥荘〜雷鳥沢キャンプ場; ルートは雪に覆われています。急斜面の下り。 ●雷鳥沢キャンプ場〜剱御前小舎; 小舎の直前で雪が切れるまでは、完全な雪道急斜面登りです。 雪がグズグズなため、結構滑ります。 滑落するような雪質ではないですが、尻セードにも向かないようです。 ●剱御前小舎〜別山〜真砂岳; 一瞬、下へ降りそうになりますが、山の方へ向かいましょう。 一部雪に覆われた稜線歩きです。斜度は緩やか。 別山からは200mほど降りて登り返しです。真砂岳は巻くこともできます。 ●真砂岳〜富士ノ折立; 急峻にそびえたつ姿に圧倒されますが、斜度としては見た目ほどではありません。 富士ノ折立のピークに立つためには、ガレた岩登りをする必要があります。 ピークに立たずとも、巻き道を行くことも可能です。 ●富士ノ折立〜大汝山(立山)〜雄山; 斜度はほとんどないですが、雪で覆われている部分が多数。 大岩に雪が積もっているので、踏み抜きがあちこちに発生します。 ここまで縦走してきた身には結構な疲労が追加されます。 ●雄山〜一の越山荘; ガレた急斜面下りです。一気に標高が落ちます。落石に注意。 ●一の越山荘〜室堂; 一面雪の緩やかな斜面です。ポールの目印通り進めば問題ありません。 ザクザクと降りれるので楽に進むことができます。 ●イオンモバイル(docomo電波)状況; 室堂から上は、ほぼ全域でよく繋がりますが、バス内では圏外が多いです。 |
その他周辺情報 | ●下山後のお風呂;「よしみね ゆ〜ランド」 https://www.yoshimine.or.jp/?page_id=37 大人610円 (中学生以上)小人310円 (3歳以上小学生まで) JAFまたはモンベルで10%割引あり。 リンスインシャンプー、ボディソープあり、ドライヤーあり、鍵付きロッカーあり |
写真
装備
個人装備 |
GPS(1)
ストーブ・ライター(1)
携帯電話(1)
救急セット(1)
防寒着
着替え(1)
デジカメ(2)
携行食(2)
地図
コンパス(1)
ドリンク(2)
ヘッドランプ(1)
アイゼン(1)
予備電池(1)
スパッツ(1)
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感想
黒部名水マラソン参加のため、日曜日に黒部へ。
せっかく黒部まで来るなら、山もつけたいよね〜。
天気予報が良さそうなら、会社に年休届を出して月曜立山へ!
・・とか考えながら・・
立山は、中学生のときに親に連れられて来て以来。
山に対して物心もついてなかったので、懐かしい気持ちと、新鮮な気持ちがミックスです。
マラソン自体は気温30℃超えで暑すぎたので無理せずセーブ。
まぁかえって良かったですね。
これが好タイム狙えるような気候ならムチャして翌日山どころじゃなかったかも。。
さておき。
黒部マラソン完走後、テント装備を準備して立山駅へ。
16:40発が室堂へ行くための最終なので頑張ったが、、3分遅れで乗れず。。
仕方ないので温泉に入り、富山市内を徘徊し、翌朝の始発をねらい車中泊します。
月曜なので始発は7:00。室堂着は8:30。立山駅に戻るための終バスが17:05。
縦走周回にはぎりぎりっぽいが、きっと行けると信じて、周回コースの起点となる雷鳥沢方面へ。
遠くに雷鳥の鳴き声が聞こえるのでよく探すと、1羽だけ目撃。
観光客に交じりながら黙々と歩いて9:20雷鳥沢キャンプ場へ。
だだっ広い雪原にテントが2〜3張。とても快適そう。昨夜来たかったなぁ・・
今日も良い天気。これから縦走する剱御前小舎から大汝、雄山までとてもよく見渡せます。
まずは、上に見えている標高差400mほどの剱御前小舎を目指します。
今シーズンは、マラソン大会ばかり出ていたので雪山ハイクは初。
昨年買ったアイゼンもようやく試してみながら一歩一歩。
しかし、昨日の疲れなのか、久しぶりの雪山だからか、雪質のせいか、、一歩が重い・・
数歩進んでは、ストックに体重をかけてゼイゼイ・・
そこに見えている剱御前小舎までなかなか近づかず。。
予定では雷鳥沢から1.5hくらいで着くはずが、2時間弱の11:15。先が思いやられます。
それでも、登り上げた場所から眺める剱岳のスケール、遠く見える槍ヶ岳、白馬方面等々・・
さすが北アルプスの中心地の大絶景。元気がでました。
縦走路に出ると、斜度も緩やかに。
雪道とのミックスながら、安定した登山道なので多少スピードも回復。
予定のコースタイムでは、小舎から3時間の雄山を目指します。
終バスもあるので少し急ぎ気味に。・・が、なかなか・・
別山を通過し、真砂岳を通過すると、ようやく疲労も抜けて少し元気に。
北アルプスの絶景を左右に見ながら軽快に歩きます。時間もなんとなく読めてきた。
きっと13:15には富士の折立、13:30には大汝、雄山へ行けるだろう・・
と思ったのも束の間・・まさかの富士の折立がキツカッタ・・
そもそもアプローチが急斜面なのと、ピークを踏むにはガレた岩登りをする必要があり、、
さらにはコースをロスト気味に行ってしまい、、
岩登りの疲労とコースロストのストレスからタイムロスとなってしまいました。
今13:30。少し遅れたか・・
それでも、ここから雄山を回って室堂まで行くにしても、3時間あれば大丈夫だろう。
バスにも間に合いそうなので、ようやく気分もノンビリに。
大汝山で最高点の記念撮影をしたら、いよいよ中学生以来の雄山へ。
あまり記憶がないながらも、奥社への急な階段はなんとなく憶えてる。
あれから30年。再び雄山のピークに立ちます。やっぱり感激!
当時の自分には、「黒部湖がキレイだな」くらいしか感じた覚えが無かったが、、
この北アの景色もきっと見たのでしょう。感慨にふけりました。
歩いてきた稜線も振り返り。意外とキツかった今日を振り返ります。
山座同定しながら360度の絶景にカメラをパシャパシャ。
思う存分楽しんだあとは、帰りたくはないが、、室堂まで降りるのみ。
もう昨日のマラソンの疲れも抜けて良い感じに。
一の越山荘でトイレを済ませ、バッヂも購入し、ガンガン下るのみ。
終バスから1時間早めの16時過ぎに室堂に着くことが出来ました。
フルマラソン翌日ということもあり、どうなるか不安と楽しみが交差した山行でしたが、
終わってみて縦走したルートを一気に眺めると、達成感もアリアリ。
30年前にも訪れたやはりここは特別な場所。
いつか息子くんとも訪れたいと思っています。
Mahitoさん、こんばんは。
応援ナビでフル走られてる様子を見てたのですが...暑さの影響があるとは言え、なーんかいつもの走り方と違うなーと思ってたら...やっぱり何かありましたね
フルの翌日に雪の立山縦走をこなしちゃうなんてさすが別世界の人ですよ
こんばんは!コメントありがとうございます!
マラソンは暑さがあったので、序盤サブフォーペースでのんびり走り、後半伸ばすつもりでしたが、山のことを考えて、足が痛くなるのを恐れてヤメマシタ。。
まさか遠くからネット越しに声援いただいているとは思いもよらず。。恥ずかしい走りをお見せしてしまいましたね。。
セーブしたおかげで、ゴール1時間後にはもうピンピンしてましたよ。。普段もこういう感じが理想ですね。。
でも立山はホント思ってたよりキツカッタです。剱御前小舎になかなか着かなかったときは、もうやめようかと思ったくらいでした。
雷鳥沢キャンプ場は、雪遊びがてら、今でも息子君連れて行っても良いくらいですね。
・・でもせっかくなら縦走かな。やり残した浄土山もクリアしに、いつか二人でリベンジに行きます!
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