好天に恵まれ残雪期もご機嫌な鳳凰三山行
- GPS
- 18:22
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 2,262m
- 下り
- 2,266m
コースタイム
5日鳳凰小屋6:00 → 6:50地蔵ヶ岳 → 8:55観音岳9:05 → 9:30薬師岳9:20 → 10:20観音岳 → 10:52鳳凰小屋への分岐 → 11:20鳳凰小屋13:00 → 16:50御座石温泉
天候 | 4日腫れたり曇ったり、一時小雨 5日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
往復ともアイゼン無しで済ませはしたけれど、燕頭山より先、残雪が残るあたりからの歩行が少々やっかい。 この日、鳳凰小屋ではビールが売り切れで入手できず、残念。 |
写真
感想
一昨年は奥大日岳、昨年は雄山と、同時期、2年続けて立山を訪れた。
一昨年は好天に恵まれたものの、昨年は悪天での道行となり、滑落を経験したりもし散々だった・・・、いや、実はあのシビアな状況がとてつもなく面白かったのだけれど。
とはいえ、今回は独自にやりたいんでちょいと緩めにねせねばと。で昨秋、鳳凰三山を訪れたのは今回の山行を想定してのことだった。
残雪期とはいえ一応雪山、こちらであれば先達に頼ることなく自助努力で山行を果たせるものと想いを巡らせていたところ、昨夏剣岳をご一緒したT井さんの賛同を得、いざ実行に。
はたまた今回も天候に恵まれ、ご機嫌の山行となりましたよ。
鳳凰小屋のテン場までは往復とも御座石温泉からのルートを選択。優に20kg越を背負ってのこの行程がしんどかった。鳳凰小屋手前の残雪道に至ってよりはなおさら。
往路ではさほど実感がなかった御座石温泉間〜燕頭山も、復路の下りが急登であるのを大いに実感、下山完了時は二人ともヘロヘロ。
夏山に向けては歩荷もね、しっかりやっとかなあきません。
鳳凰小屋のテント場では、我々が設営した後も次々と増え続け、夕方には満杯の感が。
当初、スノーフライを持ち出すつもりであったが、小屋のブログを参照し、雨に備えるべくフライシートに変更した。
この日は、幕営後すぐ小雨がチラつく程度で、スノーフライであっても問題はなかったろう。
深夜、強風で樹木を揺らす音が鳴りわたり、幾度か目を覚ますも、テントに支障はなし。
5日早朝より三山を巡るべく出発。
チラッと地蔵ヶ岳が見える頃には、この朝羽織った雪山用のヤッケをザックに仕舞う。ヤッケを着用したのはこの間だけ、両日とも行動時は雪山ではインナーとしているソフトシェルで済ます。とても快適であった。
まあ、天候がこれだけ良いと、アイゼンとピッケルの雪山装備はあった方がよいのだけど、限りなく無雪期に近い快適登山ではありました。
稜線より見渡した周囲の名峰群を眺めやるにつれ(特に北岳)、無雪期もよろしいけれど、山は雪を纏った姿がより麗しいのだと、それぞれの勇姿に感激しつつあらためて確信する。
北アルプスでの遭難を知ったのは下山してからのこと。
家人に下山した旨のメールを送信したところ、
「北アルプスでは天候が悪くて遭難のニュースも有り、南はどうか...と心配してました...」との返信が。
昨年の剣の時もこんな感じだったか・・・、「いつも心配かけてごめんなさいね。」と返信する
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